不良男子の生活記録   作:全智一皆

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 ☆月L[日

 ミッテルトが我が家に帰ってきた。帰ってきた瞬間に物凄い勢いで抱き着かれた、よく耐えたよ俺の体幹。わりと強い方だな俺。

 おかえりって言うと、見慣れた笑顔でただいまと言ってくれた。いつもは俺がミッテルトにただいまって言う事が多かったから、かなり新鮮だった。

 わしゃわしゃ撫でてやった。照れくさそうにしてるミッテルトは可愛かった。やっぱ俺の家にはミッテルトが居ないとダメだなと改めて思った。

 姫島が終始穏やかな顔をしてた。なんだその微笑ましいもんを見る様な目は。婆ちゃんみてぇな事しやがって。

 笑顔で怒られた。うん、俺が悪かったわ。すまん、姫島。今度作るチーズケーキ最初に食べさせてやるから許してくれ。

 

 今日の夕飯はかなり豪華になった。ミッテルトが美味しそうに食べてるのを見るだけで幸せになった俺は、だいぶアレかもしねぇな。

 ま、姫島も微笑んでたから同罪だな。

 

 

 ☆月Z/日

 支取と一緒に昼飯を食べた。何気に初めてなんだよな、学友と一緒に昼飯を食べるのって。

 屋上で一緒に弁当を食いながら、支取の愚痴だったりとか最近の事とかを適当に話してた。やっぱ生徒会長なだけあって、疲れる事は多いんだろうな。

 本当によくやるよな、お前。お疲れ様だ。労いの意味も込めて俺の弁当のおかずを分けてやった。ミッテルトが揚げてくれた唐揚げだ、感謝して食えよ。

 そういえば、支取は夏休みはどうするんだ? と聞くと、実家に帰るとの事だ。なんでも実家でレーティングゲームがあるんだと。

 頑張れよと応援した。俺が知る悪魔の中で一番常識があるからな、お前。是非とも頑張ってほしい。

 

 そう言ったら、俺はレーティングゲームをしないのかと聞かれた。

 いや、する訳ねぇだろ。自分が信頼してる奴を戦わせるとか御免被るわ。つかそもそも駒が無ぇから出来ねぇし。

 

 

 ☆月X(日

 ミッテルトと姫島と一緒に買い物に出掛けた。三人にもなると、やっぱ食費と食材の消費が増えるんだよなっつー話。

 姫島が申し訳なさそうにしてた。別に気にしていないと言っておいた。両親から結構小遣いは貰ってるからな、全然問題ねぇよ。

 そう言うと、ミッテルトが俺の親は何をしているのかと聞いてきた。それが俺もよく分からねぇんだよな。仕事してんのは分かるんだが、どんな仕事をしてるのかは俺もよく知らん。

 まぁ、一人暮らしの俺がバイトとかしなくても暮らせるくらいの小遣いをくれるって事は多少なりともマトモな仕事してんじゃねぇの?

 

 ちなみに今日の昼食は蕎麦にした。二人はざる蕎麦で、俺はカップ麺。季節問わず暖かいやつが好きなんだよ、俺は。ざる蕎麦も好きだけどな。

 ミッテルトに一口貰ったので、俺も一口やった。そしたら姫島も欲しいと言ってきた。俺のなんだけどな、これ。別に良いけど。

 

 

 ☆月C)日

 最近はクラスの奴らから話し掛けられる事が多くなった。マジでどうなってんだ? 支取と兵藤は俺が居ない間に何したんだよ。

 別に嫌とかそういうんじゃねぇけど、なんか落ち着かん。これまで話し掛けて来なかった奴らが沢山話し掛けて来たら困惑するっつーの。

 

 別に不良のレッテルには何ら文句ねぇんだけどな。俺が学校でやった事を鑑みれば別に間違いじゃねぇだろうし。

 そう言ったら支取と文化委員に怒られた。なんでお前らが怒んだよ。訳分からん。

 

 

 ☆月V:日

 夏休みはどうするかと姫島に質問された。

 どうするって聞かれてもな。受験もあるし、勉強しながら適当に過ごすだろ、多分。

 学生最後の夏休みなのだから、夏休みらしい事をしては?って姫島は言ってたけど、夏休みらしい事っつってもなぁ……海とか山に行こうってか?

 ミッテルトと姫島は海に行きたいらしい。マジか……俺、海より山の方が好きなんだけど。まぁ、二人が海に行きたいってなら別に良いけど。

 海も嫌いではねぇしな。砂が入ってくるのはマジで嫌だけど。

 

 BBQとかもしてぇな、どうせなら。食材買うついでに水着とかも買っとくか。

 いや、お前らの水着選びには付いて行かねぇよ? 男の俺が行っても意味ねぇだろ。そう言ったら、そんな事はないって怒られた。なんでだよ。

 

 

 ☆月B;日

 最近は黒歌が帰ってこない。信頼しているとは言え、やっぱり心配だ。

 ミッテルトも黒歌の事を心配していた。やっぱ不安になるよなぁ。

 

 まぁ、いざとなれば探しに行くだけだ。すぐに見付けてやるからな、黒歌。

 

 

 ☆月N~日

 暇だったのでオカ研に行くと、アザゼルさんが居た。そういやオカ研の顧問だったっけかと思い出した。

 わりとオカ研の奴らと話すのは久々だったので、結構盛り上がった。夏休みはどうするのかとか、最近の調子はどうだ、とか。色々と話したりした。

 あと、ドライグさんから話し掛けられた。ドラゴンに話し掛けられるって凄い経験だよな、これ。しかも相手はウェールズの赤い竜ときたもんだ。

 

 ヴォーティガーンの事を話したり聞かれたりした。ぶっちゃけ、それは俺よりミッテルトに言ってやってほしい。だって持ち主アイツだし。創ったらしい俺は全然記憶ねぇからさ。

 兵藤の事とかで感謝された。何回も言ってるけど、別に感謝される様な事は何もしてねぇんだって俺。

 

 

 ☆月M^日

 そういえばミッテルトを外食に連れて行った事ねぇなと思い、ミッテルトと姫島と一緒に飯を食べに行った。

 つっても、普通のファミレスだけど。ファミレスに来たのは初めてらしく、ミッテルトは終始わくわくしていた。姫島も久しぶりに来て、楽しみにしていた。

 俺もファミレスに来るのは久々だったので、結構楽しめた。ファミレスのメニューってなんであんなに美味いんだろうな。

 

 ドリンクバーを見て、ミッテルトが凄いと驚いていた。だよな、すっげぇよく分かる。ドリンクバーってマジやべぇよ。

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