なります
遊里視点
オペレーションシェルブリットの第二段階が開始されて私達はシステムU-Dの元に向かう
システムU-Dは場所を動いてなかったみたいでアースラの探査能力で見つけるのは簡単なことだった
だけどシステムU-Dはさっきと違って大きな変化があった
「あれは、あの見覚えのある赤い文様はエグザミアの暴走やないんか」
「こっちでも確認したよ、確かにあれは闇の欠片事件で出てきたリインフォース・エグザミアの時と同じ文様だよ、おそらくは完全に乗っ取られてオリジナルのエグザミアが暴走してるんだろうね」
「なんてことだ、あやつはエグザミアから溢れ出る魔力を制御出来ずに暴走して無差別に破壊
してしまうことを気に病みすぎて闇の書の更に奥の紫天の書に自ら封印されたというのに」
「彼女の体を操って彼女のトラウマを抉り出すようなことをするなんて、絶対に許せない」
「誰でもいいからあんなやつユーリの体から叩き出してよ、そしたらボ
クがズッタボロにして
やるんだから!」
ディアーチェは今のシステムU-Dが望まぬ暴走をさせられていることを説明してそうさせてる怨念の塊への憤りとそれ以上にそれを許してしまった自分の不甲斐なさを悔み、万年冷静沈着かと思えるほどいつも冷静なシュテルといつもは天真爛漫で無邪気なレヴィが怒りを顕わにしてる、
それ程マテリアル達はシステムU-Dのことを大事にしているのね、だからこそ猶更許せない
でしょう
「レヴィ、今ユーリって?」
「あれっ、そう言えばなんでだろ、わかんないや」
「気になります、ユーリ…ユーリ…」
「無意識に、だからこそ出てきたという感じだったな、なら我らは覚えているはずの大事な何かを忘れておるということか」
「メモリアーカイブから検出、ユーリ・エーベルヴァイン、システムU-Dの人間であった頃の名前、古代ベルカエーベルヴァイン家の次女、何か事情があって永遠を求めてシステムとなった、ユーリが永遠を求めた事情はアーカイブの状態が良くないため検出不可」
「そうか、そうだったな、ユーリ・エーベルヴァイン、我らの盟主の名前を忘れておったなど
なんという失態か」
「今まで失われていたものはこれからの時間で取り戻せばいいよ、そのためにもこの作戦を成功させて絶対に助け出そうね」
「ああ、そうよな」
「そーだよ、みんな頑張るんだからさいきょーのボクもバリバリ頑張るぞー!」
「そうですよ、我らの盟主を、ユーリを必ず助け出しましょう」
「Balnse Braker 二天竜の装具!」
私達は攻撃の準備に入り補助魔法の得意な人達はバインドの準備に入った
まずは譲渡の能力で私を含めた初撃の五人の能力を4倍に倍加させてユーリちゃんの察知圏外
から作戦の第一段階と同じ一撃を叩き込む
「「「「「初撃のクロスファイアーバスター!」」」」」
だけどユーリちゃんはその十字砲火を黒い翼をマントのようにバサァと振って私達の攻撃を
まとめて吹き散らした
さすがに学習してるね、でもこっちは数が多いんだから何段にも策を重ねることが出来るんだよ
「フローズンバインド!」
「アイスバインド!」
「ストラグルバインド!」
今度はサポーター総出で氷結系統をメインにしたバインド祭り
ただし麗羅はある準備のために今は参加してない
「小癪な」
ユーリちゃんが老人のようなしゃがれた声で力を込めるとあっさりと複数のバインドが砕け散る
その表情は邪悪に歪に嘲笑していた
ユーリちゃんはもう完全に乗っ取られているのね、ならここからはユーリちゃんではなく怨念と呼ぼう
怨念にバインドをかけまくったことで出来た一瞬の隙をついて剣士組がレティシアやシャマルやクロノの転移によるサポートを受けつつ神速や瞬動でスイッチをしながら怨念を滅多斬りにする
だけど怨念にとって一度破った攻撃だけにすぐに翼で振り払う
だけどそれもまた次の攻撃を仕掛けるには十分な隙になる
「このレオス アロイ、恐れも疑いも迷いも捨てる!」
遥か彼方から第三次αの体術のスーパーロボットに武装をつけたようなISが正に雷のような
速さで怨念との距離を詰めて斬艦刀を叩き込む
これがエクストリームガンダムの追加特典のスパロボモードの一つ、
「捉えた、
ダイガンダーが目にも止まらぬ速さで怨念と交差する、交差したその時には既に怨念は斬られていた
「この命を賭けて、8000分の1秒の世界、雲耀に全てを賭ける」
怨念と交差したその刹那に返す刃で更に翔け抜けて一閃を放つ
怨念との交差を繰り返すその時間は正に雲耀、瞬きも心臓の鼓動も許さぬほどの瞬間の時間の
出来事だった
だけどエクストリームガンダムはIS化してエルトリアで改修された際にデフォルトとして全ての攻撃が非殺傷設定になるようにプログラムを組み込まれているので怨念が憑りついたユーリ
ちゃんの体には傷一つないし血が噴き出すわけでもない
だけど、いやだからこそか、斬って斬って斬りまくる
「 おおおおおおおおおっ!」
斬る
「せいやあああああああっ!」
斬る
「もっと速く!、もっと強く!、もっと熱く!」
斬る斬る斬る斬る斬る斬る!
「俺の肉体よ!、ダイガンダーよ!、限界を超えろ!」
今までで一番の威力で怨念を蹴り上げる
怨念は雲耀の刹那に受けた莫大なダメージと空へ蹴り上げられた勢いで動くことも出来なく
なっている
エクストリームガンダムは蹴り上げた怨念の更に上空へと飛びエクストリームガンダム本来の
近接戦闘形態のゼノンフォースへと変形する
とは言え今はエルトリアでの改修でゼノンエクストリームフォースに名前を変えているそう
だけど
「これはおまけだとっておけ!、俺のこの手が真っ赤に燃える!」
このセリフは、あの世界のガンダムの能力も使えるのね、追加特典ほどじゃないにしても
ぶっ飛んでるわね
「邪悪を潰せと轟き叫ぶ!」
エクストリームガンダムが黄金色の輝きを放ち右手に膨大なエネルギーが集まる
「石破天驚拳!」
エクストリームガンダムから巨大な黄金色の拳が放たれて怨念を地面に叩き付ける
「これがダイガンダー神雷の太刀、そして流派東方不敗が究極奥義、石破天驚拳だ」
技の名前を告げたレオスは残心を解く
「ガハッ、ガハッハァ…、こんな、こんなばかな…」
「だが一点に集中するなら数で押せばいい」
ふらふらとふらつきながらも起き上った怨念は周囲に無数の暗黒の穴を開ける
でもそれも想定済みよ
「我、出番きた」
そう、辰美には怨念の物量展開に備えるだめに待機してもらっていたの
「
辰美を中心として戦場一帯に聖なる波動が広がる
怨念が呼び出したD-ナガンは霞となって消えていき暗黒の穴も閉じていった
「なん…だと…」
それだけではなくて怨念自体も聖なる波動を受けて弱体化したようだ
やはりああいった怨念の類には聖属性の攻撃がよく効くな
それでもいくらか取りこぼしがあって残ったD-ナガンが弱体化しながらも襲ってくるが
「覇王断空拳!」
アインハルトが覇王の拳で叩き潰したり
「クリムゾン・スマッシュ!」
トーマがディバイダーで銃撃するシルバーパレットで牽制して隙を見て叩き斬ったり
「アクセルスマッシュ!」
ヴィヴィオがジェットステップで懐に潜り込んで拳を叩き込んで敵の反撃に合わせてカウンターを叩き込んだりしてる
それでは未来組も頑張ってることだし、止めをさしにいきますか
『Boost Boost Boost Boost Boost…』
「これで終わりや」
「全力全開」
「雷光一閃」
「瞬光断罪」
とどめを刺すべく私を含めた五人の少女が極大魔法を用意する
「撃滅の、セカンド・ブレイカー!」
「響け、邪悪を滅する聖なる笛、ホーリーラグナロク!」
「スターライト・ホーリーブレイカー!」
「ホーリーザンバー・ブレイカー」
「フォトン・ジャッジメント・ブレイカー」
五条の収束砲撃魔法が怨念に突き刺さり静かになった後はエグザミアの文様も消えてぐったりと倒れているユーリちゃんの姿があった
「ユーリちゃん大丈夫?」
「シャマルはよ来てや!」
「いや、シャマルにはやることがあるから俺のエリクサーを振りかけよう」
蒼真がユーリちゃんにエリクサーを振りかける
ゲームに出てくるポーションのような液体の薬は普通飲み薬と思われているけど実際は
振りかけて使用することが多いそうだよ
その理由として納得出来るのが激しい戦闘中にのんびりごくごくと飲んでる暇がないと言うものだった
それに考えてみれば敵の攻撃を受ける度にごくごくとポーションを飲んでいたらお腹がたぷたぷになって太ること間違いなしだしね
それにしても今までのパターンならそろそろ怨念の塊がユーリちゃんから出てきてもよさそうなものだけど見当たらないな
ユーリちゃんを助けたことで作戦の第二段階は成功して後は最終段階の『怨念の塊を確実に
逃がさずに完全滅殺すること』をやりたいんだけどな
こうも見つからないというのは嫌な予感がする、逃げられてないといいけど
「邪なる威力を囲め、マホトルオーブ!」
その時周囲一帯が光に包まれた
ダイガンダーはエクストリームガンダムの追加特典のスパロボモードの一つで第三次スパロボαのダイゼンガーと大雷凰のいいとこどりをしたスーパーロボットです
必殺技の神雷の太刀は大雷凰が拳と蹴りでやっていた必殺技を斬艦刀でやるというものでその分僅かに動きが遅くなって一万分の一が八千分の一になっていますがその代わりリーチと威力が上がっています(リーチは関係なさそうだけど)