久遠のことはまだ封印されていればあり得ることだし誰かがやってても良さそうなものだったけど誰もやっていなかったのが意外なくらいだよ
レティラ視点
昨日はなのはちゃんがユーノくんと出会ってジュエルシードを封印してあたし達もちょっと
変なジュエルシードを封印してっとやたらと色々あった原作スタートの日だった
そして今はアリサちゃんとすずかちゃんを加えたクラスメート五人で昨日あったことを
話していた
だって誘拐事件の時に魔法はばれちゃってるしアリサちゃんとすずかちゃんにも素質があるから原作みたいに隠さないといけないというよりはむしろ話さないといけない感じだったりするもん
「昨日のフェレットはほんとはフェレットじゃくて男の子でなのはの所に住むことになったのね」
「私としては巻き込まれたネコのことが気になるかな」
「あのトラネコなら十分休んで回復してからさっさと出て行ったよ」
「ちゃんと自活出来てる野良ネコだったみたい」
「そうなの、なら良かった」
「それより私とすずかにも素質ってのがあるんでしょ」
「うん、それも結構良い素質みたいだよ」
「ならあの事件の時にさっさと教えてくれてもよかったでしょうに」
「あの時はまだ気づいてなかったんだよー」
「だったらいつ気づいてたのよ」
「昨日公園でユーノくんを拾ったじゃない」
「ええ、あの時は頭の中に助けてって声が響いてきたのよね」
「そうそう、あれは不思議な感じだったね」
「やっぱり二人共聞こえてたのね」
「そうだけど、それがどうかしたの」
「それは念話という魔法で簡単な魔法の言葉なんだよ」
「じゃあ、それが聞こえたから素質があるってことなの」
「そういうこと、今日は放課後空いてる?」
「ええ、塾は昨日だったから別に予定はないし」
「私もお買い物とかの予定は入ってないからいいわよ」
-キングクリムゾン-
授業という過程を飛ばして放課後という結果が残る
あたし達はアリサちゃんやすずかちゃんと一緒に母さんの第二の私室と言える研究室にいる
これから研究室の資材でアリサちゃんすずかちゃんの素質を調べるためである
ちなみに興味があるのかなのはちゃんもいるけどユーノくんは翠屋にウェイターとして
放り込まれてるのでこれなかった
「それじゃあ、まずはアリサちゃんからね、そこに入ってね」
アリサちゃんは母さんの指示で公衆電話のボックスのような箱に入る
箱の中のランプが色々と点灯した後静かになってから「もういいわよー」の声がしたので
出てきた
「それでどうだったんですか」
「慌てないの、すずかちゃんの検査もしてからね」
すずかちゃんも箱の中に入って素質の検査を受けた
そして
「二人共凄いわね、アリサちゃんが魔力ランクAA-で炎熱変換資質持ちですずかちゃんが魔力ランクA+の氷結変換資質を持ってるなんてね」
原作と大違いだったよ
でも闇の書暴走体との戦いの時に結界に巻き込まれてたから素質そのものはあったってこと
かな、それが平行世界の差異によって魔法方面に才能が伸びた可能性もあるのかもね
とにかく今の内にわかって良かったよ、わからなかったら第二期で守護騎士に襲われていたからね
「それでね、魔導士は基本的にデバイスの助けを借りて魔法を使うことになるんだけど人格の
あるインテリジェントデバイスと人格がない代わりら処理速度など一回り性能の高い
ストレージデバイスとどっちがいいかしら」
「母さん、デバイスってインテリの方だとなのはちゃんのと同じ祈祷型になるの?」
「そのつもりよ、祈祷型だと自動防御とかでサポートしてくれるでけじゃなくてイメージで魔法を組み立てやすいからあの子みたいな感覚で魔法を使うような子に向いてるのよ」
「「ならそれで」」
なのはちゃんと同じと聞いた途端二人して即答しちゃったよ
「組み立てるのに三日くらいはかかるからそれまではこの初心者用のストレージで練習しておいてね」
組み立てといってもとりあえず二人の能力に合わせて組むだけだろうかにまだまだ未完成の仮組み状態になるだろうね
キィィィィィン
突然強大な力の流れを感じたよ
これはきっと
【間違いない、ジュエルシードの反応だ】
慌てた様子でユーノくんの念話が飛んできた
【ユーノくん準備しといて、あたしの転移でみんなまとめて飛んでいくから】
【わかった】
なのはちゃんと遊里ちゃんの三人で翠屋まで飛んでいくとスクライアの
民族衣装に着替えた
ユーノくんが待っていた
ユーノくんと合流したあたし達は転移魔法でジュエルシードの反応があった場所、八束神社へと飛んだ
那美視点
私はいつものように境内の掃除をしていると久遠(神社に住み着く子狐で那美のペットと言っていい)がどこから拾ってきたのか青い宝石のようなものを転がして遊んでいた
「もういいでしょ久遠、そんなもので遊んでちゃ、確かボールか何かなかったかしら」
苦笑しつつ久遠から青い宝石を取り上げようとしたら突然青い宝石が眩い光を放って久遠を包み込みました
私は慌てて久遠を抱き上げようとしましたが久遠に触れる前に何かに弾き飛ばされてしまいました
「久遠、一体どうしたの久遠!」
「くお、クオー!、クオオーン!」
光が収まってくるにつれて久遠は苦し気な鳴き声を上げながら禍々しいオーラに包まれて人間の女性の姿へと変身していった
「これはまさか祟り、神咲流の総力を挙げて封印したはずなのに」
その時なのはちゃんとレティラちゃんと遊里ちゃんが駆けつけてきた、ってどうしてあの子達が?
「あの暴走体には遊里ちゃんがメインでなのはちゃんは遊里ちゃんの援護に回って、ユーノくんは結界をお願い、あたしはそこの那美お姉ちゃんとちょっとお話してくるから」
突然のことで私が戸惑ってる間にもレティラちゃんがテキパキと指示を出していく
何だかこういうことに慣れているわねあなた達
指示を出した後でレティラちゃんがこっちに来て…、ってえっ、なのはちゃん達が久遠と一緒に消えた、どうなってるのよ
「あー、まず那美お姉ちゃんがびっくりしてることについて説明した方がいいかな」
こくこくと頷く
「あれはね、結界で一時的にこの世界から隔離してるの」
「隔離することであの中でどんなに暴れても周りに被害は出ないし迷惑もかからないからね」
「そ…、そうなんだ」
半分も理解出来たかどうか怪しいけどわかったことにした
とにかく被害が出ないってことが大事だと思うし
それよりあの結界の中ってどうなってるんだろ
「それで那美お姉ちゃん、あの凄いオーラを出してた人について知ってることがあったら教えてください」
そうよね、結界だのなんだのの前に久遠の方が大事よね
「あれは久遠なの、久遠の中に悪い力が封印されていたんだけど何故か急に封印が解けて
しまって」
「なのはちゃん達と遊ぶようになってからは悪い力は少しずつ弱くなっていったからこのまま
なら大丈夫だと思っていたのに」
「あの~、もしかして封印が解ける前に青い宝石のようなものの近くにいなかった?」
「確かに青い宝石のようなものを転がして遊んでいたけど」
「アウト―!、原因はそれだよ!、それしかないよ」
「よりによって封印中の久遠で暴走するなんて」
レティラちゃんはそう叫ぶと頭を抱えてうずくまっていたけどすぐに立ち直って
「那美お姉ちゃんは結界に触れないようにしてあたし達の無事でも祈りながら待ってて」
と言って私には認識すら出来ない結界らしきものの中にあっさりと入っていきました
というわけで次回は戦闘になるけどとらハ3の名シーンの一つを自分なりに再現してみようと思います