サブカル好き、キヴォトスへ滑り込む   作:プレ餅

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最近読書が良く進みますねぇ。成績がそれに反比例してますが…


サブカル転生?

【転生者】

 転生したら、キヴォトスでした。コレは何番煎じ?

 キヴォトスだと確信したのは、割と早かった。体感3日位だと思う。ゲームしてたし、ヘイロー浮かんでたし、ヘルメット団が彷徨いてたし。もう判断材料しかなかったね☆

 それでも誰に転生したのかは分かんなかったため、身元を調べることにした。こういう時記憶喪失系の小説読でてよかったと思う。後、転生系の小説は近年のブームですからねぇ(シカタナイネェ)

 じゃあ、調べ――る前に金策と日用品を集めなきゃね。最悪、道具さえ揃えられれば、ブラックマーケットで過ごせるのは二次創作で履修済み。( •´ω•` )ﻭドヤッ 後、普通にサバイバルの経験はあるし、YAMA育ちだし、いけるって。

 というわけで、丸一日を廃材や、金属集めで潰れました。素材は潤沢です。後初期リス神ってた。ミレニアムの近くって最高かよ。しかもブラックマーケットも見えてる。コレ以上ない神引き(キマシタワ〜)

 やっぱり、日頃の行いって大事なんだって。

 さて切り替えて続いて金策なんですが、兵器開発の前世知識があるのでミリタリージャンルには補正があります。では技能を振ります――ファンブル!

 

「いったぁい」

 

 金属の破片で指を切った。地味過ぎる。体力-1。

 そんなこんなで銃を組み立て、カスタマイズした、いわゆる脱法銃のかーんせーい。

 紹介するぜ。体感15%でジャムるマシンガンレートのサイレンサー内蔵拳銃。ストックがない3点バーストスナイパー。激重かつ嵩張るマガジンを持つフルオート式ショットガン。反動で自壊するマグナム弾対応ブルパップ式サブマシンガン。以上個性的なメンツでした。

 これらを売って(デメリットは言わないで)かなりの金が稼げた。ここから銀行に行って有り金を優待券がある株や、高金利の銀行へ。

 しかし困ったことに名前がない。参った自分探すために自分の名前がいるらしい。う~んジレンマ。

 あ、閃いた。死んだ生徒の口座買い取れば良いじゃんね☆ 我ながら天才だと思う。

 

 

【銀行員視点】

 私が銀行員として、失脚したのは同僚の汚職の口封じだった。結局支店長もグルであったため、逃げ出すことも許されず業界からも永久追放された。

 キヴォトスに来てブラックマーケットで働くことになったが聞いていたよりも、治安が悪く命の危機が何回訪れた事か数え切れない。少なくとも二桁じゃ済まないだろう。そのせいもあって、ほぼ死んだ魚のような目でここ暗黒銀行で働いている。

 そんな私でも人生で味わったことのない濃密な死の気配が目の前に現れた。

 此処キヴォトスの生徒たちには、ヘイローと呼ばれるものがあり、少なくとも私はソレを見ることができた。

 なんだこの禍々しいヘイローは。

 その生徒のヘイローは土台のシンプルな3重の輪が砕け破片が飛び、壊れたバラバラな輪を巻き込むように植物の蔓のようなもので侵食し、そのツタに刺さる破片という形容し難いデザインだった。

 

(どんな神秘を持ってたらこんなことになるんだよ。…よし此処でこいつを暴れさせると何が起こるか分からんから懇切丁寧に…且つ、全ての要求を飲もう。それしかない!)

 

「此処で、口座を買い取りたいんだけど、死亡した生徒の名義とかある?」

 

 早速厄介な要求が来た。しかし断るとやばいと直感しているため、何とかして、この場を乗り切るよう提案をした。

 

銀行員「少々お待ちいただけないでしょうか。名簿で確認しなければなりませんので」

 

「良いの? ラッキー♪ ごねたら一人吊るそうと思ってたから無駄に殺らなくて良かったよ〜」

 

 言わんこっちゃ無い。コイツ平気で人やれるじゃん。俺の直感はちゃんと働いていた。

 そこからは私も、他の職員総出で死亡者の廃棄や凍結予定の口座をいくつか用意した。

 

銀行員「こちらが凍結予定や死亡届けが提出されている方の口座になります。全部で29の口座が有ります」

 

「多くね? 何、大量絶滅でも起こったの?」

 

銀行員「今年に入ってから、連邦生徒会の機能が一部停止してまして、行政が一部行われておらず大規模なテロや、ブラック企業が各学園の地区まで進出しております。その影響かと思われます」

 

「『プロムン』の世界かな? ブラック企業はさながら『翼』みたいなのかな? じゃあ何でもありか。楽だな」

 

 何の話だ。コイツまさかブラックマーケットの企業に手を出すつもりか!? 絶対巻き込まれたくない。そんな事してたら命がいくつあっても足りない。

 

「29個も口座が有るとどれがいいか悩むなぁ。一つ一つ見るのもなぁ。ねぇ君。なんかいい案内の?」

 

 急な無茶振りが一番困る。どうするコレ。下手に口座をうったら後々やっかみつけられて殺されるのがオチ。コイツにとって都合にいい口座のほうがいいか。

 

銀行員「お客様は何故口座を買い取りに来られたのかを伺ってもよろしいでしょうか? ご都合のよろしいものが提供できますよ」

 

「う~んと。名前がほしいんだよね、取りあえずは。後なるべく足がつきにくいものが優先だよねぇ」

 

銀行員「ソレでしたら、凍結予定の口座を買い取られた方がよろしいかと。こちらの9個が凍結予定の口座になります」

 

「う~んじゃあこの口座を買おうかな。どういう経緯凍結されるのこの子の口座?」

 

銀行員「こちらの『波村ハズハ』様の口座は在籍中授業料未払いのため退学になられ、此方ブラックマーケットで起業した方になります。此処1ヶ月音信不通になられ法人の口座はすでに廃棄されております。今日中に凍結、廃棄される予定でしたので問題はないと思われます」

 

「じゃあそれにしようかな。入金ってもうできたっけ? 後株用の口座も欲しいのだけど?」

 

銀行員「では、入金だけならすぐに行えますが、新しい口座の開設になりますと、身分証を発行していただけますと…」

 

「えぇ。身分証のために銀行口座がほしいんだけど…」

 

銀行員「順序は前後しますが、買い取った口座を担保に身分証を発行して、株用の口座を開設していただくのはどうでしょうか?」

 

「まあそれしかないね」

 

銀行員「直ぐに手続きをしますので少々お待ち下さい。」

 

 なんとか乗り越えた。まさに九死に一生を終えた気分だった。後は口座を渡し入気の確認をして今日の業務を終了する。―――できるはずだった。

 ボン―――ドガァン

 1つの飛来してきた音に対して複雑な爆発を起こす何かがフロアを超えて私たち銀行員の足元で炸裂した。その後ミリタリーヘルメットを被った銀行強盗が押し入った。

 更に運が悪いことにその日はヘイローが割れる瞬間も観ることになった。

 目の前でヘルメットを被った少女が、その頭物事ひしゃげたのだ。

 強盗が侵入して僅か数分の出来事であった。

 怒涛のイベントとハプニングにあっという間に終わった出来事のはずが、一生より長く感じられた。




内容エグくなっちゃった☆
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