【推しの子】ヤケクソハッピーハーレムルート   作:ただの暇神

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蠱惑の演技

9月に入ってアクアたちの夏休みが終わり、学校が再開する。

JIF二回目も大きな話題を呼んだことで、B小町Rは国民的なアイドルに向けて順調に前進していた。

 

「みなみ!頑張ってね」

「今度ドラマ出るんでしょ?」

 

放課後に入り、クラスの友人がB小町Rのグループに話しかける。

 

「せやね。でもドラマ言うても地上波やないよ?」

 

あまりネットドラマには皆馴染みがないかもと思い、過剰な期待を寄せられないかと念の為に説明するみなみだが、彼女たちはそんな事気にしていなかったらしい。

すぐに力強く返事が来る。

 

「それでもすごいよ!絶対見るからね」

「ありがとうな。うちなりに頑張るから」

 

嬉しさ半分恥ずかしさ半分で答えるみなみ。

苺プロ所属のタレントは端役であっても、先方が情報開示を許可している場合は事前にどんな番組に出演するか公表するようにしている。

苺プロ公式配信がその役割を担っており、学校でも多くのものが配信内容を気にしていた。

 

「ルビーとフリルも今度バラエティ出るんだよね!」

「しかもあの番組の2時間SPでしょ?凄いよ!」

「もし良かったらまなちゃんのサイン貰ってくれない!?出演者にいたよね!」

 

まなちゃんこと『鈴城まな』はいくつもの姉妹グループを持つ大手事務所に所属する今ノリに乗っているアイドルだ。

アクアとしてはあまり親しくない相手に学友分のサインを要求するのは良くないだろうと思って否定しておこうと動いた。

 

「向こうは今ドラマにバラエティーに引っ張りだこだからそういった要求も多い。悪いけど無理だと思う」

「あちゃーアクア君ストップがかかっちゃったならしょうがない。まなちゃんの事ルビー達に次いで推してるんだよね」

 

これまではドジなキャラをテレビでは出しており、いまいちウケが悪いグループの中堅どころといった彼女。

ただ去年末の特番にグループの選抜メンバーとして出た際、その状況は一変した。

クイズに出たアイドルの問題を誰よりも素早く早押しし、アイドルオタクキャラを全面に出した早口トークが生放送で抜かれ、その内容の正確性から大ブレイク。

今年の人気投票ではグループ内で数十人の中の初の3位を獲得したとか。

このままウケ続ければ来年は一位が狙えるかもしれないと噂されている。

ただアクアの制止に対して指を振りながら「ちっちっち、甘いねお兄ちゃん」なんて言ったルビーは言葉を続けた。

 

「大丈夫!まなちゃんとは友達だから頼んでみるね!でもダメって言われたらその時は諦めてね〜」

「は?お前いつの間に」

 

アクアは知らないうちに広がっていた交友関係に驚きの声を出す。

確かにJIFで同じステージだったが、接点はなかったはずだとアクアは考えていた。

そんなアクアを見てにやりと私もやる時はやるんだと言いたげな視線を向けるルビー。

 

「こないだのJIFでまなちゃん達のグループと楽屋一緒だったんだけど〜私のファンって言ってくれてね!話してるうちに意気投合して毎日アイドルについてメッセージのやり取りしてるんだ〜」

「リップサービスじゃないのか?向こうは忙しいんだからあまり付き合わせるなよ」

「もう夢がないな〜おにいちゃん。まなちゃんだって本当にヤバい時は連絡してこないし大丈夫だよ!」

「初期ファンっていうのは本当だと思うよ。私たちのかなり初期の配信から語ってくれたし」

 

フリルがルビーの言葉に補足を入れる。

あの熱烈なアイドルトークは本物だったのかとドルオタ仲間として感心した。

JIFでもルビー達の少し前に出番があったので、アクアも見ていたが、大手らしい考えられたパフォーマンスに映える動きを足して一番輝いていたなと記憶に残っている。

 

「アレ凄かったなぁ。ルビーのファンクラブにも入っとる言うてたし」

「マジか……あれ人数制限まだ厳しいのに」

 

B小町Rのファンクラブは今年に入って始まったサービスだ。徐々に人数枠を広げようということで二回ほど拡張したが、既に定員。

そんな中で現役アイドルが所属しているのは予想外のアクアだった。

 

クラスメイトと別れて苺プロメンバーだけとなったアクア達は仕事の話をしながら移動する。

 

「そういえばお兄ちゃんはこの後みなみちゃんと仕事だよね?」

「ああ、さっき話に出たドラマの撮影だ」

「ドラマの撮影か〜私のお仕事も入ってるんだよね」

「ルビーは11月くらいだな。かなと予定被ってたと思う」

 

ルビーは自分もドラマの仕事とか来るようになったんだなと感動した表情をしていた。

そんな兄妹の横ではフリルとみなみが何やら話をしている。

 

「みなみ、もし緊張したらマリンの手を握るといいよ」

「えぇ!?そんなんうち恥ずかしくてできへんよ。余計に緊張してまう」

「やらねぇよ。フリルに前言われた時も断ったろ」

 

フリルの甘言に混乱するみなみ。

そんな二人に対してアクアは先に釘を刺した。

 

「え?おにいちゃん私が頼んだらやってくれるのに」

「ルビーは妹だろ。やたらファンが寛容とはいえアイドルが気軽に男と手を繋ぎたいとか言うなって事だよ」

「気にし過ぎじゃない?」

 

やれやれと言いたげなルビーだが、アクアには言い分がある。

 

「お前自分がアイのこと処女受胎とか言って現実逃避したことあるくせによく言えるよな」

「ピューピュー」

「何言われたんやろなルビー」

「さぁ、ただクリティカルなことだけは分かるよね」

 

フリルとみなみに聞こえないように小声でアクアが黒歴史を言えば、ルビーは視線を逸らしてヘタクソな口笛を吹き始め、二人は困惑するのだった。

 

 

ルビーとフリルと別れ、アクアとみなみの二人は電車に乗って仕事場へと移動する。

こういう時、ミヤコのように運転ができないのは不便だなとアクアは思う。

前世で免許取っていたのだから発行してくれないかなんて無茶なことを考えていた。

 

「そういえばアクアさんって初演技の時どんな感じやったん?やっぱ緊張したん?」

「『それが始まり』の時か……」

 

五反田がアクアを気に入り、アイと合わせて捩じ込んだ映画『それが始まり』。

今思い返せば初めてカメラ前で演技をするとなった割には、全然緊張らしい緊張はなかったなとアクアは思い出す。

 

「いや、ほとんど緊張しなかったな」

「ほえ〜凄いね。どうやって気持ち落ち着けたん?もし良かったら教えてくれへん?」

 

みなみに尋ねられ、どうしてなのかとアクアが改めて理由を考えると一つの可能性に至った。

 

「あの時はかなとの初共演のおかげだろうな……」

「よくかなさんが『こんなちーっちゃい頃から知り合いなの』ってよう自慢しとるしやっぱ昔から仲良かったん?」

 

アクアの言葉にみなみは少し女心的な気持ちでも気になりつつ問いかける。

アクアとかなの年相応な口争いが、実のところみなみはお気に入りだった。

普段大人びたアクアの年相応な感情を引き出すかなの事を羨ましいとも思っている。

ただ今回はみなみに尋ねられてすぐに当時の心境をアクアは答えた。

 

「いや、ブチ切れてお灸据えてやろうと思ってた」

「なんでなん!?」

 

みなみも思わず声を大きくしてしまい、周りの視線を集める。

一部でヒソヒソと声が聞こえるあたり、みなみが何者なのか把握されているのかもしれない。

彼女自身やってしまったと思ったのか少し顔を羞恥で赤くしながらぺこりと周りに謝罪してからアクアへ問い直した。

 

「恥ずかしかった……でもなんでなん?流石にアクアさんが理由なく怒ったりせんやろうけど」

「アイツ、アイの演技見てもないのに下手くそって言いやがったからな」

「あっその頃からあの口の悪さなんや。3歳とかなのに擦れてたんかなぁ」

 

今思うと素の性格の悪さはあるだろうが、何とか芸能界で頑張って母のためにと張り詰めていたんだろうとアクアは思う。

ただ当時はそんな事情など知らなかったアクアとしてはあの時の反応はそこまで間違ってもいない。

精神的に大人気ないとは今でも思っているが。

 

「というかアクアさん2歳とかやろ?よう覚えとるね」

「……まぁ色々印象的だったからな」

 

前世の記憶による刺激もあってか幼児期健忘の影響が弱いアクアとルビーは当時の事をかなり覚えている。

ただ流石にそんな話をすれば厨二病再発を疑われるため、アクアは苦笑いで誤魔化した。

 

「ある意味かなのおかげで俺はそんな緊張せずに初演技ができたし、それ以降もアクかなコンビとかでアイツと共演が多かったから芸能界に慣れられた面もあるだろうな」

「はわぁ……やっぱ幼馴染って強いわぁ」

 

みなみも広義の意味なら幼馴染に属するが、知り合ったのが小学校も後半だ。

気になる男の子の周りの女の子、その関係性の強さに軽くため息を吐きたくなるみなみだった。

 

電車に揺られながら話をしていたアクア達は、無事時間より前に目的地である撮影現場へと到着する。

既にある程度人は集まっており、アクアとみなみはスタッフや共演者に挨拶をしてから方針を決める。

 

「うぅ、やっぱり初演技やし失敗したくないって思っちゃうと緊張してくるなぁ」

「ライブ前とかに緊張ほぐすルーティンとかあればやってもいいかもな」

 

アクアからすれば環境は違えど人前でパフォーマンスをするという点は役者もアイドルも変わらないと思っている。

ただ思い返せばかなやあかねも初ライブの時は緊張したと言っていたため、本職からすれば違うのかもしれない。

 

「せやね……あかねさんから教わった方法があるんやけど、動画見てもええ?」

「……?別に好きにしたらいいんじゃないか、大音量で流したりしなきゃ撮影も始まってないし迷惑にもならないだろ」

「ありがとな」

 

みなみはアクアの言葉に感謝してからスマホを取り出す。

ビデオアプリを立ち上げて、そこに入っていた動画を再生した。

 

『ばぶ!ばぶ!ばぶ!ばぶ!』

「動画ってそれかよ!確かにあかねが初出演の時に緊張ほぐしてたけど!」

 

みなみのスマホから小さく流れてくる赤子の合唱。

確かにあかねが初めて演技をした時は、緊張をほぐすのにヲタ芸赤ちゃんの動画は役に立っていたが彼女の中でそれがルーティンとなっていたのは予想していなかった。

確かに毎回何か動画を再生していたと思い出す。

恥ずかしさと懐かしさがアクアの中で同居する。

動画そのものも懐かしいが、あかねの記憶と連鎖して初めてヒカルと会った時の記憶も思い出される。

 

(あの頃は父親なんて予想もしてなかったな)

 

今思えばヒントはあったはずだが、先入観というのは恐ろしい。

『アイドル』が今なお語り継がれる伝説の楽曲となった今でも、アクアとルビーがアイの子供なんて説は都市伝説レベルというか与太話としてネタにされているだけで済んでいるのが先入観が与える防御力を表していた。

 

「うちはアクアさん知ってからヲタ芸動画に辿り着くまで結構時間空いたんやけど、アクアさんもルビーもかわええなぁ」

「赤ちゃんなんて皆可愛いだろ。愛瑠なんてもうすぐ一歳だけど天使だし」

「……やっぱシスコンって不治の病なんかなぁ。それでもカッコええとかズルいわ」

 

ボソリと呟いたみなみの声はアクアには届かない。

みなみは自分の気分が落ち着くまで、世界的ヒット動画に癒されるのだった。

 

「ふぅ、ありがと」

「ルビー程じゃないが流石に俺も慣れてきたから気にしないでいい」

「メンタル鍛えられそうやね。まぁ今でも可愛いもの動画のランキングとかで上位やもんな」

「流石にそろそろ殿堂入りさせた方がいいと思うんだが、多分ウケがいいんだろうな」

 

毎年年末特番などで流れる『〜な動画ランキング』。毎年話題になった動画のはずなのだが、リピーターの数が多すぎて今でも毎年上位に食い込むコンテンツ力。

ルビーのデビューがあった影響で去年などトップ3に入っていた。

アイドルの動画とほぼ同じだけの再生数を誇り歴史の長くなった苺プロの中でも最強のコンテンツの一角である。

内心ではいつかこの動画を超えるのも目標にしたいところだが、あまりの再生数にアクアは苦笑いを浮かべるのだった。

 

「緊張も解れたところで確認だが、今日のみなみの役はなんだ?」

「うちは今回のヒロインの学友、脇役やね」

 

アクアも勿論分かってはいるが、念押しの意味を込めてみなみへ確認する。

彼女もそれを分かっているため、すぐに回答をした。

 

「そうだ、ただ気を付けたいのがヒロインより学校で人気のある脇役ってポイントだな」

「漫画やライトノベルで出番多いポジションやね?普通はサブヒロインとかになりがちな気がするんやけど」

 

大体意味もなくヒロインより可愛い女の子になる訳ではない。

普通は恋愛の負けヒロインや当て馬としての役割が求められる。

 

「普通はな。ただ今回の脚本だと喋ることすら殆どない。ちらっと姿を見せてこの子の方が可愛いって思わせる役割だ」

「一番人気の女の子って設定恥ずかしいんやけどね……普段はルビーちゃんとフリルちゃんがうちより可愛いし」

 

みなみも芸能人になるだけあって自分の容姿には自信がある。

ただ単純な外見だけならルビーとフリルには敵わないと自己分析をしていた。

 

「ルビーと一緒にいて霞まないって凄いことだから自信を持っていい」

「ルビーちゃんが聞いたら喜びそうやね」

「とにかく、みなみに求められるのは一番人気の女子を喋らないで演出することなんだが……これは実のところかなり難しい」

 

そんなアクアの言葉にみなみは頷いた。

彼女なりに自分の思っていたことを口にしていく。

 

「そうなんよ、一番可愛いやなくて一番人気やろ?やっぱり喋らんと雰囲気出せないと思うんよね」

「これを言葉に出さずに表現するには、一目で人気な女の子だと表す必要がある。だから普通は難しい……がみなみに限ればそこまで問題にはならないと思っている」

 

みなみの自分を魅せる技術はアクアから見てもかなりの物だ。

計算と天然両方の側面があり、自然に魅せるのが上手い。

アクアの思う一番人気の女性と言うのは、自然と見てしまうような人だと考えていた。

 

「うちのこと信頼してくれるんやね」

「ただ、みなみも言葉だけだと不安だろうし、もし参考にするなら……これを見てみるといいかもな」

 

そう言ってアクアは自身のスマホから一つの動画をみなみへ共有する。

一体何なのかとみなみは早速動画を再生した。

そこには『可愛すぎる演技派女優』と呼ばれた女優を中心に学生服を着た女の子たちが撮られた映像だった。

中心のすぐ横に視線を集める女性がいることにみなみはすぐ気が付く。

 

「わぁアイさん若!?これいつの?」

「俺が1歳くらいの時の奴。それ一応非公開品だから流出させないでくれよ」

「ひええ!そういうんは怖いんやって!いや、流出はさせるつもりないけど何が起きるか分からんやん!」

 

みなみはどんな物か教えられた事で激しく動揺する。

アクアが見せたのは初めてアイがドラマの撮影をした時のノーカット版だ。

アクアが五反田にお願いして、こっそり貰っている代物であり、アイが加減を知らずに演技をした結果、主役を喰いかねないと判断されて没になった曰く付きの物。

あまりいい例とは本来言えないが、今回のみなみにとってはいい参考になるとアクアは思っていた。

 

「……この頃のアイさんって結構立ち振る舞いで可愛く見せるのがメインなんやな。勿論容姿もヤバいくらい可愛いんやけど」

「今も分かりづらいだけでそういった手も使ってるぞ」

「なるほどなぁ、この頃は今と比較したら分かりやすいだけなんかぁ。……ここのカメラワークに対するアプローチとか上手いなぁ」

 

アイそのものを直接再現するあかねのような例外でなくとも、アイの自分を可愛く見せる技術は盗めるなら盗んだ方がいい。

天性の瞳だけでなく、彼女は技術の研鑽や魅せ方の研究もしっかり行っている。

アイのセンスは本物で、彼女の動きの意味を理解できる者ならば、見れば成長のきっかけとなる。

そしてみなみには、それを正しく理解できるだけの才能があった。

 

「ほんまタメになったなぁ。ありがと」

「役に立ったなら良かった」

 

演技の開始まで後少しというところで、みなみは動画を確認し終わって様々な感情が混ざった言葉を吐く。

今回のみなみは、あの時アイがやった動きに近いものが求められている。

アクアもできる限りのアドバイスをしてきた。

あとはみなみの努力次第だ。

 

「よーい、アクション!」

 

カチンコの音が響いてカメラが回り始める。

今回の主演女優はかなり実力派であり、演技力は今のみなみよりずっと高い。

そんな彼女の横をすっと無言で通り過ぎるみなみ。

通る瞬間にちらりと向ける視線、足の運び方、髪のたなびかせ方、身体の動き、指の僅かな動き。

特に目立つ動きではないが、それらを組み合わせる事で視線もカメラも皆自然と集まる。

アイ本人とは少し手法が違い、可愛らしさと言うには少々蠱惑的だが、この短い間に彼女なりに消化して独力で再現したらしい。

 

「カット!よし、今のはいいぞ寿」

「本当良かったわよみなみさん。なんか可愛らしさに混ざるセクシーさが絶妙なバランスで魅力的って感じ。私も自然と目で追っちゃった」

「ありがとうございます」

 

監督も主演の女優もみなみが行った求められた通りの演技に称賛を送る。

他のキャストも自分たちの視線を纏めて集めたみなみへ関心を向けていた。

しばらく共演者たちからの称賛を受けたみなみは、落ち着いたタイミングでアクアの元へ向かって意見を求めた。

 

「どう?うちの演技良かった?」

「ああ、正直俺の想像よりずっと良かった。アイの演技そのままを使うんじゃなくてしっかり自分用に調整してたのが映えてたな」

「ほんま?うちはアイさんほど可愛らしくも綺麗でもないから活かせる部分が違う思うてちょっと恥ずかしいけど工夫したんよ」

 

スタイルを魅せるというのは人によっては邪道と思われるかもしれないが、下品にならず思わず見惚れるレベルに調整するならば、それは立派な演出だとアクアは思う。

 

「思わず視線を向ける程の女の子、一番人気の女の子をしっかりできてたと思う。俺も思わず視線を奪われた」

「……そう?うちもっと頑張るから見てな?」

 

みなみはそう言って満面の笑みを見せる。

その宣言の通り、彼女は撮影中NGを出す事なく求められた役割をこなした。

このドラマの公開をきっかけにみなみへのカメラ演技や撮影の仕事が急増する事となる。

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