サブカル好き、キヴォトスへ滑り込む   作:プレ餅

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 どんどん寒くなりますね。私はどんどん夜、眠くなってきました。今も眠い目をこすりながら書いてます。書きたいけど眠ぃ。コーヒー飲んでも眠ぃ。zzz


変幻自在な超常現象(人)

【シャーレ内·地下】

 

ワカモ「コレは…何でしょうか? ものがわからなければ壊せませんね。」

 

???

「うーん。確かに不思議だね。何で古風な石がハイテクな機器上で浮いてるんだろ。SF見たいじゃない?」

 

ワカモ「?!?!」

 

 咄嗟に声のする方を振り返り。銃口を向けるが、そこには誰もいなかった。

 確かに隣に立たれたはず。しかし振り返る一瞬で居なくなっていた。

 

???「シャーレの地下に奇っ怪なオーパーツとも呼べる機械。丸でココだけ異空間だよね」

 

 ゆっくりと振り返ると、デスクに座る白い制服の大人が有り余る袖を揺らしながら達磨の様な体で座っていた。

 

ワカモ「貴方は…誰ですか?」

 

???「あ~挨拶まだだったね。一様此処シャーレで先生をするものだよ。今日が出勤初日何だよねぇ」

 

 白い達磨とは異なる方向から、子供っぽい声が聞こえる。その方向に目をやると、童顔の少年が挨拶をしていた。白い達磨の方に目をやると、デスクから姿が消えていた。

 

ワカモ「…」

 

先生?「そう警戒しないで、ただの手品だよ。君はワカモちゃんだね。宜しくね」

 

 まばたきの瞬間に大人の姿へ変わった先生は、朗らかな笑みで握手を求めてきた。

 

ワカモ「今のは一体」

 

先生?「超能力って信じる?」

 

ワカモ「? 超能力ですか」

 

先生?「うん。千里眼とか催眠術とか念動力とかの類」

 

ワカモ「ええ、キヴォトスには神秘が存在しますので、恐らく超能力と似たようなことができるかと」

 

先生「…え、まじで? 神秘ってそんなこともできんの。身体強化だけじゃないの。特殊能力とかあるの?」

 

ワカモ「ええ、絶対数は少ないですが、それなりに存在します」

 

先生?「…もしかして、ワカモちゃんも超能力を…」

 

ワカモ「私自身は持っておりません。神秘の加護自体は強めですが」

 

先生?「あ、やっぱり?」

 

ワカモ「やっぱりとは?」

 

先生?

「戦える方のハスミやスズミより、圧倒的にオーラが違うからね。パット見、1.5倍くらい。しかも結構鮮やかな色と流麗で且つ勢いがある強いオーラ…丸で礼儀正しい激情家みたいだね」

 

 先生は一瞬のうちに、狐坂ワカモの内面を捉えていた。そして彼女の警戒心が徐々に薄れ、恋慕にも似た感情の機微を薄々ではあるが感じ取っていた。

 

ワカモ「っ!」

 

 そして、理解と共感にも近いその言葉に、ワカモは感極まっていた。

 そして同時に足音が近づいてくる。

 

先生?「リンちゃんが来たのかな?」

 

ワカモ「…此処で捕まるわけには参りません。では先生また何処かでお会いしましょう」

 

先生?「あらら。時間切れかぁ」

 

ワカモ「…追わないのですか?」

 

先生?「女の子に嫌われたくはないしね。」

 

 できないとは言わないのですねと心のなかで思いつつも行政代理に出会わないよう、足早に部屋を去っていく。

 

リン「おまたせしました。」

 

先生?「あ~リンちゃんだ〜さっきぶりだね♪」

 

リン「妙に上機嫌ですね」

 

先生?

「可愛い生徒()に会ったからね。あ、モフらせてもらえば良かった…」

 

リン

「はぁ。取り敢えず、此処は無事だったようですね。外では不良が転がってたのですが何があったのですか?」

 

 先生?は起こったことを端的に説明した。

 

リン「それは…何とも不安が残る出来事ですね」

 

先生?

「う~ん。僕だけで対処可能なレベルなら良いけど。あれが神秘で起こってるなら僕は手に負えないんだよなぁ」

 

リン

「私自身、薬物のようなもので操られた可能性のほうが高いと思います。神秘で此処まで見境と制御がなされてないものを私は知りませんので」

 

 どうやら先生とリンの意見は一致したようだった。この規模の人災を起こせる神秘なら、似たようなことが山海経で起こっていたらしい。

 しかし、その人災も薬剤の要因が大きく影響していた。

 今回行われた災害も恐らく薬害や公害に近いものであると考えているらしい。

 

リン

「わかりました。今回の件は連邦生徒会でも調査をしましょう。必要があれば不良達の治療の面倒も視野に入れておきます。」

 

先生?「事情聴取は僕に任せてくれない。自白させるのに良いものあるんだ〜」

 

リン「良いものですか? それは―――」

 

先生?「それは内緒」

 

 先生が瞬間移動するかのように、リンの隣に現れ唇に触れて、静止する。

 リンは、驚愕と動揺で少し固まった。

 

リン

「で、ではこの話は終わりにしましょう。次に先生にはこれを」

 

 そう言って、渡されたのは『シッテムの箱』と呼ばれるものだった。曰く、作り方も、動作方法も何もかもが分からないものらしい。コレを使って制御権を取り戻して欲しいとのお願いだった。

 

リン「私たちでは起動できなかったのですが、先生になら起動できるらしのです」

 

 初耳である。ただ先生は話半分でタブレットを、起動させ始めた。

 

 そこに居た少女との初めての邂逅であった。




 もうちょい幕間に付き合って下さい。お願いします。
 後順調にお気に入りが増えてるような気がします。皆様ありがとうございます。励みになるのでこれからも見守ってて下さい。
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