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△月/日
こうして日記を書くのも久々だ。修行だったりレーティングゲームだったり婚約パーティだったり、沢山の事があって落ち着いてなかったから。
でもそれも落ち着いて、私はこうしてオカ研の部長として今も暮らしている。皆には感謝してもし切れない。
イッセーが左腕を犠牲にしてまで助けに来てくれた事は嬉しくもあり、そこまでさせてしまった罪悪感もある。暫くは私の家で暮らしながら、様子を見なきゃ。
イッセーが言うには、あの場には上原君も居て、私を助けるのを手助けしてくれたらしい。
お兄様が彼を気にかけているのは、お
いや、そんな事はどうでもいいわね。後日、彼にもちゃんとお礼を伝えないと。
△月]日
パーティの事で、上原君に感謝を伝えた。本人は「何もしてない奴に感謝すんなよ。兵藤に感謝しろよ、兵藤に」と、謙虚に答えられた。
勿論、イッセーには感謝している。けど、そのイッセーを助けてくれたのが貴方だもの。貴方にもしっかり感謝は伝えるわ。
ライザーの時も、差し入れを持ってきてくれた訳だし。まぁ、蹴り飛ばしたのはちょっと予想外だったけれど……。
それはそれとして、上原君が「兵藤を助けてくれてありがとな、ドライグさん」とイッセーの中に居るであろう赤龍帝に感謝していた。
彼は二天龍とも関わりがあるのだろうか? ますます訳が分からなくなってくるわね……。
△月_日
上原君に、イッセーの左腕を何とか出来ないか相談を受けてもらった。
彼の神器には、未だ謎が多い。少し前までは、身体に干渉する他に幾つか能力を持っていると考えていたけれど、イッセーの……というよりは、ドライグの発言から鑑みると、概念系の能力なのかもしれない。
しかも、パーティ会場ではお兄様だけじゃなくレヴィアタン様とも一緒に居た。本当に何者なのだろうか。
本人は「そういう風に転移されたんだから、仕方ないだろ」と言っていたけれど……でも、お兄様からもお義姉様からも彼を召喚したなんて報告は受けていない。
何なら、お義姉様は何故此処にと驚いた方だ。底が知れないわね、上原君。
とにかく、何とか出来ないか尋ねてみたけど、
「悪いが、出来そうにない」
と言われた。
「出来たらとっくにやってんだ。兵藤が不憫だろ」
とも言っていた。彼もイッセーの事を気に掛けてくれていたのだと思うと、嬉しく思う。
△月-日
お義姉様から、冥界の悪魔達から上原君がどう見られているのかを教えられた。
あの婚約パーティで赤い竜と発言していた事から、魔王だけでなく二天龍とも関わりを持っている謎の人間として警戒されているらしい。
その作用で、彼の傍に居るミッテルトにも警戒が行っているのだとか。
もしかしたら、悪魔達が上原君に接触を図る可能性があるかもしれない。
私達の方でも、何かしら対策を打たなければ。
まぁ、仮に悪魔達が向かったとしても、上原君なら問答無用で蹴り飛ばしそうな気がするけれど。