◇アビドス郊外・砂漠
『目標地点まであと1分、戦闘準備を。』
アビドス砂漠を飛行する3機のヘリ。
機内では対策委員会のみんなが戦闘の為に装備の確認をしていた。
「おじさんはオッケーだよ~」
「私も大丈夫です~☆」
「ん、ばっちり。」
「サポートはお任せください!」
”メイン指揮システム正常・・・うん、問題なし!”
全員が返事を返す。
ハルガは眼下に見えるヘルメット団の車列に目を移す。
『全部を相手にする必要は無いが・・・分断ぐらいはしておいた方が良いだろうな。』
腕のデバイスを操作し、1機の戦闘ヘリに指示を出す。
それと同時に右に位置していた戦闘ヘリが先行し、車列に向けてロケット弾を撃ち始める。
バシュバシュバシュ!
滑りだすように放たれた数多のロケット弾はヘルメット団の車両に命中し爆発する。
いくつかの車が破壊されたりひっくり返ったりし、道を塞いだ。
これでしばらくはこの道を使うことはできないだろう。
『目的地に到着。高度を下げる。』
セリカのいるであろう車両が見つかった。
先回りした戦闘ヘリが足止めの為に攻撃を始めた。チェーンガンによるリズミカルな射撃音が鳴り響く。
ハルガは少し離れた場所にヘリを降下させ、対策委員会を地上に降ろす。
『高度良し、降りれるぞ。』
「よーし、行ってみよ~」
「はい~☆」
「攻撃開始だ。」
「皆さん、頑張ってください!」
先生とアヤネを乗せて、ヘリは高度を上げる。
自動操縦で戦場の上空を旋回し始め、絶えずに地上の情報を全員に送り続ける。
『離れた敵は任せてくれ。こいつを食らわせてやる。』
ハルガはヘリからの情報を頼りに、持ってきたグレネードランチャー・・・MGL140を撃ち始める。放たれた榴弾は着弾と同時に爆発し、障害物ごと周囲の敵を吹き飛ばす。
遠方の敵から狙っていき、攻撃と同時に爆発で恐怖心を敵に与える。
『ひとーつ、ふたーつ、みーつ。』
6発の榴弾を次々と放ち、即座にリロードする。
その間にも対策委員会のみんなは近場の敵を薙ぎ倒しながら前進し、セリカのいる車両へと向かっている。上空からは戦闘ヘリがチェーンガンを掃射しており、ヘルメット団の増援を食い止める。
「まずい!セリカちゃんを乗せた車両が出発しそうだよ!」
「急がないと・・・邪魔!」
「敵の数が多すぎます!」
『仕方がない、黒瀬さんには申し訳ないが・・・』
先ほどまで足を止めていた先頭車両が進み始める。
しかし、敵の数が多く、誰もすぐにはセリカのいる車両に追い付けそうにない。
そこでハルガは端末を操作し、1機の戦闘ヘリを向かわせた。
戦闘ヘリは高度を落とし、最も先頭にいる車両に向けてミサイルとロケットを発射する。
2発の誘導ミサイルと19発のロケット弾により、先頭車両は後続を巻き込み爆発する。
さらにチェーンガンによる射撃で輸送車両の運転席とタイヤを攻撃する。
『足を止めた。今のうちに!』
”ハルガ、ナイス!”
対策委員会が横転した車両からセリカを助ける間に、周辺の敵の掃討と脱出の準備をする。
『ミサイル掃射、全弾撃ち尽くせ。』
戦闘ヘリからロケット弾とミサイルが放たれる。
広範囲に展開した敵を爆発で吹き飛ばし、無力化する。
逃げる敵にチェーンガンを撃ち、逃げない敵はグレネードランチャーで吹き飛ばす。
数分もしないうちに敵は撤退を開始した。
”ヘルメット団の撤退を確認!戦闘終了!”
「皆さん、お疲れさまでした!」
『それじゃ、ヘリの高度を下げるぞ。』
先生たちを乗せた輸送ヘリが降下し、扉が開かれる。
ハルガは操縦席に乗り、対策委員会が全員搭乗したことを確認すると離陸を始める。
戦闘ヘリに周辺の見張りをさせ、高度を上げていく。
”ハルガ、ありがとう。ヘリまで用意してくれて。”
『いいですよ、どうせ倉庫で埃を被るかもしれなかったんで。』
上空で旋回し、アビドス高校に向けて進み始める。
輸送ヘリは2機の戦闘ヘリを護衛に、アビドス砂漠を飛んでいった。
今回はここまでです。
最近、あんまり調子が良くないでござる。
リオ会長だああぁぁあぁぁぁ!
セイアきちゃぁぁぁぁぁぁ!
皆さん、もちろん引きますよね?引かない人はお家の上にタイタンフォールさせますからね!?
それではまた次回・・・