うちはオビト憑依忍伝   作:asd

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忍の世界で一番高く売れるのはなんだかんだで死体

大蛇丸はつけていた面を外した。もう必要もない。死人に口なし、大蛇丸もオビトもここでマダラを始末することを決定していた。

 

勿論、ただ殺せばいいという問題ではない。だからこその桶。オビトと大蛇丸は同時に印を組む。

 

封印術・魔手魂鎖縛象

 

桶から大量の白い手が未だ姿を現さないマダラへと襲いかかる。

 

「捕まえた・・・・・・けど、こりゃ無理か?」

 

手応えを感じながらも精神体の綱引きに手応えを感じず、というか普通に引っ張れず大蛇丸に確認する。

 

「ダメね。やはり術自体の力が弱いわ。それに相手は伝説の忍、こういうのは力よりも技が肝心だからね、技量でも勝てそうにもないわね」

 

「ちぇ、しゃあねえ。取り敢えず殺してから考えるか」

 

のっそり、のっそりと大きな鎌を杖にマダラがようやく姿を現した。

 

「なんだ。お前たちは」

 

「なんだはねえぜ、なんだは。あんたの子孫だよ」

 

目を写輪眼にして語りかけるが、マダラの眼はオビトよりも大蛇丸に向いているように思う。

 

「その目はこの世が地獄だと知るものの目だ。儂に協力すれば、せk「「ラーーっ!」」」

 

オビトが手裏剣を投げ、大蛇丸は口から剣を飛ばした。老いたマダラにそれを防ぐ力はなく、腕に剣が刺さり、身体中に手裏剣が刺さる。

 

「ひ、との話くらいk

 

風遁・鎌鼬の術

 

大蛇丸の放った無数の斬撃がマダラを襲う。今回、オビトはあまり主体となって戦うことができない。神威の空間では神威は使えず、オビトの実力は平均的な上忍程度のものだ。また、大蛇丸に死体を引き渡すので火遁で焼いてしまうのも問題だ。更に神威の空間では土遁の術はほとんど使えない。

 

マダラは自らの生命線である綱に当たるのを鎌で防ぎつつ、足で踏ん張りを効かせ、吹き飛ばされないよう堪える。

 

しかし、大蛇丸も手加減がすぎる。明らかに術に威力がなく、死体の裂傷を恐れているのがわかってしまう。

 

「悪いがこれ以上時間をかけるようなら俺が火遁で焼き殺すが・・・・・・」

 

オビトの言葉を聞いて、仕方ないわね、と呟くと大蛇丸は刀を取り出し、マダラへと迫った。マダラも諦めずに鎌を一閃するが大蛇丸はするりと避けて、生命線である綱を切り裂き、マダラをオビトの方へと蹴り飛ばした。

 

「よし!」

 

オビトは再び封印術・魔手魂鎖縛象を発動させた。もはや死に体というよりほぼ死んでいるマダラを桶へと封じた。

 

この術は魂の封印、屍鬼封尽がベースとなっておりリスクの軽減を極めることでノーリスクで発動させることができるようになったものなのだが、その反動として、術自体の力が弱い。

 

だが、これで穢土転生による復活は不可能となった。

 

 

オビトは更に四枚の札を出して、桶に封印を仕掛けた。あとは持ち帰ってクシナに更に上から封印を重ねてもらえばいいだけだ。

 

オビトは更に死体から写輪眼を剥ぎ取った。

 

「じゃあ、死体はもらうわね」

 

大蛇丸が舌なめずりしながら聞いてくるので、お好きにとだけ答えて、外道魔像の方へと歩いていく。巻物と取り出し、魔像へとくっ付ける。

 

左目の神威で大蛇丸とマダラの死体を木の葉へと追い出し、神威で現実と繋げた状態で滅を行い、魔像を元の場所へと戻す。

 

オビトもすぐに現実へと戻り、しばらく休憩していると口寄せにより、魔像の元へと飛ぶことになった。オビトが魔像に貼り付けた巻物は時間差で口寄せを行う様に仕組んだ物で魔像の完全回収とゼツの回収、それにマダラの遺品の回収のために、態々用意したものだ。

 

 

な、なんだお前は!とか言ってるゼツを無双張りに仕留めまくって死体?を回収する。これはあとで大蛇丸に高く売りつけてやろう。とかあくどいことを考えながら。マダラの死体にも柱間細胞はあるのだが、実験に使うには量が必要だろう。大蛇丸なら培養くらいできるかもしれないが単純に手間が減るので金で買ってくれるだろう。この際、チャクラ刀が買えるくらいには儲けさせてもらうとする。

 

ゼツを処分した後は、通路にある武具を回収する。特に団扇はフガクさんに売れるだろう。良くも悪くも貴重品だし。

 

まるで追い剥ぎだなと自嘲しながらも、最後に外道魔像を回収する。大きさがあるので少し時間が掛かったと言わざるを得ないが、無事時空間にしまうことできた。

 

 

これで後は帰るだけだ。・・・・・・あ、イタチとシスイ忘れてた。

 

 

 

 

 

 

暁の拠点に行くと、イタチとシスイは捕まっていた。

 

拍手をするとメンバーと二人の視線が集まり、長門たちは納得したように嘆息した。

 

「お前の仲間だったのか・・・・・・」

 

「まあ、そういうことっす。一応、護衛の実力があるかの確認と、あとはこいつらに経験を積ませるために。ちなみにどなたが捕まえましたか?」

 

オビトの問いに手を上げたのは五人、長門、弥彦、小南、に他オビトの知らない顔を二つ。

 

「どうだった二人共」

 

「イタチより先に捕まるとは、兄貴分として恥ずかしい限りです。ていうか輪廻眼強すぎでしょう」

 

「強かったです。今回の件で自身の短所が見えた気がしました」

 

なら良し!とオビトは二人を縛るロープを斬った後、長門たちに挨拶をしてから木の葉へと帰還・・・せずに湯の国へと身体を癒しに向かった。無論、時間に猶予があるわけでもないので神威を使って向かうことになったが。

 

 

 

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