サブカル好き、キヴォトスへ滑り込む   作:プレ餅

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 栞の数が増えてる…有り難い。取り敢えずエピローグは書くことにしました。


エピローグ:後処理

【ミレニアム視点】

 ミレニアム襲撃から約10日後。

 

ヒマリ「お互いに無事で何よりでしたね」

 

ネル「っけ。あの尼。次あったら必ず潰す」

 

ユウカ

「取り敢えず、部室の修理からですね。此処までボロボロならほぼ再建ですけど…」

 

ヒマリ「しかし、生塩さんは大変でしたね。今もまだ療養中ですか」

 

 シスイが投げたグレネードの一番近くに立っていたのがノアであった。制服に熱や衝撃が吸収されていても、吹っ飛ばされた後に、瓦礫の雪崩に盛大に巻き込まれた。

 またヒマリがハズハに解放されてから救出が始まるまで、放置されチアノーゼが進行していた。一時期昏睡状態だった。

 今では事故前と変わらず生活しているが、予後の経過観察のため、職務の完全復帰とは行かなかった。 

 

 ヒマリは、ハズハと邂逅した後の事をセミナーには話したが、被害状況は未だわからず、目的もわからずじまいであった。

 正確にはハズハがミレニアムに侵攻するに足る理由ではなかったため、裏の理由を探ってみた。しかしハズハに関する情報の規則性が全く読み取れず、考察も進まなかった。

 現状わかってる情報が全く役に立たないケースはヒマリにとって生まれて初めてのことであった。

 無理もない。キヴォトスに転生者など予測できるものなど居ない。輪廻転生など科学的に証明できない、仕方が分からない物など想像し得ない。

 この観点から考えるならばヒマリはハズハに情報戦では敵わない。

 しかし「全知」の称号を持つものなら、転生者の結論にたどり着くのもそう遠くはない。ハズハ本人も今回の襲撃で正体がバレることはないと踏んでいた。そういう意味でも襲撃は転生したての今が何かと都合が良かった。

 

ユウカ「ミレニアムの部活動は再開していますが、エンジニア部や建築系のサークルからは不満が多いですね」

 

ヒマリ「仕方ありません。今はミレニアムの立て直しに注力してもらいませんと。見返りとしまして、予算の増額を私のポケットマネーで行いましょう」

 

ユウカ「有難うございます。必ず返しますので」

 

ヒマリ「ふふっ♪ 良いのですよもっと私を頼ってくださっても」

 

 

【波村ハズハ視点】

 シスイが持ってきた、デカグラマトンのOS設計図(複製)を見て思ったことがある。キヴォトスの外と言われる転生前のAIのレベルよりも複雑である。しかし純粋な性能は外の世界のAIの方が高い。

 例えば、プログラミング言語とアルゴリズムのネットワークシステムの質が高い。

 デカグラマトンで使われている、既存パーツとパターン又プログラミング言語の数がイカれてる。

 

 なんだこれ現存する言語を全て詰め込んでるみたいじゃん。後コード読めねえ。ぐちゃぐちゃすぎ。なのに何でこんな細かく動けてるんだ? アルゴリズムの建て方も分かりやすい。使い古されてるやつ。ただ徹底的に無駄を省いてるのと、際限なく圧縮、省エネを行ってる。なのに拡張機能がある…

 

 言葉にするれば知るほど人間業じゃない化け物じみたプログラミングに圧倒されていた。

 

ハズハ

「再現しようにも解読できないねぇ。ヒマリは見たものを模写したに過ぎないのかな? これを覚えて纏められるだけ恐ろしいけどね。『全知』は伊達じゃないか」

 

ツヅミ

「お疲れ様です。取り敢えず頼まれてた部品の修理と改良終わりましたよ。」

 

ハズハ

「有難う。取り敢えずデカグラマトンは放置かな流石の手に余りすぎる。解析は取り敢えず既存のシステムに任せるか。A.R.O.N.A辺りを手に入れられたら良いんだけどねぇ」

 

ツヅミ

「A.R.O.N.Aが何かはわからないですけど、現状だと手に余る代物になりそうですね」

 

ハズハ「デカグラマトンより次元が上さA.R.O.N.Aは」

 

ツヅミ

「貴方の話が本当なら連邦生徒会にデカグラマトン以上のシステムがある筈。ミレニアム以上の技術もはやオーパーツでは?」

 

ハズハ

「自分から見たら、下手なオーパーツより危険物だよあれは、最もA.R.O.N.Aよりクラフトチェンバーが欲しいね」

 

ツヅミ「錬金術ならそれなりにミレニアムでもできますよ」

 

ハズハ

「でもクラフトチェンバー自体が賢者の石だからね。価値が違う」

 

ツヅミ「…欲しいからって連邦生徒会にカチコミはしませんよ」

 

ハズハ「わかってるよ。今は必要ないからね。大丈夫だよ」

 

 苦笑いでごまかした。多分バレてる。

 クラフトチェンバーの問題は錬金術と同じだと感じている。特定の材料が変換される場合は等価交換。

 しかし、価値の高いものを作るとなると、素材とプラスして使用料的な材料の消費が見られる。しかも効率がくっそ悪い。はっきり言ってゴミである。ならリサイクルの方が良い。仕様が変わらない限りあんまりなさそう。

 

ツヅミ「シスイから報告です。デカグラマトンと接敵した様です。シスイ側からちょっかいかけたみたいです」

 

ハズハ「…ウソン。何でぇ」(ノД`ヾ)゚

 

 取り敢えず、シスイちゃん回収しなきゃなぁ。後、【連合】が動いてるかどうかチェックしなきゃね。




 暫くは更新が開く可能性があります。取り敢えず、イベント戦は終了。次から新章or幕間で考えておきます。新章のネタ考えないと…
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