ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
(連載ものを書くのは初めてなのでエタる可能性が)大きすぎる……
大まかな流れは決まっていますが、破綻した設定の妥当な末路にならないよう努力しますので許して……
3周目をクリアする→体がごす生存√を求める→小説が投稿される
「COM、敵残存数と残弾は。」
"AC2機,4脚MT3機,2脚MT23機"
"右手60%,右肩12斉射分,左手出力正常範囲,左肩14発7斉射"
「ミサイル発射権限委譲。ミサイルのロックは半壊以上かつ右手武器の対象になっていない2脚MTに限定、ロック完了後すぐに1機につき2発発射。」
"権限委譲並びに条件受諾。"
『相手はAC一機だ!包囲してすり潰せ!こいつは総長のところに向かわせるとまずいことになるぞ!』
闘争の闘争による闘争のための闘争な世界からこんにちは。
ACⅥのコーラルリリース√をクリアしてもなおごす生存√がなくて絶望し、腹いせにAM公をしばいていたところ……
「誉を捨てた*1アセンだが……まぁ良いでしょう。自由時間は20,30時間とあります。*2」
「あれ?ムービースキップができない?毎回毎回見ることになるとしたら面倒だから勘弁して欲しいところなんだが……」
「疲れてるんだな。なんか画面がコーラルリリースの映像に合わせて歪んでいる気がするけど、きっと気のせいだな。」
「……気のせいじゃないな。そういう雰囲気だ。ゲームなのに画面内に留まっていないのが面白い。*3」
「あー……これはあのセリフを言う流れだ。*4」
「まっ…たっ助けっ!おあーっ!?」
こうしてこの世界に足を踏み入れたこの私ですが、初めは指先1つを動かすことすらままなりませんでした。ともなるとこの後の展開は予想が付いて──
「第4世代の強化人間です。感情の機能は死んでいるものと。」
「任務をこなすのに支障は無いだろう。起動しろ。」
「俺の成すべきことを手伝ってもらう。」
──なんかセリフ違くないですか??
ここ、「御託はいい。起動しろ。」じゃありませんでしたっけ?「621、お前に意味を与えてやる。仕事の時間だ。」じゃありませんでしたっけ?
「こいつの名前は?」
「失敗作なのでそういった情報は破棄されています。ただ……」
「ただ?」
「強化人間C4-612とだけ。」
「……そうか。」
……はい、詰みました。
原作開始時点で手元にいるハウンズが621だけになっている*5以上、どこかで私(と言うよりは612)は死んでる流れですよねコレ。
せめて転生特典的なもの(COAM引き継ぎや所持パーツ引き継ぎとかとか)があれば助かる可能性は……
「それに、そのACは本来は探査用の機体です。武装が3つ付いているとは言えまともな働きは……」
「それはこちらの領分だ。」
「……えぇ、そうですね。もしも"次"がご入用でしたらまた。」
「……そうさせてもらおう。」
あっ、LOADER4確定ですね。それにしてもRaDのフレームが星外にあるなんて……どこかの企業がライセンス生産でもしているんですかね知らんけど。
おっ、どうやらコックピットに格納されて神経デバイスだか何だかに接続されたみたいですね。
これは……!
見える……見えるぞ!!
先程までの感覚がほとんど遮断されたような暗闇から一転、ACのメインカメラの視界やマイクからの音声、駆動系パーツからのフィードバック……これが人馬一体ならぬ人機一体……!!
俺の独立傭兵ライフはここからだ!
……そう思っていた時期がありました。
雑多な企業のばら撒き依頼で時代遅れのゴミ*6を片付け、固定砲台を壊し、時には真人間が搭乗しているであろうQBやABが覚束無いACを蹂躙し……
稼いだ金でパーツを更新し、後輩たち(613〜616)も加入してきて。*7
斯くしてある程度の名声を得た後に木星戦争に独立傭兵として参加することになったのです。
そして後輩たちの実績稼ぎのために後方の基地警備任務を受領していたところで、ベイラムのAC,MT混成大規模部隊を捉えて私だけが出撃し冒頭に至った訳です。まだ後輩たちにあの規模の部隊はまずそうですし。
……誰に向かって話しているんだろうか私は。
と、こんなくだらない事を考えるくらいには戦況に余裕が出てきた訳で──
『612、緊急事態だ。そいつらを可能な限り速やかに排除しろ。』
「了解した。排除後に向かうポイントは。」
『基地に戻れ。G1ミシガンとG2ナイルが襲撃をかけてきた。』
……はい?
原作で617先輩たちが惑星封鎖機構の基地を襲撃するときに全滅したり618先輩がスッラに殺されるのは知っていましたけれども、もしかして先々代*8が壊滅するのはこの戦いだったと???
「613たちの戦況は。」
『はっきり言えば、全滅する可能性が高い。お前が加勢すれば退けられる見込みは大幅に上がる。』
「了解した。5分……いや、4分以内にこの混成部隊を排除する。」
『時間は無い……が、お前まで落とされれば613たちの全滅が確定的になる。焦るなよ。』
「了解。612、
『なんだ?!さっきとは動きが変わ──
AB中にRFを2発叩き込みMT1機、そのままキックでもう1機撃破。
返す刀*9でACをスタッガーさせ2連グレ*10を叩き込んでリペアを使わせる暇なく撃破。
『総長たちの襲撃がバレたようだ!4脚MTと盾持ちMTで時間を稼げ!あっちを片付けた総長たちが合流するまで粘るんだ!』
よりによって、この状況だと1番打たれて嫌な手だ。それなら……
「ウォルター、相手がこちらの動きを察知して遅滞戦闘に切り替えた。残りのAC1機を撃破して、613たちとの合流を優先した方が良さそうだ。」
『……そうしてくれ。他の独立傭兵や基地警備のMTは既に使い物にならなくなっている。』
「了解。612、アウト。」
4脚のホバー形態で引き撃ちに徹する相手に対して、進路上に障害物が来るよう誘導して距離をジリジリと詰める。こちらがABによるEN切れで止まったように見せかけて相手の着地を誘い、ブレードキャンセルを使って距離を一気に詰めてチャージ斬り、AAからの追撃グレで仕留め切る。
後は基地へ戻るときについででお土産2連グレを残存MTに放つ。
『612……615が落とされた。残り3人もリペアキットは使い切っている。』
「今合流に向かっている。こちらの方へ逃げさせて合流までの時間を少しでも短くして欲しい。」
『わかった。』
「COM、ABに可能な限りリソースを回せ。」
"了解。ACS,ロックオン機能,レーダーを指示があるまでオフにしてリソースを確保します。"
今ほど、あの頭空力なアーマード*11コアが欲しいと思ったことはない。
「612、合流した。G1ミシガン,G2ナイルとの交戦を開始する。」
『群れのリーダーのお出ましだな。G2ナイル、別働隊の損害状況は聞いているだろう。気を引き締めてかかれ。』
「ハウンズは後方のMT部隊との交戦を避けて撤退。生存を第一に行動せよ。」
『ハ…ンズ、り…解』
通信系統に損害が発生しているとなると、コアの深部までダメージが通っている可能性が高い。紙一重で間に合ったといったところか。……615を除いて。
「COM、ブースターの状況は。」
"推力90%、温度イエローゾーン。一時的に冷却のためブースター使用を控えた戦闘を推奨します。"
ゲームの方では、レッドガン迎撃のときに残りAP300になってから粘ってミシガン*12を倒せているんだ。それに比べれば今の状態は随分とマシだ。神経接続だからコントローラー操作の時にはできなかったこともできる。視界も透明だ……気分が良い。
COMにはブースター使用を控えた戦い方を推奨されたが、ナイルのミサイルマシマシなアセン、ミシガンの包囲ミサイルがある以上QB主体の立ち回りにするしかない。
ミサイルは横にブースト移動でスライドしてから前方へのQBで振り切る。それに合わせたナイルからの射撃*13とミシガンからの2連グレはもう1回QBを吹かせて回避。距離を詰めて同士討ちの可能性を高めて圧力を躱していく。
『G2、あの逃げた犬共を追え。コイツは俺がここで足止めをしておく。』
こうも突かれたくない一手を的確に突かれるとは。ならばナイルを先に落とすべきだろう。
『仲間を守るために死地だろうと躊躇いなく飛び込む……犬らしい結束力だが、通らんよ。それは。』
さっきの無線通信はブラフか!奴らは音声用の秘匿回線をウォルターが無線傍受している前提で話を進めていたようだ。長年の軍務経験が成せる無言のコンビネーションか。
ナイルを仕留めようとENを限界まで使い切ったタイミングを見計らい、ミシガンがABで613たちが撤退した方向へ動き始めた。
ミシガンを追おうとすればナイルからのミサイルで回避を余儀なくされ、どんどん距離が開いていく。
「ウォルター、ミシガンが単騎で613たちの方へ向かった。こちらはナイルの妨害を受けて追いつけそうに無い。」
『……こちらで613たちへの指示を出しておく。お前はナイルとの戦闘に集中するんだ。』
「了解。」
この後はナイルにミサイル引き撃ちで徹底的な遅滞戦闘をされ、613たちはミシガンの手によって全滅させられた。
ナイルを大破させたタイミングでミシガンが戻り、振り切ってきた残存MT部隊とも合流されたが、最終的にはミシガンを中破させて撤退させた。
戦闘報告
ベイラム側損害
AC:撃破2機,大破1機,中破1機
4脚MT:撃破8機(残存2機)
2脚MT:撃破43機(残存7機)
ハウンズ側損害
AC:撃破4機,中破1機
本日のアセンブリ
| C4-612 | |
| R-ARM UNIT | MA-J-200 RANSETSU-RF |
| L-ARM UNIT | HI-32:BU-TT/A |
| R-BACK UNIT | BML-G2/P08DUO-03 |
| L-BACK UNIT | SONGBIRDS*14 |
| HEAD | HC-2000 FINDER EYE |
| CORE | EL-TC-10 FIRMEZA |
| ARMS | AA-J-123 BASHO |
| LEGS | KASUAR/42Z |
| BOOSTER | AB-J-137 KIKAKU |
| FCS | FC-006 ABBOT |
| GENERATOR | AG-E-013 YABA |
| EXPANSION | ASSAULT ARMOR |
コンセプト
軽量逆関節近接格闘機体。
筆者が実際に使っている機体……には技研FCSやオマちゃん謹製中量逆関節などの"今使えたらマズイだろ"なパーツがあるため、それを可能な限りルビコン企業で補った。ただし、シュナイダーは空力を求められればいつでもどこでも誰にでも売るため例外とした。
ルビコン企業で補ったのは、ルビコンにいるカーラ(まだRaDには入っていない)からの支援で調達した設定にするため。
LOADER 4一式はカーラ加入前から作っていた設定に。
次話は骨組みまでは決まっています。(617たちの加入に関する話。)
1週間以内に投稿出来たら……いいなぁ……
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
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C4-617
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C4-618
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C4-619
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C4-620
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C4-621