私、ヒフミは仲間のクロナさんから緊急の連絡をいただきました。
「昨日、兵藤 一誠に彼女ができたと騒いでいた」
このことをORTさんにペロロ様ストラップ(連絡用)で連絡すると全員に自由活動を辞めて私の家に来るように私から連絡するようにORTさんに言われました。
ORTさんはバンビエッタ様とビジネス的な付き合いはしてますがORTさんは他の転生者とはあまり仲が良くありませんし仕方ない事です。
今回を含まないで全員が集合するのは顔合わせ以外で2回です。2回とも私の家で原作の流れを確認するため、ORTさん、クロナさん、最愛ちゃん、バンビエッタ様の全員が集まり話し合い、方針を決めました。
余談ですが私以外は住所不定です。私が持っているマンションにORTさん以外が住んでいることになっています。なぜか私の家が全員の登録住所になっていて知らない荷物がたまに届きます。
基本みなさん自分が最優先行動しています。
ORTさんは月で何かしている。本当に何をしているのか分かりません。
クロナさんは力を使うのが楽しいようではぐれ悪魔や化け物狩りしながら学生している。主人公の兵藤さんと仲が良い。
最愛ちゃんはアウトローで不良と殴り合ったり、たまに学校に登校したり、映画(ペロロ様)を見に行きます。
バンビエッタ様ははぐれ悪魔や化け物狩りでたまにクロナさんや最愛ちゃんを連れて行っています。そして、前世の趣味でコスプレとかしていたようで、原作の服装を再現していました。
ORTさんと合流してコスプレ衣装が実戦で使える防具になり、他の方の戦闘服も作っています。1番大事なのがこの世界になかったペロロ様グッズを作っていただいています。ORTさんと協力して会社を作りモモフレンズのグッズやイベントで稼いでいるようです。
ORTさんは本体が月から動けないようで庭に生えている空想樹から種子を飛ばして来ています。空想樹はデカすぎて土地の権利とかで怖いですがORTさんが隠蔽しているみたいです。空想樹を中心に別の座標で世界を構築して領域を拡張しているようです。
なぜか私が連絡するとみなさん直ぐに来てくれました。
全員集まるとすぐに原作の話しが始まりました。これから兵藤 一誠さんが悪魔に転生してアーシア・アルジェントさんを救うようです。ORTさんは不参加。
クロナさんはここから関わるようです。友達ポジションで巻き込まれ系で行くみたいです。
最愛ちゃんはバイパー?なるはぐれ悪魔が来るのでそれと戦うようです。この先の戦いについて行けなくなる可能性が高いので力をつけたいようです。バンビエッタ様についていくのは経験値稼ぎだったようです。私は転生して力を貰っても戦いたいとは思わないです。
バンビエッタ様は無関係ですが教会と仲が悪く行くと問題があるから転生者チームで1勢力とカウントされるまで好きにやるようです。大体4巻当たりまで静観の予定。
私は平穏に暮らして行きたいのでいつも通りの日常をお送りします。
日常は早く過ぎて行き、兵藤 一誠さんが悪魔になりました。クロナさんは予定通りオカルト研究部に入ったようです。
いつも通りに私はペロロ様のグッズを求めて毎日歩いていました。仲間が作っている物ですが自分で買うからこそ良い物があるのです。これも全てペロロ様のためです。
その日、私は新しいペロロ様を手に入れて浮かれていました。直帰して気がついたのです。ペロロ様ストラップが1つない事に。大罪を犯した私は来た道を戻り捜索を開始しました。
仲間全員に連絡するとすぐにORTさんが種子を飛ばしてくれました。最愛ちゃんも不良仲間を総動員で探してくれています。クロナさんとバンビエッタ様は参加出来ないようです。
捜索を開始しましたが呆気なく見つかりました。
「あの〜、すみません。右手に持っていますペロロ様ストラップはこの辺で拾ったやつでしょうか?」
この町で初めて見た人です。金髪シスター。アーシアさんです。日本語は伝わらなく、英語でもう一度確認しましたら回答がありました。
「はい、先ほど拾いました。貴女のものですか?」
「は、はい。私のです!」
普通は落として汚れが付いているはずなのに綺麗になっています。アーシアさんは本当に心から優しい人と聞いていましたが本当のようです。
「あの、申し訳ないのですが教会までの道を聞いてもよろしいでしょうか?」
「ペロロ様を助けていただきましたので、どこでも案内しますよ。今は廃墟だったのがありますがそこで合っていますか?」
「そこで合っていると思います」
普通案内人がいると思いますがなんでいないんでしょうか。
「では、アーシアちゃん、着いてきて下さい」
「あっ、待ってください。私、アーシア・アルジェントです。道案内お願いします」
「まだ、名乗ってませんでしたね」
やらかしました。まだ、名前を聞いてませんでした。大丈夫そうですよね?
「初めまして私は阿慈谷ヒフミです」
本当はこの案内は兵藤 一誠さんがする事です。クロナさんとORTさんに連絡を入れます。
クロナさんは今日、兵藤 一誠さんと遊んでいたようで今は公園近くにいます。案内のルートを最短から公園経由に変更です。騙すようで心苦しいですが物語として必要な事です。
道案内中に話していますと友達になりました。心が洗われるとはこの事ですか。シスターとは凄いものです。ペロロ様の良さを知っていただけました。布教活動用のペロロ様ストラップをあげました。
「ヒフミ何してるの?」
公園近くに行くと予定通りにクロナさん合流いたしました。兵藤 一誠さんとの合流が早まりました。明日にでもペロロ様の良さをアーシアちゃんに教えてあげましょう。
「クロナさん。おはようございます。ペロロ様を助けていただいて、お礼に教会までの道案内です」
「良かった。ペロロ様教とか作り始めたのかと思ったよ」
クロナさんも原作を知っているので英語で返してきました。
「ヒフミちゃんも信仰されているんですか?」
「はい、ペロロ様を信仰してます」
ペロロ様リュックを見せつけます。
「噂は聞いてますが兵藤 一誠さんで合っていますか?」
「噂は聞きたくないけど俺は兵藤 一誠。そこのクロナの友達だ」
「人見知りなクロナさんと友達をやっていただいてありがとうございます」
「ボクはマシな方だよ」
「みなさん仲がいいですね」
「暇でしたらみんなで教会に行きませんか?」
原作のために合流したのです。友達としてアレですがアーシアちゃんの幸せな未来のためです。心を鬼にして行きます。