闇の帝王ファウスト   作:四隅

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ペロロ様と同じなんですよ

 

 ORTさんが承認するから最愛ちゃんは死にかけてます。ORTさんが治療の準備をしていますので余程の事がなければ死ぬ事はないと思います。

 

 最愛ちゃんはコカビエルが遊んでいるため、戦えています。

 コカビエルは序盤で出てきていい敵ではないですが、まともに戦えないのは不味いですね。

 援軍でゼノヴィアさんとイリナちゃんが来ましたが状況の好転はしないですね。

 

 神秘液で最愛ちゃんは強くなりましたが、とあるシリーズの能力者である為に体が内側から壊れていってます。別の世界の超能力者だったらデメリットがなかったかもしれないですね。

 

 トドメが来る瞬間まで見守ります。

 

 今後も一緒に居たいので強くなってもらわないといけないですが、最愛ちゃんも無理をしますね。

 

 もうダメですね。

 

 終わりますね。

 

「ORTさん、お願いします」

 

 空想樹の本体がある世界から元の世界の廃墟がある座標に転移する。

 私は紙袋を被り、アサルトライフルを構えます。

 

 ORTさんが世界を切り替える。

 空想樹の種子を5体連れて行きます。

 

「じゃあな小娘。楽しませてもらったぞ」

 

 コカビエルの光の槍をアサルトライフルで殴って弾きます。思ったより簡単に弾き飛ばせました。なんで、こんなのにみなさん苦しんでいるんですかね。

 

 アサルトライフルを消して、優しく最愛ちゃんをお姫様抱っこします。

 

「中々に楽しかったですよ。私も最愛ちゃんがここまで頑張るとは思ってませんでした」

 

「誰だ」

 

 私が現れた事で戦いが中断されます。廃墟にいる者は全員が私とコカビエルを見ています。主人公陣営は満身創痍ですね。コカビエル陣営は最愛ちゃんがつけた傷以外で目立った傷がないですね。

 

「私はファウスト。最愛ちゃんの仲間です」

 

 私はなし崩しでリーダーをしてますが全員が大切な仲間です。強い人が多くて、最愛ちゃんが弱く見えますが魔法系が関わらない世界にでも転生していたら最愛ちゃんは凄く強かったと思います。

 

「一般人と言っていたが、やはり裏の人間だったか!」

 

 コカビエルさんは楽しそうですね。一発ぐらい攻撃しましょうか。

 

 今の結果は逃げれるのに戦ったのも最愛ちゃんの選択です。最愛ちゃんも覚悟していた事です。

 ORTさんも承認しています。

 バンビエッタ様も弱い奴が悪いと言うと思います。

 クロナさんは同情でもするんですかね。

 

 でも、でも、でもと言い訳と理屈が私の中で繰り返されています。

 

 でも、私は許さないですよね。ペロロ様と同じで大切なものです。傷つけられて笑っていられないです。

 

「どちらでもいいことですよ。私はあなたの敵です。シンプルでいいでしょ?」

 

「そうだな。俺の渇きを潤してくれるなら、どこの誰でもいい!」

 

 コカビエルは私に向かって雷を放ちますが空想樹の種子の1体が受けて私の前に陣取ります。残りの4体は私を中心に四方に着きます。

 

「ほう、その物体がお前の武器か」

 

 種子は自動で私を守っているようです。ORTさんが操作していたら、私にダメージにならない雷を受けはしなかったと思います。

 

 ここでコカビエルを倒してもいいですが無駄な時間を使って最愛ちゃんが死んでしまったら来た意味がありません。

 最愛ちゃんは私の平穏な生活に必要な人です。

 

「今日は帰らせていただきます。あと、あるのでしたら明日のパーティには参加しますよ」

 

 私が言い終わるとORTさんの力によって視界が切り替わり、真っ白な世界に変わりました。

 

 辛うじて呼吸のある最愛ちゃんを連れて帰ってくる事ができました。

 最愛ちゃんはグッタリと眠ってます。

 ドーピングのせいで死んでないのが不思議に思えるぐらいに内部が壊れてますね。

 

「ORTさん、最愛ちゃんの治療をお願いします」

 

 転移先で待っていた空想樹の種子に最愛ちゃんを乗せます。

 

「魔法系なしでの治療をするより、使えない体のパーツを取り替えた方が早いと思うが」

 

「最愛ちゃんを機械の部品と同じ扱いはしないでください」

 

「ポッドに入れて自然治癒を躍進して治すよ」

 

 ORTさんが最愛ちゃんと一緒に転移しました。

 月にいる本体が治療するんですね。ORTさん以外治療はできないので仕方ないですが、普通の治療ですよね?

 

 家に帰る道中にバンビエッタ様とクロナさんに連絡入れます。

 2人とも即行で連絡が着いて私の家に来ました。

 

「最愛ちゃんのお礼をしますので私がコカビエルを倒します」

 

 2人からの返答はないです。了承ですね。

 最愛ちゃんは弱いので、戦ってボロボロになるのは仕方ないです。でも死にかけにされたら話は違います。確実に私がコカビエルを同じ目に合わせてやります。

 これからも原作に関わるのでクロナさんやバンビエッタ様も死にかける事があれば今回と同じ事を私はすると思います。

 

「バンビエッタ様は他の敵の排除」

 

「了解。敵であれば全部、倒して良いのよね?」

 

「はい」

 

 今まで雑魚か原作と関係ない敵としか戦っていないので原作の強キャラと戦えるのが嬉しいんですね。

 1番、邪魔なヴァーリを相手にしてくれそうですね。

 

「クロナさんは主人公側の勢力が邪魔しないように止めてください」

 

「ぼくは変装とかした方がいいですかね?」

 

「最愛ちゃんも顔が割れましたのでどちらでも良いですよ。私は顔を隠しますが」

 

 前からクロナさんはグレモリー先輩に怪しまれていましたので、オカルト研究部の活動に関われてません。

 そのせいで兵藤さんとも微妙な関係をしてます。教会の勢力探しでの呼び出しも情報欲しさに呼ばれただけのようです。

 顔バレで完全に壊れるかもしれないですがクロナさんも承知の上でしょう。

 

「私たちはどこまで力を使って良いの」

 

「コカビエルとの戦闘の邪魔にならないなら、全部使っても良いですよ」

 

「へぇ、全部良いのね」

 

「全部使って良いです」

 

 この世界のルールにとらわれない別世界の力で蹂躙です。

 

「確実に止めるために魔剣3本全部使うね」

 

「適当にあしらっておくわ」

 

 制限なく暴れれるので2人とも楽しそうです。

 

「明日はいつでも襲撃出来るように準備しておいてくださいね」

 

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