レティラ視点
久々に私の視点だね
と言っても普段より少し視点が高くなってるんだけどね
なんでかって言うとレティちゃんが「今日と明日はユニゾンして大人モードで過ごすぞ」と強硬に主張してきたからだよ
確りと理由を問いただしたら今日と明日の二日でマテリアル娘が話の中心になるGODイベントが起きるしその時キリエの世界移動の影響で過去のレティちゃんがここに飛ばされてくるから直接鉢合せするのはまずいんだって
だからユニゾンして髪と目の色は変えないで体だけ大人にして誤魔化すことにしたんだって
レティちゃんってこの世界に来るの初めてじゃなかったんだ
そして大きな魔力反応が短い期間で何度か感知されたため定期巡回を強化して積極的に捜索に
出ていた
巡回はいくつかのチームに分かれて出ているけど八神家は二つのチームに分かれている
アースラチームが良い報告を上げているのと三提督が夜天の書の安全を主張して聖王教会がそれを援護していることから夜天の書関係への監視は随分と緩和されてるよ
アースラからサーチャーで確認出来ていればクロノ君がついていなくてもいいくらいにはね
そんなわけで八神家Aチームははやてちゃんとアインスと守護騎士達の六人でBチームはナハトヴァールと蒼真君とディアーチェとクロノ君と私の五人
私はレティちゃんとユニゾンしてるから二人分と計算されているっことよ
残りのメンバーはなのは寄りとフェイト寄りで二つのチームに分かれてるよ
あれ、何かソニックムーブみたいな高速移動術式でも使ってるような高機動体の存在を感知したよ、サイズは人型
もっと詳しい情報を得るために接近するよ
「確かに気になるな」
「いいだろう、コースの変更をする」
高機動体に接近して外見情報がはっきりとわかるようになったけど赤毛に薄桃色のカチューシャを着けた少女ってこの時期だとあの娘の可能性が高いよね
そうなると既にキリエちゃんがエグザミアを求めてこの世界に来てるっての
まずいよ、今のシステムU-Dとキリエちゃんが接触するのはキリエちゃんが危ない、って
知ってるのは原作知識持ちだけ、しかも原作キャラにそこまで詳しいことは伝えていない
そうなると今出来ることは
「とりあえずあの娘と接触しましょうか」
「そうだな、魔力反応はあるが魔導士というわけでもなさそうだし、ただものではなさそうだ」
「確かにな、リンカーコアの魔導士とも思えぬし我れのような魔導プログラムとも違うようだ」
「その辺も実際に話してみないとわからない部分があるでしょうね」
「もっともなことだな、では行こう」
私達は赤毛の少女のいる方向へ飛んでいく
「そこの赤毛のお嬢さ~ん!、話を聞きたいので止まってもらえませんか!」
「私は今不肖の妹を連れ戻すので忙しいのでそんな暇はありませーん!」
器用なことに高速飛行しながらも私達に聞こえるように返事をした
「なかなか器用な真似が出来るものだな、我らでも早々は出来ぬぞ」
「確かにな、S2Uの能力を借りて何とかこの状態でも話が出来るようにしよう」
クロノ君は今はグレアムさんから送られたデュランダルと元から持っていたS2Uという二つのストレージデバイスを使い分けているよ
デュランダルは元々は闇の書をはやてちゃんごと永久氷結封印にするつもりで一撃必殺の切り札に特化してるために調整して汎用能力を上げても変換素質を持たない魔導士が使っても凍結・氷結変換出来るようにしてるために氷結・凍結系魔法にほとんどのリソースが食われていて執務官の
仕事用としては使いにくい仕様になっているの
そしてS2Uはクロノ君の母親であり次元航行艦のアースラを取り仕切る提督でもあるリンディさんが自分の佐官や提督としての経験を活かしてクロノ君のサポートするために最適な機能を
盛り込んでもらって作り上げたワンオフのストレージデバイスでデュランダルでは不可能な執務官として必要なサポートのあれこれをこなしてるのはS2Uの方だったりする
それにS2Uの正式な名前は|Song To You(ソング トゥ ユー)と言って『歌をあなたに』という意味が込められている
もっともアニメ基準の設定のままだとただの性能のいいデバイスにすぎなかったんだろうけど
この世界はとらハ設定が混ざっているためか音に関するサポート能力が充実していて高機動中の人同士を話を出来るようにするくらいは簡単なことみたい
「僕は時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ、管理局は治安維持、この星で言うところの警察のような仕事もしている、不肖の妹とやらを追いかけるなら手伝えることはあると思うが」
「そんな、迷惑をかけるわけにもいきませんし」
「見たところ随分と急いでおるようだが、それほど急いでいるらば誰かの手を借りてでもさっさとその不肖の妹とやらを確保したほうが結果的にかける迷惑が少なくなるということもあり得るのではないのか?」
「あああ…、それはそうなんですけど」
「兎に角こちらでも探してみよう、その妹さんの特徴は、あるいは目的とかはわからないか?」
「あ、はい、妹はキリエ フローリアンと言いまして髪は私より色が薄くてきれいなピンク色
です、前髪が少しだけ跳ねていて私みたいにカチューシャつけてたりお下げにしてまとめてるわけじゃないですけど腰のあたりまで伸びてます、それで目的なんですが…」
「ふむふむ…」
「永久エネルギー機関のエグザミアを手に入れることです」
「なんだと!」
「ああー!、よく見たら闇総べる王じゃないですか」
「如何にも、我はマテリアルを総べ闇総べる王、八神 ディアーチェよ」
「だからこそ聞かねばならんな、何のためにシステムU-Dをを欲するのかを」
「ああ~、迷惑ど真ん中にぶちあたっちゃったぁ~」
「は・な・し・て・く・れ・る・な」
「はい…」
ディアーチェの今の言葉はえらく迫力があったなー
私達が保護した少女、アミタことアミティエ フローリアンは色々と話してくれた
彼女達が別世界のエルトリアというところから時間とか空間とかいった世界の壁を越えてやってきたことをエルトリアという星が死病に侵されていってだんだんと命が枯れていって人の住めない星になっていってることを
アミタとキリエがグランツ フローリアンというお爺さんが作ったエルトリアの環境改善のためのアンドロイド、ギアーズであること
グランツさんか色々とたまっているものがあって一度が倒れるもののそれまでに現れた三人の
転生者の内の一人錬金術師の娘によって完治したこと
アミタ達姉妹と転生者たちの努力によって少しずつエルトリアの状況は前を向いているものの
グランツさんの寿命の方が先に尽きる心配が出てきたこと
キリエが永久エネルギー機関エグザミアの存在を知ってそのエネルギーでもってエルトリアから死病を駆逐するためにこの世界にやってきたこと
アミタは転生者達から闇の書とか紫天の書とか砕けえぬ闇のことを聞いてキリエが迷惑をかける前に探索効率を重要視してそれぞれ別の場所を探しに出たこと
そして今に至るというわけだったりする
「これはまずいな」
「そうだな、特にそのキリエ フローリアンという者の安全が保障出来ない」
「それはどういうことでしょうか?」
「今のシステムU-Dには性質の悪い悪霊が憑りついていて乗っ取られて暴れるものだと思っていいの」
「その上エグザミアの暴走もあるからあの時我と共に出てきた闇リインとやらよりもしゃれに
ならんぞ」
「ええー、それってキリエはどうなってしまうんですか?」
「最悪の場合悪霊の手駒にされるか命がないかだな」
「クロノ君、それきつく言い過ぎ」
「だけど最悪の事態は考えておいた方がいいだろう」
「うぅ、キリエ」
「探すなら我らと協力して探した方が良い、管理局と言うくらいなのだから探すのは得意なほうなのではないか」
「そうだね、前にも10個近くのジュエルシードをかなり手早く探していたし闇雲に探すよりもよっぽどいいよ」
「そうなんですか?」
「ああ、場所を限定して探すならかなり効率よく手早く探せるという自信がある」
「ええっと…、そういうことならお願いします、私も協力しますので一刻も早く妹を見つけて
ください」
アミタさんも色々と思うところはあるみたいだけど警察みたいなことをしてる組織が乗り出して来たりクロノ君と色々話したりとかで管理局と協力することに決めたようだね
なのは視点
アースラチームに協力して定期的に巡回してる私達だけどいきなり強い魔力反応が現れたのを
感知してその現場に向っています
私のチームは私とお兄ちゃんとシュテルと遊里ちゃんとすずかちゃん、それに辰美ちゃんもいるよ
なんでもフェイトちゃんとこは連お兄ちゃんが十分に強いから属性を増やす意味でアリサちゃんを入れれば十分だそうです
確かに私のとこにアリサちゃんが加わったら遊里ちゃんとシュテルが炎熱属性、それも遊里
ちゃんにいたってはは特化だからね
炎熱属性持ちのアリサちゃんを別のチームに入れたくなるのはわかるよ
魔力反応のあった現場にいたのは何やら話し合っている二人の少女だった
一人はオレンジ色の髪をしていてもう一人はエメラルドのようなきれいな薄緑をした髪だった
オレンジ色の髪の少女が私に気がついてこっちを見たけど少しだけ驚いた顔になってすぐに満面のの笑顔で嬉しそうにしながら突っ込んできて
「ママ!」
と爆弾発言
はい…?、ママ?
私の戸惑いもなんのその、私と同じ年くらいに思えるオレンジの髪の少女は私に突っ込んできてそのまま抱きついて顔をすりすりとかぐりぐりと言った感じで押し付けてくる
「ヴィヴィオさんヴィヴィオさん、落ち着いてください、なのはさんにしては小さいですよ」
一歩遅れてだけどエメラルドグリーンの髪の少女が宥めに入る
「あれ、ほんとだ、ママちっちゃい」
「確かこういう不可思議なことがあった時は自分の情報と世界の情報に違いがないかちゃんと
調べて見ることとレティラさんが言ってましたよ」
「そういやそうだったね、クリスお願い」
「ティオもお願いしますね」
あの娘たちの懐からぬいぐるみが飛び出してきた
ぬいぐるみが動いてる、鳴いてる
なにこれかわいい~
あのぬいぐるみあの娘たちのデバイスなの、う~ら~や~ま~し~い~
「ええ、うそ!、新暦65年12月24日なの?」
「新暦79年じゃないんですか?」
「これってまずいんじゃない?」
「ええ、あまり関わってはいけないはずですよね」
「歴史が変わりかねないから」
「ならここは…」
二人の話が不穏な方向性になってきた時、二人を冷気のバインドが縛る
「「ええぇ!」」
「ごめんなさいね、多分次元漂流者だと思うんだけど、素性のわからない人は須らく保護ないし確保することになっているから大人しくしておいてね」
「くれぐれも逃げようなんて思わないでくれよ、面倒になるだけだからな」
「すずかさんに恭也さんに遊里さんまで」
「だめだ、勝てない」
とうことで二人を連れてアースラに帰還することになりました
原作では戦闘になっていたんでしょうけどスパッと確保しました