【波村ハズハ視点】
時は、1話に進む。
「水見式」を使って、点と纏をずっとしてたと同時に、操作系の能力を使う為の武器開発をしていた。
「でけた~」
コンピュータチップ付きの刺針。見た目完全にWi-Fiのアンテナっぽいなぁコレ。これでとりあえず数と質を整えられるけど。オーパーツめっちゃ使った。ミレニアムの設計図奪ってくるのものすごく面倒だった。だって超小型コンピュータチップなんて外の世界でもあんまなかったし。まあ性能自体は量子ビット作れる外のほうが処理速度はダン違だったなぁ。小さいのはエンジニア部。早いのは国産だと「富◯通」が好み的にも良いな〜と思ってる。
死ぬ前に試してみたかったなぁ。量子コンピュータ。
あ、後作ったのが、魔改造「ウィングマン」とロマン武器の「ライトセイバー」やったね。サブマシンガンやアサルト作ろうと思ったけど、何か気分が上がらなかった。
アサルトライフルの方は、一様好きだったブルパップ式の「F2000」を参考にした。しかも3点バースト付きでな。したら自壊した。やりなおし!
やっぱ近代兵器は使うべきだよね。こと対人戦では有効だから積極的に取り入れるべきだって「羂索」先生言ってた。
それに、コンピュータやセンサーと「操作系」の相性は良いはずだし。早速試すか。
冷凍保存していた、ミリタリーヘルメットリーダーの死体は既に直されていた。ヘイローは砕かれて明らかに顔色が悪かったが。
「ものは試しだ。脳に直接刺針をつけて脳幹に陰極つけて、大脳に2つ陽極側をつければ…」
チップから念を込め、解凍と同時に動き出すよう指示を飛ばす。
何か凄い『念』が黒と紫が混ざった色でドロドロと固形物を巻き込んだ流体みたいになってる。え、これ大丈夫だよね?まあ、要観察だな(汗)
処理速度を上げるため脳内のシナプスや、チップの電気信号の一部を「放出系」のワープによって擬似的にトンネル効果を実現。有効射程も上げることに成功した。
「一度に込められる『念』が少ないのが問題かぁ。コレだと何分持つのかなぁ。ついでにこの人形に注いだ念を、使ってもらおうかな?」
結果としては10分しか持たなかった。又、注いだ念を使って、発はできないことがわかったがそれ以外ができることがわかった。全力の「堅」は自分の出力の6割で持続時間4分明らかに燃費悪くなってる。有効射程は、とりあえず「廃墟」全域には行けるか。じゃあ自分が念供給し続ければいいかな。めっちゃ消耗するけど。
供給し続けた場合自身の出力は7割まで低下する。さすがに使えねぇ。
「とりあえず『廃墟』でオーパーツ拾ってきて」
死体は頷き、武器を携えて、何も話さずにその場を離れた。
脳に直接チップを埋め、チップには簡易的なアルゴリズムを覚えさせて、AIのマネごとをさせてみた。任せたのは脳の働きを解析して、念によってアルゴリズムを自ら変え、死体に合う形で行動を補助・矯正することが目的。結果は上々。組手と評して銃撃戦を教えてもらったが、生前に近い能力らしい。
この子だと、銃撃戦では分が悪いね。格闘戦だと一方的だし。「ウィングマン」の弾薬をもう少し変えないといけない。
マークスマンライフルも居るなぁ。あれ好きだし作るかぁ。勿論、サイレンサー付きだな。
実験結果をまとめていると、死体が検死体の袋のようなものを持ち帰ってきた。袋はまだ温かい。
「犬じゃぁないんだから、変なものを持ってくるなよぅ」
死体曰く、ミレニアムの生徒が入っていてまだ温かいと言う。何より自分がミレニアムの生徒を欲しがっていたのを聞いていたらしい。
感覚生きてんの? お前。まじ? ゾンビとかってそんな感覚失ってるはずなんだがなぁ。 …ん? コイツ何か 石化したヘイローみたいなのが浮いてる。所々に罅や亀裂、割れ目はあるけど、多分、生前のヘイローだよなぁ。まぁコレについては後だな。
「取りあえず、『廃墟』で何があったか報告して。作業しながら聞くよ」
最近わかったけど、必要なら喋ってくれる凄く抑揚がおかしな感じになってるけど。
「うわぁ。内臓グッチャグチャじゃん。良く生きてんねぇ。ほら死体くん。人工血液持ってきて、増血剤込みで。栄養点滴も込みでね。」
手術はしたことないけど自分の体を捌いたことはある。その要領で、断裂した腸と胆嚢を生体のりでくっつけながら、「念」によって形を保ちながら縫合する。
ミレニアムの医療機器は凄すぎる。外の世界と同じかそれ以上はないかぁ。生体のりなんてまだ臨床で見てないしなぁ。でも人工血液はまだ開発されてないらしい。チグハグな技術力だなぁミレニアム。
何とか繋ぎ終わった組織と「廃墟」で無事だった医療機器を繋ぎ、生命を維持させた。此処には集中治療室は無いし無菌状態には出来ないので、ある程度は気合と根性で乗り切って欲しい。
今回は良くやったぞ。死体君。ミレニアムの技能員が手に入るかも知んないからなぁ。グヘヘ。
そろそろ、本格的に本編作らなきゃ…でもどうしようかなぁ。
後お気に入りが着実に増えています。ありがてぇ。見てくれる人増えなきゃ、やる気は湧かないものですね…。