普通な私は原作の流れに沿って、アーシアちゃんのヒーリングをみんなで見て教会に案内しました。
今日の夜は最愛ちゃんが戦闘します。クロナさんの垂れ込みでバイパー?なるはぐれ悪魔をオカルト研究部で狩に行くようです。
場所は特定しているのでアウトローな最愛ちゃんはそこでスタンバイします。
現場にORTさんが空想樹の種子を隠蔽して置いてありますのでテレビに写してバンビエッタさんと視聴します。クロナさんは参戦します。場合によっては最愛ちゃんと戦闘になるかもしれません。
初めて会った最愛ちゃんはORTさんの空想樹の種子1つに負けてしまうほど弱かったです。バンビエッタ様と訓練や実戦をして強くなったとも聞いてますが最愛ちゃんには無理に戦って欲しくないです。私と一緒に平穏な暮らしをしてもらいたいです。
「バンビエッタ様、バイパー?に最愛ちゃんは勝てますか?」
「贔屓目に見ても難しいわよ。あとバイザーね」
「厳しい戦いになるんですね」
「魔法戦にならなければ最愛の蹂躙で終わるわ。もし無様に負けたら、今まで以上の教育をしてあげる」
「ほどほどにして下さいね」
確かに最愛ちゃん肉弾戦は強いですからね。序盤のキャラ紹介用のバイザーでは魔法戦する前に詰め切って倒しそうですね。
バイザーと戦うことを喜んでいたのは原作キャラと戦えるのが嬉しいのか弱い者イジメにでも目覚めたんですかね。
テレビに映る廃墟のドラム缶に座る最愛ちゃんの腰についているペロロ様ストラップが今日も可愛らしいです。
しばらく、最愛ちゃんが缶ジュースを飲んでいましたら空間が歪み始めました。
歪んだ空間から歪に大きな体で女性の上半身と獣の下半身で10メートルはある化け物が出てくる。これがバイザーですか。
転生してから何度もはぐれ悪魔や化け物に遭遇しましたが普通にこの町は治安が悪いですよね。悪魔の領地じゃないんですか?
会うのは雑魚ばかりで私でも一撃で消し飛ばせます。多分、私ならバイザーも一撃で終わりですね。
「美味そうな匂いだ、若い女の匂いだ」
「超鼻がいいですね」
バイパーの瞳がギョロリと最愛ちゃんを捉える。
「逃げないのか? 人間?」
「気にしなくても良いですよ。超意味ないんで」
最愛ちゃんの右ストレートがバイザーの腹に食い込み、巨体が浮き上がり勢いよく壁にめり込む。
「思ったより超弱いですね」
「舐めるな人間」
バイザーも負けじと瓦礫を吹き飛ばして、地面を踏み砕き、最愛ちゃんとの間合いを詰め、大きく拳を振り上げて殴り続けます。
最愛ちゃんは防御姿勢になって防ぎますがバイザーの拳は不自然に最愛ちゃんに当たるギリギリで見えない壁に阻まれる。
余裕そうでしたが超能力は使うんですね。オカルト関係なく接近戦と自分の土俵ですから優勢ですね。
超能力が魔法や神秘の不思議エネルギー方面に耐性があれば私たちの中で最弱にならなかったんですかね。
装備で強くしようにもとあるシリーズの超能力者のため、下手に魔術や魔法で直接強化すると最愛ちゃんは死ぬ可能性が有るので使えないんですよね。
「お前は痛めつけて痛めつけて意識がある状態で食ってやる」
「そんなセリフb級映画でも超聞きませんよ」
余裕たっぷりに防御姿勢を崩して最愛ちゃんはバイザーに向かって前進します。
「何なんだよ!お前」
「超普通の超能力者ですよ」
バイザーのラッシュを綺麗にかわして最愛ちゃんはジャンプしてバイザーの首に蹴りを入れてへし折りました。避けるなら最初っから避けておけば楽なのに。
バンビエッタ様の予想通りで肉弾戦メインでしたので苦戦もなく終わりましたね。
「貴女ここで何をしているの!」
最愛ちゃんに呼びかける声が戦闘が終わり静かになった廃墟に響いた。
バイザーと最愛ちゃんを中心に撮っていた種子のカメラが切り替わり、廃墟の入り口で綺麗に整列したリアス・グレモリー先輩たちがいた。クロナさんは隠蔽してる種子に手を軽く振っている。