リリカルなのは 紅と青の異邦人と転生者達   作:神無 龍希

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今回は最初から最後までデュエルです

しかも決着がつきません

次回でクロスオーバーならではのどんでん返しで決着をつけます

それとデュエルを書くのはこの作品が初めてなので「ここ違う」とか「こうした方がいい」とかいったルールミスの指摘とかデュエルの展開としての不備とかがあれば遠慮なく感想に書いて
ください

あっ、でもイレイザーのリセット効果はあえて漫画とは変えてあります

だっていくらフィールドがあるといっても海上のフライングデュエルで漫画みたいにイレイザーの血をどばどば流して血の海に沈めるのはどうかと思ったもので

それに爆発ならプレイヤーも巻き込めるという理由もありました


邪神アバターの力

レティシア視点

 

 突如海上に転移してきた黒フードの男に対処するためにフルメンバーで現場に転送したわけだが

 

 正直言ってこのままガチバトルになるのはやばい

 

 遊戯王カードのモンスターを実体化出来ると戦力に限りが無くなるからの

 

 だから決闘に持ち込んでルールの枠の中に入れてしまうのが一番だと判断した

 

 黒フードの男も決闘で勝負することに異論はないようであっさり乗ってくれたのは助かったの

 

 そんなわけで始まった決闘だが先手は向こうにとられてしもうた

 

 だが最近のルールでは先行をとったプレイヤーはドロー出来なくなっておるのでこれも悪くはないの

 

 だが黒フードの男はジュエルシードをカードにしていきなり使ってきおった

 

 その効果で三邪神の一角を統べる邪神イレイザーを召喚しおったわ

 

 なんだ、このぞわっとする気配は

 

 これはただのモンスターカードの召喚ではないぞ

 

 「その禍々しい気配は…、まさか」

 

 「その通りだ、ジュエルシードの莫大な魔力と願望器としての能力を利用することでカードの

存在の完全なる実体化に成功したのだ」

 

 「なんだって、きさまそれで何をするつもりだ!」

 

 「知れたこと、カードを見て実際に自分の物として使うことが出来ればいいと思ったことはないか」

 

 こやつはわかっておるのか、いやわかってはおるまいな

 

 ジュエルシードを、願望器を器にしての邪神召喚など世界を破滅させる願いぞ

 

 「くっくっく、この実験のデータを元にすればカードを戦力にすることが出来る」

 

 「そうはさせん、汝はここで倒してくれるわ、汝のターンはそれで終いか?!」

 

 何も知らぬ小童にぽんぽんと邪神を召喚されてはたまったものではないわ

 

 こやつはここで倒す、絶対に負けられぬわ

 

 「ああ、カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

 黒フードの男 手札2枚

 

 

 モンスター 1枚

 

 邪神イレイザー

 

 

 魔法・罠  1枚

 

 

 「なら妾のターンよ、ドロー!」

 

 ほうこやつがきおったか、なら早速使わせてもらおう

 

 「これは自分のフィールドにモンスターが存在しない時に特殊召喚することが出来る、

ジャンク・フォアードを召喚!」

 

 『ハアッ!』

 

 妾のフィールドに邪神と相対する形でジャンク・フォアードが現れた

 

 だがこれで終わりではない、むしろここからが始まりよ

 

 「そして魔法カード発動《調律》」

 

 「これが発動することでデッキの上から一枚が墓地に送られてデッキからシンクロンと名の

付いたモンスターを一体特殊召喚することが出来る、現れよ《クイックシンクロン》よ」

 

 『撃ち抜く』

 

 妾のフィールドにジャンク・フォアードとクイックシンクロンが並び立つ、これで準備は完了と

いうものよ

 

 「レベル5クイックシンクロンとレベル3ジャンク・フォアードでチューニング」

 

 クイックシンクロンが光の輪となってそこに飛び込んだジャンク・フォアードが三個の星となる

 

 「集いし小さき力達よ、一つとなりて軌跡を描き軌跡を起こせ、来たれ破壊の戦士

《ジャンクデストロイヤー》よ!」

 

 妾のフィールドに下り立つは黒き鋼鉄の鬼神、さあその力を存分に振うが良いわ

 

 『ウオオオオオオオー!』

 

 「ジャンクデストロイヤーは召喚時チューナー以外のシンクロ素材にしたモンスターの数だけフィールド上のカードを破壊することが出来る」

 

 「召喚時の力の余波を腕に纏いて砕けタイダルエナジー!」

 

 ジャンクデストロイヤーから放たれた衝撃波が邪神イレイザーを打ち砕く、その時黒フードが

伏せていたカードを発動しおった

 

 「罠カード発動《邪神の加護》」

 

 「このカードは自分フィールド上に邪神と名の付くモンスターが存在してる時に発動する、このターン終了までこのカードを発動したプレイヤーへのダメージは0になる」

 

 邪神イレイザーは破壊した時フィールド上のすべてのカードを破壊するというリセット

効果を発動するので意味はないはずだが

 

 「デュエルとしては意味がないはずだが、何かあると見てよさそうだの」

 

 邪神イレイザーがどんどん崩壊していく中で妾の頭の中に警鐘が鳴り響く

 

 嫌な予感がしておったのは妾だけではなかったのかなのは達原作キャラとレティラ達転生者組が妾の後ろに転送された

 

 正直これはありがたかった、なにしろ守る範囲をかなり絞ることが出来るようになったからの

 

 妾と連とユーノが防御結界を張り、それにアースラの中からリンディとブレシアがブースト

したり更なる結界を張って援護してくれたおかげで邪神イレイザーの大爆発から守ることが出来た

 

 しかし邪神イレイザーの効果でここまで威力のある大爆発が起ころうとはの、闇のゲームよりもひどい実体化ダメージではないのか?

 

 だからこそ邪神の加護で守りに入ったのであろうな

 

 その証拠に爆煙が晴れてきて黒フードの男の姿が見えるようになったがあの大爆発がなかったかのような何一つ変わらぬ姿で現れおった

 

 これは容易くすみそうにないな、ならば

 

 「魔法カード発動《補給部隊》、そして一枚カードを伏せてターンエンドよ」

 

 

 レティシア 手札2枚

 

 

 モンスター 0枚

 

 

 魔法・罠  2枚

 

 補給部隊

 

 

 黒フードの男 手札2枚

 

 

 モンスター 0枚

 

 

 魔法・罠  0枚

 

 

 「俺のターンドロー、俺は墓地にあるジュエルシードを除外してデッキからジュエルシードを

1枚手札に加える」

 

 「なっ、そんな効果まであるのか」

 

 「破壊効果を持つモンスターを出したということは魔法や罠で俺に勝てる算段がついてるということだろうな」

 

 「さあ、どうかな」

 

 「とぼけても無駄だ、いくら小細工してもこいつには勝てまい」

 

 「俺は手札のジュエルシードを発動して《邪神アバター》をアドバンス召喚!」

 

 なっ、邪神アバターだと、その効果は確か、急がねば

 

 「その召喚の成立前にリバースカードオープン《和睦の使者》!」

 

 伏せていたカードが起き上がりそこから白装束の巡礼者のような女性が三人出てきて妾の

フィールドを守る結界を展開してくれた

 

 「ちっ、小癪な、まあいい、どうせ1ターン命が延びただけだ」

 

 和睦の使者の効果処理が終了してから邪神アバターの召喚が始まりカードから実体化した

ジュエルシードを核にしてデジタルデータに3Dテキスチャをはりつけるようにして真っ黒な球体が作られその球体に実体化の肉付けがされてゲームのCGのような違和感がなくなり圧倒的なまでの威圧感を感じられるようになった

 

 「邪神アバターを召喚してから2ターンの間は魔法・罠カードの発動は無効にされる、そして

邪神アバターは常にフィールド上でもっとも攻撃力の高いモンスターより100ポイント高い

攻撃力と守備力になりその効果はモンスターの攻撃力か守備力が変化する度に適用され直す」

 

 「そんな…」

 

 「それじゃどんなモンスターでも勝てないじゃないの!」

 

 「それに魔法・罠カードが使えないなんてどうすればいいの」

 

 「慌てるでないわ」

 

 「まだモンスター効果がある、2ターンくらいなんとでもなるわ」

 

 「レティちゃん…」

 

 

 黒フードの男 手札2枚

 

 

 モンスター 1枚

 

 邪神アバター

 

 

 魔法・罠  0枚

 

 

 レティシア 手札2枚

 

 

 モンスター 0枚

 

 

 魔法・罠  1枚

 

 

 補給部隊

 

 

 

 「妾のターン、ドロー!、モンスターを1枚伏せてターンエンドよ」

 

 「俺のターン、ドロー!、邪神アバターで攻撃だ、どんなモンスターだろうと無駄! 無駄! 無駄! 無駄!」

 

 「残念だったの、妾の伏せていたモンスターは攻撃力0防御力900の《シール・ドウイング》よ、その差800ポイントりダメージを受けるがよいわ、叩き返せカウンターウイング!」

 

 『ハア!』

 

 伏せていたカードを押しつぶそうとしていた邪神アバターはそのカードから飛び出してきたシールド・ウイングに強かに翼を叩きつけられてよろめいた

 

 

 黒フードの男 LP4000→3200

 

 

 「やってくれたな、《ならずもの傭兵部隊》を召喚して効果発動、シールド・ウイングを破壊する」

 

 『いくぜ野郎ども!』

 

 『オオオオオオオオオー!』

 

 荒くれ者の男達が数にものをいわせてシールド・ウイングを押し込むと落とし穴が開いて荒くれ者の男達も巻き込んで落とし穴に落ちていった

 

 「妾は補給部隊の効果で一枚ドローする」

 

 「まぁ魔法・罠カードの意味がないのは俺も同じだからカードは伏せずにターンエンドだ」

 

 

 

 

 黒フードの男 LP3200 手札2枚

 

 

 モンスター 1枚

 

 邪神アバター

 

 

 魔法・罠  0枚

 

 

 レティシア 手札2枚

 

 

 モンスター 0枚

 

 

 魔法・罠  1枚

 

 

 補給部隊

 

 

 「妾のターン、ドロー!、モンスターを1枚伏せてターンエンドよ」

 

 「俺のターン、ドロー!、今度はこれで行ってみるか、《E-HEROヘル・ゲイナー》召喚」

 

 『ジャア!』

 

 頭と背中に角のついた黒い鎧を纏う邪悪なヒーローが召喚された

 

 「ヘル・ゲイナーでその伏せモンスターに攻撃、ヘル・イクスパンション!」

 

 ヘル・ゲイナーの跳び蹴りがカード諸共妾のモンスターを叩き潰そうとしたがその攻撃が決まる前にカードが起き上がりカードの中にいた《サイバー・ヴァリー》が光となって消えることで不可侵の結界を構築した

 

 「サイバー・ヴァリーと補給部隊の効果で合計2枚ドローさせてもらうぞ」

 

 「ちっ、いちいちうぜえな、後やることは…、ねえかターンエンド!」

 

 

 黒フードの男 LP3200 手札2枚

 

 

 モンスター 2枚

 

 邪神アバター

 

 E-HEROヘル・ゲイナー

 

 

 魔法・罠  0枚

 

 

 レティシア 手札3枚

 

 

 モンスター




1月21日16:37

以下の通りに修正

シールドウイング→シールド・ウイング

はぐれもの傭兵部隊→ならずもの傭兵部隊

特に傭兵部隊の間違いについては申し訳ありませんでした
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