ドラゴンボール~兄より優れた弟は存在する!~   作:ナッパにウィッグを。

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続けて第二話投稿します。
突発で書き込んだため、これ以上はまだ書けてないです。
ご容赦を。


優れた自慢の弟に兄如きが勝てると思っているのか? ★2

「悟飯には気絶してもらった! ピッコロ!! いまだー……オラごと撃てぇ!!!」

 

「よくやった……ッ! てめぇごと撃てるなんて俺にとっては願ったり叶ったりだ……!!」

 

 俺を羽交い絞めにしたまま悟空は、

 自分ごと撃てとピッコロに命じている。

 ──前世で漫画を読んでて思ったが……

 サイヤ人って薩摩魂入ってる?

 

「……おめぇ……なんで抵抗しねぇんだ……!

 ここで何を企んでる!!」

 

 おっと……サツマイモも野菜だからか?

 とか考えていたら悟空に疑惑の疑を

 持たれてしまった。

 

 まてまて締め付けをきつくするな。

 首を絞めようとしないで。

 最後くらいかっこよくさせてくれよ。

 

「……フッ……もう振り払う気力もないさ。

 ……聞きたいことがあるカカロット」

 

 どうやら一度技を解除していたらしく、

 ピッコロは改めて溜めている。

 

 めっちゃちびりそう。痛いんだろうなアレ。

 想像するだけでちびりそうだ。

 カッコいいちびり方があれば教えてほしい。

 

「……お前は何故、俺についてこなかったんだ?

 どうせ俺の仲間がこの通信を聞いている。

 ──結局、死ぬことには変わりはないんだぞ?」

 

 俺との戦いでできた怪我が痛むのだろう……

 悟空の呼吸が荒い。

 たしか原作ではあばらが折れているんだったか。

 

 あと気付きたくなかったけど俺もめっちゃ痛い。

 ごめんね。でもあと少しだけ頑張ってくれ。

 

「だったら……オラは……おめぇの仲間より……

 もっと強くなってやる……!

 地球で育って……地球で……

 いろんな人と出会ったんだ!

 オラの大事なもんを……必ず守る!!」

 

 悟空の決意に滲む声がする。

 ああ──この声だ。

 

「オラは地球で産まれ地球で育った……!」

 

 ──孫 悟空だ!!!

 

「─そうか」

 

 ああ──まさしく 孫悟空だ。

 あのドラゴンボールの主人公 俺があこがれた。

 みんなのヒーロー……

 

 孫 悟空だ。

 

「……兄として。 地球には感謝をせねばならんな」

 

「ラディッツ……!?」

 

 この後は原作の流れを追うだろう。

 俺は地獄という特等席から、この世界の様子を

 間近で見ればいい。

 あ、でも地獄ってつらいんだよな……

 まぁ、なんとかなるか。

 

 ──だから最後くらい、いいじゃないか。

 

「こんなにも……こんなにも……仲間を

 ──息子を──そして弱者を守ろうと。

 例えどんなに強者でも挑み続ける

 お前を育てたこの星 地球は──本当に。

 ──素晴らしいな」

 

「──サイヤ人の面汚しなのはこの俺だ。

 強者にへつらい、弱者を叩く。

 カカロット。いや……孫悟空」

 

 ──こんなことを言われるのは

 本当に嫌だろうが。

 

 だが──言わせてくれ。

 

「泣き虫弱虫そして意気地なし……

 この俺みたいになるな。──俺の自慢の、弟よ」

 

 ──魔貫光殺砲!!

 

 俺の胸に痛みが貫き走る。

 

 いってぇえええええええええええええ!!!

 でもよかった。ちびらなかった。

 

 ──倒れざまにちらりと後ろの孫 悟空を見る。

 

 なんだ……その情けない面は……。

 いや……最後に話すべき内容ではなかったかもな。

 

 カカロットが 寂しそうな表情で

 俺のことを見ていた。

 

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「ざまぁ……みやがれ……」

 

 俺はそういいつつ、さきほどまで戦っていた相手──

 ラディッツの様子を確認するべく近づいた。

 

「……即死か」

 

 痛みに歪み……だが顔はどこかさわやかだ。ヘドが出るぜ。

 そういえば……あの耳元の機械は破壊しておくか。

 

 カッ!

 

 目から放った気をその機械にぶつけた。

 多少原型は残っているみたいだが、壊れたことは見ればわかる。

 

「う……うぐ……」

 

 ふと、俺が倒すべきだった好敵手の亡骸から声がした。

 

「チッ……まだ生きてやがったか」

「……へ……へへ……」

 

 死ぬのは時間の問題だな……

 そんなことを考えつつ俺は、孫悟空を見ていた。

 真正面から倒したかった 好敵手に……。

 

 ふとキィイイイ……ンという音が空から響く。

 見上げるとこいつの仲間が近づいていた。

 

 ──もっと強くならなくてはならんな。

 

 ===================================================

 ラディッツは「蛇の道」にいた。

 カカロットとともに。

 

 ──どうしてこうなったんだ。教えてくれバーダック……カカロットは何も教えてくれない。

 いやこっちを見てる! コワイ!

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