麗花   作:不思議の国の爱丽丝

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なんか思いついたら、そっから連想ゲームみたいな事が頭の中で起こって、忘れる事って無い?
…無いか。


忘れてしまった事は大切だった事も…

 レイナは夢を見ていた。

忘れてはダメだと、自分の心が訴えかけている様に、

あの日の事を、頭が思い出そうとしていた。

と、同時に

この事を思い出したらダメだと、無意識にストッパーをかけていた。

 

『部屋にいた、

何処かも分からない部屋、

暗く闇に包まれていた。

唯一、その部屋を照らしていたのは、

満月の日、

届くはずのない高い所にある穴から差し込む、

月明かりだけだった。

その穴には格子が掛けられており、

外界と、自分がいる部屋を区別している様に、

冷たく、無慈悲に、そこに温かみなんてものは無く、

外からも拒むようだった。

起きる気力なんて無い。

終わりが見えない、

何故自分がここにいるかなんて、分からない。

深く、この部屋の闇に沈んでそのまま溺れてしまいたい。

そう思っても、

冷たく冷えきった床が、

現実は無慈悲に目の前の現状を突きつけてくる。』

 

そんな…救いようの無い、

救ってくれる人が居ない、

あまりにも惨たらしい、

そんな過去、忘れ去ってしまいたい過去、

言葉すら教えられず、

あの部屋に閉じ込められた過去。

ご飯なんて、食べた事が無かった。

それでも僕は死ななかった。

いや…死ぬ事が、出来なかった。

 

???『一緒に行くわよ!

これを言葉で表現するなら…

(駆け落ち)ってやつかしらね!』

 

あぁそうだ…

こんな僕にも、

僕だけの人生を照らしてくれた、

小さな太陽が、

 

誰だ誰だ誰だ誰だ!

あの決して忘れることの無い不透明な僕の人生に、

彩りをつけてくれた!

あの人は誰だ…誰だ、思い出せ!

 

 

 

ルーミア「……ナ、…イナ、ロリコン変態レイナ!」

 

レイナ「僕はロリコンでも無ければ変態じゃなーい!」

 

ルーミア「あ、起きた。よく寝るね~」

 

レイナ「全く、目覚めが災厄だ。」

 

ルーミア「最悪じゃなくて災厄!?

そんな人じゃなくて妖怪だけど、

人の事を災害みたいに言いやがってよ〜」

 

レイナ「お前と話すと疲れるわ!こちとら寝起きやぞ!」

 

ルーミア「あんたがまいた種なんだけれどね!?」

 

レイナ「ほら黙った黙った。」

 

ルーミア「こんにゃろ〜。」

 

咲夜「あの〜、身体の具合は大丈夫なの?」

と、とても腰を低くして咲夜が喋ってきた。

 

レイナ「そういえば、居たな。」

 

咲夜「いくらなんでも私の扱い酷くない?!

これでも、紅魔館では貴方たちの上司なのよ!」

 

レイナ「へ〜、あの館。

紅魔館って言うんだな~。

にしても、紅の館で紅魔館、

安直だな~   」

 

咲夜「まぁ、お姉様達が考えた名前だからね。

とは言っても、私は結構この名前で満足しているのだけれどね。」

 

レイナ「まぁ、館の名前を付けろって言われたら、

紅魔館が1番しっくりくるな。」

 

咲夜「まぁそんな事は置いといて、

ごめんなさいね?」

 

レイナ「?」

と、ここでレイナの頭に電流走る。

(そういえば、こいつの囁き声がキモすぎて、

気絶したんだった。

モロ過ぎんか!?

僕の身体。

いや、予想外過ぎると同時に、

今まで受けて来なかった攻撃?

を、初めて受けたからな。

いや、それでもな〜)

 

咲夜「あの?大丈夫?」

 

レイナ「あ、あぁ大丈夫だ、問題ない。

と、言うより僕の身体が、あの程度の攻撃?

に耐えられないのが悪いからな」

 

咲夜「だとしても、ごめんなさいね。」

 

レイナ「もういいさ!その事は水に流そう。

と、もうそろそろ触れた方がいいか?

あそこに倒れとる奴に。」

 

と、ゲームなら頭の上に鳥が何匹か飛んで、

ほわほわと効果音を立てて目をぐるぐるさせている様だった。

要するに、ぶっ倒れて居るという事だ。

 

ルーミア「あぁ、あれ?あれはねぇー」

と言いかけた時

 

咲夜「いいわ、私が説明するわ。」

とルーミアの言葉を遮った。

 

咲夜「あれは貴方が気絶して、少し経ったときに…

 

『咲夜「それじゃあ行くわよ!」

 

ちぇん「人間程度が、私を倒そうだなんて!?」

 

咲夜「遅いわよ。」

 

と、ちぇんが言葉を言い終わる前に既に後ろに立って居た。

そして、首元にナイフの柄の部分を思いっきり叩きつけた。

すると、ちぇんの意識が飛び、

そのまま前に倒れそうになると、

 

咲夜「っと、そのままだと、

その可愛らしい顔が傷つけいちゃうわよ。」

 

と、首元根っこを掴んでゆっくりと下ろした。

 

咲夜「いい事教えてあげる。

私の能力は、(時を操る程度の能力)よ、

こういう事があるから、

人間相手だからって侮らない事ね。

って気絶しているのだから、

聞こえるわけないわね。

私ったら、うっかりしてたわ。」

 

と言うと、咲夜はてへぺろをした。

 

ルーミア「ちょっと、キツイわよ。」』

 

て言うのが事の顛末よ。」

 

レイナ「最後の方の情報は、

要らない気がするけどまぁいい。

そんな事よりお前、

時を操る能力って事は、

止めたりも出来るって事か?」

 

咲夜「えぇ、それを主体に戦って居るのだからね。」

 

レイナ「へ〜、じゃあなんで僕たちはこいつと戦って勝ててんねん。」

 

咲夜「そうよ!なんで、私がお嬢様にいい所を見せようとして、

あんな無様に倒されなきゃ行けないのよ!」

 

レイナ「お嬢様に無様な所を見られたと思っているのだったら、

大丈夫やで。」

 

咲夜「その心は?」

 

レイナ「お前達が倒されないと思ってたから、

お前達は倒さずに、辿り着いたと思っていたよ。」

 

咲夜「なんか、お嬢様の期待に添えていない悲しみと、

見られていなかった事の喜びが合わさって不思議な感情だわ。」

 

レイナ「まぁ、過去の事なんて良いじゃないか!

お互い水に流そうや。」

 

咲夜「まぁお嬢様が懐いているのだから、

いい人達なのはそうなんでしょう。」

 

レイナ「まぁ、早く先に進むぞ。

お前のお花見、気になるしな!」

 

咲夜「一体いつまで、そのネタ擦るの!?」

 

レイナ「いつまでって、擦って火が出るまで。」

 

咲夜「相当擦る気ね!」

 

レイナ「そんな事より、先に行くぞ。」

 

咲夜「こっちであってるの?」

 

レイナ「え、勘だぜ!」

 

咲夜「まぁ、そんな事だとは思ったけど。

そんな事も悪くないわね。

いいわ、着いて行くわ。」

 

レイナ「るっしゃー!行くぞー!」

『なんか大切なこと忘れてる気がするけどまあいいや!』

 

と、さらに森の奥深くに進んでいった。




東方にはマジックアイテムなる物があるらしい、
知りたい人は調べたら良いかも。
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