サブカル好き、キヴォトスへ滑り込む   作:プレ餅

11 / 27
 だんだん涼しくなって調子が安定してきました。暑い日は時々あるようですが。


Encount ヴァルキューレ

【波村ハズハ視点】

 想定より早いなぁ。警察って鈍間って聞いてたんだけど、ヴァルキューレはそうでも無いみたいだね。

 

「只、モブでは相手にならんなぁ。ネームドくらい用意しなきゃ。楽しみが無さすぎる。」

 

 ヴァルキューレのモブを、蹴散らしながらミレニアムに近づく。中には『ライトセーバー』の試し切りにされたのか、四肢が一部切れた生徒が転がっていた。

 神秘でそこそこ弾かれると思ったみたいだけど、ネームドじゃないからわからないね。

 まあ仕方ないか。釘刺されてるし、小一時間前に―――

 

ツヅミ『余計な殺生は無しですからね』

 

ハズハ『君を追放したかもしれない生徒でも?』

 

ツヅミ『…』

 

 ツヅミちゃんも優しいね。殺されそうになった相手を活かそうとは。まぁ自分も、活け締めはありだと思うけどね。

 

???「そこの方、止まってください」

 

ハズハ「うん? …あ~君かぁ。少しは楽しめるかな?」

 

 声がした方へ振り返ると、そこにはキリノが銃を構えていた。

 

ハズハ「君の銃は、当たるのかい?」

 

キリノ「な、何で貴方が当たらないことを知ってるんですか!?」

 

 あ、そっか。こっちは知ってても、キリノ側は解んないか。

 

ハズハ「まぁ、いいかな。ソレより。ネームドなんだ君は。少しは持ってくれよ」

 

 挨拶代わりに、グレネードを乱射。キリノはすかさず撃ちながら遮蔽物に隠れた。それに応じてか、駆けつけたモブが狙いを定め、引き金を引く。ソレをライトセーバーで打ち返すか、逸らした。

 いくつか打ち返ってきた溶けた弾丸に皮膚を焼かれながら、吹っ飛ぶ何名かのヴァルキューレの生徒。ソレに構わず打ち続ける生徒が数名。

 

 なかなか出来るじゃないか。流石キヴォトスにおける警察。治安維持のためにも、モブでそこそこのレベルが有るのは嬉しいね。思い切り作った道具の試運転ができる。

 

 ハズハは、グレネードをヴァルキューレの隊列に投げ込んだ。何個かは、撃ち落とされ、あらぬ方向に転がった。

 

キリノ「皆さん。グレネードをむやみに撃ち落とさないでください。建物の被害が大き過ぎます」

 

 ゲームの時は見られなかったが、指揮もそこそこ出来ると。嬉しい誤算だね。 

 魔改造されたサブマシンガンを定期的に撃ちながら、ミサイルの用意をした。

 そして、10m程後ろから、ミサイルポッドを浮かせ、念で掃射命令を送り出した。

 ドガァン――ドガァン――ドガァン

 聞こえてきたのは、複数の大きな爆発。ヴァルキューレの隊列に突っ込む形で浴びせされた。煙の中には、割れたライオットシールドや、焼けてひしゃげたり、一部飛び散ったプラスシックを浴びた生徒達の阿鼻叫喚。いくつか破損したシールドには血や煤がついていた。

 ミサイルの掃射により、ヴァルキューレは瓦解した。

 

ハズハ「この程度か。やっぱ攻撃力じゃなくて、防御力や生存能力が無いなぁ。」

 

 立ち去ろうとした背中に、衝撃が走った。

ダダダダダダ―

 

ハズハ「メインディッシュは欲しいけど、流石に君たちは手が余るなぁ。」




執筆が明らかに遅くなってる…。
 来週から遠征に行きます。遠征先で執筆は続ける予定です。気分転換していい内容思いつけばいいなぁ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。