ドラゴンボール~兄より優れた弟は存在する!~   作:ナッパにウィッグを。

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行き当たりばったりで書いてるんで整合性とれてなくない?ってなってたらごめんなさい。
あとドラゴンボール集めて俺にパワーをください。


優れた自慢の弟に兄如きが勝てると思っているのか? ★13

「おい! クリリンこいつら何だよ! 知り合いか!?」

 

 空中にて黒いやつら─バイオマンに囲まれ、戦闘態勢に入るヤムチャは、

 自分の背後にいる、同じく構えているクリリンに呼びかけた。

 

「し、知りませんよ! こんなやつら!!」

 

 そのとき囲った中から一匹のバイオマンがヤムチャに殴りかかろうと急接近してきた。

 

「!! はぁっ!」

 

 瞬時に殴りかかろうとした相手の腕を自身の腕で強引に横にずらし─

 

「ハイィーッ!」

 

 相手のがら空きだった胴に、掌底をくらわせる。

 その衝撃に相手がたじろいだところへ─

 

「いくぞっ! 狼牙─」

 

 ─風風拳! 

 

 目にもとまらぬ速さで攻撃をくわえられたそのバイオマンは、

 怒涛のラッシュを体に受け、耐え切れずそのまま地上へと落ちていった。

 

「ふっ……お遊びは終わりだってところを見せてやったぜ!」

 

 我ながらかっこよく決められた、と悦に至るが……

 

「ヤムチャさん……かっこつけるのは終わってからにしてもらっていいですか……?」

 

 周りを囲んでいる内の1匹を倒しただけ、という事実を突きつけられる。

 

「……ク、クリリン、ちょっとくらい悦に入らせてくれよ」

 

「駄目ですよ、ヤムチャさん……俺たちは─」

 

 クリリンは自分よりさらに上の空中で─おそらくこのバイオマンよりも強い三人組─と一人で戦っている赤いオーラを纏った悟空を見た。

 

「悟空を支えられるくらい、強くならないといけないんですから!」

 

「……それまで悦に入るのは我慢してやるか!」

 

 改めて悟空への決意を口に出し、二人はバイオマンの囲いへと突っ込んだ─

 

 そのバイオマンの囲いの外では─

 

「う、うぅむ……援軍にきたんじゃが……この気持ち悪い奴ら……多いのぉ」

 

「武天老師様、急ぎ数を減らしましょう!」

 

「天さん! ぼく、頑張る!」

 

 3人の戦士が援軍に来ていた。

 

 

 ◇◇◇◇◇

 

 

 その日、東の都に宇宙から『彗星』がふたつ落ちてきた。

 

 ─ドオー……ン

 

 すわ天変地異かと思うほどの衝撃を、地球が発する。

 

「な、なんなの……一体……」

 

 落ちた物体のそばにいた女性は衝撃に腰を抜かして動けない。

 落ちた物体は丸くて……そこはかとなく不気味さを感じるものだった。

 

「お、おい! な、な、……ひ、開くぞ!」

 

「中から人が……!?」

 

 あちらこちらから、恐怖と興奮が入り混じる声が上がる中……

 

「ほう……ここが地球か……まぁまぁの星じゃないか!」

 

「ピーピーうるさいヒヨコたちに……」

 

 ─災厄が訪れた。

 

「……『あいさつ』してやろうかな」

 

 大柄でスキンヘッドの男の『あいさつ』により

 東の都は一瞬にして消えた─

 

 ─はずだった

 

「やめろナッパ! ドラゴンボールが傷付いて使えなくなったらどうする!!」

 

「おっと……確かにそうだな! ……じゃあお楽しみはとっとくとして……どうするベジータ?」

 

 ナッパの行動を止めたベジータにより、東の都の運命は変わった。

 

「周りをよく観察しろナッパ。─どうやら俺たちの案内人は既に来ているみたいだぞ?」

 

「ん……ほう……?」

 

 そしてその二人の目の前には─ラディッツがいた。

 

 

 ◇◇◇◇◇

 

 

「へぇ、これは泣き虫ラディッツちゃんじゃねぇか!」

 

「チッ……おい貴様、何故生きてやがる」

 

 ……東の都に降り立った……、ここは原作通りでよかったぁ〜。

 

「死にかけだった、だが運良く助かってな」

 

 内心ホッとしつつ、聞かれたことにあらかじめ用意していた回答を出しておいた。

 ベジータたちの次の言葉を待つ。

 

「俺が聞きたいのはそんなことじゃない……なぜ、生きていたにも関わらず地球の掃除が済んでいないんだ?」

 

 ─まぁ、俺を心配してくれているわけないわな。

 

 わかっていたことだったが、俺のラディッツ部分は結構ショックを受けていた。

 それを押し隠し、続けて話す。

 

「……ドラゴンボールを集めようとしていたからな」

 

「願いの叶う玉の名前か、だったら掃除しながら集めればいいだろう」

 

 ベジータのこめかみがピクピクしてる。

 おおこわいこわい。

 

「……このボールには厄介なことがあってな、つくったナメック星人本人が死ぬと効力がなくなるんだ」

 

「なにィ!? ……フン、なるほど。地球の掃除をするならば死ぬとか言われたか?」

 

 ……無駄に頭が回るベジータのお陰で、説明が省けるな。助かる。

 

「流石だなベジータ。そのとおりだ……さらに言うならそのナメック星人とその仲間はな……ドラゴンボールを隠してしまったんだ」

 

「なにィ! ……ふざけたナメック星人だ……お前は何もしなかったのか?」

 

 残念ながらふざけているのは俺俺、俺だよ。

 

「す、すまんベジータ……やつらが隠しているドラゴンボールの場所までは突き止めたんだが……強くてよぉ……」

 

 そう言ってしょぼくれて落ち込むフリをする俺……

 戦闘力も気をコントロールして1500くらいにしている。

 

「へっへっへっ……『泣き虫』ラディッツは変わらねぇか!」

 

「サイヤ人の恥さらしめ……だが、隠し場所を見つけたのは褒めてやる……さっさと案内しろ」

 

 ─よし、乗ってきたな

 

「た、助かるぜベジータ! こっちだ!! ついてきてくれ!!!」

 

 俺はベジータ達にそう呼びかけ、先行して飛んだ。

 

(さて……あの荒野に向かうか)

 

 ─俺の仲間が潜伏している、決戦場へと案内するために。

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