【ユウカ視点】
私は連邦生徒会に文句を言いに来ただけだったのに、病み上がりの上に戦闘に繰り出された。
私ミレニアムでは、生徒会のメンバーでそれなりの扱いなのに、何故不良と戦わなければならないのか。
先生?
「ユウカちゃんだっけ。戦いたくないならしなくていいじゃない。ただこっちには来ないでね。じゃあね。他のみんなはどうする」
ハスミ「キヴォトスの為にも奪還には協力します」
チナツ
「同意見です。サンクトゥムタワーの機能が回復しないとゲヘナも困りますので」
スズミ「此処まで来たのです。ご一緒します」
先生?
「じゃあぱぱっと終わらせよう。僕が、援護するから好きにやってみようか。思う存分暴れればいいよ~」
そういうと各々が役割を果たして、我先にと自分にできることを探して、不良生徒たちを、制圧し始めた。私は置いてけぼりを食らった。
私も遅れて戦闘に参加したが、先生の具体的な指示はない。
しかし先生が合図を出してから、生徒の連動性が上がった。私自身視野が広くなったのを感じた。他の3人も視野の広い動きを見せており、自ずと互いの役割と、それによって生まれる位置関係を把握していた。気持ちの悪いくらいに。
ユウカ「でも、多すぎる。不良がなんでこんなにいるのよ」
ハスミ「…妙ですね。数が減っていません」
数が多いのではなく、不良生徒たちが倒れた端から復活している。何人かは逃げているものの、一部の不良が不自然な耐朽性と回復力を見せている。
スズミ
「おかしい。閃光弾の効きにバラツキが有ります。何故?」
片やフリーズ。片やノーダメ。そして普通に効いていたり、てを覆って対策する者もいる。なんの違いがあるのか、分からなかった。
チナツ
「…!。閃光弾が効いてない個体は、ヘイローが無いです! でも耐久性はヘイロー持ちより高いようです」
普通逆ではないかと思ったが、事実ヘイロー無しが堅かった。装甲の有無? それにしては普通の学ランが多い。とても重装甲のように固さがあるわけでもない。
肉体強度が高い可能性がある。神秘の加護がないにも関わらず。
ユウカ「先生。このままでは弾薬がつきます。ここは目的の建物まで突っ切った方がいいのでは?」
先生?「随分と血の気の多い子供達だ。ああ、ユウカちゃんだっけ。大丈夫だよその内大人しくなるさ」
言われるがまま、持久戦を行った所。
不良「かはっ」(ビチャ)
一人、また一人と血を吐いたり、膝から崩れ落ちる不良生徒が現れた。
先生?
「う~ん薬物の類いだったのかな? 一番嫌なタイプを引いたみたいだ。チナツちゃんを中心に倒れた生徒をち処置しよう。出来ればここで解毒もしておきたい。チナツちゃん薬物の特定できる? せめて作用機序でもわからないかな」
チナツ
「なんとも言えません。血液を調べられるなら…分かったところで適切な治療はここでは…」
先生?
「あ~そこは僕に任せてよ。生体には明るいから。安心して」
チナツ「…では、お願いします」
先生?
「一度言い出したことは何がなんでも答えるよ。チナツちゃんを失望させたりはしないから」
チナツ「言質は取りましたよ」
先生?「うん」
そうしてシャーレ突入前に、不良たちの治療を世話しなく始めた。
もうちょい幕間に付き合って下さい。お願いします。