クリスマスなんて〜シンルベルで哀しく1人で過ごすんだ〜。
(´;ω;`)
なんやかんやあって、
レイナ達が紅魔館を離れ6時間が経とうとしていた。
レミリア「ねぇ、フラン。」
フラン「な〜に?お嬢様~!」
フランは、
レイナが会った時とは別人の様な、
まるで、The妹と表現するのが正しい雰囲気を出していた。
レミリア「あまりにも、遅く無いかしら?」
フラン「何が〜?」
レミリア「うちのメイドよ。」
フラン「妖精さん達はよく働いてくれてると思うけど?」
レミリア「妖精の方じゃなくて、メイド長の方よ。」
フラン「そういえば、フランが起きてから見かけてないね〜。
何かあったの?」
レミリア「暖炉の薪が無くなりそうだから、
何とかして来るって言って、
かれこれ一日の内の4分の1が終わろうとしてるのよ。」
フラン「へ〜、すごい遠くに行かないと木ってないんだね〜」
レミリア「そんな訳ないでしょ。
薪を調達って、ここ何処だと思ってるの?」
フラン「どこって、お姉様。さすがにバカにし過ぎよ。」
レミリア「じゃあ言ってみて。」
フラン「そんなの、木々か生い茂った森の奥深くに建てられた……
たてられた……」
レミリア「そうよ、ここ、森に建てられた。紅魔館よ。」
フラン「じゃあどこに行ったの?」
レミリア「私が聞きたいわよ。」
と、言うとレミリアは、深く溜め息をついた。
レミリア「まぁ、寝ていたあなたが知るわけないか。
それじゃあ、私は少し出かけて来るわ。」
フラン「どこに?」
レミリア「従者に、もしもの事がないようにするのが、
主の務めだとは思わないかしら?」
フラン「かっこいいよ!カッコよすぎるよ~!」
レミリア「そうでしょ〜!
まぁ、カリスマどうこうの問題というより、
ほんの少しでも、危険があるのなら助けるのが
生物として、当然の行動だとは思わない?」
フラン「(#>~<)?」
レミリア「まぁ、困った時はお互い様ってやつよ!」
フラン「なんかわかったような気がする!」
レミリア「そうと決まれば、探しに行くわよ!」
フラン・レミリア「おー!!」
フラン「ところでお姉様!」
フランが満面の笑みでレミリアに尋ねてきた。
レミリア「なにかしら?」
フラン「この広大な森の中を、
どの方向に言ったかも分からない従者を、
どうやって探すの?」
レミリア「あ……」
レミリアが、完全に考えていなかったことを、
フランに言われてしまい、固まってしまった。
霊夢「ふーん、なんか面白い話をしてんじゃないの。」
と、予想外な声の主が話しかけてきた。
レミリア「は!?なんでここに博麗の巫女がいんのよ!
今は、悪いことしてないわよ?」
霊夢「あぁ、その事は…」
と、話をしようとすると、
先程まで閉められていたドアが、
銃でもぶっぱなしたんじゃないかと思うような、
轟音を轟かせて開いた。
もちろん、そんな音をたてたドアが無傷な訳なく、
力尽きた様にそのまま床に倒れ込んでしまった。
魔理沙「霊夢!ここの魔法使い凄いんだぜ!!
私の知らない事を沢山知ってるんだぜ!!
魔法が特に凄いんだぜ!!
私の使っていたマスタースパークの威力が!!
あがったんだぜ!!!」
霊夢「そう、それはよかったわね。」
レミリア「ちょっと!!あんた!!
私たちの館を壊す気?」
魔理沙「うるさいんだぜ…」
レミリア「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙もう!
こいつと話してると頭痛が痛くなる!」
フラン「お姉様…それを言うなら
頭が痛くなる、もしくは頭痛がする、だよ。」
レミリア「そうだったかしら?
細かい事はどうでも良いわ。
どうして、この館に無断で入ったの?」
と、疲れきったような声でレミリアが
声を発すると、
魔理沙は『こいつ何言ってんだ?頭沸いてんのか?』
みたいな顔をしていた。
すると、隣にいた脇巫ゲフンゲフン霊夢が口を開いた。
霊夢「あの、あなた達が起こした異変の後、
結構、出入りしてるわよ?」
レミリア「どうして?」
霊夢「どうしてってそりゃー」
魔理沙「私がパチェリーと話したりしているからだぜ!」
霊夢「というより、あんたの従者でしょ?」
魔理沙「聞いていなかったのかぜ〜?」
レミリア「あのパチェは〜!
まぁ、パチェが許してるのなら良いでしょう。
それで?ここに来た要件は?」
霊夢「あぁ、忘れてた。」
フラン「忘れるなよ…」
霊夢「あんたのとこの銀髪メイド、」
レミリア「咲夜ね。」
霊夢「そうそう、ここに来る道中見たわよ。」
レミリア「はぁ~?どっち方向に行ったのよ?」
霊夢「どっちだったかしら?魔理沙覚えているかしら?」
魔理沙「なめんなよ〜、私は鳥頭で有名なんだぜ!
魔法の事以外は3歩歩くと忘れるで有名な魔理沙さんが、
メイドなんて見てるわけないだろ!」
と、全然誇れることでも無いことを、
凄い自信満々に、無い胸を張り上げて答えた。
霊夢「という訳で、どっちも覚えてないわ!」
おっと、こっちも既に手遅れなようだぞ。
魔理沙と違って胸はあるようだが…
レミリア「終わってるわ…
ふふふ、片っ端から探すしかないのかしら。」
と、レミリアから乾いた笑みが出てしまう様になってしまった。
魔理沙「!」
と、ここで魔理沙選手!何かを思いついたようだ!
魔理沙「そういえば方向だけなら分かるかも知れない!」
レミリア「なんですって!」
魔理沙「ふふふ、聞いて驚け、見て…見てなんだ?
まぁそんな細かい事は気にすんな。
これを見ろ!」
と言うと、魔理沙は水平に手をあげた。
と、同時に手に窓を突き破って箒が入ってきた。
レミリア「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
と、自分の家がまた段々と壊れていく様をみて、
声にならない声を発していた。
魔理沙「そんなに気にすんなって。」
フラン「ちょっと、今の状態のお嬢様は話を聞けるか怪しいから、
私が、代わりに聞くわ。」
魔理沙「そうか、それじゃあ言うぞ!
お前は、マジックアイテムって知ってるか?」
フラン「マジックアイテム?」
魔理沙「まぁ、簡単に言ったら某猫系ロボットの道具見たいに、
こうなればいいのにな、見たいな事が叶う道具だと思ってくれ。」
フラン「分かった!」
魔理沙「おーよしよし、理解が早い奴は好きだぞ!」
フラン「ごめんなさい、私、お嬢様が好きなの。」
魔理沙「あらあら、振られちゃった。
まぁいい、これもマジックアイテムってやつさ。」
フラン「これでどうすれば分かるの?咲夜の位置が。」
魔理沙「そんなの簡単さ。
お前達が探したい人の顔を思い浮かべて、
この箒を倒すだけだぜ。」
フラン「へ〜。やってみるわ。」
魔理沙「おう!やってみな!」
と、フランはおもむろに魔理沙の箒を掴むと、
思いっきり箒を倒した。
すると、倒した方向とは、別の方向に倒れた。
魔理沙「ね?言ったでしょ!」
フラン「やりますね!
どのぐらいの力に耐えられるんだろ?
やってみていい?」
と、フランが聞いてきた。
魔理沙は、『子供の力ぐらいなら大丈夫だろ。』
と高を括っていたのもつかの間、
フランが、身体を思いっきり行ける限界までしならせたと思ったら、
鞭の先端ぐらいの、まさに音速を超えたかと思わせる様な音を
たてて、思いっきり箒を倒そうとした。
すると、反対を向こうと箒が抵抗してしまったため、
真ん中からポッキリいってしまった。
魔理沙「エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ」
といい、後ろにレミリアと同じように声にならない声をだし、
倒れてしまった。
フラン「壊しちゃった~。」
と言い、天真爛漫に魔理沙に笑顔をふりまいまいた。
だが、倒れてしまった魔理沙は、そんな余裕などなかった。
霊夢「全く、なんて騒がしい奴らなんでしょう。
方向が分かったなら行くわよ。」
フラン「おー!
このふたりはどうする?」
パチェ「全く世話のかかる主だこと。」
フラン「あー!パチェ!」
といい、壊れたドアの奥から紫髪をした。
寝巻きの少女が出てきた。
フラン「喘息は大丈夫なの?」
パチェ「まぁ、魔法でリカバリーしてるからある程度は、
というより、そこの2人を図書館まで運んでちょうだい。
そしたら、世話はみてあげられるから。」
霊夢「ふーん、じゃあ、連れて行ってあげるか。」
といい、2人の事を軽々と持ち上げた。
パチェ「あんた、見た目にそぐわず力もちなのね。」
霊夢「乙女に向かって酷いわね。まぁ別にいいわ。」
パチェ「そういえば、質問がひとつあるのだけれどいいかしら?」
霊夢「えぇ、いいわよ。」
パチェ「どうして、咲夜の場所に行こうとしているの?
答えによってはあなたに攻撃をしなくちゃいけないのだけれど?」
と、重苦しい空気になってきてしまった。
霊夢「あら、あなたの攻撃が私に通じるとでも?」
と、今にもぶつかりそうになったところで、
霊夢が口を開いた。
霊夢「まぁ、に身構えないで、咲夜?だったかしら?
その子に興味は無いから。」
パチェ「ならどうして?」
霊夢「そんなの簡単よ、異変の気配がするの。
今回の春なのに、雪が降っていることと何か関係がある気がするの。」
パチェ「どうしてそう思うの?」
霊夢「博麗の勘ってやつよ。一回も外したことがないのよ。」
パチェ「へ〜、それは研究してみたいものね。」
と、不敵な笑みをこぼした。
そして、霊夢は手に持っていた、
魔理沙とレミリアを図書館に置いていき、
魔理沙の箒が指した方向に行こうとしていた。
すると、
フラン「私も行きたい。」
霊夢「あなたも?どうして?」
フラン「楽しそうだから!」
と、子供の様な無垢な笑顔を向けてきた。
霊夢「分かってるの!?
今から行く場所は、もしかしたら、
殺し合いをする所かもしれないのよ?」
フラン「そんなの百も承知よ。」
と、笑みを浮かべて平然と返してきた。
その姿を見ると、やっぱり吸血鬼なんだなと、
霊夢は、改めて思った。
霊夢「わかったわ。けれどこれだけは約束して、
私の邪魔だけはしないでよ。」
フラン「そんなのわかってるよ〜!」
と、再び純粋無垢な笑顔、花で例えるならば、
雪が降っている時期に似つかわしくない、
ひまわりの様な笑顔で、こっちを見てきた。
霊夢『こいつ!吸血鬼の癖して!可愛い!』
と、心で思ったのであった。
クリスマスは、ユリウス暦で12月25日だから、
日本のグレゴリウス暦でいくと、1月7日がクリスマスになる。
だから、12月25日は平日だ!