イリナちゃんとゼノヴィアさんはオムライス、ハンバーグ、パスタ等のメニューを端から端まで注文しました。そんなにお腹空いてるんですね。
お金は問題ないですが遠慮がないですね。いっぱい食べていただけましたらペロロ様とのコラボで支払い金額で最大3万でもらえるグッズが目当てでもあります。
私はコラボ商品のパフェを頼みました。
「本当にありがとう。ヒフミ」
「貸しにしておきますので、困った時は助けてくださいね」
「勿論よ。貸しがなくても助かるわ」
「あぁ、困った事が有ったら教えてくれ、いつでも助けに行く」
厚意は嬉しいですがお2人はスマホ等の連絡手段ないですよね。裏のルートで教会に連絡しないと行けないんですが。
「その人形はヒフミの信仰対象見たいだけどなんでそれなの? 主に変えない?」
「言って良い事と悪い方が有るぞイリナ。アニメキャラに祈るだけで異教徒でもないのだ。誰が何に祈るのも自由だろ?」
「そうだけど、祈るなら主に」
「イリナ。10年も会ってない人間に心よくご飯を奢ってくれると言っていただけただけで奇跡だぞ。ここで見捨てられたら私たちは無銭飲食だぞ」
「あはは、大丈夫ですよ。お金は払っておきますから。ペロロ様をバカにしないならね?」
「祈るのは自由よね」
少し睨みつけてしまいましたがイリナさんは直ぐに納得してくれました。
残念な片鱗がチラホラ見えてきましたね。
注文した品が席に置かれていきイリナちゃんとゼノヴィアさんが空の皿にして行きます。
「お待たせ。急に遊びたいって言ってごめんね」
「問題ないですけど後ろの方達は?」
「えっとね? 来る途中で会ってね? ご飯を一緒に食べようって話になったんだけど」
「兵藤さんは一度お会いして、匙さんとは生徒会室や学校の活動で会ってますが、後の人は会った事がないのですが」
「塔城 小猫です。急に押しかけてごめんなさい先輩」
「良いんですよ。塔城さん。私は他にも来る事に連絡の1つも寄越さないクロナさんに聞いてるんです」
「流れ的にさ。ヒフミだから問題ないと」
「そこの3人は座って好きなのを頼んでください、私の奢りです。クロナさんはそこで立っててください。お話があります」
「えぇ。やっぱり人との関わるのは苦手だよ」
「ご馳走になります先輩」
「クロナ頑張れよ。俺は力になれない」
「会長と同じオーラが出てやがる」
イリナちゃんとゼノヴィアさんの視線が3人に向きます。ここでクロナさんと私がフェードアウトすれば良いですかね。
「少し席を離れますね。なんか其方も話が有りそうですので10分ぐらいで戻りますね」
「嫌だ。助けてよ。イッセー!」
手を掴んで連れて行こうとしますとクロナさんがソファを掴んで抵抗します。
「すまない。クロナ、コイツらと話があるんだ」
兵藤さんはイリナちゃんとゼノヴィアさんに真剣な目で見ています。
「クロナ先輩。頑張って下さい」
「お前の犠牲は無駄にしない」
「ヒフミも聞かない方が良い話かもしれないからわたしも構わないわ」
「私も、ヒフミを巻き込まないためにも、少し離れていてほしい」
「みなさん、ありがとうございます。では10分ほど外しますね。良い友達ですねクロナさん」
「いやだー」