麗花   作:不思議の国の爱丽丝

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もう!
今年が!
終わっちまう!
いーやーだ〜yo!


捨て身で守るのは辞めて欲しい。切実にね。

レイナ、霊夢、ルーミアは、

咲夜が妖夢を足止めしている間に先に進んでいた。

 

霊夢「にしても、

奥に行けば行くほど春の暖かさが強くなって行くわね。」

 

ルーミア「本当ね〜。

ここでずっと過していたいって思うわね〜。」

 

レイナ「確かにそだな。

そういえば普通に話してるけど、

ルーミアお前大丈夫なん?

さっきまで歩けないぐらいやばかったのに。」

 

ルーミア「もう大丈夫。

ある程度は回復したからね。

でもまだ能力は使えないわ。」

 

レイナ「そうか…

あんま無理すんなよ。」

 

と言う、

レイナの何気ない気ずかいの一言に

 

ルーミア『もう!なんなの!

急に優しくして!

勘違いしちゃうじゃない!』

 

なんて、

内心はとても嬉々としていた。

それは顔にも出ていたようで、

頬が赤くなっていっていた。

 

レイナ「本当に大丈夫か?

顔が赤くなってるけれど…」

 

ルーミア「ば、バカ言わないで!

大丈夫に決まってるじゃない!

そんな事より早く行くわよ!」

 

と、

よく分からない感情で、

顔が赤くなっていたが、

今度は、

顔に出ていた事がバレてしまった事による恥じらいで、

顔が赤くなってしまった。

 

霊夢『ははーん?ほほーう?』

 

と、

そんな姿を後ろから見て、

察していた。

そして、

霊夢はルーミアの背中を見て、

 

霊夢『どこかで会ったことがあるかしら?

何か、

私の心を乱す気配が感じられる…

考えすぎか!

今は…

レイナとルーミアが幸せな風景を、

ただただ見ていたいわ。』

 

と、

親の様に見守る様な目で、

レイナ達の後ろ姿を見つめるのであった。

 

そして、

ついに大きな桜の木の下に着いた。

それはあまりにも大きく、

何年間そこに立っていたのかも分からないぐらい成長していた。

が、

桜はもう枯れ木っており、

春の陽気に包まれているこの場所には、

あまりにも似合っていなかった。

 

レイナ「これが、桜の木…」

 

霊夢「デカすぎるわね…」

 

と、

呆気に取られていると、

 

???「そうでしょ〜」

 

と、

ふわふわした声の主が桜の木の下から出てきた。

 

霊夢「あなた…亡霊ね。」

 

???「ふふふ、

せいかーい。

よく分かったわね。」

 

霊夢「えぇ、

私はこれでも巫女なのでね。」

 

???「ふふふ、

さすがね〜。

でも私には西行寺 幽々子

って言う立派な名前を持ってるんだから。」

 

霊夢「亡霊にしてはよく話すわね。

あの世には、

死人に口なし、

という言葉は無いのかしら?」

 

レイナ「え!

ここあの世だったの!?」

 

ルーミア「そうだったの!?」

 

霊夢「ええ!

あなた達、

気づいて無かったの!?」

 

と、

お互いに、

意見の相違があり、

かなり驚いた。

 

幽々子「ふふっ、

春にも負けず陽気な人達だ事。

ええと、

そこの巫女さんの質問に答えるなら、

もちろん、そんな言葉はなくてよ。

あの世はいつも、

賑やかで華やかな処だわ。」

 

レイナ「華やかなのは、

幻想郷の春を奪ったからじゃないの?」

 

幽々子「あら、春は嫌い?」

 

レイナ「好きだから怒ってる。

何故、

幻想郷の春を奪った?」

 

幽々子「春ならなんでも良かったんだけれど、

まだ、

もう少し足りないのよ。

もう少しで、

最後の桜、

西行妖が咲くの。

それさえ咲けば、

すべての疑問は解けるわ。」

 

ルーミア「その桜、

枯れてるんじゃないの?」

 

幽々子「もう少しで咲きそうなの。

妖夢があなた達のメイドに絡んだのは、

きっとなけなしの春で、

開花すると思ったのね。」

 

霊夢「興味は無い。

それより、

ここに来るのに丸1日以上かかってしまった気がするのが、

気になる。」

 

幽々子「あら、

すぐに帰してあげるわよ。

あなたはまだお呼びじゃ無いし。」

 

霊夢「さっきの訂正。

ここに来るのじゃなくて、

幻想郷を春にするの、だわ。」

 

幽々子「あら、

地上はまだ桜が咲かないのかしら?」

 

霊夢「桜どころか、

福寿草も咲かないわ。」

 

幽々子「それじゃあ、

心臓病の時困るわね。」

 

霊夢「困らない。

そもそも、

博麗の巫女が心臓弱い訳ないし。」

 

幽々子「それは残念ね。」

 

霊夢「残念?

まぁ、草の話はいいのよ。

そろそろ暖気が欲しいのよ。

そろそろ返してもらおうかしら、

暖気を。

それとご飯も。」

 

レイナ『こいつ!

ご飯の事に関して、

執着がすげぇ!』

と、レイナは関心をした。

 

幽々子「ご飯?

まぁいいわ。

亡骸は1箇所に集めるから美しいのよ。

春も桜も同じ…」

 

霊夢「そもそも亡骸は美しくないし。」

 

幽々子「だからね。」

 

霊夢「必ず地上で花見をおこなうわ!」

幽々子「必ず封印を解いてみせる!」

 

と言い、

2人とも同時に弾幕を展開した。

お互いの弾幕は、

あまりにも緻密に張り巡らされている為、

針の1つすら入るスペースが無いほどだった。

そして、

お互いの弾幕がぶつかり合い、

辺りに地震でも起こったんじゃないかと、

思わせるように、

辺りに地響きが起こった。

 

フラン「おお、奥でもやってんね〜。」

 

と、

フランは咲夜の戦いを見ながら地響きを感じ取っていたのであった。

咲夜と妖夢は、

どうやら戦いに夢中で気づいて居ないようだが。

 

そして、

そのあまりにも緻密に張り巡らされた、

質量の多い弾幕に、

レイナは、

 

レイナ『ルーミアだけは絶対守る!』

 

と頭で思う前にはもう、

近くにいるルーミアを包み込む様な体勢をとり、

守っているのであった。

 

ルーミア『さっきから、

こいつが私の事を気にかけて腹立つ!

でも…

自分の体は守って欲しいわ…』

 

と、

嬉しいと思いつつ、

心配が勝ってしまい、

複雑な思いをしながら、

ルーミアは抱き抱えられて居るのであった。




年末に
お布団ダラダラ
何してんだろ…
心の俳句
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