とうとう週末がやってきてしまった。
アクアは自分で決めたことなのに朝から胃が痛いと思いながらある程度身支度をしてリビングへと向かう。
「おっはよーアクア……ってなんだか顔色悪いね、大丈夫?」
休みということで朝ごはんを作っていたアイは、やってきたアクアに声を掛けたものの、元気なさそうな彼を見て心配そうに表情を浮かべた。
そんな彼女に心配をかけまいと理由をアクアは口にする。
「今日例の話をB小町Rの皆にする予定なんだよ」
「あ〜そりゃいくらアクアでも緊張しちゃうよね〜、あっ!もうすぐ目玉焼きできるからちょっとルビー起こしてきてくれない?」
「分かった」
事前にアクアがルビー含めて何股かするという話を聞いているアイはその言葉で察する。
アクアはこれまでの役者人生や医者としての活動を通じて様々なことに動じないだけの精神性を身につけてはいるが、女性問題は別という事だろう。
アイに言われて一度リビングを出たアクアはルビーの部屋へと向かう。
『ルビーのへや☆』と書かれた札がぶら下げられているそこの扉をコンコンとアクアはノックした。
「ルビー?起きてるか?」
ただノックに対する返事はない。念のためアクアは声を掛けたが、それにも返事はなかった。
仕方がないかとガチャリと扉を開けるとそこはいつものルビーの部屋が広がっていた。
アイのポスターがデカデカと貼られ、先日発売されたばかりのアクアの写真集が宝物のように飾られている。
更に先日ドームライブをした時に撮影したB小町Rのメンバーと撮った集合写真がその横に立てかけられていた。
私はこれが好き!と主張する部屋にアクアは微笑ましくなる。
「ルビー、朝ごはん出来てるぞ。アイが呼んでる」
そう言いながら優しくルビーの身体を揺らすアクア。
幸せそうな寝顔を見ると邪魔するのが申し訳なくなるが、アクアのご飯も冷めてしまう。
「むにゃむにゃ」
「起きろ、ルビー」
グラグラと強めに揺らすと少しルビーの表情は不機嫌そうに変わり、ゆっくりと目を開いていく。
アイから受け継いだ顔立ちは寝起きだというのに、そんな姿すらも絵になっていた。
「むぅ……誰ぇ?……あ、あれ?おにいちゃん?幸せな夢だなぁ〜おはようのチューして?」
「アホ言ってないで起きろ」
アクアのツッコミを聞いて少しずつ頭が冴えてきたのか、今の状況が現実だとルビーは飲み込んでいく。
そしてゆっくりと目を閉じた。
「王子様のキスでお姫様は起きるんだよ?お願い!おにいちゃん」
「……よく考えたら付き合ってるんだから別にいいよな」
目をちゃんと瞑ったルビーを見てアクアは耳元でそっとそう呟く。本気でこれからキスをしようとしている声色を作っていた。
そんなアクアの言葉にパチリと目を開いて飛び起きながら顔を赤くするルビー。
「ふわっ!?ほ、ホントおにいちゃん!バッチリ目が覚めちゃったんだけど!?ちょっおにいちゃん待ってってば!まだキスしてないよ!」
「起きたからいらないだろ。母さんが目玉焼き作ってるからさっさと降りろ」
「すぐ降りる!」
完全にルビーが覚醒したのを見届けてアクアは部屋を出てリビングに戻る。
階段を降りる音がリビングにも聞こえるあたり慌てて降りてきているのが伝わってきた。
「起こしてきた、髪とか直したらくると思う」
「ありがと〜アクア!」
ルビーを起こし終わって戻ってきたアクアにアイ。
それなりに時間が空いたものの、先ほどの話の続きを話し始めた。
「さっきの話に戻っちゃうけどアクアなら五股したい!って宣言しても大丈夫だよ、女の子の扱い慣れてるし」
「もうその話終わったかと思ってた。流石に前世ですら正式に交際してる相手が複数人同時にいたことはねぇよ」
アイを推す前はそこそこ女遊びをしていたアクア。
ただ同時に交際していた訳ではない。アクアからすればルビーとあかねの二人との交際すら未知の領域であった。
そんなアクアに対してアイはキョトンとしながら答える。
「でもアクア、普通に二人とデートしてるよね?交際満喫してるじゃん!」
「……俺、アイにデートに行くって言った事ないだろ。なんで知ってるんだ?」
確かにライブが終わってからここ最近の数日でルビーとあかねの二人と別々にアクアが組んだデートプランで出かけたことはあった。
ただ肉体の影響なのか妙にデートに行くことを母に話すのが恥ずかしくなったアクアはデートの話をアイにはしていなかった。
アクアの疑問に対してアイはニコニコしながら返事をする。
「だってルビーが嬉しそうに報告してくるから!あかねちゃんもこないだ事務所で会った時にアクアの好きな服装アドバイスが欲しいって言ってたし」
「狭いコミュニティで浮気したやつがなんでバレるのかその一端を垣間見た気がする」
アクアの場合はどちらも本気で公認という冗談のような答えではあるものの、似たようなものである。
そんなアクアの言葉にくすくすと笑ったアイ。
「おっはよー!ママ!おにいちゃん!」
「おはよールビー、もうご飯できちゃってるから食べちゃって」
「わーホントだ!ありがとママ」
アクア達が話している間に髪などのセットも終わらせていたらしいルビーがリビングに入ってくる。
アクアの方をチラッと見て顔を赤らめるルビーに気が付いて、アイは一体アクアがどんな起こし方したんだろうと想像を膨らませる事になった。
苺プロの事務所、その一角にある会議室にアクアとB小町Rの五人が集まっていた。
各々メンバーが揃うまで好きに話していたのだが、全員が揃ったため本題に入るタイミングをアクアは探る。
ただかながそれより先にどうして集められたのか気になっていたようで、アクアに確認をしてきた。
「それで?アクア、今日はどうしたのよワザワザ事務所に皆で集まって欲しいなんて。休日にしたい事なんて私だって色々あるのよ?アンタがどうしても来て欲しいって言うから仕方がなく来てあげたけど」
折角のオフに呼ばれたという事を不満気に言うかなだが、不満そうな表情に反して口許は緩んでおり、内心では喜んでいることがよく伝わってくる。
役者としては文句なしに一流の実力を持つ彼女だが、プライベートでは実に分かりやすかった。
「大丈夫かなアクアくん。かなちゃん絶対この後怒るよ?」
「心配性だなぁあかねちゃんは。おにいちゃんならチョロメスな先輩なんて口八丁でどうにかなるって」
「それ一回怒っちゃってるよね」
これがなんの集まりなのかを知っているあかねとルビーは隣り合ってこっそりそんな会話をしている。
「私はどっちかといえばみなみちゃんが心配かなぁ」
「そうかな?私はみなみちゃんは大丈夫だと思うよ?多分受け入れてくれるんじゃないかな」
二人はそれぞれ別のメンバーを心配している。
ただ一人だけは名前が上がらない。
そんな二人からまるで心配されない女、フリルはといえば
「マリンが呼ぶならそりゃ来るよね。どう?私都合がいい女だよ?」
「俺はその言葉になんて応えるべきなんだ?」
相変わらず息をするようにアピールしていた。
先日から始まった撮影でアクアがこの場で何を言おうとしているか察している彼女だが、むしろ負けがなくなったと自信を持って攻める事ができると以前以上に堂々としている。
アクアの返事を聞いてくすりと笑う姿は、普段とは異なる清楚な雰囲気で思わずアクアも目を奪われた。
「それにしても急にどうしたん?大事な話がある言うてたけど」
みなみは休日にアクアから呼ばれた事自体は嬉しかったものの、何故事務所に呼ばれたのか分からずに首を傾げている。
大事な話があると聞いた時はもしかすると?とドキッとしたのだが、よく考えればB小町Rのメンバー全員に声を掛けているため、関係ないよなぁ?と思い直してどんな話をされるんだろうと少しビクビクしていた。
「単刀直入にいくが」
様々な反応を見せる五人を見て、アクアは一呼吸おいてから今回の本題を切り出した。
「俺は宮崎旅行からルビーとあかねの二人と付き合っている」
「「?????」」
かなとみなみは常識的な思考をしているため、アクアのセリフに嘆きも怒りも感じる前に思考が固まる。
アクアも最初は少しずつ話を広げようと思っていたのだが、変に話すと誤解を生みかねないと考えた結果、直球になってしまったらしい。
「じゃあ私が3人目かな。マリン、こないだも言ったけど月9の撮影最後で告白するから責任とってね」
「告白するからって宣言はもう告白と変わらなくないか?」
「違うよ、やっぱり告白は記憶に残る感じがいいからね」
固まっている二人とは違い、元々おおよその話を聞いていたフリルはいつもと変わらないような返事をする。
アクアもマイペースなフリルに救われて普段と同じ調子で言葉を返した。
そんな会話のおかげか、時間が経過したからか、ようやくここでアクアの言ったセリフを正しく理解したかなは、口を開いた。
「ちょっと待ちなさい!?ようやく理解したけどアンタ実の妹と付き合うだけでもドン引きなのに、それだけに飽き足らずあかねともって何考えてんのよ苺のドンファンが!?」
フリルがいつもの感じでいたおかげかフリーズ状態から復帰したかなは、驚き過ぎて悲しむことすらなくツッコミに回ってしまっていた。
「理由があるんだよ理由が」
「何をどう言い訳したら二股公言につながる理由になんのよ!?」
「……いや、よく考えたら別に理由ってほどでもないな」
「ほら見なさい!自分の女好きに理由求めてんじゃないわよ」
すっかりいつも通りの調子になっているかな。
ある意味ではアクアが考えていた以上に深刻な話し合いにならなくて良かったのかもしれない。
そんな二人の様子を見ているうちに状況が飲み込めてきたのか、みなみも隣にいたあかねに話しかける。
「えっそういう事!?あかねさん今言うてた事ホンマなん?」
「あはは……私は一回振られちゃったんだけどね」
「えぇ!?」
みなみとあかねの会話を聞いていたのか、かなはアクアへの質問の方向性を変更する事を決める。
「ふぅ、順番に答えなさい。……まずアンタはルビーに告白されててそれを受け入れたってわけ?」
「そうだな……16の誕生日に告白されていたのに俺が答えた」
「……ちなみにルビーを選んだ理由とかって教えてくれたりするの?」
かなはここに来てアクアが自分ではない女と付き合った、ルビーを選んだと言う言葉に実感が出てきたため、思わずと言った形で問い掛ける。
その傷ついたような表情を見てアクアは少し悩んだ後、正直に答える事に決めた。
もうB小町Rのうち前世について知らないのはかなとみなみの二人だけだ。
「これから話すのは冗談みたいな話だ。ルビーの夢の話は聞いてるか?」
「なによ急に……話を逸らしてるんじゃないでしょうね?一応聞いてはいるわよ」
「ウチも覚えとるよ。エピソードかなり好きなんよね、あの『せんせ』さんカッコええよね」
二人の言葉を聞いてアクアは当時聞いた話を思い出す。
ルビーの妄想にしては妙に凝ったというか実感がこもった話。
その話をアクアから切り出された事を二人は不思議に思いながらも返事をした。
「アレは本当にあった話だ」
「はぁ?アンタふざけんじゃないわよ!そんなに私に言い……」
アクアの真剣な表情を見てかなは出そうになった罵倒を止める。
そして今もアクアの表情は真剣そのものだった
「俺とルビーには前世の記憶がある。俺の前世での名前は『雨宮吾郎』、アイの出産を担当した産婦人科医であり、ルビーの前世である『天童寺さりな』と共に過ごしていた研修医でもある」
「…………『せんせ』さんがアクアさんってこと?死に別れた患者さんとお医者さんが生まれ変わって再会ってもうドラマやん」
みなみはアクアがこんな場面で冗談を言うことはないと思ってはいたが、アクアの話に驚きの声を上げた。
かなもみなみも既にこの話を疑ってはいない。それくらいの説得力があった。
それからアクアは旅館で起きた告白への回答と二股への経緯を説明していく。
一通り話を聞き終わってから二人を代表してかなが口を開いた。
「アンタの言い分は分かったわ。ルビーを選んだ理由も……悔しいけど納得させられた」
前世なんて存在認めたくはないが、これまでのアクアとルビーを見ていれば確かに引っ掛かる点はいくつもあった。
それが前世という存在が理由だとすれば辻褄があってしまう。
「でもそれってアンタがルビーを好きな理由にはなるけど、二股する理由にはならないわよね」
「それはその通りだな……結局俺が皆が傍にいる今の環境が好きなだけだ。かなが言う通り、俺が女好きだったってだけだな」
「ホント最悪よね分かってる?」
アクアはかなの言葉に素直に返す。
これに関しては不誠実であり、先程話に出た前世からの思い出を穢すのでは?と思われても仕方がない選択だとアクア自身も思っていた。
一息ついてかなは、自分の気持ちに整理をつける意味も込めて他のメンバーの話を聞く事に決める。
「ルビーの意見は……時間の無駄だから聞かないわ。あかね、アンタはこれでいいわけ?この二股アラサー真性の女好きよ?」
「時間の無駄!?ひ、酷いよ先輩」
「よくそんなこと言えたわね元凶が」
かなの言葉に反発するルビーの言葉をバッサリとかなは断ち切る。
そもそもハーレム提案なんてした女の意見など聞いても自分の考えがブレてしまうだけだろう。
「……二股アラサー」
「なによ、アラフィフの方が良かった?そりゃSNS苦手よね、だってアンタが若い頃SNSなんてないわけだし」
ガーンと落ち込んでいるアクアに対してかなは厳しく追撃する。
正直なところ話があまりにも突拍子もないおかげで悲しくなる事はないが、それはそれとしてアクアにムカついてはいたのだ。
かなの質問に対してあかねは頷きながら返事をする。
「うん。というか私は最初から皆でアクアくん捕まえちゃおうって思ってたから」
「……実はアンタってこの中の誰よりもイカれてるわよね」
「酷いよかなちゃん!」
呆れた目を向けるかなに反論するあかねだが、残念ながら擁護する人間の方が少ないだろう。
酷いのはどっちだと言いたげな視線をあかねへと向けるかなだったが、諦めてフリルの方へと視線を向ける。
「あかねに話振った私がバカだったわ。フリルはさっきの話聞く限り三人目志望みたいだしB小町Rどうなってんのよ」
「私の場合は失恋と天秤に掛けて私なりに合理的に選んだだけだよ」
「はあ……」
かなが今度はフリルの方へと話題を振れば、彼女はかなの言葉にごく普通の選択をしたと言いたげに返事をする。
彼女の場合、他の女がいるというのが好きな相手を諦めるという理由にならなかったというだけだ。
自分に使われる時間こそ減る事になるのは間違いないが、推しを好きな人が他にいるなんてよくある事であると判断していた。
フリルはそのままアクアに責任を取らせる気満々なのを見てかなは、深いため息を吐く。
「みなみ、アンタはどうするわけ?」
「せやなぁ……」
みなみはこの話が出てからずっと自分はこの恋をどうするべきなのか考えていた。
現実的に考えるのであれば、一人の男に対して複数の女の子がいるというのは常識的になしだろう。
残念だがみなみの初恋は失恋という形に終わる事になる。
「アクアさん、ウチにチャンスくれん?」
「正気?アンタまでこの狂った話に乗るつもりなの」
いくらかなでも分かっている。
これはB小町Rによる星野アクアを囲うハーレム計画なのだ。
これに乗るというのはつまり一生好きな男を独占する事はできないという事になる。
「最初はウチもどうなんやろって思うたんやけどさ……よう考えたら今現在と変わらんよね」
「どういう意味よそれ」
みなみの言葉にかなは首を傾げる。
自分たちがいつからそんなインモラルな関係になってしまったのかと言いたげな彼女にみなみは自分の考えを口にした。
「ほら、ウチらは皆アクアさんが好きやってお互いわかっとる状態でなあなあで過ごしてたわけやし……。それに直接的な恋人的なアレソレが加わるだけっていうか」
「いや、恋人的な奴が加わったらそれもう別ものでしょ!?」
かなはツッコミを入れるがみなみの意見は変わらないようだ。
一通り全員の意見を聞いたところでかなも自分の考えを整理する。
今事実上彼女に突きつけられているのは二択だ。
失恋をするかこの馬鹿げた提案を受け入れるか。
「一応聞いとくわね。アクア、アンタはB小町Rの皆に対して独占欲がある。それは間違いないのよね」
「……ああ、情けない話だが、皆に惹かれてる自分がいる」
「ほんっとうに酷いわよ?……分かったわ」
アクアの回答を聞いて、かなは自分の考えを口にしていく。
これまでと関係が変わらざるを得ない選択をしたアクア達に自分の想いを伝えるために。
「アクア……私はアンタに私だけを見て欲しい。他の子じゃなくて私だけを選んで欲しい。あの子達みたいなアンタに都合がいい事は言ってあげられないわ」
「……だろうな」
「アンタはそんな私でも……その……欲しいの?」
その言葉を口にするかなの瞳は潤んでおり、頬は赤らんでいる。
アクアはその表情にドキッとさせられながらも平常心を可能な限り保ちながら自分の正直な気持ちを答える。
「そうだな、最低な事を言うなら俺は今後もかなと一緒にいたいと思う」
「ホント最低」
くすくすとかなは笑う。その言葉に怒気はない。
それから指をぴっと立ててふざけた事を言った張本人へと突きつけながら、自分なりに出した答えをアクアへと伝えた。
「アンタが私を欲しいなら、他に女がいてもアンタがいいって私に思わせてみなさい!そうしたら……」
一呼吸を置いてから自分の気持ち全てを込めて想いを伝える。
「私はアンタの……アンタだけの推しの子になってあげる」
眩しい太陽に例えられる笑み。
挑発的だが、その内容をよく聞けばアクアと縁を切るなどはしないと伝わってくる内容だ。
それに何処かホッとしながらもチャンスを与えられたと理解したアクアはそんな彼女の言葉に頷いた。
そんな二人の会話を聞いていた四人はといえば。
「アレほとんど告白だよね?いいのかな」
「言うたらあかん!かなさんやって多分状況が状況だけに混乱しとるんやから」
「かなちゃん可愛いなぁ」
「よーし!これで一件落着!先輩なんてチョロいからもう障害ないも同然だよね!皆各々告白頑張ろー!」
この調子でもう完全に通常営業となっていた。
このうち2人が既に告白どころか交際関係に発展しているとは中々気付けないだろう。
そんな四人の会話を聞いたかなはアクアへキッと睨むような視線を向ける。
「私はまだ落ちてないから!分かってるわよね五股男」
「……ああ、とりあえずしばらくは今まで通りで頼む」
「仕方がないわね、それくらいなら許してあげるわ」
一波乱はあったものの無事ルビーとあかねとの交際状態を伝えられたアクアは、今まで以上に皆にアクアを選んで良かったと思われるような男になろうと決意するのだった。