サブカル好き、キヴォトスへ滑り込む   作:プレ餅

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 書きたいことが前後してる気がしますが、まあ大丈夫でしょうか。問題が起こってから修正します。


活動開始とエンカウント

 【転生者視点】

 自分は運が良いとつくづく思う。普通口座を買い取りなんかアウトローでもできるはずなんてないからな。でも此処キヴォトスのブラックマーケットではできる。何と言う豪運。

 しかしモノ分かりの良い銀行員に出会ったのが、ラッキーだった。

 何か顔見てギョッとしてたけど、直ぐに営業スマイルに戻ってた。できる大人ってこういう人とのことだね。うん。

 口座を用意してもらい、29個の内9個まで絞れた。

 最終的には『波村ハズハ』てやつの口座を買い取った。他8つは自治区から指名手配されてる問題児だった。アルちゃんの名前はなかったなぁ。支店が違うのかな? ってそもそも音信不通でもなければ死んでなかったわ。失敬失敬。

 次に株の口座を作ろうと思ったら、ストップが掛かった。何と身分証が欲しいようだ。何だよもう、いい感じだったじゃん。まあ、ブラックマーケットでも銀行は銀行。担保か身分を証明できないと営業できないもんね。仕方ないね。

 しかし、どうやって身分を証明しようか。悩んでると銀行員が助け舟を出してくれた。

 

「えぇ。身分証のために銀行口座がほしいんだけど…」

 

銀行員「順序は前後しますが、買い取った口座を担保に身分証を発行して、株用の口座を開設して頂くのはどうでしょうか?」

 

 え、マジ!? そんなことできんの。ハハ、流石ブラックマーケット。やり方も狂ってやがるぜ。(自分のことは棚に上げる)

 

「まあそれしかないね」

 

 というか、ソレが今できるベストな気がする。じゃあこのまま銀行員に手続きをお願いしよう。

 銀行員が奥に入っていくと―――

 ボン―――ドガァン

 ものすごく大きい爆発が銀行に響いた。あぁぁ耳痛い! 誰だよ客いるのに爆竹感覚で爆弾投げる不届き者は。

 入口には武装したミリタリーヘルメット団が立っていた。何か強そう。でもなぁ、原作にいない奴なんだよなぁ。ヘイローもみたことないや。所詮は、ヘルメット団のモブって訳かぁ。世知辛いネ☆

 仮称ミリタリーヘルメット団が、銀行の窓口に押しかけ銀行員に金をせびっていた。見た目からしてやってる事クッソ小物じゃん。何だよ、威勢は最初の爆弾だけじゃんか。拍子抜けも良いところだよ。ソレでもブラックマーケットの住人かこの恥さらしめが。(無茶苦茶言ってる)

 

ミリタリーモブ

「おい、お前。床に這いつくばれ。」

 

「あ゛?」

 

ミリタリーモブ

「指示に従うんだったら、命までは取らない。さっさと床につけ。」

 

「はぁ~。勝手にやってくれよ。そう言うの。金だけ取ればいいじゃんか。」

 

ミリタリーモブ

「ああ、お前の口座からもいくつか頂こうか。」

 

「え、上げるわけ無いじゃん。頭湧いてんの?」

 

ミリタリーモブ

「お前に選択の余地はない。指示に従え。どうせ此処の住人は殺しても問題ないからな。従わないなら撃つだけだ。」

 

 …無視だ無視。会話になってない。何言われても従わないよ〜。

 そんな舐めた態度が気に入らなかったのか、銃を撃つために引き金手をかけた。

 

ミリタリーモブ

「じゃあ死ね。」

 

 モブが引き金を引くより、速く自分が魔改造した『モザンビーク』を撃った。

 ショットシェルに含まれる、劣化ウラン合金製のペレットと強化火薬により、モブの銃をひしゃげながら、体に突き刺さり、1つの剛体となって燃えながら勢いよく吹っ飛んだ。あっつ。火の粉がこっちまで飛んできた。

 

ミリタリーモブ

「テメェ。」

 

 お、まだ立てるんだ。頑丈だなぁ。外の世界だとこれでお陀仏だったんだけどなぁ。キヴォトスだと武器破壊と部位破壊程度かぁ。充分だね。

 銃身は、よし、持ちこたえてるし、傷はないね。強化火薬いれるとどうしても自壊するからね。苦労したよ。

 銃が使い物にならなくなったモブは、熱傷と刺し傷だらけの体で突貫してきた。蛮勇だぞ、それは。

 走ってきたミリタリーモブのヘルメットめがけ、飛び膝蹴りを地面に叩きつける要領で、体重と筋力を乗せて掛ける。

 するとモブのヘルメットのフロントがバキバキに割れ、中から血が吹き出し、ひしゃげたままヘイローが砕けた。

 あっ。スゥ~。ヤっちゃった〜。あーコレはダメなんかぁ。無駄な殺生は控えろって昔から母親に言い聞かされてたのにぃ。あ~。何も無いのに殺っちゃった〜。うーん仕方ないかこの死体は有効活用しなくちゃね。仕留めたからには、責任持たねばなるまい。うん、コレ大事。

 

銀行員「お、お客様。大丈夫でしょうか?」

 

「あぁうん。大丈夫大丈夫。」

 

銀行員「明らかにそちらの方が重症ですか。」

 

「大丈夫、気絶してるだけだし」

 

 バッチリヘイロー砕けたところ見ちゃったけど、きっと生きてる。割れて生きてる事例を知らないだけだから。うん。

 

銀行員「そう…ですか。わかりました。他の仲間はマーケットガードに拘束されていますので、そちらの方はお任せしますね」

 

「うん良いよ良いよ〜」

 

 あっぶねー。死体とバレなくてよかった。流石にブラックマーケットでも死亡事件は洒落にならないのは調査済み。(調べたのに手加減を間違えたのは何故?)

 取りあえず今日のやりたいことは終了。身分証と株の口座ができる間にミレニアムの郊外に拠点を構えて実験と情報収集できる拠点を構えよう。そこならコレ(死体)も持ってけるね。

 …に台でも買うかぁ。一輪のやつで事足りるよね?




4話は、モブ側の話でもしますかねぇ
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