こうなったらもう変態で突っ走れ!
美鈴「いや〜、やっぱり里から紅魔館まで少し距離あるな〜。」
美鈴は紅魔館の門にルーミアをおんぶし、立っていた。
美鈴「うりゃ!」
と、足で器用に無駄にデカイ門を開けた。
その時、この紅魔館に居る時日常茶飯事の如く感じる殺気が、
首元にヒンヤリした感覚と共に感じる。
美鈴「あの〜?咲夜さん?このナイフ下ろしてくださいませんかね?」
咲夜「何故お嬢様を置いて帰った?」
美鈴「いや〜、あそこにはレイナさんと、魔理沙さんが居ますから、
大丈夫と思いまして…
何よりお嬢様強いじゃないですが…アハハハハ」
咲夜「…でも…貴女の方が強い、
これでもしもの事があったらどうするんですか?」
美鈴「う…それは〜。」
咲夜「は〜、ルーミアさんの処置はやっておきますから、
早く向かいなさい。」
美鈴「い、いや〜でも私も少し怪我していますから…その〜、
私にも処置を施してくれたらな〜、なーんてね…あははは」
咲夜「…はぁ〜、分かりましたよ。
無事にお嬢様と、レイナさんと魔理沙さんを、
今回の異変解決をして、帰って来たら、
膝枕でもしながら、看病してあげますよ。
だから早く行きなさい。」
と言うと、咲夜は光り物を足にあるナイフホルスターにしまい込み、
美鈴の背中で熟睡しているルーミアを抱っこした。
美鈴「そうですよね…だめですよねー…ってゑ?
かんびよってえ?は?膝枕?まじっ、エ?それってマジ?」
咲夜「五月蝿いわね。妹様と、ルーミアが起きちゃうじゃない。
それに私は嘘をつかないわ。それは貴女が1番知っているでしょ?
そんなに言わないでよ…恥ずかしいじゃない…」
恥ずかしそうに頬を、桜色に染めた。
美鈴「それは勿論。それじゃあ、帰って来たら頼みますね!」
と言った時には風切り音だけがその場に残っており、
忽然と姿を消した。
その動きは、咲夜の目につかない程だった。
咲夜「全く、私の何がいいんだか…
それに、強さで言えば多分というより、
この紅魔館でトップレベルで強いはずなのだけれど…
いい加減相手の実力に合わせて無意識に実力を落とすのを辞めれば、
もっと良いのに…」
と言うと、門を締め館に戻っていくのだった。
一方美鈴はと言うと、
美鈴「ウオオオオアアアアアアアアアッッッッ!!!!!
今日の咲夜さん可愛かっだよ〜!それですら幸せなのに…
咲夜さんの看病!咲夜さんの膝枕!
ウオオオオアアアアアアアアアッッッッ!!!!!」
月明かりに照らされて、眠っていた鳥達が、
次々にその異様さに目を覚まし、恐れ戦き、
音を立て羽ばたいていくのだった。
その時の美鈴は有り得ない程の速度を出しており、
土煙が舞っていたとか…
この位平和な方が私好きなんだよねぇ〜