ドラゴンボール~兄より優れた弟は存在する!~ 作:ナッパにウィッグを。
オラハデにワックワクすっぞ!!!
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ナッパのエネル顔って感想みましたけど、
ナッパの顔のでかさで納まる?両面ページ……
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今思ったんですけど私誤字多くないですか?
すいません文字から太陽拳食らってて……いつも皆様ありがとうございます……!
「すまねぇみんな! あの3人を倒すのに時間がかかっちまった!」
「気にすんなよ悟空、こっちも今終わったところだ! ……しかし、その界王拳って技すげぇな……」
悟空が3人を倒したとほぼ同時に、バイオマンたちを倒しつくしたクリリンたち。
「いやぁ……あの技はよ、体力の消耗が激しいんだ」
「そ、そうか……あっモロヘイヤのツルべってやつだな?」
「ヤムチャさん、それって諸刃の剣のこと言ってます?」
脅威が去り、和やかな雰囲気となる一同。
だがそのとき─
「素晴らしい……! お前のその体……わたしの体となるにふさわしい……!! ギガンティックボマー!」
「なっ!? ぐあああ!!」
突如現れた、赤いオーラを纏った巨大な鉄の塊の突進攻撃を受け、はじき飛ばされる悟空。
「な、なんじゃこいつは!?」
「武天老師様は仙豆をもって飛ばされた悟空を! いくぞチャオズ!」
「わかった、天さん!」
いち早く動いたのは天津飯だった。
亀仙人に悟空の元へ急ぐよう指示をし、自らはチャオズとともに突如現れた鉄の塊へと向かう。
「……お前たちに、わたし……Dr.ウィローが倒せるかぁッ!」
鉄の塊……Dr.ウィローを取り囲む者たち。
今まさに、地球で一番強い男たちの戦いが始まるのであった……。
◇◇◇◇◇
「……ラディッツ! 貴様、何故生きてやがる!!」
「さて……地球が俺を守ってくれたんじゃないか?」
「ふざけるな……! オレの質問に真面目に答えろ!」
「……サイヤ人の王子とあろうものがカッカッしてるんじゃない、見苦しいぞ」
ナッパには今の状況がわからなかった。
ベジータがラディッツを殺そうとしたこと。
ベジータの攻撃を受けてラディッツが無傷なこと。
そして、ラディッツが臆せずにベジータと煽り合いしていること。
(あ、あのラディッツが!? ……これは夢か?)
試しにそっと自分の頬をつねろうとして─
鳩尾に鋭い痛みが走った。
「ガハッ……う、ぐ……て、めぇ!」
「余所見してる方が悪い、馬鹿め……悟飯!」
「はい、ピッコロさん! ─てやぁああ!」
ピッコロの伸びる腕がナッパの鳩尾へ拳を叩き込んでおり、
そこに悟飯の小さい足が、今度はナッパの顔を捉え蹴り飛ばした。
「あ……ぐ、ぅう……」
─ズサァアア……
ナッパは自分の後ろへ飛ばされるが、なんとか両足を地面につけ、叩きつけられるのを耐えきる。
(これが戦闘力3000のパンチと2000の蹴りだと!? じょ、冗談じゃねぇ……! 5000とかじゃねぇか……!?)
─くそっ! 分が悪い!
「べ、……!」
ベジータ、助けてくれ! という言葉を言いかけ、慌てて飲み込む。
先程、役に立たないサイヤ人の末路を─未遂ではあるが─見たナッパは、足手まといになると自分も躊躇なく殺されることに気付いた。
汗がたらりと流れる。
(進むも地獄、戻るも地獄……ってやつか……なら!)
─出し惜しみなんてしねぇ……この技に賭けるしかねぇ!
「ブレイクキャノン!」
カパッ、と自分の口を開きそこから光線を発射させる。
「! 魔閃光!!」
「! 爆力魔波!!」
自分の光線と二人の技がぶつかり合い、土煙を巻き上げる。
─そしてお互いの技は相殺された。
「お、俺の技が……!」
通じない……そして─
「うりゃりゃりゃりゃ!!」
「ち……ぐ……しょぉ!!」
小さい手から繰り出される、小さな手には似合わない重い連撃が全てナッパを捉える。
「でぇりゃー!」
「っ……! あああああっ!!」
思いっきり蹴り飛ばされ、ベジータの足下に転がった。
「べ、ベジータ……た、たす……い! いや、俺はまだやれ……」
ベジータに救いを求めようとして慌てて言いなおすナッパ。
しかしベジータはナッパには目もくれず、地面に降りているラディッツに対しこう言った。
「ラディッツ、貴様……戦闘力をコントロールしてやがるな?」
「……だとしたらどうする?」
「ふん、正解といったところか……本当の戦闘力を見せやがれ!」
「……あまり期待するなよ─かぁああああ!!」
ラディッツの周りに石が飛び、風が纏わる。
地面に転がっていたナッパは、カパッと口を開いて驚愕した。
スカウターで測らなくてもわかる─ラディッツの戦闘力の高まりに。
ピピッ
「……13100だと!?」
(あ、あの弱虫ラディッツが!?)
ベジータのスカウターからの情報にさらに驚く。
「ふぅ……満足か? ベジータ……」
「……ふん、この星で何があったか知らんが……随分とこの星に入れ込んでいるようだな、ラディッツ!!」
「なんのことやら……報連相は大事だぞ、ベジータ王子……?」
「と、とぼけるな! 貴様、ハナからこの星のやつらに加担していたな!?」
(ラ、ラディッツの野郎が13100!? なんで地球を掃除してないんだ!? べ、ベジータは何を言ってるんだ!?)
ナッパはわからない。
なぜラディッツが生きているのか。
なぜラディッツが13000もの戦闘力を保有しているのか。
なぜあの子供とナメック星人はラディッツを警戒していないのか。
「ぎっ……!」
そして何故、自分がベジータに手刀で尻尾をちぎられ、蹴り飛ばされラディッツの目の前に転がされたのかも、わからなかった。
「……俺はサイヤ人の王子だからな……ラディッツ! その役に立たんサイヤ人のゴミを処分してやれ! そして選ばせてやる!! 俺に許しを請うか、ここで死ぬか、だ」
「べ、ベジータ! 俺を殺す気か……!?」
なんとかして立ち上がろうとするが、身体に力が込められない。
(し、死にたくねぇ……)
地面に突っ伏したままナッパは情けなくもがきつつ……確信した。
自分が長年、馬鹿にしてきたラディッツに─
自分が長年、耐えて耐えてそばにいたベジータに─
いや、長年多くの命を奪った自分は─
(─因果応報ってやつか……へっ……自分だけ死にたくねぇ、なんて虫が良すぎるか……)
せめて潔く散ろうと、ナッパはラディッツから放たれるであろう最後の一撃を目を閉じて待つ。
一秒が一分にも一時間にも感じるほど時間が過ぎた……
(いくら待ってもトドメがこねぇ……何故だ……?)
死を覚悟した手前、その時間に耐えきれず、ナッパは目を開ける。
その目の前にはラディッツの手があった。
(─殺される!)
身体が強張るナッパだったが、その手がおかしいことに気が付いた。
その手は、ナッパに対して敵意を感じさせず差し伸ばされていた。
なんのマネだと、ラディッツを見上げる。
「大丈夫か、ナッパ?」
『大丈夫か、ラディッツ?』
─思わずその手を掴む。
ああ、そうか。
昔、俺は同じことをラディッツにしてきた。
「安心しろナッパ、あとは俺に任せろ」
『安心しなラディッツ、あとは俺に任せろ』
その時と立場が逆転しちまったが─。
「『
……その部分は変わらねぇなぁ