シャーレ特殊部隊   作:実力と発想が見合わない人

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黒服と言えばやっぱり勧誘だよね。

今回はお試しでハルガ視点でやっていきます。


アビドス

◇アビドス高校

 

 

「到着、ここがアビドスの学校だよ。」

 

『助かった。先生、着きましたよ。』

 

”うぅ、次からはもっとゆっくり走ってね・・・”

 

『・・・申し訳ございません。これからは気を付けます。』

 

”私もこれからが無いように頑張る。”

 

 

無事にアビドスの校舎に着く事が出来た私は先生を背中から降ろした。

私たちの目の前には、所々が砂に覆われたアビドスの校舎が見えた。

 

 

「教室にみんなはいるはず。こっちだよ。」

 

 

そう言われ、私と先生は案内をしてくれた少女、砂狼シロコに着いて行く。ウォーカーギアは荷物を降ろした後、校庭の昇降口の近くの方に待機させてアビドスの校舎に入る。

やはりと言うべきか、校舎のいたるところには砂が入り込んでおり、使われてないであろう教室には目に見えて砂の山が出来上がっていた。

しばらく進むと、シロコはひとつの教室の前で止まり、扉を開いた。

 

 

「ただいま。」

 

「お帰り、シロコせんぱ・・・い?」

 

「あら?そちらの大人の方と・・・兵隊さんでしょうか?」

 

「ん。お客さんみたい。」

 

「来客の予定ってありましたっけ?」

 

 

教室の中にはベージュのロングヘアーのおっとり系少女と赤の眼鏡を掛けたボブカットの少女、黒髪ツインテールの猫耳少女がいた。

なぜか我々が来たことに驚いている。もしかしたらくる場所を間違えたのだろうか?

そんな中、先ほどまで私の後ろにいた先生が前に出てくる。

 

 

”こんにちは!私は、連邦捜査部・シャーレの顧問先生だよ。よろしくね!”

 

 

一瞬の沈黙。

しかしそれは長くは続かず、少女たちの驚きの声で破られた。

 

 

「えぇ!?シャーレって連邦生徒会の!?」

 

「わぁ☆支援要請が受理されたのですね!よかったですね、アヤネちゃん!」

 

「はい!これで弾薬や補給品の援助が受けられます。」

 

 

よくは分からないが、結構ギリギリだったようだ。ここまで喜ばれるとは・・・いや、気持ちはよくわかる。私も前の部隊にいた時に補給なしで連続で任務を続けたことがある。

先生を見ると、いつも持ち歩いているタブレットを操作している。

すると、どこからともなく大量の弾薬や消耗品の類が出てくる。

 

 

”よし!”

 

『驚いた・・・これはすごいな、先生。』

 

”そうかな?”

 

 

なんともないように返事をする先生。

原理は分からないが、ぜひとも知りたいものだ。後日、改めて見せてもらおう。

アビドスの少女たちは嬉しそうに物資を受け取っていた。

ふと、眼鏡の少女が思い出したように言う。

 

 

「あ、早くホシノ先輩にも知らせてあげないと・・・あれ?ホシノ先輩は?」

 

「委員長は隣の部屋で寝てるよ。私、起こしてくる。」

 

 

そう言って、黒猫少女は教室を駆け足で出た。

なるほど、もう一人いるのか・・・だが、それだとしても生徒が少なすぎる気がする。

アビドスの情報はあまり残っていなかったが、こんなにも生徒がいない状況だったのか。

 

 

『よく持ちこたえたものだ。』

 

”ん?何か言った?ハルガ。”

 

『独り言です、先生。』

 

”そっか・・・もし悩みとかあったらいつd・・・”

 

 

ダダダダダダダダッ!

 

 

「じゅ、銃声!?」

 

『伏せろ!』

 

”わわっ!”

 

 

いきなりの銃声。

先生を伏せさせ、銃声のする方向を見る。

そこには大量のヘルメット団がいた。

 

 

「ひゃははははははーっ!」

 

「攻撃だ!奴らはすでに弾薬の補給を絶たれている!今こそ学校を占領するのだ!」

 

 

タタタタタタタタッ!

 

 

多数の銃声と共にヘルメット団が一斉に突撃してくる。

 

 

「武装集団が学校に接近してきます。カタカタヘルメット団のようです!」

 

「あいつら・・・性懲りもなく!」

 

 

それと同時に、ガラッ!と扉が開き、先ほどの黒猫少女が桃髪の少女を連れてきた。

 

 

「ホシノ先輩を連れてきたよ!先輩、寝ぼけてないで、起きて!」

 

「むにゃ、まだ起きる時間じゃないよー。」

 

「ホシノ先輩!ヘルメット団が再び襲撃を!こちらはシャーレの先生と・・・?」

 

『?・・・あぁ、自己紹介がまだだったな。シャーレ特殊部隊の多沢ハルガだ。』

 

「・・・ハルガさんです!」

 

 

今だに寝ぼける先輩を後輩二人がサポートする。まるで介護の様だ。

 

 

「先輩!しっかりして!出動だよ。装備もって!学校を守らないと!」

 

「おちおちお昼寝もできないじゃないかー。ヘルメット団めー。」

 

 

各自が装備を整え、弾薬を補給する。

私も、マシンガンとショットガンの具合を確かめ、ウォーカーギアのモードを待機状態から拠点防衛に変える。

 

 

『よしっ!準備完了。先生、戦術指揮を頼む。』

 

”任せて!”

 

「私がオペレーターを担当します。先生はこちらに。」

 

 

先生と眼鏡少女を残し、先に出撃したアビドスの生徒を追いかける。

もう聞こえてくる銃声に気を引き締める。

 

 

『久々の戦闘だな。リハビリには持って来いだな。』

 

 

 

 




今回はここまでです。

そろそろ、他の兵器も出していきたいと思います。

ちなみに、連邦生徒会の生徒は各校から選出されてるみたいですが、ハルガの場合はミレニアムになります。


それではまた次回・・・
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