今回の装備
メイン武器;マシンガン(PKM)
サブ武器;ショットガン(AA-12)
ウォーカーギア・ガトリング装備
砂漠の熱にはご用心
◇アビドス・住宅街
”暑い・・・こんなに日差しが強いなんて。ずっと歩きっぱなしだね。”
『すみません。まさかアビドスの地形がこんなに変わっているとは・・・予想外でした。』
”ああっ!別に怒っているわけじゃ無いよ!”
日差しの強いアビドス砂漠に二つの人影があった。
一人はスーツ姿に少しの荷物を持った大人、シャーレの先生。
もう一人は砂漠用の戦闘服に様々な装備を身に着けたハルガだ。さらにハルガの背後には二足歩行兵器であるウォーカーギアがついて来ていた。
『水分はこまめに取っておきましょう。予備は大量にありますから。』
”うん・・・ありがとう。”
先生は差し出された水筒を受け取り、空の水筒を渡す。
正直に言うと、二人は迷子になっていた。かつてはキヴォトス最大と言われた学園は、その自治区だけでも遭難できそうなほどの広さである。2年も前の地図が役に立つ事は無かった。
やがて、歩き続けた為か先生の足に限界が来てしまい、休憩のために近くの木陰に入るのだった。
”ごめんね、もう足が動かなくて・・・”
『気にしないで下さい、元より地形情報の確保ができなかった私の落ち度ですよ。』
”うぅ、こんなことならもっと運動するべきだったなあ・・・”
『それよりも、どうしますか?場所が分からない以上、下手にここを動くこともできませんよ。』
”あったのは砂に埋もれた校舎だけだもんね。”
『運よく手紙を送った生徒が来てくれたらいいんですがね・・・そんな事ある訳がーーーーー』
キキーッ‼
突如聞こえるブレーキ音、音のした方向には一人の少女がいた。
「ん。この辺じゃ見ない人達だね。どうかしたの?」
『先生、私たちは運が良いぞ。』
”そうだね・・・彼女が知ってるといいね。”
『あー・・・その、いきなりで申し訳ないんだが、アビドス高校の場所を知らないか?この辺りは初めて来るから土地勘がないんだ。』
「アビドス高校に・・・そっか、久しぶりのお客さんだ。」
”もしかしてアビドスの生徒かな?”
「うん。任せて、私が案内してあげる。すぐそこだから。」
『先生、これでようやく目的地に着けるぞ。』
”うん・・・その・・・”
「どうかしたの?」
”疲れちゃって・・・もう足が動かないや。”
『マジすか・・・』
”それに乗せてもらえないかな?”
先生は目の前の少女の自転車を指さす。
『先生、ありゃ一人用だ。無理がある。』
「うん。そうなんだ、ごめんね。」
”そっか・・・じゃあどうしよう。”
『・・・はぁ、私が背負っていきますよ。それくらいの余裕はありますから。』
”えぇ!?でもリュックとか他の荷物はどうするの!?”
『ウォーカーギアに載せますよ。括り付ければ落っこちる事は無いですから。』
「それに先生を乗せたら良いんじゃ・・・」
”そうしたいけど、使い方が分からないんだよね。”
『そう言う事だ。ちょっと待っててくれ・・・』
ハルガは背中の荷物やその他の装備などをウォーカーギアに載せる。
『失礼しますよっと。』
”わっ!”
全ての装備を外したことで身軽になった彼は、先生を背負った。
その背中は、戦闘服越しながらもしっかりと鍛えられていることが分かるほどがっちりしていた。
先生は興味津々に背中を触っていた。
『どうした、先生?』
”・・・やっぱりハルガって男の子なんだなー、って。”
『なんだそれ・・・』
「ん。準備はいい?」
『おう、あんたはそのままチャリで行っていいぞ。』
「・・・それだと置いて行っちゃうよ。」
『心配しなさんな。ウォーカーギアはついて来てくれるよ。』
「そっちじゃないけど・・・じゃあ、行くよ。」
”ハルガ君、無理はしないd――『舌噛むぞ!』――うわぁ!”
少女が自転車を走らせると同時に、凄まじい勢いで走るハルガ。
その勢いは、自転車と並走するほどの速度だった。
「・・・すごいね、私も負けてられない。」
『お、まだ早くなるか・・・こっちも上げてくぞ!』
”待って、早すぎるから。少しでいいから遅くしてぇ!”
先生の叫びも届かず、二人の生徒はひたすらに速度を上げていった。
ウォーカーギアもついて来ている以上、目的地に着くまで二人の速度は落ちる事は無いだろう。
それまでの間、先生は怖い思いをする羽目になったのだ。
今回はここまでです。
メタルギア、良いですよね。
みんなの思い出の作品は何ですか?私はピースウォーカーです。
それではまた次回・・・