いい曲多いねぇ。
レイナ達は幽々子に連れられ、
平安時代の貴族が住んでいそうな寝殿造のような屋敷に着き、
長い廊下を突き進んでいた。
幽々子「さっきはごめんなさいね〜。
ちょっと悪戯心が疼いちゃって
「だ〜れだ」
って無性にやってみたくなっちゃって。」
美鈴「ほんと、
もうやらないで下さいね!
無駄に体力を消費したんですから。」
幽々子「その贖罪と言ってはなんですけれど、
食事はこちらで用意しましたから、
好きなだけ食べていってください。」
レミリア「あら!
それは本当かしら?
私まともなご飯は、
咲夜の食事しか食べた事がなかったから、
他の人が用意するご飯を食べるのは初めてで、
少し楽しみだわ!」
と、
レミリアはとても嬉々とした表情を浮かべていた。
フラン『咲夜⋯』
咲夜『はい、妹様⋯言わんとしていることは分かります。』
フラン・咲夜『やっぱり
「お姉様」「お嬢様」
は可愛い!』
その間にはもう言葉なんて必要なかった。
そんなものなんてなくとも、
心は通じ合って居るようだった。
美鈴『あ!
咲夜さんが微笑んでる!
いい事あったのかな⋯
まぁいいや!
今はただこの表情を見ていたい。』
と、
色々な感情がまだ宴会は始まっていないというのに、
渦巻いていた。
そんな事を考えていると、
幽々子の足が止まった。
心做しかとても楽しそうな声が襖の奥から聞こえてくる。
目的地に着いたようだ。
すると、
襖が音を立てて何者かが出てきた。
咲夜「あなたは!」
妖夢「みょ⋯みょーん!」
と言いながら、
昨日はあんなに殺気だって居たのは何処へやら。
誰かわからない様子で咲夜に泣きついてきた。
心做しか出会った時よりも目の下にくまができ、
痩せたように見える。
妖夢「もう、もう、
ご飯は作れません!
見たくもありません!」
咲夜「一体何をしたんですか?
これはかなり疲弊してますよ?」
と、
ため息混じりに幽々子に聞いてみた。
幽々子「あはは、
ちょっと久しぶりに動いたからか少しお腹すいちゃって⋯
昨日ちょっといつもよりご飯を食べちゃったらこうなっちゃって。」
妖夢「ちょっと!?
あれの何処がちょっとなんですか!?
ご飯を用意して1分ぐらいでご飯が消えてるんですか!!
ちゃんこ鍋ですよ!?
相撲部屋で出されるぐらいの量を何杯おかわりしたんですか!?
それをちょっと!?
何時は沢山食べていましたけれど、
ギリ人が完食できるか微妙な量だったのでまだ良かったですけれど、
なんですか!?
昨日のあの食いっぷりは!?
ブラックホールでも胃に飼ってるんですか!?
それにお金の事も少し⋯」
と、
もう妖夢の今まで溜まっていたものが遂に爆発し、
幽々子に説教をくらわせていた。
一応主従関係はある筈なんだけれどなぁ。
レイナ「⋯これ終わんない気がするなぁ。」
レミリア「⋯そうね。」
ルーミア「⋯先に行っとく?」
パチェ「⋯そうしましょ。」
レイナ「⋯あれ?お前居たの?」
パチェ「ハイハイそうですよ!
咲夜さんみたいに喋らないし、
美鈴見たいに戦わなかったし、
私はどうせ本の虫のクソ陰キャですよ!
喋り出せなくてどうもすみませんでしたねぇ!」
と、
今まで出番が無かったことに少し苛立って居るようだった。
レイナ「あの〜、
その〜、
なんだ?
ごめんなさい。」
パチェ「謝らないでよ!
あまりにも惨めじゃない!」
と、
咳き込みながら悲痛、
あまりにも悲痛な心からの叫びを言うのだった。
咲夜『あーぁ、
もうこれは収拾がつきませんね。』
と、
泣きながら幽々子に説教をする妖夢に抱きつかれながら、
1人遠い目をするのだった。
フラン「⋯あの〜、お姉様?」
レミリア「⋯行きましょうか。」
フラン「⋯そうね。」
レミリア「⋯ルーミアも行く?」
ルーミア「⋯うん。」
レミリア「⋯美鈴はどうする?」
美鈴「⋯ついて行かせてください。」
と言い、
騒がしい奴らをほっておいて4人は先に襖に手を掛け、
先に進むとそこは言葉に表すならばそう!
(カオス)だった。
魔理沙「なぁなぁ良いだろー?」
アリス「まずいっすよ!」
魔理沙「私に〜、
お前のを体に教え込んでくれよ〜。」
⚠︎︎魔法のことです。
アリス「そんな⋯
私が教えるだなんて⋯」
魔理沙「減るもんじゃないんだからよ〜。
良いだろ〜?」
⚠︎︎魔法のことです。
魔理沙「な?
先っちょだけで良いだぜ。
ほんと先っちょだけ!」
訳:魔法を少しでいいから教えてくれ。
霊夢「魔理沙〜。
そんな奴なんかよりも私に構ってよ〜。」
と、
霊夢が魔理沙に絡みかけてきた。
魔理沙「ん〜?
霊夢か〜?
いいのぜ。
ほれほれ」
と言いながら、
霊夢の頭を撫でた。
霊夢「ん、んぁ♡
い、いいのォ♡
もっとして♡」
⚠︎︎頭を撫でて貰ってるだけです。
魔理沙「全く。
霊夢は欲しがりさんなんだぜ。
それじゃあ、
とことん悦ばせてやるからな。」
霊夢「ああぁ…///
んっ♡ふ、ふぅ♡あっ♡」
⚠︎︎頭を撫でてもらってるだけです。
アリス「酷いわ。
私の事は遊びだったの?」
魔理沙「そんな訳ないだろ〜。
お前には沢山教えて欲しいんだから。」
霊夢「ん、もっと撫でて。」
魔理沙「はいはい。」
レミリア・フラン・ルーミア・美鈴
「な に こ れ」
机の上を見て見ると、
見るだけで唾液が作られるような見た目の和食が沢山置かれていた。
さらにその料理の匂いが鼻腔を刺激し、
3人のお腹の音が鳴った。
それと、
もう1つ目に入ったのは一升瓶だった。
一升瓶が10は超えるほどの量が地面に空の状態で転がっていた。
その場には、
魔理沙・霊夢・チルノ・レティ・アリス・リリカ・メルラン・ルナサ
の8人中レティとチルノとプリズムリバー三姉妹はダウンしていた。
魔理沙「ん?
レミリア、フランにルーミア、それによく寝る門番!
お前らも宴会に来たのか?
良いじゃねぇあ!」
と言い、
魔理沙は4人をそのカオスな空間に引きずり込んだのだった。
その後、
咲夜とレイナとパチェが遅れてその襖を開けると、
酒臭く、
一升瓶をそれぞれ1本持った3人が眠りについて居るのが目に入った。
美鈴はと言うと、
美鈴「まだ飲めんだろ!?」
魔理沙「おうよ!」
と言い、
どちらがどれだけ飲めるか勝負をしていた。
もう二人共かなり飲んでいる。
と、
その時、
魔理沙が限界を迎えたのか、
倒れてこむように眠りについたが、
さっきまで死んだ様に寝ていた霊夢が飛び起き、
倒れ込もうとしている魔理沙を抱き抱え、
ゆっくりと横にさせ、
また霊夢は眠りにつくのだった。
美鈴「っしゃー。
勝った⋯ぞ⋯」
と言い残し、
こっちも倒れ込むように眠りについたが、
咲夜が抱き抱え、
こっちもゆっくりと横にさせるのだった。
咲夜「全く。
勝負なんてせずにゆっくりと眠ればいいのに」
とため息混じりに言うと、
咲夜はポケットからカメラを取り出し、
レミリアとフランの寝顔を、
激写するのだった。
最高かよ!
百合ってんな!
にしても、
霊夢はあまりに魔理沙を大切にし過ぎな気もするな。