KAN -SENをどのような形で合流させるかと悩んだ結果、一度、アズレン世界に行くという結論に達しました。時系列はアニメを参考にしています。
尚、時間軸は魔王編と同じにする予定です。
それでは、本編どうぞ!
第十話
ロデニウス戦争からしばらく経った頃だった。
その日、閃光が日本皇国全土を覆った。
「見たことがあるな」
「だな」
国民は、「またか」と思っていた。皇国民は、どうやら適応力が高いらしい。
だが、また外国との連絡が断絶とは笑えない。
急いで、駐クワ・トイネ日本大使館に連絡を入れる。
連絡はつながった。また、衛生画像も変化はないようだった。ある一つの変化以外は。
日本皇国 ネクロマンス本部 会議室
ここでは、先日の閃光についての会議が開かれている。
しかし、結論など分かりきっていた。
「なんの異常がない以上、警戒レベルは下げて良さそうですね」
「だな」
現在、日本の警戒レベルはMAXの5だ。
しかし、転移時に起こった現象が全く起きていないのだ。
「しかし、観測されたのは、海のど真ん中か…」
前兆である時空の歪みは、伊豆諸島と小笠原諸島の間で起きていた。
そこに謎の無人島が出現。さらに、明らかにどこかにワープしますよと言わんばかりのゲートもあった。
「件のゲートに関して、既に陸軍は調査部隊を派遣する用意があります。海軍はどうなのですか?」
「こちらもだ。今回は未知の世界だ。先遣隊として、空母二隻、駆逐艦8隻の空母艦隊を派遣する。
宇宙海軍としては、航宙駆逐艦一隻派遣し、人工衛星がわりに動いてもらうつもりだ」
煉とゆかが、派遣戦力について話し合う。
件の謎の無人島とゲートを偵察、調査するのは決定事項だ。
今回は、ネクロマンス統率者の大和ゆかが艦隊指揮を執る。統率者故に、陸軍も指揮を執ることとなった。
謎の無人島とゲートについての会議が終わり、1時間程過ぎた頃、他の会議をしている最中に、ある一つの報告が入ってきた。
「謎のゲートから出現した未確認生物による無差別に輸送船攻撃が行われました!!」
「未確認生物?」
ネクロマンス一同は首を傾げる。いくら未確認生物だと言っても、危険性がわからなければ対処の仕様がない。
「こちらをみてください!」
報告した人は、衛星画像を渡してきた。
その画像に映っていたものの中に自分らの持っている画像と違う点があった。
「これが、例の未確認生物か?」
「はい」
その未確認生物は、黄色の目をしていて、背中に艦装と似たようなものを背負っている。
制服っぽいのを着ていて、銀髪をしている。
「そう…」
ゆかは考え込むような仕草をする。
本来なら捕まえて尋問するところだが、問答無用で攻撃してきた相手に、それが通用するのだろうか?否、しない。
それに、ゲートの向こうにはそのような生物が運びっているのかもしれない。そう考えると、調査はして後顧の憂いは無くしたい。
現状、捕獲することができるのは少数。
その中でも、海のスペシャリストに頼もう。
そうして選ばれたメンバーが、二者一対の神である海神だ。
彼の実力なら、捕獲など容易いことだ。
「任務だ。未確認生物を捕獲せよ」
「任務ですか…。分かりました。やりましょう。既に位置は把握しております」
「捕獲が無理だったら始末していい」
「分かりました」
そうして、退出していく海神。
ゆかは立ち上がり、未確認生物がいるであろう方向を見て、こう呟く。
「我が国の領海に侵入かつ、輸送船を問答無用で攻撃とは…これ以上好き勝手できると思わないことだ」
リアルタイムでの衛星画像を見るゆか。既に、付近の民間船十隻が被害に遭っている。
「そうだね」
そこに未来が同調する。続いて他の皆も同調する。
ここにて、未確認生物捕獲作戦が開始されたのだった。
「ここだな」
未確認生物の進路予測に基づいて、先回りした海神。
しばらくして、一つの黒い物体が近づいてくるのがわかった。
「キャハハハハハハハハハハ!!!」
相手はこちらに気づいたのか、笑いながら突っ込んでくる。
海神は、構えて待つ。
すると、未確認生物は上空に停止する。その周りからは、驚くべき光景が広がっていた。
空に無数のゲートがあった。そのゲートから船が、大量の船が出てきていた。その中には、航空機も混じっている。
海神は、長年で培われた直感でその船の正体に気付いた。
「軍艦を呼び出した、だと…」
「それじゃあ、遊びましょう♪!」
2人は同時にそう言い、未確認生物は突っ込んでくる。
喋れることに驚いたが、そんな暇はない海神。
大人しく避けるしかない。
そして、出された艦艇はそのまま日本本土へ進路をとった。
「させるか!」
海神は、その艦隊の先頭を片付けた。
全体の動きが止まる。海神を危険と判断し、全照準が海神に向けられる。
その引き金が引かれた瞬間だった。
そこからが、海神の蹂躙劇のはじまりだった。
海神は先頭を水を操り攻撃する。
そのままの勢いで、その後方まで巻き込む。
海神は、一隻の船に近付いて蹴り飛ばす。
艦隊と海神の距離が離れたその時、それは放たれた。
「【水神龍】!!」
海水が1ヶ所に集まり、龍の形を象る。
その龍は、敵の艦艇を次々と薙ぎ倒し、さらに海水で作った槍で突き刺して撃破していた。
「それじゃあ、一気に終わらせよう。
瞬間、海神の辺り一体の敵艦艇が、敵航空機が破壊された。
海神は、手のひらを握る動作をしただけ。
『
それは、認識するものの核の目を手のひらに持ってきて、それを握りつぶすことで破壊する能力。対象は認識するもの。似た能力でフランドールが持っている能力があるが、その対象は視界に入っているもの。つまり、海神の
海神は海の神だ。海は自然界に恵みをもたらす。が、時に破壊することもある。故に、
海神は二つの
一つは、『
二つは、『
破壊と創造。正反対の2つの能力は、一つの神に宿った。
かつて、海神は2人いた。否、2人で1つの神だった。
二者一対の神。それが海神の二つ名。
2人で一つの神。正反対の能力同士の2人だが、全てをもたらす海の神たる所以の能力だった。
現在、母国に侵攻しようとしている未確認生物にその力が振り下ろされようとしている。
「縛れ!【電気よ】!」
ボスであろう未確認生物を電気で縛る海神。
バチバチと電気の音がなる。未確認生物は抵抗するが、神である海神の拘束から逃れられる訳がない。
「さよならだ。
【
そんな未確認生物に雷でできた熊が襲いかかる。
未確認生物は、最期の抵抗として背中についている装備から、こちらに向けて砲撃した。
その砲撃を熊は本体である雷で防御。再び、未確認生物を捕食しようと動き出す。
やがて、未確認生物の姿が熊の中に消えると、海神は構えを解いた。
「捕獲完了。これより、帰投する」
熊に跨った海神は、通信でネクロマンス本部に伝えると、彼はそのまま帰投した。
翌日、未確認生物の調査結果がでた。
通常攻撃は効きづらいが、一応効く。だが、日本皇国はそれを打ち消す程の威力を持つ兵器を主兵装としている為、この能力は脅威にならない。
しかし、念には念を入れようということで大量の弾薬を持っていくことにした。
そして問題なのは、向こうの技術レベルが第二次世界大戦レベルの可能性があること。
故に、慎重に行動しなければならない。
量産された弾薬を積んだ上で、ゲートの奥の調査を行う。
揚陸艦に陸軍を乗せて無人島に運搬、上陸させる。
海軍は、そのままゲートに入る。
ゲートの奥には、海が広がっていた。また、宇宙からの偵察により驚愕の事実が判明した。
そこは、
この回に出てきた未確認生物は、ピュリファイアーをモデルとしました。あくまでモデルなので、ピュリファイアー自体はきちんとアズレン世界にいます。
キャラ紹介
NO.6
海神(破壊者) 男
海の力で破壊や創造を行う神の1人。二者一対の神と言われているが、それは昔の話で今は1人に融合している。
ゆかが苦戦したことのある人物であり、ゆかと出会った当初は政府軍についていた。
今は、日本の海を守っている。
能力『
破壊はなんでも破壊できるらしく、その気になれば、地球や他の惑星すら破壊可能らしい。
この回では、敵艦艇や敵機を撃破する為に能力を発動した。
魔王編にて、登場させて欲しいキャラは?(参考として検討します)
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レミリア・スカーレット
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フランドール・スカーレット
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両方出して欲しい
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出さなくても良い