始まりです
とりあえず前半と言えるBOAパートが書きあがったので投稿してます
ちなみにBOAは8割以上がバトルとクロスオーバーで出来ています
なので明日以降出てくるクロスのあれこれについてや他にも何かありましたら感想に書き込んでいただければと思います
それと活動報告のオリキャラ紹介に黒堂 遊夜と黒木 蒼那を追加しました
BOAの始まり 闇の欠片の襲撃
紫天よ、我が剣となれ
砕けえぬ闇となるための剣となれ
はやて視点
闇の書事件が終わってからしばらく経ったわ
本来なら足を動かすためにじっくりとリハビリしとくんやろうけどせっかく沢山友達出来たん
やし学校にも行きたいと思ってなレティちゃん達のアイディアでアインスとユニゾンした上で幻術を被せてユニゾンしてない状態に見せかけることになって普通に動けるようになってん
でも学校から帰ったらユニゾンアウトしてきっちりリハビリしとるから11月になった今は
ユニゾンしなくても自前の身体強化魔法で足りへんとこを補えばええくらいには足が動くよう
なったわ
それとアインスとはなんぞやと思う人もおると思うけどアインスはリインフォースのことや
うちは普通にリインと呼んどったんやけどレティちゃんや蒼真といった特殊な能力を持った友達や身内が「ユニゾンデバイスなんてすごく珍しいから研究したりリインフォースを元にして新しい子を作ることになったりするから呼び分けれるように呼び方を考えとくべき」やと口を揃えて言うからベルカ語=ドイツ語の繋がりでリインフォースのことはドイツ語の1を意味するアインスと
呼ぶようになってん
それとな、闇の書事件についてやけど、もしレティちゃん達が関わってこなかったら闇の書が私の魔力を蒐集し続けて命がやばくなってたから、そうなったらきっとシグナム達が魔力持ちの生き物
とか魔導士とかを襲って闇の書を完成させようとしてたに違いないって言うててな、もしそうなってたら前科持ちになって管理局で働くことになってたのは間違いなしで、その管理局にも闇があるから色々とやばいことになってたかもしれへんって言うてたで
そんで守護騎士達の方は罪科持ちには違いあらへんけど闇の書の所持者に逆らうことの出来へん人達で過去の所持者達の扱いも酷いもんがあったということでレティちゃん達のご両親と伝説の
三提督が揃いも揃って闇の書と夜天の書の別もんやということで押し通してくれたらしいんや
そんでそういった話が裏の色々も含めて広まるところには広まったんか聖王教会の方から保護の申請と所属を聖王教会にしませんかとのお誘いが来おったで
そう言ってお話を持ってきた聖王教会のカリムって人はええ人やったし色々知っとる大人達も
聖王教会のそれも騎士カリムなら安心だと言うてくれたんでそのお話を受けることにしてん
それと冬休みにはミッドで映画撮影することになったわ
学校行事の方も毎月何かを欠かさずにやっとるし、確か二学期は九月が中間テスト(夏休みボケ対策の意味もあって早め)で、十月が遠足で、そんで十一月がついこないだお店の仕事を体験してみようってことになって私はなのはちゃんとこの翠屋で一日働くことになったんやけど桃子さんの腕前に興味があって簡単な物を作ってみたらえらい褒められて厨房スタッフの経験もすることが
出来たで
映画撮影は闇の書事件の記録を元にして闇の書と夜天の書が別もんやと言うことを早い内に大衆に知らしめて世間レベルで認識させることによって更に裏から手を出せへんようにするためやとか
闇の書側のキャスティングは以前襲ってきた黒天の書の連中のデータとか守護騎士達の
魔導生命体プログラムを解析したものとかを使こうて遠慮なく倒せる意志を持つ仮想体を用意
するとか言うてたわ
こんな短期間で用意するとなるとレティちゃんとかスカリエッティさんとかがやってそうやな
そんで今は蒼真君と一緒に帰っとるとこやけどいきなり結界が展開されたな、なんや面倒事の
予感がするで
「俺もだ、と言うか結界の時点で面倒事は確実だろう」
それもそうやな、実際闇の渦巻くような感じで穴みたいなもんがでけてそっからえらく表情が
乏しくて荒んだ感じのヴィータが出て来よったしな
「なんだこいつらは、魔力ランクSSが二人だと、化けもんか、だがてめえらをやれば闇の書の完成が随分と早くなりそうだな」
闇の穴から出て来たヴィータは私達の魔力にえらく驚いてたけどすぐに立ち直ったな、それに
闇の書やと
「あんな、闇の書なんてもうあらへんよ、この通り夜天の書に戻っとるからな」
「なんだそれは、闇の書か、でも何か違うな、それにあたし達の闇の書じゃねえだと?」
「どうやらあれは闇の欠片みたいだな」
「闇の欠片、何やそれ?」
聞いたことのない名前やったから蒼真君に聞いてみたで
「簡単に言えばはやてと出会う前の守護騎士の記憶を再現したようなものかな、試しにヴィータを召喚してみるのが一番わかりやすい」
「せやな、夜天の王を守護せし鉄槌の騎士よ、夜天の招集に応じて疾く来たれ」
召喚の呪文を唱えると私の目の前にベルカ式の三角の魔法陣が展開されてヴィータが転送されてきた
「急な召喚だなんてどうしたんだはやて、ゲートボールから帰る途中だったから良かったけどな」
「そりゃすまんかったな、でもあれ見たらそんなこと言ってられへんで」
「もう一人のあたしだと…どうなってんだ、まあいい、どうでもいいからてめえらの魔力を
寄こしやがれ!」
闇の欠片とか呼ばれとる方のヴィータが私のヴィータの登場に驚いたけど開き直ったみたいやな
「おい、なんだよありゃ、あたしにそっくりだけど」
「簡単に言えばお前の過去を再現したやつだ」
「そーかよ、道理で気に食わねえ面構えしてるわけだ、こいつはあたしがやる、手ぇ出すなよ」
「わかっとるわ」
そう言っとる間にも闇の欠片のヴィータが襲ってきよったで
「食らえ、シュワルベフリーゲン!」
闇の欠片のヴィータが魔力で作った鉄球を撃ち出してくるけど私のヴィータがそれをアイゼンで撃ち返す
「へん、こんなもんでどうにか出来ると思うなよ」
「にゃろ~、ならテートリヒシュラーク!」
「フリーゲンの本当の使い方ってやつを見せてやるよ、シュワルベフリーゲンクレイモア!」
「なめるな!」
闇の欠片のヴィータがシュワルベフリーゲンをテートリヒシュラークで割ったけどそれが私のヴィータの狙いで鉄球の中に仕込まれていたクレイモア散弾が闇の欠片のヴィータを打ち据える
「うわー!」
闇の欠片のヴィータが大ダメージを受けて態勢を崩してる隙を狙って追い打ちをかける
「こいつで止めだ、ラケーテンハンマー!」
「がふぅ…」
戦闘不能になったヴィータは地面に倒れて体が少しずつ黒い粒子になって消えていこうと
していた
「体が動かねえ、負けかよ、そんなのいやだ、負けたらお仕置きされる、そんなのいやだ」
昔は守護騎士達はひどいめにおうてたと聞いてたけどそんなのあんまりやないか
「そんなことない、これは悪い夢や、ただの夢なんやから、今のヴィータは幸せなんやから目を覚ましたらきっと幸せやで」
「そうなんかな、そうだと…いいな…」
そう言い残して闇の欠片のヴィータは消えていった
後で聞いた話やけど私達が闇の欠片のヴィータに襲われてた頃に恭也さんは
ディス・アストラナガンに襲われて遊里ちゃん達は闇の欠片のシグナムに襲われとったんやって
これはその一部始終な
黒い穴から出て来た敵を見て恭也さんは呟く
「これはあの時のやつか」
・・・・・
そう言うと恭也さんは鳴神を展開して空中へ駆け出した
確かユーノくんが同じようなこと出来た気がするけどあれは確か展開した魔法陣が物理的な足場になるという魔法やったと思うわ
けど恭也さんのやってることは一見すると空中を走ってるようにしか見えへん
後々気になって聞いてみたら少ない魔力を徹底的に効率よく使うために無詠唱で瞬時に展開
出来るようにしたために足を踏み出す位置に小さくて透明なブロックを置くということを
繰り返して空中を走れるようにしたそうや
これは魔力は少しでええかもしれへんけど足場のイメージを連続して集中した上でその集中を
維持したまま行動出来るだけの
デバイスが必要になるで
恭也さんってとんでもなく規格外やな
いや…、恭也さんと模擬戦するのが日常な美由希さん、恭也さんと美由紀さんのお師匠様でも
ある二人の父親の士郎さん、あり得ない程若く見えてパティシエとして世界屈指の腕前を持つ怒ると誰よりも怖い桃子さん、砲撃魔導士として才能が天元突破しとるなのはちゃん
高町の家系は化け物揃いかいな
そんな恭也さんだから空中を走りながら
「御神流奥義、神速・閃」
正確には閃の超加速中に虎乱の乱舞で細切れにしよったとか、第三次αの最強リアルユニットも恭也さんにかかるとザコやね
そして遊里ちゃんの方は
「随分と魔力の高いものが多いな、その魔力闇の書の糧にさせてもらう」
遊里ちゃんとレティラちゃんとレティちゃんの前に闇の欠片のシグナムが姿を現してた
「随分と荒んだ表情をしておるの」
「これ闇の欠片じゃないの、時期的にも合ってるし、赤龍帝の籠手」
「確かにそれが一番ありそうだよね」
「ならば妾にやらせてくれぬか、この世界に合わせて調整しておった神獣兵装を試してみたい
からの、闇の欠片に遠慮は無用であろう」
「まーね、ならこれをどうぞ」
『Transfer』
赤龍帝の贈り物でレティちゃんの力が二倍になったね
レティちゃんは両手を前に突き出してそれぞれの手で何かを掴んでるような構えをとるとレティちゃんの手の辺りに魔法陣が展開される
「出でよ銃神、クトゥグア、イタクァ!」
その声に応えてレティちゃんの右手の方には黒と赤鋼の二色の武骨な拳銃が、左手には
リボルバーがついているにしては細身な銀色の拳銃が握られている
「イタクァ!」
レティちゃんが銀のリボルバーのトリガーを引くと銃口から無数の白銀の光の軌跡としか
言いようのないものが放たれて獣では決してあり得ないほどカクンカクンと何回も弾道が曲がって確実に闇の欠片のシグナムに命中したわ
白銀に弾丸は命中することで小さくないダメージを与えるだけやなくて命中した箇所が
凍り付いて動けなくなるというおまけつきで性質悪いわ
更にえぐいのがこれで終わりやのうてクトゥグアで追い打ちをかけたっちゅうことやな
「なっ、ぐぅ…、動けん、なんて力だ」
「こいつで止めよ、クトゥグア!」
拳銃やのうて大砲と言った方がいいくらいのすごい轟音と共にバカ火力の一発が撃ち出されて
闇の欠片のシグナムは最後の言葉も残さずに消し飛ばされたわ
さすがにこれを聞いた時は敵ながら同情したもんやで
闇の書事件は政治的にも大変だと思うし管理局の闇がそこに狙いをつけないわけがないので映画撮影やDMカードのストーリーを早々に公開するなどして色々な方法で裏から手を出しにくくしています
大衆を味方につければかなり有利になりますからね
なのでカリムが関わってきたのは渡りに船です
それと本文の最初の二行でわかると思いますがあの存在はまだ消えていません
遊戯王のGモンスターよりもしぶとい存在です