リリカルなのは 紅と青の異邦人と転生者達   作:神無 龍希

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今回は以前感想で指摘された管理局のあれこれをフォローするような形で追加説明しています

そのためレティ提督は画一的な対処や説明をするようなうっかりキャラの扱いに

レティ提督のファンの皆様申し訳ありませんでした(提督は犠牲になったのだ、本来責めを
負うべき作者の犠牲に)


なのはと巨木と後悔と

 

 なのは視点

 

 この前八束神社で暴走したジュエルシードを封印して久遠を助けてからのことを話すね

 

 まず久遠はお店にいる時は人間の状態でいることを条件にお家で飼うことを許してもらえたよ

 

 お母さんがなんか企んでるみたいだからその内お店のマスコットか何かにされそうだけどね

 

 アリサちゃんとすずかちゃんは二日はレイジングハートにも協力してもらって魔法の基礎訓練をしていたけど昨日専用デバイスが完成して個人でも練習出来るようになったよ

 

 確かアリサちゃんのデバイスが剣のデバイスで名前はミネルヴァだよ

 

 そしてすずかちゃんのデバイスが弓のデバイスで名前はアルテミスなんだ

 

 それとアリサちゃんとすずかちゃんのデバイスのお披露目の時にお店のアイドルタイム(空き時間)を利用してレティラちゃんと遊里ちゃんのお父さんとお母さんが管理局について詳しい説明をしていたよ

 

 何でもレティさんの説明は管理局のことを知らない人向けのあっさりとしてざっくりとした説明だから色々と足りないところとかもあるんだって

 

 ましてや普通に説明する分には私や遊里ちゃんみたいな素質のある人がいない前提での説明になってたとか

 

 それって大丈夫じゃないよね

 

 私がそう思うくらいだからレティラちゃんと遊里ちゃんのお父さんとお母さんもよくわかってるみたいで管理局は公営の司法組織で出資してくれる管理世界の協力者達がいないと成り立たない

あたりは株式会社に似ていることとか、管理局の仕事の中でも大事なロストロギアの管理の法とか基準とかについてとか、魔力ランク(魔力偏重主義への個人的な意見つき)とか、質量兵器禁止に

ついてとか(禁止を徹底しすぎることへの意見つき)とか、管理局へのスカウトは無理強いするものじゃなくて将来の選択肢を増やすものとか(魔力を持たない事務員とかもいるとも言っていた)、

最高評議会や上層部など臭いところもあるけどレティ提督とかリンディ提督とかちゃんと

守ってくれる大人もいることとか、管理局に入る場合まず嘱託魔導士として仮局員ようなの扱いになって訓練校を卒業してから正式な局員になることとか、細かい所までしっかりと説明して

お兄ちゃんもお父さんもとりあえずは納得してくれたみたい(ちなみにお兄ちゃんは鍛錬しながら念話で聞いていました)

 

 その間お店はどうしてのかって、レティラちゃんが魔法で大人に変身してレジをやって私達が運んでいたよ

 

 注文が入ったらその時だけお父さんとお母さんが厨房に入るしね

 

 そして土曜日、お父さんが監督をしてるサッカーチームの試合があって私達は応援しにいくことになったの

 

 それで後半の10分すぎたあたりで相手チームりスライディングを食らってお父さんのチームの人が痛そうに転げ回って起き上がらなくなっちゃったの

 

 結局その人はリタイアになったんだけど代わりに出る人っていたっけ

 

 あれ、何でお父さん遊里ちゃんのとこに行ってるのかな

 

 遊里ちゃんはお父さんと話した後で更衣室へと向かってるし遊里ちゃんが出ることになったの

かな

 

 遊里ちゃんがユニフォームに着替えて出てきたからサッカーに出ることで決まりだね

 

 あっ、相手チームの人達遊里ちゃんを見て笑ってる、態度悪いな、後でO☆HA☆NA☆SHIする必要があるかな

 

 「タイガー・フレア・ショット!」

 

 ズドオオオオォォォーーン!

 

 フリーキックからの直接シュートを防ごうとした相手チームごとゴールに叩き込んでるの

 

 遊里ちゃんもやっぱりむかついてたのね

 

 これならおはなしする必要なさそうね

 

 結局ゲームは遊里ちゃんが4点とって6-2でお父さんのチームが勝ったよ

 

 その後はお店でパーティーになったの

 

 遊里ちゃんがこれはゲームで勝ったり大きなイベントが終わったりした後でやる打ち上げって

いう関係者で騒ぐお祭りのようなものだって教えてくれたよ

 

 レティラちゃんがウェイターとしててんてこ舞いなユーノくんを見て「アリサちゃんとすずかちゃんに徹底的に弄りまわされるよりはましだろうね」と苦笑していたけどどういうことなん

だろう

 

 でもお店に行く途中で子ぎつねのまま私の頭の上で寛いだままだった久遠がお店に着くなり

徹底的におもちゃにされて力尽きて動かなくなっちゃったよー

 

 打ち上げをしてる最中に相手チームの激しい攻撃を二点で抑えたキーパーの男の子から

ジュエルシードの魔力を感じたような気がしたけど気のせいかな

 

 その後打ち上げが終わって今日は早めの店仕舞いということになって家に帰る途中で

ジュエルシードの反応を感じとった

 

 「ユーノくんこれって」

 

 「間違いない、ジュエルシードだ」

 

 ユーノくんはフェレットに変身して私の肩に乗る

 

 こんな遠距離で感じとれるのは暴走しそうな時くらい、だとするとキーパーの男の子から感じた反応は気のせいじゃなかった

 

 気のせいだと思い込んでしまった自分の迂闊さをを悔みながらジュエルシードの反応のあった

場所へ急ぐ

 

 久遠はまだ復活出来てないのでお店においてきたよ

 

 途中で街全体を覆い尽くすような結界が発動した

 

 「この結界ユーノくんの?」

 

 「ううん違うよ、僕にこんな凄い結界は作れないよ」

 

 「じゃあレティラちゃんかな」

 

 「何にしてもこれで街が壊れなくてすむからありがたい」

 

 ジュエルシードの魔力の発生地点に近づくにつれて街のあちこちから樹の根っこがコンクリや

建物を突き破って生えていた

 

 これってきっとジュエルシードの、なら

 

 「セットアップ!、エンジェルフィン!」

 

 桜色の魔力光に包まれた白い天使の翼を羽ばたかせて空へと翔け上る

 

 マンションの屋上に着地してジュエルシードの反応のあった方を見ると色々な法則を無視して

力技で生えている巨木が見えた

 

 当然その周辺には根っこがあちこちが飛び出ていて廃墟の様相を呈している

 

 「ひどい…」

 

 「これが結界の中じゃなかったらと思うとぞっとするよ」

 

 「私があの時ちゃんと気づいていれば」

 

 「今は悔むよりもジュエルシードを封印しないと」

 

 「そ、そうだね、でもどこにあるんだろ」

 

 「発動中なら魔力サーチで見つかるはずなんだけどこんなに広いと…」

 

 「魔力を上げて広い範囲を探せばいいんじゃないの」

 

 「それはそうなんだけど効果追加にかかる魔力は安くないから」

 

 「なのはそこにいたのか」

 

 その時遊里ちゃんの声がしたと思ったら飛んできた

 

 真っ直ぐ家向かっていた私とは違って遊びに出ていたはずなんだけどジュエルシードに気づいてくれてたみたいだね

 

 「遊里が来てくれたんなら丁度いいや、力を貸して」

 

 「なになにどうしたの」

 

 私とユーノくんは遊里ちゃんに事情を説明しました

 

 「なるほどねー、いいよ、私は戦闘に偏ってるから丁度いいと言えば丁度いいしね」

 

 「レイジングハート、ワイドエリアサーチ」

 

 『イエス マスター』

 

 「赤龍帝からの贈り物」

 

 『Transfer』

 

 「わぁすごい、いくら遊里の力で倍加してると言ってもこんなに広く満遍なくサーチャーを

ばら撒いて並列処理出来るなんて並大抵じゃないよ」

 

 「見つけた、あの巨木の真ん中、キーパーの男の子とマネージャーの女の子が閉じ込められてる」

 

 「見つかったのね」

 

 「でもあの巨木は正に中心、接近するのは無茶だよ」

 

 「なら封印法でここから封印すればいい」

 

 「そんなのサーチ以上の無茶だよ」

 

 「出来るの?」

 

 「出来る、私とレイジングハートなら」

 

 『出来ます、私とマスターなら』

 

 「準備が出来たらパワーアップよろしくね」

 

 「任せといて、私も出来るといったその封印法を見たいしね」

 

 「行くよ、レイジングハート」

 

 『イエス マスター シューティングモード セットアップ』

 

 レイジングハートの各所が展開して杖が1.5倍程長くなる

 

 私がレイジングハートを構えて魔力を注ぎ込み始めると杖の先に環状魔法陣がいくつも展開

されてシューティングバレルが形成される

 

 『Transfer』

 

 魔力を注ぎ込み始めたのに気付いて遊里ちゃんが私の力を倍加してくれた

 

 これだけあれば十分出来る

 

 「準備はオーケー、これがディバインバスターのバリエーション」

 

 「ディバイン・シール・バスター・スナイプ」

 

 気分は正にスナイパーってね

 

 私の撃ち出した桜色の砲撃は巨木の核になってるジュエルシードと二人の子供に命中した

 

 でも魔力は全部封印用に回してるから二人にはケガ一つないはずだよ

 

 風疹したジュエルシードは砲撃の魔力残滓を辿ってレイジングハートに仕舞いこんだよ

 

 改めて街を見てみると酷いことになってる

 

 「今まではユーノくんの手伝いだからってどこか駄目になってたところがあったのかも

しれない」

 

 「そんなことはないよ」

 

 「ううん、自分の街だから自分の手で守るのが当たり前なのにどこか気が抜けていたから

気づかなかったんだ」

 

 「だからこれからは自分の意思でこの町を守りたい、ジュエルシードを一つ残らず回収

するんだ」

 

 そう決意を固めたところでバシーンと頭を叩かれた

 

 「ふぎゃ」

 

 な…、なんで、と言うかそのハリセンどこから出したの

 

 「その決意は立派だけどあんた何様のつもりよ」

 

 「だ、だって私が気づいていればこんなことには」

 

 「一人で背負いこもうとしてんじゃないのこのバカもんが」

 

 あたたた、あ…頭をぐりぐりしないで遊里ちゃん

 

 「魔法を使えるのも封印できるのもあなただけじゃないでしょ」

 

 「私もレティラも出来るだから気づかなかったから悪いってんなら私も悪いってことでしょうが」

 

 「特にレティラの奴は来てないみたいだし、これで何もしてなかったらレティラが一番悪いってことでしょ」

 

 「そ…それは違うんじやないかな」

 

 「こんな凄い結界僕じゃ張れないからレティラかもしれないし」

 

 「うんうん」

 

 「まあ、何が言いたいかと言うと」

 

 「一人で背負い込むな、ちったぁ私やレティラを頼れ」

 

 「同じ魔導士だろ、友達だろ、仲間だろ、私達にだって出来るんだから分かちあえよ」

 

 友達で仲間…、そ…そうだよね

 

 「うん」

 

 そうだよね

 

 このことが本来なら背負い込みすぎてオーバーワークになったりワーカーホリックになったり

する私の将来に影響を与えることになるとはこの時は思いもしませんでした




今回は原作を消化しながらもアリサとすずかのデバイスのお披露目があったりなのはの
メンタルケアをして将来的に無茶を減らそうとしてみたり色々とやってます

そして次回はその頃レティラは何をしていたかです
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