今回はそのレティシアが何をしてるのかという話です
レティシア視点
この辺で
妾の名はレティシアと言うてデモンベインの世界で重要な意味を持つ精霊が宿る真の魔導書の一つ
わかりやすく言えばデモンベインとよく似た世界で死霊秘法と同じ役割を果たした魔導書ということになるのう
もっとも妾の魔導書としての名は
妾とレティラはこの世界の管理神であるアテナに話を通して少しばかり
レティラは永遠神剣の力で転生者に混じって
妾は本来の能力を最大限まで生かすためにアルハザードの技術てんこ盛りの特殊なユニゾン
デバイスということにしてこの世界に入った
この世界にやってきてまずしたことは時属性の能力を駆使してテスタロッサ家とそれに関連することを余すことなく知ることよ
おかげでもっとも必要とする魔導炉ヒュードラの事故関連のこととかその時間帯にアリシアが
どこにいたかなどがようわかった
しかしヒュードラの事故が仕組まれたことでその理由がアレクトロ社のブレシアの上役が
ブレシアの天才ぶりに恐れを抱いて管理局の上層部の一部を抱き込んで事故が起こるように仕向け、事故の責任をとらせて失脚させるつもりだったとはな
それも事故でブレシアが死ねば万々歳、事故の巻き添えで自社の社員や自分のシンパが
巻き込まれても構わないとは随分と腐っておるの
事故自体は起きねば原作には繋がらぬし運命記帳を改ざんしてもアリシアが魔導炉の事故で完全に死ぬところを妾の尽力で仮死状態に変える程度だしの、どうすればよいかの
とりあえず行ってみねば始まるまい、一人で使える時間移動の術式は…クロノドライブだけかの
しかしクロノドライブは消耗が激しすぎて事故のあった当時まで遡ることが出来んの
それでも五年くらいは遡れるから繰り返していけば、いやそれは過干渉になりかねない危険な
ことよの
なら魔力補充のエーテルとか魔晶石とか色々と小道具を使って足りない魔力を補うのがいいかの
そうと決まればいくかの、クロノドライブ!
クロノドライブで遡った時間は16年、事故が起きた年は原作でも曖昧で情報元によって色々と
あるが26年前に起きたと言うのが有力な説となっておる
だがそこで考えてもらいたい,仮にアリシアを生んだのが20歳の時として事故が何年前にあったことなのか曖昧なのと違うてアリシアが5歳頃にあったことだというのははっきりと明らかに
なっておる
そうなるとおおざっぱに考えても20+5+26=51となる
…あり得ぬであろう、ブレシア・テスタロッサという人物を色々考えてあり得ぬであろう
ジュエルシード事件の黒魔女全開の時の姿でも50歳越えておるなど年齢詐称以外の何物でも
なかろう
だがこの世界では魔法を使って時を越えて調べることにより16年前に魔導炉事故がおきて
おることが判明した
これならブレシアの年齢は40歳前後ということになる、高町・桃子という実例から考えれば
あり得ないことではないの
話は盛大に逸れたがクロノドライブで到着したのは事故の一週間前、一週間では根本的なことを変えるには時間が足りぬし足りたとしても未来が大きく変わりすぎて新たな平行世界を生み出す
ことにしかならぬであろう
なら出来ることは運命記帳を改竄することによって可能となったアリシアの死を仮死へと変えることと魔導炉事故に関する証拠を手に入れることと巻き添えを減らすことくらいかの
事故の証拠は転移魔法による移動と探査系魔法で裏も表も関係なく貪欲に情報を集めることで色々と揃えることが出来た
上手くやればアレクトロ社は企業倒産するであろうし関係のある管理局上層部の一部もきれいに出来るであろうな
原作が始まったら第一期を終えた後でブレシア・リンディ・レティと言ったあたりに渡すと
するかの
巻き添えを減らすことに関しては魔導炉や魔導炉を実験する場所の近くに当日いる者達に関してはスケジュールに干渉したり工作したりすることでアレクトロ社の汚い裏に関することに関わりのない者達の内8割までは当日魔導炉から遠ざけることに成功した
関係ない者達を全員助けることは出来なかったが運命の正義の味方ではあるまいし仕方がないと割り切るしかないの
そしてアリシアを死から救う方法を考えねばならぬが、そもそもアリシアの死因は魔導炉事故の時に近くにいて巻き添えになったからよな
となるとまず死因として思いつくのが爆発の衝撃などによる物理的なダメージによる死亡だが
これはまずあり得ない
無印でアリシアの死体はただ眠っているだけと言っていいぐらい完璧な状態でポッドに保存
されておったからの
なら次に思いつくのは爆発による火災などでの酸欠や煙害による死亡だがこれも考えにくいの
酸欠や煙害による死亡なら脳や内臓に障害が残る可能性があるから蘇生の研究に加えて生体医療の研究もしておるはずだが原作と二次創作のどれを見ても医療関係に詳しいようには思えなんだし医者の不養生にしてもあまりにも自分を捨て過ぎておる
そのことから考えても障害が残るような死に方でなかったのは確かだと言えるの
なら残る可能性として考えられるのは魔導炉特有の魔法に関する何かが死因で体がきれいなまま死んだ場合かの
ならやるべきことはまずは隠密系スキルでアリシアに気づかれないように部屋に入って部屋ごとアリシアを事故から守るために魔力を通さない結界の設置をしておかねばな
結界の起動は当日ブレシアが魔導炉へ向かってからでないと意味がないよな
これで後は事故の後で仮死状態にもなっておらなんだ時には強制ユニゾンで身体コントロール
して身体活動のレベルをぎりぎりまで落として仮死状態に持ち込めばよいかの
そうなったらさすがに悪いとは思うが既に結果の出ておる未来と大きくずれるようなことが
あっては同じ未来には繋がらぬからの
そしてその時がきた、外に不自然な光が見え、それに続くように結界が偏在する魔力の異常を
伝えてきおった
魔導炉事故によって溢れだした魔力の大半が結界で押し止められてはおるがそれでもあり得ぬ
ほど異常な量の魔力が部屋の中に染み込んできよる
これはまずいと思い一瞬魔力を完全に遮断する結界でも張るべきかと思おたがクロノドライブでこの時代に来たがために魔力がほとんど空っぽになっておることを思い出した
その上被害者をなるべく少なくするために情報系魔法と転移系魔法を使いまくってかなり消耗
しておる、この短い時間で回復した魔力では到底守りきれる結界を維持することは出来はせん
そうなるととれる手段は多くはないの、眠りの魔法でアリシアを眠らせてから強制ユニゾンし
魔導書である妾を人型に構築したプログラムのデータを元にして作成した魔力抵抗のデータを
ユニゾンしたアリシアに張り付ける、これで大分マシになるであろう
だがこれでも守り切れるものではない
結界を越えて染み込んでくるほどの異常な量の魔力は確実にアリシアの体にも染み込み
リンカーコアがあろうとなかろうと生来持ち合わせておる魔力に反応するであろう
それも異常な量の魔力による反応となればアリシアの体が持つわけがない
ならば強制ユニゾンによってアリシアに入り込んでおる妾がアリシアの体をコントロールして
魔力活動を停止させそれに伴って停止しかねん生命活動をギリギリ生きてるレベルに保つ
これくらいしかないのう
ちなみに魔力抵抗のコーティングやら魔力や身体のコントロールといったことは強制的にでも
ユニゾンしておるから出来ることよ
ただの赤の他人に対してこういったことは出来ぬからの
しかし結局は予定通りの仮死状態で落ち着くことになったの
とは言え予定外なこともあったのう、そこに浮いておる生霊とかの
《それってわたしのこと?》
他に居らぬであろう
この生霊が何者かとなれば皆も予想出来ておるであろうあの人物しかないであろうがな、一応
自己紹介してくれぬかの
《はーい、生霊をやってるアリシア・テスタロッサだよー、って読者に自己紹介なんてギャグパートのノリなんだけど》
けど霊体になることで知らぬはずの情報まで知ることが出来るようになったのは悪いことでは
あるまい
《それはそうなんだけどね、後ねわたしの助けを求める声に応じてくれてありがとうね》
妾みたいなのは基本的に暇だからの、何かあれば喜んで首を突っ込むさ
それにこれでアリシアのSOSに応えてこの世界にきた辻褄が合うというものよ
《わたしはどうでもいいからフェイトとお母さんをちゃんと助けてあげてね》
ふん、見くびるでないわ、汝も含めてテスタロッサ家全員を助けてみせるわ
とはいえアリシアの体に染み込んだ魔力を押えこみつつ仮死状態を維持するとなると少しずつ
魔力が削られてゆくの
これは意識をシャットダウンしてその分浮いた魔力を維持に当てねば持たぬの
アリシア妾のパートナーにレティラという青い髪の少女がおるがそいつにこの情報を渡して
おいてくれ
そう伝えると妾はアリシアの情報端末にジュエルシードを10個使用する高等術式の情報を
漏らさずに入力する
この術式があればこの体は救われるはずだからの、それまで眠らせてもらうぞ
《うん、おやすみ》
レティシアは過去に戻って色々とやりたいことをやったあげくに仮死状態のアリシアと強制
ユニゾンして意識不明になってたりします
なのでアリシアが復活するまで出番はありませーん
それとこのお話はお茶会の前に書き上げたものだけどうっかりと入れ忘れてしまったからお茶会の後に入れることになりました