ドラゴンボール~兄より優れた弟は存在する!~ 作:ナッパにウィッグを。
そのため、ほんとに軽いネタという感じで報告を兼ねて書きました。
本編は少しお待ちいただけると幸いです……
オラ、元気になりてェ……!
「悟飯くん、なに見てるの?」
「ん? 昔のアルバムを見てたんだよ、ほら」
ボクはそういうと妻──ビーデルさんに古いアルバムを渡す。
「あっ、小さい頃の悟飯くんだぁ〜、懐かしい〜!!」
ペラリペラリと丁寧に捲りながら、出てくる写真を微笑ましそうに見る妻に、ボクはなんだかちょっと恥ずかしくなってきた。
「た、たまに写真を見て過去を振り返る時間が、好きなんです。ああ、この写真のころは大変だったな……とか。この写真のときはこんなことがあったな……とか」
「へ〜、ロマンチスト……さすが『天使様』ね!」
「て、『天使様』って……まいったなーもう……!」
ビーデルさんはボクをからかう時、小さい頃の思い出の言葉である『天使様』と呼んでくる。
はは……今思うとあの頃から好きだったんだろうな、ビーデルさんのこと。
「あはは……! ごめんごめん……。…………あ、あの、そんなに見つめられると流石に照れちゃうわよ」
「え? あっ、いや、すいません……可愛くてつい……いや、はははは……まいったなこれは……あははは……!」
「……まったくもぉ…………。あら大変、そろそろパンのお迎えに行きましょ」
「うんそうだね、行こうかビーデルさん」
って流れの後にお迎えに来てみたけど……
「いいかラディッツ、今日はオレがパンをお迎えに来たんだ……」
「先にお迎えに来た俺の方をパンちゃんは見たが? なぁピッコロさんよぉ……」
「「アギャロパフプ……!」」
(まるで猫の喧嘩みたいだ……)
空中で殴り合ってる二人を見てボクは現実逃避を兼ねてそう思った。
「いけ〜ピッコヨさーん! やれ〜ラディおいたーん!!」
「今日もお迎えのおじさんたちはすごいわね〜パンちゃん……あら、悟飯さんにビーデルさん!」
「す、すいません幼稚園の皆様にご迷惑を……」
現実逃避をしているボクをよそにビーデルさんが幼稚園の先生に頭を下げ始めたのを見てボクも慌てて下げた。
「お気になさらないで……幼稚園の名物みたいなもので、園児たちと親御さんからはとっても好評なんですのよ、天下一武道会みたいって……たまに本職の実況アナウンサー様も来られますわ!」
「は……はは……そ、それなら良かったです……ご、悟飯くん、お願いできる……?」
「ん、へ? あ、ああそうか……止めてくるよ……」
(あの中に混じるのかぁ……これは骨が折れるぞ……!)
「頑張って、悟飯くん♥」
「パパー! 頑張ってー!!」
(アルティメット化するか……!)
上目遣いに応援してくれたビーデルさんと
娘のパンの声援に答えるため、最初から本気で取り組むことにしたボクは、師匠たちの争いに混じったのであった。
「!? ま、まて悟飯、アルティメットはまずごはぁっ!!!」
「初手アルティメット化は無法が過ぎげはっ!!!」
「……勝てんぜお前たちは……はい、正座してください」
「「はい……」」
その後ボクは師匠たちをめちゃくちゃ叱った。
見てくださる方にも体調不良の方がいましたらきちんと病院へ行ってくださいましね!