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夢見草の花びらがが春風に優しく撫でられ、
空へと舞い上がり空に溶けていき、
柔らかな春の香りが空気を満たしている場所から少し外れ、
木々が生い茂る場所を草木の音を立てながら、
闊歩しながら、
少女が3人楽しく話しているようにしか見えない。
レイナ「そういえば異変解決って言っても見当はついてるの?」
妖夢「任せてくださいよ。これでも考えてきたんですよ。」
ルーミア「これは心強そう。」
妖夢「買い物をしに行く時、
妖気が多い場所があったからそこに行こうと思ってるの。」
レイナ「そこはどこかな?」
妖夢「ふふふっ、聞いて驚け見て笑え!」
ルーミア「笑っちゃ行けないでしょ」
妖夢「神社だー!具体的に言えば博麗神社!」
レイナ「博麗神社?霊夢が怪しいって言うのか?」
妖夢「まぁね〜」
と、無いむゲフンゲフンを張った。
レイナ「神社って妖気ってやつが普通あるもんじゃないの?」
妖夢「感じるとしたら霊力ね。
妖力は妖怪や妖精から感じるものだから、
普通神社では感じる事があまりないの。
…まぁ強く感じるってだけで、
最近幻想郷全体が妖気で包まれてるから確定では無いのだけれど…
まぁ切れば分かります。この白楼剣でね。」
ルーミア「物騒ね、なんか」
妖夢「善は急げ!行きましょう!」
ルーミア「善なのか?」
3人は神社へと急ぎ早に向かうのだった。
レイナ「長いな」
ルーミア「長いね〜」
妖夢「なげーなおい!」
3人は長い長い、
それはもうほんとに長い階段を登っていた。
レイナ「ようやく着いた。」
妖夢「ふふふ、ここに犯人がー!」
と、雄叫びをあげた。
霊夢「うっさいわね!朝っぱらから何よ!」
と、箒で神社を掃除している霊夢が見えた。
妖夢「お前だな?異変の黒幕は」
霊夢「は?異変?何それ?」
妖夢「とぼけても無駄だぜ〜?この異常な妖気、お前の仕業だろ。」
霊夢「妖気ってあんたらの妖気でしょ?
人は滅多な事じゃ妖気なんて出さないわよ。
それで、その妖気が異常だからって、一体何のようなのよ。」
妖夢「怪しいものを切りに来た。」
霊夢「それはまた極端ね。」
妖夢「切れば分かる。お前が黒幕か。」
霊夢「いいわ、かかってきなさい。
体が訛っていたところだったからね。
ところで、そこの2人は?」
ルーミア「私は邪魔になるだけだから観戦しておくわ。」
レイナ「じゃあ、僕は参戦しようかな。」
霊夢「じゃあ、始めましょうか。」
と言うと、手に持っていた箒を後方に投げ飛ばし、
霊夢は踏み込みをいれ、妖夢との間合いを一気に詰めた。
が、神社を壊したくないのか、
地面がえぐれる程強く踏み込みをしなかった。
そして、霊夢が拳を固め、妖夢目掛けフルスイングをしたが、
その拳はいとも簡単に躱されてしまった。
かと思うと、
妖夢は腰に差した太刀を引き抜く勢いでそのまま居合切りを決めたが、
その速度は音の速さにまで達する程だったが、
その刃を片手でいとも簡単に白刃取りした。
妖夢「は?」
と、思わず声が出てしまった。
霊夢「これで私に歯向かおうとするなんてね。」
と言うと、さっき固めた拳をそのままお腹に叩き込もうとしていた。
が、
レイナ「さっき僕も参加するって言ったよね?」
と、霊夢の懐に潜り込むとそのまま寸勁を叩き込んだ。
が、流石の反応速度、直前で妖夢を殴ろうとした手を間に挟んだ。
そしてそのまま霊夢は後方へと飛んだが、
空中で体を回し、着地を綺麗に決めた。
その姿は、オリンピックの選手だと言っても遜色ない程だった。
が、妖夢は着地の隙を逃すほど馬鹿じゃなかった。
そこまで一気に距離を詰め、
刀を大きく弧を描く様に切りつけようとした。
が、霊夢がさっき投げた箒を竹で束ねたはく部分を、
思いっきり妖夢の方向に蹴飛ばした。
妖夢はそれを刀で真っ二つにした。
が、その刹那の時間で体制を立て直すには十分だった。
そして、霊夢は下に落ちている小石を拾い上げ、
妖夢に向かって思いっきり投擲した。
が、妖夢は箒を切ったばかりで、対応することが出来ないかったが、
レイナがその石を空中でキャッチをした。
そして、そのまま霊夢に投げ返した。
霊夢は来ることが分かっていたように体を横にして、
涼し気な顔で避けた。
が、妖夢はこの時間で距離を詰め、
腰を目掛け、刀をふるった。
そしてその刀の峰は、ついに空気の様な霊夢を捉えた。
が、霊夢の体には、傷は出来なかった。
霊夢「あら?切らないの?」
と、その出来事に霊夢は思わず拍子抜けした。
妖夢「まぁ、これで違ったらやばいですし。
と言うよりも…ハズレか。」
霊夢「ハズレかどうか、斬らないと分からないの?」
妖夢「違うわ、斬れば分かるの。」
霊夢「それじゃただの通り魔じゃない。まぁいいわ。
久しぶりにいい運動になったし。」
妖夢「霊夢は違うか。(幽々子様か?)
まぁ、今回参加してた奴らを回ればいつか当たるでしょ。」
「物騒な世の中になったものね。
あんまり斬ってばっかいると…
あなたの処(冥界)がいつかいっぱいになってしまうわよ。」
と、何処からともなく声が聞こえてきた。
かと思うと、色鮮やかだった景色の色彩が落ちて、
白黒写真に閉じ込められたかと思う程だった。
レイナ「誰だ!」
「私?私はね〜」
と、言いかける妖夢がその声を遮った。
妖夢「あれ?紫様。こんな所に出てくるなんて珍しいですね。」
紫「ちょっと、自己紹介はさせてよね。
…まぁいいわ。私が出てきた理由だったかしら?
宴会に一度も誘ってくれないんですもの。
だから、呼ばれなくても、勝手に私の方から出る事にしたわ。」
妖夢「それにしても、なんで突然?」
紫「だって、こんなに出てこいって呼んでるじゃない。」
妖夢「誘わないとか、呼んでるとか、
さっきから言っている事が矛盾してないですか?」
紫「あら、貴方はまだまだ修行不足ね。
貴方の眼は一体なんの為に付いているのかしら?」
妖夢「さぁ…考えた事も無いですね。何のためでしょ?」
紫「いいのよあ。貴方達は宴会をしていれば。
そう、集まって、ね。」
妖夢「そうか。」
紫「そうよ。」
妖夢「紫様が犯人なのですね。この妖気。」
紫「またえらく短期ねぇ。」
妖夢「幽々子様、疑ってしまってすみませんでした。
身近でこれ程怪しい人を忘れていましたよ。」
紫「私を忘れるなんて酷いわねぇ。」
妖夢「さぁ、剣が全ての境界に穴を開ける!」
ちょっとペースをあげるために、原作を少し削りながら、
物語を展開していこうかなと思います。