リリカルなのは 紅と青の異邦人と転生者達   作:神無 龍希

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無印編はこれで終わりです

As編のストックがある程度たまるまでお休みさせていただくことになります


無印編エピローグ

 レティラ視点

 

 

 黒フードの男がモンスターの効果で撤退してからあたし達はアースラに戻った

 

 何しろ海に沈んでいた6個のジュエルシードで輸送船から落ちたジュエルシード21個全部回収したことになるからね

 

 今日はお疲れ様ということで家に帰って明日翠屋で打ち上げパーティーをすることになった

みたい

 

 ちなみにこの世界にはKC社は存在してなくて遊戯王カードは株式会社今波という会社が販売

してるそうだよ

 

 そして黒フードの男から回収したジュエルシードをオーフィスちゃんに封印してもらうために

渡したところでとんでもない事態が発覚したんだよ

 

 「これ違う」

 

 「違うっていうと」

 

 「これ…、次元震結晶体違う」

 

 「どうやら一杯喰わされたようだの、決闘者はこの手の嘘はつかぬものだが」

 

 その時レティちゃんとあたしの絆からアラートが、どうやら不正にプログラムが挿入されていたみたい

 

 でもウイルスとかそういった性質の悪いものじゃなくてたんなるメッセージプログラムみたい

だね

 

 結界を張った上でウイルス対策してからメッセージを再生してみたら黒フードの男からのものだった

 

 『本来なら俺が負けたのだからきちんとジュエルシードは渡さなくてはならないのだろうが組織からの命令でどうしてもジュエルシードは持ち帰らなければならなくてな、まあその組織がどんな組織なのかは既にわかっているだろうからこれだけで色々わかるものだと思っておくぜ、後

ジュエルシードの偽物を掴ませた詫びとしてソリッドビジョン対応のオリカを作るためのノウハウやプログラムを保管してるサーバに繋がるコードを渡しておく』

 

 後日大人組を中心に結界の中でこの情報を元に色々と話し合った結果

 

 ・ジュエルシードの偽物には気づかないふりしてオーフィスちゃんの封印を掛けた上で何食わぬ顔して本局に提出して上層部の動きを事細かに調べる

 

 ・オリカ作成キットはレティちゃんが持っておく

 

 ・ミッドチルダにも遊戯王カードを広める

 

 ・なのはちゃん達魔導士全員が遊戯王カードのデッキを最低2つ持つ

 

 などといったことが決まったよ

 

 ちなみに遊戯王カードの実体化については黒フードの男から送られたコードでアクセスした

サーバに詰め込まれてるノウハウとレティちゃんからの技術だのプログラムだの提供などを元に

してマリエルさん達技術スタッフの中でもごく一部の信頼できる人達だけで管理局に

ばれないようにこっそりやってるんだって

 

 まあレティちゃんと黒フードの男との決闘遊戯王カードが実践的に有用で戦力になることを証明しちゃったからただのゲームじゃすまなくなったしね

 

 そしてテスタロッサ一家は時の庭園を実家として基本的にはフェイトちゃんがジュエルシード

集めの時に拠点にしてたマンションに住むことになって近い内にフェイトちゃんとアリシアちゃんがあたし達の通ってる聖祥に転入してくることになったよ

 

 まあその前に裁判があるからアースラに同乗してミッドチルダまでいかないといけないんだけどね

 

 そうそう、そのミッドチルダだけど、夏休みの予定として強制的にミッドチルダへの

長期観光旅行の予定が入ったよ

 

 理由はあたしやなのはちゃん達の嘱託試験に+してお父さんとお母さんのコネで直接三提督と会って管理局での立場固めと保護をしてもらうもりだって

 

 確かに管理局の裏の汚さはしゃれにならないからフリーなはずの嘱託という立場でも

何やってくるかわかったもんじゃないし守ってくれる保証があるにこしたことはないね

 

 ジュエルシード回収完了記念の打ち上げパーティーをしてから三日後

 

 ブレシアさん一家はジュエルシード事件で輸送船を襲撃したことの裁判のためにアースラに乗ることになりました

 

 裁判といっても純粋に輸送船のことだけだしそれも性質の悪い魔道具によって何者かに操られていたからどう転んでも執行猶予つきの無罪判決で済むはずだとクロノくんが太鼓判を押していた

 

 もし管理局が何かちょっかいだしてきたとしてもレティちゃんの調べた16年前の事故の真相に繋がるデータとかアースラチーム+榊家でレティちゃんのデータと独自の管理局関係のデータで

調べ上げた表に出せないあれやこれやを交渉材料にして手出し出来ないようにすればいいだけだしね

 

 ちなみ今言ったデータの類は全部コピーをとって三提督にも提出ずみでいざという時に援護してくれることになっているよ

 

 などと色々と思い返してる間にフェイトちゃんとのお話も進んでいたみたいだね

 

 「そうだ、フェイトちゃん、大したものじゃないけどこれをあげる」

 

 といってなのはちゃんは自分のツインテールを一つ解いて髪を束ねていたリボンを差し出す

 

 「ありがとうなのは、それじゃ私もこれを」

 

 フェイトちゃんも自分のツインテールを解いてリボンを差し出す

 

 「ありがとうフェイトちゃん、これフェイトちゃんだと思って大切にするね」

 

 「なのは、また絶対に会いに行くからね」

 

 「うん、うん」

 

 「フェイトがあんないい顔で笑ってるところなんて初めて見るかもしれないね」

 

 確かに、あたし達が盛大にブレイクするまでほとんど原作通りだったってことはフェイトは

決して幸せとは言えない状況で過ごしてきたはずだしね

 

 そして他にも話しをしてる人はいるわけで

 

 「へえ~、アリサのとこは犬がいっぱいいてすずかんとこはネコがいっぱいいるんだー、いいないいなー」

 

 「あんたも転入してきたら私の家でもすずかの家でも好きなだけ来なさいよ」

 

 「紅茶とお菓子を用意してまってるね」

 

 「うん、絶対いくからね」

 

 

 そしてその日の夜

 

 ジュエルシード事件が無事に終わったことでオーフィス以外の榊家のみんなが集まってこれからのことを話し合っているよ

 

 「まずはジュエルシード事件の解決おめでとう」

 

 とお父さんが労ってくれた

 

 「さて、まずはおさらいの意味も兼ねて原作と違う部分をあげていこうか」

 

 「まずはあたし達榊家がいることだね」

 

 「そしてとらハも混ざったことで久遠がなのはの使い魔になったことだね」

 

 「確かにとらハにも高町家と月村家は出ていたけどジュエルシードが絡んで久遠が死にかけるとは思わなかったわね」

 

 「それになのはの世界のとらハとなれば忍ルート固定になるから他のヒロインの人達はご愁傷様だね」

 

 「まあそれはしょうがないとして他に違いをあげればアリサちゃんとすずかちゃん、それに恭也さんもリンカーコアがあったことだよね」

 

 「アリサとすずかはまだわかる、なぜか第二期の最終戦で病院を中心として結界が張ってあったにも関わらず無自覚に結界の中に入っていたからの、これは魔法的な素養か何かがないとあり得ぬことだし二次作品でもこの二人が魔法を使えるとか参戦するとかいった展開は少なくなかったしの」

 

 「でも恭也さんが魔法を使えるってのはなかったよね」

 

 「ああ、だからこそ恭也にリンカーコアがあると知った時は驚いたものよ」

 

 「そしてフェイトが出てきたけどフェイトのとこにも転生者がいたね」

 

 「最初は敵として出てくるキャラが少なくないからバランスとりとして各勢力に転生者を

ばらまいてるかもしれないね」

 

 「あー、それ当たりだ」

 

 お父さんが気まずそうな顔であたしの言葉を肯定する

 

 「実はね、この世界に送られる転生者の中でも四大精霊に特化した転生者は高町家か

テスタロッサ家か八神家かマテリアルズのどれかにばらばらに関わるようになってるのよ」

 

 「なーるほど、それで私は高町家の隣のこの家に生まれたわけね」

 

 「連さんは柱の男ワムウの能力も持ってたから風の属性特化かな」

 

 「そして最後にテスタロッサ家はリニス以外全員元気でほぼ無罪確定でかなり良い結果になってるね」

 

 「あれはレティシアがきっちり魔力炉事故関係を調べ上げてたしテスタロッサ家は利用された

被害者ばかりだしお父さん達のおかげで三提督の協力も得られたから管理局の中でテスタロッサ家を利用しようなんて考えてそうなバカ達もうかつなことは出来なくなってるしで色々と追い風が

吹いてるのもあったね」

 

 「後は温泉旅行のあたりから遊戯王が関わってきたこととオーフィスが家族になったことだね」

 

 「ジュエルシード事件で原作と大きく違うとこはこんなとこかな」

 

 「次にこれからやることを決めなくてはならんな」

 

 「まずは八神 はやてと接触して夜天の書の状態の確認をせねばならぬが」

 

 「確か原作じゃ図書館ですずかが出会ってたよね、ならレティシアも時間をずらして

図書館に行けばどうかな」

 

 「そうよな、自活してとはいえ一人分それも自分自身の世話となればそう時間はかかるまいし

午前からいってもよいか」

 

 「その前にオーフィスちゃんの結界具と遊戯王カードのあれやこれやも忘れないでねー」

 

 「そうよな、カードの実体化は常に人手不足の管理局にとってありがたいであろうがカードが

奪われて悪用されるのは目に見えておるからまずはそのセキュリティを確り構築するのが大前提よな」

 

 「専用の保管庫とかカードホルダーとかを用意してカードの強奪や理不尽なアンティ、持ち主の危機意識などに反応してカードが自動的に実体化すると共にアラートが鳴り響いて近くの決闘者を呼び寄せるようにする魔法を組み込んでおくとか」

 

 「そういった技術的なことはマリーの領分だけど管理局に知られるわけにもいかないわよね」

 

 「だったら三提督のミゼットさんにでも連絡三提督直属の研究所でも作ってもらってそして

マリーを始めとするごく一部の信頼できる人達をそこのスタッフとして引き抜けばいいんじゃ

ないか」

 

 「でもそこまですると負担が大きいんじゃ?」

 

 「なに、さすがにミゼットさん一人で抱え込むようなことはせんだろ、ラルゴもレオーネもいるならそれくらいどうとでも出来るはずだ」

 

 「そういえば管理局の戦力増強なら二年前の白騎士事件のあれはどう?」

 

 「確かISとか言ったか、だがあれの開発者の篠ノ々 束は話を聞いてちゃんと作ってくれるとは思えんぞ」

 

 「うーん、魔法とか未知の技術には飛びつく気がするんだけどね」

 

 「その前に常識を知らないから明後日の方へすっ飛んで行くのがオチだ」

 

 「残念ねISの絶対防御とミッドチルダの非殺傷設定を組み合わせたら面白くなと思ったん

だけどな」

 

 「その辺はまだ第三期ほどひどくなってないだろうと予想出来るスカリエッティを説得して

スカリエッティのとこで常識だのなんだの色々と学んでからにしてほしいものだ」

 

 「ジェイル スカリエッティか、確かに今の内からこっち側に出切ればナンバースのこともあって色々とメリットもあるの」

 

 「それに夜天の書のことも協力してもらえるかもしれないし」

 

 「いや、その辺の技術はあまり高くないかもしれぬぞ」

 

 「そうなのか?」

 

 「うむ、第三期のゼストのユニゾンデバイスのアギトがゼストとの適合率が高くないままだったからの、一線を逸脱するほど凄まじい技術をもっておればアギトに不都合なくゼストとの適合率を高められたやもしれぬしの」

 

 「そう聞くとあまり凄そうには聞こえないわね」

 

 「まあとにかく管理局の戦力補強は1にカードでISは二の次だな」

 

 「それにスカリエッティを探し出さないといけないし、後管理局関係ならレジアス ゲイズと

ギル グレアムの説得もしないと」

 

 「ギル グレアムの方ならアースラチームがやつてくれるだろう、夜天の書の真実と

ギル グレアムの計画を知っていて黙っているわけないし三提督の協力も得られるから無茶も

きくしな」

 

 「レジアス ゲイズの方は一番問題なのが戦力不足だからカードの実体化で戦力は増えるし

きっちり説得すればいいだけだな」

 

 「となるとこれで大体やることは決まったか」

 

 「まずは妾がはやてと接触して仲良くなることよな」

 

 「そしておれとアカネが三提督と組んでギル グレアムの尻馬に乗って「闇の書憎し」とか

「正義のために」の狂信的な過激派とかを押えてアースラチームの援護に回るわけだな」

 

 「それと並行して妾や父さんや母さんの情報網を駆使してスカリエッティを探すと」

 

 「スカリエッティをを説得出来たら篠ノ々博士も見つけて説得するのかな、でもあんまり優先度は高くなさそうだね」

 

 「そーだのー、それと忘れてはならぬのは、テスタロッサ家の裁判が終わった後にブレシアにも協力してもらうことよ」

 

 「確かバルディシュは作ってたし傀儡兵へ魔力炉の整備もしてたしそもそも会社勤めで魔力炉を担当してたからその手の技術は凄いよね」

 

 「それにフェイトがいるということは原作同様バイオテクノロジーのレベルも半端なく高いと

いうことだからスカリエッティより期待できるかも」

 

 「だな、大人組は管理局のあれやこれやで」

 

 「妾達ははやてを探してブレシアに事情を話すと」

 

 「そして空いてる手でスカリエッティを探すだな」

 

 「はやてちゃんだけじゃなくてリィンフォースもみんな救おうね」

 

 「もちろん」

 

 無印の物語は終わりAsの物語へと続いていく

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