リリカルなのは 紅と青の異邦人と転生者達   作:神無 龍希

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連日投稿出来なくて申し訳ありませんでした

今回からAs編です

まずは八神家との出会いからです

1万UA突破しました、合計1万回以上読まれてるということになりますね

本当にありがとうございます


As
レティシアと夜天の家族


レティシア視点

 

 ミッド観光と嘱託試験から帰ってきた妾達は残りの夏休みを宿題の片付けとアリシアへの教育に費やすこととなった

 

 何故かと言えばジュエルシード事件の裁判が終わってからテスタロッサ家は娘達のためになのはやレティラ達といった友達のおる地球に住むことにしたことが始まりとなるの

 

 フェイトの方は問題がない、ブレシアの使い魔で今は亡きリニスがよほど良い教育しておった

のであろう、地球で暮らすのに問題がないレベルの常識を持っておって今はなのは達の夏休みの

宿題の片付けに混じって聖祥の教育で遅れをとらぬための学力検査をしておる

 

 問題があるのはアリシアの方よ

 

 五才で生霊になって16年間幽霊生活をしておったから霊体と肉体での認識の違いで壁抜け

しようとしてゴチンと頭をぶつけたりとか地球型惑星で生活する時に覚えておきたいあれこれが

盛大に欠けておったりそのくせ精神が妙に成熟してる部分があったりと聖祥への転入を前にして

教えることが色々とあって大変な思いをしておる

 

 榊家とテスタロッサ家だけでなく高町家・月村家・バニングス家の三家の助けがなければ音を

上げておったやもしれぬ

 

 こんなことになるならばテスタロッサ家の裁判の時期の時も無理をしてアリシアを預かって教育すべきだったかの

 

 そして二学期となるがフェイトとアリシアは双子の姉妹として転入することとなったぞ

 

 地球で生まれ育ったわけではない故か姉妹揃って少し天然なところがあったりたまに頓珍漢な

ことをしでかしたりするがフェイトは真面目で来る者拒まずな社交的であろうとしておるし

アリシアは明るく無邪気で自然とムードメーカーになってはしゃいでおる

 

 それに二人共はっとするぐらいのすごい美人であることから転入早々にものすごい人気者と

なっておる

 

 これに匹敵するか上回るほどの転入早々の人気者となればどこぞの世界の聖央のエルダーくらいしかおらぬであろうな

 

 次にユーノのことだがジュエルシード事件になのはを巻き込んだことに責任を感じておってな(レティラと遊里はどうなのだって?、あの二人は自分から首を突っ込んだと聞いておるが)

 

 防御と結界のエキスパートであるユーノから見てまだまだ教えれることがあるとのことで

今年一杯は高町家に居候することにしたらしいの

 

 別に魔法を教えだけなら榊家でもテスタロッサ家でもよいが防御と結界の適正が高くバインド

などの各種魔法の実践的な使い方とか、コンビを組んでの模擬戦とか鍛えようがいくらでもあるしユーノの模擬戦におけるれ連携や発想力には目を見張るものがある、フェレットになってなのはの懐に入って防御魔法とサポートを担当しなのはが攻撃に集中した時などかなり手強かったの

 

 そして八神 はやてであるが妾は学校には行っておらぬので普段から図書館通いが出来る

 

 既に本を読み尽しておるのでマルチタスクで思考の一部をこっそりデバイスに繋いだネットの海に潜らせておるがの

 

 おっ、魔力を隠蔽した上で図書館に配置しておったサーチャーが車椅子の少女の姿を捉えたぞ

 

 車椅子を押しておるのは緑色の衣装を纏ったお姉さん、湖の騎士シャマルか、しかし風の癒し手という二つ名もあったの

 

 水属性なのか風属性かいったいどちらなのかと小一時間問い詰めたいような二つ名ではないか

 

 とは言えデバイスであるクラールヴィントが風のリングとも呼ばれておったり魔力光が風っぽいイメージのあるライムグリーンであることからして風属性とみて良さそうだの

 

 そのシャマルとはやては受付で司書と軽く話してから本棚まで押していったところでシャマルははやてから離れていった

 

 シャマルも読みたい本があるのかの、まあ良いこれではやてと接触する理由ができるというものよ

 

 一つ前の話ではやてと接触していたんじゃないかと思う者もいるであろうが実の所はやてと接触しているのはレティラとすずかだけだったりする

 

 妾はレティラほど社交的ではないしいくら魔力を隠しておってもヴォルケンリッターには警戒

されるであろうな

 

 特にシグナムとヴィータあたりであれば妾を見ただけで気配とか挙動の細かいところとかで只者ではないと気づいて警戒されることであろう

 

 なのではやての様子を見て自然な流れで知り合うようにせねばならぬの

 

 はやてはしばし本棚の前で顔を左右に動かして本を探しておったが読みたい本が見つかったのか手を伸ばしてとろうとしておる

 

 だが目的の本は最上段にあるようで見るからに届きそうもない、これはお節介と言われようが

はやての手伝いをしてやるべきであろうし自然と話しをして知り合いになることもできよう

 

 妾ははやての傍まで行って声をかける

 

 「ちょっとよいか、そこの手を伸ばしておる娘」

 

 「むう~、届かん、あっうちのことですか」

 

 「うむ、見た所手が届いておらぬようだが妾が汝の望む本をとろうか」

 

 「いやそんな手間かけるわけにも」

 

 「いやいや汝が無理して手を伸ばしてとろうとするよりは手間ではなかろう」

 

 「それは…、そうかもしれませんが、それにしても随分と変わった言い方するんやね」

 

 「そうか、そんなに珍しいか」

 

 「うん、普通「わらわ」とか「なれ」とかいった言い方はしませんよ」

 

 「確かにな、それはそうとそこにある踏み台を持ってくるからちと待っておれ」

 

 「あ…」

 

 はやてが何か言いかけたがどうせ遠慮して止めようとしておったのであろうと推測して無視して踏み台を持ってきた

 

 「他人様に迷惑かけるのもどうかと思ってたんやがな」

 

 「この程度迷惑でも何でもないし第一既に持ってきておるのだから使わなければそれこそ唯の

無駄な行為に過ぎなくなるしの」

 

 「そりゃそうやな、なら最上段の表紙が緑の本をとってもらえませんか」

 

 「お安い御用だ、二冊あるがどちらをとればよいのだ」

 

 「それ上下巻になっとるだけで同じやつやから両方とってくれるか」

 

 「わかった、いきなり両方とは時間をとってガッツリと読むタイプなのだな」

 

 「まあ去年まで一人暮らしやったしな」

 

 「去年までということは今は違うのかの」

 

 「そやも今年の四月に友達が六月に家族が増えてな、むっちゃ嬉しかったわ」

 

 「友達とか家族が増えるのはそんなに嬉しいのか?」

 

 「当たり前やん」

 

 「なら妾とも友達にならぬか、家族ぐるみで幼馴染なお隣さんの娘が「お互いに確り顔を見て

自己紹介したらそれでもう友達だよ」などと言っておったしの」

 

 「ほうかー、それならぜひ友達になりたいわ、何かあんたいい人やって気がするしな」

 

 「そうか、ならまず自己紹介よな、妾は榊 レティシアという、年齢は…まあその、見た目通りというわけではないし秘密ということで」

 

 「何か訳ありみたいやししゃあないな」

 

 「その代わり妾の家族と友を守り決して裏切らぬことを妾の存在の神髄である死霊秘法・外典の名と存在に誓おう」

 

 「なんや死霊秘法とか物騒な言葉があった気がするんやけどうちの友達になってくれるってことはいなくなったりしないんやな」

 

 「それはない、心を傷つけてしまうことも裏切りと言えるからの、それにしても友達とか家族という言葉にがっついているように思えるがなんぞ訳ありかの」

 

 「あー…、話した方がええかな?」

 

 「話すことが躊躇いがあるうちは話さずともよい、訳ありなのはお互い様よ、それよりも汝の名を聞かせてはくれぬか」

 

 「せやったな、うちの名前は八神 はやてや、よろしくな」

 

 自己紹介しつつはやてと妾は確りと握手をする

 

 「これで妾達は友達よな」

 

 「うん」

 

 その時はやてと別行動をとっていた緑の衣装のお姉さんことシャマルがやってきた

 

 「シャマル、ええの見つかったか?」

 

 「これとこれにしたみたのだけど、図解入りで分かりやすいし」

 

 「あー。そやな、でも料理の入門用ならあれもあった方がええな、うちも選ぶからその本の

あったとこまで連れてってや」

 

 「はい、はやてちゃん、そう言えばこの子は?」

 

 「この子はうちと友達になったばかりの子でレティシアって言うんやで、仲良うしたってや」

 

 「無論そのつもりよ、はやての家族か友達どちらかは知らがはやてと親しき者なら妾も仲良う

したいしの、妾は榊 レティシアと言う、親しき者はレティと呼ぶがの」

 

 「ならうちもレティと呼ばせてもらうで」

 

 「私もレティちゃんと呼んでいいかしら」

 

 「構わん、呼び方一つで距離がなくなるような感じがよいの」

 

 「そりゃ言えとる」

 

 「後は私の自己紹介ね、私はシャマルと言います」

 

 「シャマルというのは個人の名前であろう、ということはフルネームは八神 シャマルと言うことになるの」

 

 妾が確認するように言うとシャマルが少し戸惑ったような様子を見せてはやての方を見てる

 

 「せやな、八神 シャマルはうちの家族やもんな」

 

 「はい」

 

 シャマルははやての言葉に嬉しそうな笑顔で返事をした

 

 

 シャマル視点

 

 レティちゃんは変わった子だ

 

 出会ったのは図書館で料理の入門書を探して見つけてからはやてちゃんの元へ戻った時

 

 もしはやてちゃんに良からぬことをしようものならなんとしても排除しなくてはならないと

考えていたけどはやてちゃんは楽しそうに話しをしているしレティちゃんもはやてちゃんに好意的だった

 

 ただはやてちゃんと同年代の可愛らしい少女があんな言葉遣いをするのはおかしいと思うけど、見た目通りの年齢じゃないのかもしれない

 

 それにその考えを裏付けるように彼女から感じられる魔力はEランク程度の管理外惑星でも

珍しくないくらいの微々たるものなのに感じとれる気配とか風格とかいったものは歴戦の達人の

それを思わせるものだった

 

 いったい何のためにはやてちゃんに近づいてきたのかはわからないけれどはやてちゃんに害を

なすようなことがあれば決して許さないわよ

 

 でも名前をフルネームで答えることになるとは思わなかったわ、今までそんなことがなかった

だけに盲点だったわ

 

 でもはやてちゃんが私が八神の家名を持つことを肯定してくれたのは嬉しかったわね

 

 その後はやてちゃんが誘ってレティシアちゃんがお家にくることになったからみんなにも念話で連絡することにしたわ

 

 《そうか、主はやてに新たに友達が出来たのは喜ばしいがそのレティシアという娘が何を考えているのかがはっきりとしないな》

 

 《管理局の回し者とかじゃねーだろーな》

 

 《いずれにしても失礼がないようにしつつも確りと守らなくてはな》

 

 《ええ、油断だけはしないようにしないとね》

 

 そしてお家に到着します

 

 「ここがうちの家や、ささ上がって上がって」

 

 「おっはやて、シャマルおかえり」

 

 レティシアちゃんがはやてちゃんに返事するよりも先にのろいうさぎつきの赤い帽子を被った

赤い髪の娘がはやて達を出迎える

 

 「おう、ただいまヴィータ」

 

 「ただいまヴィータ」

 

 挨拶をしたヴィータがレティシアちゃんがいることに気づいて声をかける

 

 「なあはやて、そいつ誰なんだ?」

 

 《シャマル、こいつがそうなのか》

 

 《そうよ、この子がレティシアちゃんよ》

 

 「図書館で友達になったレティちゃんやで、仲良うしたってやー」

 

 「はやてが紹介してくれたが改めて名乗ろう、妾は榊 レティシアと言う、よろしくの」

 

 「あ…あぁ、よろしくな」

 

 《ほんとに変わったやつだな、今時あんな喋り方するやついたのかよ》

 

 ヴィータがレティシアちゃんの特徴のある言葉遣いに戸惑った様子を見せていた

 

 あの容姿であの言葉遣いじゃ戸惑うのも無理はないと言えるわね

 

 その後はシグナムとザフィーラとお家に遊びにきていた蒼真(そうま)くんも紹介してたわ

 

 ザフィーラを紹介した時は苦笑してたし蒼真くんを紹介した時は蒼真くんのことを見極めようとしてたのか真剣に様子を窺ってたけどね

 

 それとさっき名前だけ出てる蒼真くんはフルネームが水鏡 蒼真で去年からはやてちゃんと友達になった子で水に関する様々なことが出来るレアスキルを持っているわ

 

 そのレアスキルではやてちゃんを治療出来ないかと霊薬とか神薬とかを生成して飲ませて

みたことがあるそうだけど下半身不随の状態が治ることはなかったそうなのよ

 

 そしてレティシアちゃんは高町家が経営してる翠屋というお店の休みの日に家に友達をみんな

呼んでくるから遊びに来てほしいとはやてちゃんに持ちかけて快く了解したわ

 

 レティシアちゃんのお家に行く日は大変なことになりそうね




今回はレティシアとはやてとの出会いがメインとなりました

結構無理やりなところがあるのはスルーしていただければと(・・;)
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