尚、キャラは未だに勉強中の模様………。なので、なんか違うということがあるかもしれません。
それでは、本編どうぞ!
日本皇国 広島県 呉市
この日ここで、大勢の人々の前であることをしている人がいた。その人物は2人いて、楽しそうにしている。
「さあ!よってらっしゃい!みてらっしゃい!!
改装後の駆逐艦『霞』の進水式だよ〜!!!」
「少年心がくすぐられる新たな兵器!
『艦船用釘バット』
を船横に搭載!!ドリルを先端につけたので、新たな突撃用軍艦として、活躍間違いなしです!!」
そうは言っているものの、ドリルは見えるが釘バットは見えない。
観客も不思議に思っている。それを察した豊彦は、無線機を取り出してこう言う。
「それでは、お願いします」
そう言った瞬間…
なんということでしょう。
前まで普通の駆逐艦だった『霞』が、船の先端にドリルがついていて、船横からはアームが出てきて、その先に巨大なエネルギーが釘バットの形を象っています。(蒼き鋼のアシガラの武装のイメージ)
「これで容赦なく、敵を叩き潰せます!!」
明石が誇らしげに、胸を張る。
その背後では、釘バットが標的艦を叩き潰していた。
叩いた時の衝撃で船体が真っ二つになったり、振り回すことで敵船を転覆させたりと、意外にも実用性はあった。
だが、この改造はいつも通り誰の許可も得ていない。それでゆかに毎回怒られて締められている。しかし、今回ばかりはさらに質が悪かった。
「ちょっと!!何、人の艤装を勝手に改造してるのよ!!」
駆逐艦『霞』、ご本人だ。
彼女は、第二次世界大戦の軍艦の船魂が人型となって具現化した存在と言われている、『艦娘』という種族だ。
かつて、ゆかが並行世界に飛ばされた時、その飛ばされた世界がちょうど艦娘と深海棲艦が争う世界、俗に言う艦隊これくしょんの世界だった。
今作の世界線は、2015年まで史実と同じ歴史を辿っていて、それ以降も一部は史実と同じ歴史を辿っているので、ゲームとして第三次世界大戦が始まるまで流行していた。ゆかはその歴史を知っているので、どの世界かを瞬時に察した。
話を戻すが、その世界から帰還したゆかは、艦娘を鎮守府ごと帰還してきた。艦娘の船体は、技術者達に当時の皇国の最新技術にて魔改造され、ネクロマンス本部隊所属の第零主力艦隊に編入。また、艦娘という種族としての人権と自由も保障され、(人間とほとんど変わらない)、日本皇国を満喫している。
霞もその中の1人だ。
今日、たまたま船体の改装の為に呉に停泊していたのだが、改装時、いつもの技術者組に魔改造されていた。
それだけなら、霞はゆかから彼らの性格は聞いていたので許容範囲内だ。しかし、釘バットは許容できない。いくらゆかから性格を聞いていたとしても、これ程とは思わなかった。
〜回想〜
「改装?」
「ああ。そろそろ、装備の更新もしないといけないからな」
霞は、ゆかから改装の話を聞いた時、ついにかと思っていた。
なぜなら、同型艦の中で既に朝潮、満潮の2人が改装されており、いつか来ると思っていたからである。
「ふーん。それで、どんな内容なの?」
「逆に要望はあるのか?」
霞は考え始めた。
要望と言っても色々ある。
故郷の世界にいた頃と比べれば圧倒的に強くなっているので、不満はない。
速度も最高速度130ノットを出せたし、武装もミサイルや陽電子砲などを載せているし、装甲も核兵器や陽電子砲をある程度耐えられる設計してあったり、自動結界生成装置によって、波動砲を耐えられるようにしたりした。
(こう考えると、別世界とはいえ、同じ日本とは思えないわね)
使っている身だからこそ分かる元の装備との差。それを理解して恐ろしく感じた霞だが、身震いしなかったのは、軍艦時代に数々の作戦に従事し生き残ってきた、歴戦の猛者だからかもしれない。
もしくは、既に日本皇国の前世界と比べての非常識な環境に慣れてきて、感覚がバグっただけかもしれない。
考えが纏まると霞は、ゆかと目を合わせて、
「好きにしていいわ。バランス良く改装してくれたら、それでいいもの」
「…本当にいいのか?」
「何よ?はっきり言いなさい」
霞の解答を聞いて、ゆかは頭を抱えたくなった。
霞は、技術者組のことを知らない。その状態では、彼らには会わせられない。
「今回、霞を担当するのは、『明石夕陽』と『太田豊彦』の2人でな。この2人の別名知らないのか?」
「知らないわよ。それがどうかしたの?」
「
魔改造するにしても、半分は見当違いの方向に嬉々として魔改造するからな。それでも、だいたいは使えるから尚更質が悪い」
そう言ってゆかは、今までの二人組がやらかした出来事を次々と述べていく。
その中には、世界を滅ぼしかねない物まで紛れ込んでいたりしていていた。(プロローグ参照)
「そ、それは、」
流石の霞も絶句するしかなかった。
そして、急激に不安になってきた。
「だ、大丈夫なの?今から変えたりすることはできないの?」
霞としては、そのような技術者よりもまともな技術者の方に変えてほしいと本気で思っていた。ゆかは、その理由に納得しているが、どうしても変えられない理由があった。
「無理だな。あの2人は日本皇国最高の技術者組だ。改装のスピードも速いし、クオリティーも高い。コストも通常より抑えられるしで、これ以上のデメリットがないんだよ」
「そうなのね」
「それでも、魔改造の方向がときどきおかしくなるだけで、それさえなければ天才の技術者組だ。俺が保証する」
霞は肩を落とした。
不安が残るが、やるしかない。
「わかったわ。受けるわ、改装」
「わかった。早速、1週間後に呉へ向かってくれ。それと、2人のことはさっき説明したととおり、注意してくれ」
「わかったわ。準備してくるわ、司令官」
〜回想終了〜
「こういうことだったのね…」
はぁと項垂れるしかない霞。そして、2人に申し立てる。
「確かに改装はしていいとは言ったわ。けど、あれはやめなさいよ!!」
あれとアームに指差す霞。彼女には、突撃用軍艦はお気になさなかったようで、「今すぐ元に戻して普通の改装をしろ」と主張している。
「霞さん!船で敵船の至近距離まで近づいて、アームで釘バットを振り回して、敵船を殲滅する。ロマンじゃないか!!」
「そうだぞ、霞。いつ被弾するかわからないハラハラ感。そんな緊張感の中での航海はロマンだろ?」
「戦いにロマンを求めてどうするのよ!!このクズ!!」
怒鳴るように霞が言った。
それでも、全く反省の色を見せない2人組を見て、ゆかの苦労がわかった気がした。
「何してるの?」
不意にその声が響き渡った。三人はその方向を見る。
そこにいたのは雪だった。
明石と豊彦は冷や汗をダラダラと流していた。心なしか震えているように見える。
「あ、あのですね……雪さん…今はそのような暇はないっていうか………」
明石が弁解するように言う。豊彦もブンブンと首を激しく振って頷いていた。
雪は頭に?を思い浮かべ、そして、何かを思い出したかのように手をポンとするような仕草をした。
「違うよ?僕はあれをしてもらいに来ただけ」
「あれ?」
霞は首を傾げる。それと対称的に横の技術者2人組は顔を青褪めていた。
そして、2人は何も知らない霞に必死の形相で詰め寄った。
「霞さん、早く逃げて下さい。ここは僕たちが食い止めます。改造に関しては明日来てもらえれば大丈夫ですから………!!」
「な、何が起きるっていうのよ!」
「説明する暇はありません!早く!」
訳が分からない霞だが、2人の様子に押されたのか、その場から急いで去ろうとする。しかし、背後から冷気が漂ってきて足元が凍ってしまい、動けなくなってしまった。
「いつも逃げようとして酷いなぁ〜。僕は、君たち2人と遊びたいだけなのに…」
ニコニコとした表情でそう言う雪。
「霞ちゃんはそこで待ってて。巻き込まれちゃうから」
どうやら、目的はあの2人だけのようだ。周りの民衆は避難したのか、いつの間にかいなくなっていた。
雪は、霞に向けていた視線を明石と豊彦に移した。
「それじゃあ、遊ぼうよ!
【
「ちょっ!!」
2人は青褪めた顔をしたまま、雪の攻撃を避ける。
その上空には、雪が生み出した氷の槍が大量に浮いていた。
「ちょ!?あれ、大丈夫なの!?」
霞は2人への攻撃の嵐に驚愕していた。
「大丈夫だよ。この程度じゃ死なないから」
「何故だろうね?」と言う雪。ちなみに、2人の腕やら足やらに既に刺さりまくっている。
それでも尚、動けるのだから疑問に思うのも仕方がない。が、当の2人は己が求めるロマンの為だという執念で生き残っているに過ぎないが……。(自分で
「夕陽!!何かないのか!?この状況を乗り越えられるヤツは!!」
「フッフッフッ…そう言うと思ってとっておきのヤツを作っておいたんだ!」
「流石だ!早くそれを出してくれ!」
半ばパニックになりながら明石に頼む豊彦。明石はニヤリと笑い、懐からある物を取り出した。
「これが僕が雪の能力を無効化する為に開発した秘密兵器!!
耐熱性水鉄砲〜!!
これがあれば、雪の氷を溶かすことができる!!」
ある物とは、市販で売っている普通の水鉄砲だった。しかし、それを持っているのは狂気の技術者と呼ばれている明石。何も弄っていない筈がない。
「前回はアッサリ壊されたが、今回は耐久力と威力を上げた!これで対抗ができr」グサッ……バキッ
「「「……………」」」
辺り一体が静かになる。明石が自信満々に説明している時にアッサリ壊れたからだ。明石の持っていた水鉄砲は、雪の氷の槍に貫かれて真っ二つになっていた。中からは、水鉄砲に入っていた熱湯が出てきて、辺りに飛び散っていた。
「…………我が生涯に…一片の悔いあり…」ジュワァ〜
「ちょっ!!燃え尽きてる!?てか、悔いあるんならしっかりしなさいよ!!」
明石は真っ白になって固まってしまった。そこにすかさずツッコミを入れる霞。そんな中、明石に熱湯がかかっていたがそこにはツッコミがなかった。
その時、豊彦が動いた。
「くそッ!!夕陽の仇!!
【
とりゃー!」
魔法を使った豊彦。しかし、魔力量が低い豊彦は氷を操る能力を持つ雪にとって敵ではなかった。即座に相殺されてしまった。
「何かした?」
「な、なんだと…!?クソッ!かくなる上は!」
目を見開く豊彦。そして、とんでもない暴挙に出る。
「霞さん、どうか、助けて下さい!!船体は元に戻して普通に改装するので…」
「アンタにプライドはないの!?」
霞に日本の伝統あるDOKEZAを敢行した豊彦。余りにも綺麗で素早いDOKEZAだった為、霞は思わず突っ込んでしまった。
「まあ、いいわ。助けてあげる。その代わり、約束破るんじゃないわよ」
幸い、霞の足元は明石の水鉄砲から飛び散った熱湯によって溶けている。それにより、雪と戦える訳だ。
(艦装展開!!)
海上にある霞の船体が光り、光の粒子と化して霞の体に纏っていく。
陸上で艦装を展開した霞。そして、持っている主砲の照準を雪に向けた。
理由として、雪はネクロマンス最強能力者の1人だからというのが挙げられる。主砲やミサイルは普通に防ぐのが彼なのだ。
霞は初撃として主砲の陽電子砲を放ち、もう片手に持っているドリルを回転させて突撃した。
「霞ちゃんが代わりに遊んでくれるの?」
雪は陽電子砲を避けると手のひらを霞に向ける。その手のひらの中にキラキラとした粒子が集まっていく。やがてそれは一つのエネルギーの塊となり、霞の目の前に放たれた。そして、雪が指を鳴らすと、霞の目と鼻の先で破裂。キラキラした綺麗な粒子が辺りに撒き散らされた。
霞は少しだけ怯みはしたものの、気にせず雪に接近して接近戦を試みる。ドリルを持っているからというのがあるが、2人を攻撃する時、霞を攻撃する時と遠距離が主体な為、接近戦で有利に持っていけると判断したのだ。
実際、霞のその判断は間違っていない。しかし、それは霞が最低でもある程度の近接戦の実力の持ち主だったらの話だ。雪はこれでも、第五次世界大戦でオーストラリアで暴れ回ったことがある人物。近接戦もある程度できるのだ。
「ダメだ!霞さん!急いで下がって!」
そのことを知っている豊彦は、焦りながら霞に下がるように叫ぶ。しかし、僅かに遅かった。
霞が突如、地面に膝を着いたのだ。
「ゴホッゴホッ…な、何これ…息が苦しい…」
「【
雪はゆっくりと霞に近付く。
「僕は夕陽と豊彦が目的だから、霞ちゃんは逃げていいよ。」
「そんな……こと…できる訳ないでしょ!!私だってアイツらに用があるんだから!!」
霞は怒鳴るように言う。白い息を吐きながら、フラフラと立ち上がる。
「そう…立ち上がるんだ…じゃあ、続きやろうよ!」
そう言って雪が能力をさらに発動しようとした瞬間だった。
バチッ
「アバババババババ!!」
電撃が雪を襲った。燃え尽きてる明石を除き、その場にいた全員が驚いていた。
「もう…酷いよ〜。遊んでいただけなのにさー。
「あなたにとっては遊びでも、他人から見たら遊びどころじゃないんですよ。遊ぶんだったら、あの2人だけにして下さい」
「光さん!?」
そう言って狂った技術者2人組を指す電撃の元凶、
「霞さん、大丈夫でしたか?雪にはお灸を据えとくので後は私に任せて下さい」
「あ、あの、僕には……何か優しい言葉とかは無いんですか?」
「ある訳無いでしょう。今までのあなたたちの行動を思い返して見なさい」
豊彦の懇願をバッサリと切る光。先程、雪に2人をアッサリ売っていたことから、ゆかだけでも大量にやらかしているのに、彼に対しどれくらい前科があるんだろう……霞は不意にそんなことを考えてしまった。
光のおかげで、息苦しさが治った霞。彼女は艦装を船体に戻して、豊彦に詰め寄る。
「さて、約束守ってもらおうかしら?」
「か、霞さん?顔が怖いんですけど…」
「守ってもらおうかしら?」
「yes,sir!!」
額に青筋を浮かべて笑顔を言う霞。
こうして、朝潮や満潮にした改装と似たような改装をしたのだった。近接戦ではドリルを使っていたが、お気に召さなかったようだ。
「戻ったわ」
「お疲れ様、霞」
ヤケにげっそりとした顔付きで執務室に入ってきた霞。ゆかは、原因となった二人組を頭に思い浮かべる。
「どうだった?」
「どうだったもこうもないわよ………なんとか普通の改装をしてもらえたけど、2人の説得が特に疲れたわ」
ゆかは納得した。かつてのゆかも経験者であり、説得に時間をかけている。それでも彼らは、反省の様子が全く見られない。その度にゆかはお灸を据えている。
「それに、途中で雪と戦うハメになるし…」
「え?」
霞は、雪との戦闘の様子を詳細に語った。ゆかは、アイツそんなことをしていたのかと驚いていた。どうやら、知らなかったようだ。
「と、とりあえず、報告書提出したらゆっくり休んで」
「そうさせてもらうわ」
そう言って霞は、報告書を提出。その後すぐに、自室に向かっていった。
その後の出来事………
「ゆかちゃん!ついに女装をする気になったんだね!!」
翌日、ゆかは雪を呼び出した。雪はゆかのことを見ると、開口早々、上のことを言った。
ゆかは黙ったまま雪に近付く。雪は光に締められたのかボロボロだった。
「ゆかちゃん?」
「フッ」
【硬化】【
「ホイ!」ドコッーーーーーン!!
「ぐぇ!」
その日、ゆかの執務室からかなり大きな音が響いたという………
雪が放った雪化粧の効果は、某鬼を滅する作品の某女好きの鬼をモデルにしました。
ゆかは様々な能力を使って戦う為、能力は特殊な方法で使用します。
【能力名】【技名】という感じで使います。
例)【硬化】【
上の場合、硬化は能力名、重金属は技名となります。
キャラ紹介
NO.5
冬花雪 男
ネクロマンス首脳部 陸軍副総司令官
遊ぶのが大好きで、戦闘狂が少し入っている人物。暇な時はフランと遊んでいることがある。
たまに明石と豊彦を遊び相手にしている時があるが、その時その時で光に締められている。
戦場に出ると、いつもより真面目になるらしい。本当かどうかは分からないが………。
能力『
氷を操る能力。司ると言い換えても良い。空気中の水分を凍らせたり、時間を凍らせて擬似時間停止ができたりできる。
かつての政府軍との決戦である七年戦争において、瀕死の味方を【
魔王編にて、登場させて欲しいキャラは?(参考として検討します)
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レミリア・スカーレット
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フランドール・スカーレット
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両方出して欲しい
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出さなくても良い