リボーン×東方~外界異変~   作:Lan9393

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二十一話:「妖夢強い」

ツナSido

 

  朝、なぜかオレのところまで迎えにきた獄寺くんと、魔理沙、博麗と家を出る。

その途中で京子ちゃんと出会い、オレたちは学校へ向けて歩いていた。

 

「それで、今日、調理実習でおにぎり作るんだ!」

「へぇ、そうなんだ・・・」

 

(よっしゃーー!京子ちゃんのおにぎりが食える~~!)

 

オレは心の中でガッツポーズすると、獄寺くんの嫌そうな声が耳に届く。

「うげっ」といった声だ。

獄寺くんをみやり、その視線をたどると、山本と妖夢がいた。

 

「それで、もしよろしければおにぎりを差し入れにしようかと思うのですが、なにがいいですか?」

「鮭だな!鮭!」

「わかりました!」

 

笑顔でやり取りを交わす二人。

傍から見たらリア充カップルのそれだ。

しかし、山本も妖夢も人気者であるからして茶化すものは居るが嫉妬の視線を送るものはいない。

まあ、羨ましいといった視線はあるけれど。

 

「おーい!山本ー、妖夢!」

 

魔理沙が駆けていく。

ほぼ全員が「あっ」と声を漏らした。

・・・当人たち以外だが。

 

「あ、魔理沙さん。おはようございます」

「おはよーさん、霧雨」

「おう!おはよー!」

「ツナたちもいるのか!」

 

山本と妖夢はこちらを振り返り笑った。

うん、邪魔した気しかしないけど・・・まあいいか。

オレたちも歩を進め、山本たちに追いつく。

 

「お前らもおにぎりの話してたのか?」

「はい!」

「そうなのな!」

「ふぅーん?」

「獄寺とツナはなんのおにぎりが欲しいんだ?」

 

山本が無邪気に笑って聞いてくる。

オレは苦笑して答えた。

 

「オレはもらえりゃいいよ!」

「・・・」

「獄寺は?」

「どうでもいい」

 

獄寺くんはぶっきらぼうに返した。

妖夢がそれに詰め寄る。

そして、口を開いた。

 

「ダメですっ!」

 

その勢いに押されたか、獄寺くんは一歩下がった。

それに比例するように、妖夢もまた前へ出る。

人差し指を突きつけて妖夢は言い放った。

 

「女の子たちにがっかりされますよ?」

「・・・それこそ、どうでも」

「よくないです!まったくもう・・・」

「・・・食えりゃなんだっていい」

 

負けたらしい獄寺であった。

なんだかその様に、つい笑えてしまう。

 

「ああ!十代目!笑いましたね?!笑いましたねぇえええ?!」

「ご、ごめん、ごめん!」

「・・・おにぎりねぇ」

 

博麗がどこか遠くを見つめるように、ぽつりとつぶやいた。

オレにはその真意なんてわからない。

 

(・・・よくわからないけど、今日はいろいろありそうだなぁ)

 

そしてまたオレは人知れず苦笑した。




妖夢が強くなったのは、あれですね・・・。
うん、贔屓ではありません。
少なくとも、ですが。

妖夢は真面目なので獄寺くんが変なこと(?)を言ったりしたりすれば注意します。
というか、ツッコミですのでしますが。
フゥ太の『並盛中で実は怒らせたら怖い人』ランキング上位にでもいたんじゃないでしょうか。
きっと獄寺くんはそれを恐れてるんですよ。
そして相変わらずの山本×妖夢はバカップル。
次回はおにぎり編そのに。
友人N氏からなにかあればずらすかもしれません。
では、また次回!
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