【番外編】ここだけマコト議長の神秘が仕事し過ぎている世界線 IF√   作:サルミアッキ

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 ……釘宮は?


【コラボ事変・二話】Q.あの、何か両方の物語に欠片も関与しねぇキャラ出て来たんスけど…。A.仮面ライダー冬映画の敵で良くあるヤツ。クロスオーバーで急に生えてくるアレ。

「—————そうか。情報提供感謝する。あとでクレジットを贈っておこう」

『別に良いのよ。丁度ゲーム開発もひと段落していたところだし。それに、最近ブラックマーケットで厄介な事件が起き続けててね。やろうとしてることはただの小悪党だけど、叩いてくれるならこのくらいはするわ』

「ほう?お前のことだから、ゲームの参考にするために着いてくるかと思ったが…」

『私は神を超えた究極の存在(アルティメット・オーバーゴッド)よ。たかが全知全能の神の端末程度に、労力と才能を割く必要性を感じないわ』

 

 電話口の少女は、不遜とも傲慢とも取れる鼻にかけた口調で吐き捨てた。相変わらずだなぁ……。

 

『何より参考にもならない。あれはエンターテインメントとして美しくない。手を汚すのはあなたの専売特許でしょう?』

「そうだな。それに理由はどうあれ、あれは消しておかなければならない」

『こっちはゲーム制作の途中なの。そっちのミニゲームは勝手にBANしておいて。じゃあね』

 

 ………あの漫画を描いた元トリニティ生徒のことは分かった。潜伏先も別の筋からの情報で判明した。あとは……。

 

「—————あれ?」

「ん?」

 

 背後から声がかけられた。振り返れば、片翼の天使を思わせるトリニティ総合学園の生徒がいた。

 

「……間島スバルか」

 

 噂をすれば影が差す、だな。間島スバル……有する神秘はおそらくルシファーとオーディン。考察は『天獄廻戦』の私と全く同じだが、二つの異なる神秘を『私以外の手で』両立できている稀有な生徒である。

 コイツと出会ったのはエデン条約締結以前。それこそトリニティ総合学園で条約締結するための会議に出席した時だったか。こいつ、一人で正義実現委員会と大捕り物していたなぁ……。何なら救護騎士団長とメンヘラゴリラお姫様も参戦してたし。ナギサは胃痛でセイアは頭痛、そしてゴリラは自滅とトリニティ側では恥を晒したようなもので、ゲヘナ優位に条約のための会議を進められた。ラッキー。トリカスに比べ精神性はマトモだし、友好的な関係でありたいものだ。

 

「あー、なんでマコトがココに?」

「—————とある漫画に、許可なく私が出ていてな」

「お、もしかして……これか?」

 

 なんだ。そっちの学園にも出回っているのか、天獄廻戦。

 

「どうやら私たちの目的は一緒のようだな」

「俺としても、この漫画描いたヤツに言いてぇことがあるしな。ところでマコトは、あー…これと似た漫画とか読んだことあるか?どっかでこのパロディ元のやつ見た覚えがあってさぁ……」

「—————()()()?独創的な世界観の漫画だとは思ったが、そんなものは知らないな」

「……そっか(……擬・見聞色の覇気で見ても嘘ついてるわけじゃない、か)」

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、この呪術パロを描いた漫画家が潜伏していると思しき本拠地に到着した。早い?キキッ、マコト様の情報網を甘く見てもらっては困る。

 半ば崩れ落ちているコンクリートの廃墟ビルを、静かに背を屈めて移動する私と間島スバル。というのも、周囲には何故かカイザーPMCの兵士やマーケットガードが銃を携帯して巡回しているのだ。

 ……一体何故?ここは何の変哲もない、砦としての機能も無い、ただ雨風を凌ぐだけの場所だぞ。

 

「……」

「あー、もしもし?考え込んでるところ悪いが、移動しねぇ?」

 

 おっと、しまった。あまりにミスマッチで露骨な過剰警備に、裏の裏まで考え出してしまった。悪いな。

 

「—————しっかし、ムカつくくらい顔良いな……」

「……は?急に何言ってる?」

 

 —————いや、本当に。確かに顔の造作は美人の類だが、お前のように私に少しでも接すれば性格がアレで、外見なんてもの帳消しになるの分かるだろ。

 

「あ、ごめん。性格の云々は兎も角、俺漫画家だし。顔の造形とかは職業柄よく見ちまう癖があってさぁ……」

「漫画家?そんな御大層な…、貴様はエロ同人作家では?」

「その言い草、俺や漫画に対する挑戦と理解した。殴り合いの決闘を望む所存」

「待て待て待て」

 

 お前の冗談に冗談で返しただけだろーが。ここで人外魔王キヴォトス決戦始めるな。

 

「誰だッ‼」

「「あ」」

 

 ……、しまった。バレた。

 

「逃げるぞ間島スバル!」

「あ、エレベーターある‼ついでに上の階行くぞ‼」

「は!?」

「最悪この場所、ビルの最上階から倒壊させれば監視の目気にする必要もなくなるだろ!」

「脳筋理論止めろ‼ブラックマーケットで私を面倒に巻き込むな‼」

 

 っておい!服を引っ張るな!?あぁぁエレベーターに引きずり込むな、強引に‼

 

「……、えぇ…?」

 

 ちーん、というエレベーターの駆動音が、私にはどうにも死刑宣告にしか聞こえなかった。

 

「ふぃー…」

 

 いや、ふぃーじゃないが。

 

「……、間島スバル。どうするんだコレ。待て待て、今考える。当初の目的達成としては、恐らくお前がさっき言ってたバイオレンスな方法でも……、最ッッッッ悪達成できるかもだが…。個人的には、主犯はまだ生かしておきたい」

「ああ、それなら大丈夫。俺の予想なら、漫画描いたヤツは生徒だ。倒壊したビルの下敷きになってもイキてるよ、()()()

 

 ……、確かに天獄廻戦の作者はトリニティの生徒だということは調べがついている。だが、この間島スバルがそこまで言うか?コイツ、トリニティでも上位の戦闘能力持ってただろう。

 

「……、なら。建設的にこれからのことを考えるか。このエレベーターが止まったらどうするか……目の前に兵士共の包囲網が広がっていそうだな」

「……助けてぇー!って言ってホールドアップすれば相手も油断するかな?」

「は?隙ができる前に蜂の巣にされて終わりだぞ」

「だから、俺より体格の大きいマコトをぶん投げて連中にダイレクトアタックだ」

「ちょっと待てぇ‼」

「じゃあどうする?エレベーターから出て白旗振る時間があるか?こういうのはファーストインプレッションが大事なんだよ」

「知らん!絶対にやらんぞ!?」

 

 —————チーン!あ、着いた。……え?やるの?本当に?助けてを?それお前の神秘の息子たちの持ちネタだろ?

 

「……助けてくれ!妹が死にそうなんだ!?誰か医者を‼医者はいないのか!?」

「何だ貴様!」

「お願いだ助けて‼助けてくれェ‼」

「「「うぎゃぁぁッッ!?」」」

 

 —————間島スバルはマーケットガードに向かって、私を砲丸のように投げやがった。銃を突き付けて来た連中は、私ともども地面に叩きつけられる。

 

「あぁ助かった~」

「……」

 

 私の下敷きになり、スパークするオートマタの絨毯から這い上がる。色々と言いたいことはあるが、まずは…うん。

 

「……妹はないだろう。同じ神秘持ち所以(姉妹設定)は良いとして、どう見ても私が年上だ」

「え、そこ?いやぁ、元ネタ的に弟だったし」

「全く何を言ってるのか……ん?」

 

 なんだ、これは。倒したマーケットガードが、『漫画の原稿用紙』になっている?紙に書かれているのは、さっきの兵士たちと寸分違わない写実的な絵。

 

「うわ、上手いな。と言うか、この絵のタッチって…」

「これは、一体……?」

 

 —————ハッ、殺気!咄嗟に隣にいた間島スバルの肩を掴み、ロケットランチャーから発射された弾をコイツで弾く!

 

「…えっ」

 

 それと同時に、シュートベント!超エキサイティング!撃ってきたカイザーの兵士たちは爆☆発☆四☆散!

 

「……ガ、ガードベントじゃねぇか……」

 

 ふん。近くに立っていたお前が悪い。しかし、予想はできていたがこいつも神秘が濃いな。攻撃を受けて、若干煤が付いただけとはな。

 

「助かった。ありがとう、“お姉ちゃん”」

「ぐぬぬ。アフロヘアが似合うの、絶対マコトの方なのに……、っ?」

「……おや」

 

 後ろにコンクリートの破片を踏みしめる足音がする。全く、次から次へと……。今度は誰だ?私と間島スバルは振り返る。

 

 

 

 

 

「—————やぁ、スバルちゃん」

 

 

 

 

 

 そこに立っていたのは、海色の髪と柑橘を思わせる瞳を持った、朗らかな笑みを浮かべる生徒。そののほほんとした雰囲気は、私にかつての知り合い、梔子ユメを思わせた。

 

「……()()()()さん?」

 

 間島スバルの知り合いか?こんな場所に?しかし間島スバルの声音には驚きと、若干の困惑と憤り。まるで、死んだユメと出会ったホシノとか、そのあたりの……。

 —————嗚呼成る程。そういう。

 

「久しぶりー♪元気、してたかな—————がっ!?」

 

 銃口から硝煙棚引く愛銃『唯我独尊(ヴァイン・グローリィ)』を下げる。存在自体、ここにいたら面倒な事案だろう。生かしておく理由は、ないな。

 

「……知り合いだったか?」

「おまっ、躊躇ゼロで撃ったな!?……いや、俺が漫画家になるきっかけをくれた人……なんだけど」

「ふむ、過去形か。察するに、すでに死んだ人間ということだな。……()()()()()()

「—————は?」

 

 予想通りだ。

 

「つまり、この『サザナミ』という生徒は、何らかの手段で外見そっくりに造り上げられた偽物か。それとも本当に蘇った死者か。どちらにせよ、存在していてはならないものだ。それはお前も気づいていただろう。つまりはまぁ……、お前が恩人に二度目の死を与えてやらなくて良かったな?」

「ッ!」

「おお、予想通り原稿用紙に戻っているな……。まぁこの程度の戦闘能力では、大した足止めにもなら—————」

 

 —————視界が歪み動く。ぐぇっ…。いって。胸倉掴まれて、コンクリートの壁に押さえつけられた。

 

「……何だ?何か文句でも?」

「ッ……。お前……、簡単にやりすぎだ!」

「?……そうだな、簡単なことだ」

 

 言いたいことがあるのは分かるが、今はおいておくべきでは?ここは敵地だぞ。しかも、我々の内情を知っているらしい敵だ。思惑に乗らないよう立ち回るのがベストな選択だと私は思うが。

 

「全く、お前と言い小鳥遊ホシノと言い—————そんなことをしている時間はあるのか?いよいよ大詰めと言ったところだぞ」

「ッ……、此処出たあとで色々言わせてもらうからな」

 

 嗚呼。文句の一つでも聞かせてくれ。……、ここから生きて帰れたならな。

 

「だが、問題がある。色々と考察で頭の中を回しているが、どうにも敵の力を見誤っていたようだ。いや、『見誤るようにされていた』のか?」

 

 状況は、かなり拙い。

 

「それって、どういう?」

「敵は、恐らくこちらの全てを—————」

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうです。私はただ、知ってしまっただけですよ」

 

 静かで、妙に透き通る清涼な声が届いた。一部に銀のメッシュが入る、ロングストレートの絹のような黒髪。品の良いコートや統一感のあるブレザーとロングスカートも、全て黒色で揃えられている。腰からは四枚の孔雀色の翼が優雅に翻った。

 薄暗い角から現れたのは————陰のある表情に憂いが帯びた瞳を持つ、正しく薄幸の美少女だった。

 

「……お久しぶりです。部長、いえ、元部長と言ったほうがよろしいでしょうか?ンフフッ」

 

 間島スバルが怒りと悲しみに目を見開き、そして口を開く。

 

「そっか。あの漫画を描いたのは、お前かよ—————

 

 

 

—————元プレアデス性団、夜見原シエ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

擬・破壊殺・滅式

 

 

 

 —————それは、轟音だった。

 

「おお。あぁやだやだ。話を聞こうともしないなんて。物語は文脈が大事なのですよ?」

「……先に対話を辞めたお前が言うな」

 

 急に現れた元トリニティの生徒、夜見原シエ。成る程、情報に合った通りどことなく不気味な生徒だな。しかし、今はそんなことはどうでも良い。

 何故今の……『間島スバルの攻撃』が当たらなかった?

 

「ンフフ。貴女の無駄な暴力性は知っています。なので、未来をここに記載させていただいています」

 

 ……あれは、本?それに、未来?

 

「私の辿り着くべき崇高……全知全能の書(セファー・ラジエル)、ここに私は未来を描くことができる」

 

 セファー・ラジエル!嗚呼、成る程そう言うことか。となると、夜見原シエの神秘は…。だから天獄廻戦などという漫画も描けた訳だな。

 

「貴女の攻撃は、私に通用しません—————おや?」

「………マコト?」

 

 間島スバルの前に立ち、私はこの敵の言葉に耳を傾ける。

 

「漫画、『天獄廻戦』を描いたのはお前だな。一体どこまで知っている?」

「ンフフ……。これはお二方を呼び寄せる為の餌です。一つは元部長殿、あなたのキヴォトス外の知識から私を探し出させるため。もう一つは羽沼マコト議長、あなたにも私の神秘に対する理解度を知っていただくため」

 

 ……ふむ。だろうな。そして間島スバルは、その神秘の歪みから見て似たようなものだとは思っていたが……。否、今はそんなことはどうでも良い。

 

「何のためにだ?」

「—————阿慈谷ヒフミを真似てこう言いましょう。……この物語の結末は私が決めます。破滅という美しいエンドマークで、青春は終わりを告げるのです」

 

 その時、仮面のように張り付いた笑顔だった夜見原シエの表情が、柔らかに解けていく。心の底から幸せそうに、恋焦がれるように笑っていた。

 

「このキヴォトスの、学園都市というテクスチャを分解し、剥ぎ取ります」

「……成る程。偶然とは言え、その為の全知全能の書(セファー・ラジエル)か」

「ええ。神話に曰く、ノアの箱舟(キヴォトス)全知全能の書(セファー・ラジエル)を以って作られた。奇しくも照応する名の場所と力があるのです。あとは、順序の逆転です」

「エデン条約を失楽園に見立て、カインとアベル……そのカインの刻印をここに呼んだルシファー由来の666(我々)に当てはめたか。それで?天災である大洪水を何で代用するつもりだ?」

「意味も反転させねば、ですね…。天が意志を以って人を滅ぼすのなら、私は人の意思なき自滅を用います。人が人を滅ぼす力、科学の最たる暴力なら、この世界に満ちているではないですか」

「銃……いや、この場合はあの爆弾だな」

「流石、ご明察です。その中でも強力なヘイロー破壊核融合反応爆弾を用いるタイプを造らせてもらいました。これを二月二十七日、D.U.地区に落とします」

「成る程。狙いは、その日にS.C.H.A.L.Eの当番になっている『天童アリス』と『生塩ノア』か。いや、その本を使って未来の改変でも行ったのか。方舟の中に収められた人と動物の番、District of Utnapishtimがいなくなれば……」

「ベアトリーチェの儀式は参考になりました。只のものに、伝承や逸話の意味を持たせられるなら、私の望む終わりが自分の指先にあるのです……」

 

 クソ、かなり計画が進行している。このまま放置していては私の目的が達成できない。だが、ここで戦っても勝ち目がない……。

 

「……いや待てぇ!頭良い人特有の色々端折った会話やめろ!」

「……、つまり。こいつは連鎖的にキヴォトス全てを滅ぼすつもりだ。文字通り、自分も含めた全てをな」

「—————は?お前、自滅願望でもあるのか?何してんだ‼」

 

 自滅願望、か。いや……話してみた感じだと、まさか、この夜見原シエという生徒……。

 

「ンフフ……ハァ。嗚呼、本当に美しくない……。何故?生徒のやりたいことを尊重する、でしたか……元・先生?一貫性が無いのは、本当に美しくないですよ」

 

 嗚呼。駄目だ。こいつは初めから、救えないタイプの生徒だ。

 

「あなた方は、自分の価値基準が正しいと思っている……。この世界が美しいものだと思っている。それが当たり前だと、人間ならばそう感じるのが当然だと」

 

 すぅ……、と彼女の表情から感情が抜ける。そうか、そこまで我慢してきたのか。

 

「私は違ったのです。理由などなく、他者の幸福は煩わしく、不快で、血反吐が出そうでした」

 

 こいつは……。

 

「ただ、そういう風に生まれた、それだけで。人を理解する努力が足りなかっただとか、できないのならその心を生涯押し殺し続け…苦しみ続けて死ねだとか、あぁ成る程。大人は誰しも右へ倣えで簡単に言ってくれますね」

 

 つらつらと並べられていく他者への拒絶感。他者を自分と同類の生物だと思えない違和感。理由のない悪意。理由が無いがゆえに正せない悪意。自分自身への疑問。自身の精神と、社会の乖離。

 

「喉の渇きを癒すために水を飲み、腹の飢えを満たすために物を食べ、命を繋げるために異性と交わるように……私は前に進むためにこうするのです。正しさとか、間違いだとか、認めるとか、認められるとか、そんなことは関係ありません。何も手に入れらずとも、私がここまで来れたのは、全ての人を分け隔てなく醜いと思ったからです。私が間違っているのだとしても、自分自身が歩んできた物語は、間違いなんかじゃありません…!」

 

 彼女は、自身の顔を覆っていた手を放す。先ほどまでの激情を絞り出すような声ではなく、ただその辺りにいるであろう、一般的な生徒としての顔を見せる。

 ……そうやって、こいつは自分を偽って来たのだろうか。自分の本性を、快と不快を共有できる存在がいなく、また絶対的な自己愛だけで生き続けて。

 嗚呼、それは—————。

 

「—————理屈は分かる。私もお前のように、他人が虫けらに見えたのなら同じようなことをするだろう。その想いを私は否定しない。世界を滅ぼしたい、その願いを私は否定しない」

「ほう?」

 

 だが……。

 

「私はそれを悪とは断じないとも。それを決められるのは己だけだ。だが、お前の願いを今叶えられると……こちらも些かばかり困る」

 

 —————仕方がない。夜見原シエ。お前は、

 

 

()()

 

「キヴォトスの滅亡は防がせてもらおう。この世に悪など、私以外に必要ないのだから」




コラボストーリー限定キャラ

夜見原シエ
 病弱ながらも精力的な漫画活動を行う元トリニティ生徒。一度ピンクアーカイブで漫画を描いたが方向性の違いから、現在はブラックマーケットで漫画を描いているプロ漫画家。好きな漫画のジャンルは曇らせ、グロ、リョナ、死ネタ、尊厳破壊、すれ違いによる破滅、救済無しのバッドエンド(彼女曰く『人から表出する内面こそ人の裸体より美しい、エロスより絶頂する』)。それもストーリーが緻密に練られたものでなければならないカタルシス重視型。逆にリアルでもフィクションでもハッピーエンドを見ると吐血し冗談抜きで死にかけるので、もはやそういう起源持ち。好きな異性(おもちゃ)のタイプは「この世の絶望を煮詰めた結果、壊れることも狂うこともできずに破滅の道を進む男」。エロくてもいいが、ぶっちゃけエロ無しの方がより悲惨さが際立つことに気づき、プレアデス性団から離反。無意識のうちにキヴォトスの学園都市のテクスチャを引っぺがし、型月的に言えば根源に接続した忘れられた神(生徒)
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