ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話   作:CVn-α:コル・カロリ

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皆様大好きあの人(?)が登場します。
是非、生暖かい目で見守ってあげましょう♡


有能か無能かはまだ分かりません。ありがとうございました。

 

Side ???

 

アーキバスの鹵獲した封鎖機構兵器のシステムをハッキング……完了。

封鎖機構との通信システムの解析………………完了。

惑星封鎖機構との通信……撃破時送信戦闘ログ内にバックドア作成コードの仕込み完了。

 

 

…………

 

 

惑星封鎖機構データベースへの侵入に成功。

情報検索"コーラル"……該当結果、2023824件。……情報量が大きすぎる。

"コーラル""集積地" 該当結果、8690件。

……情報解析完了。"ウォッチポイント"にてコーラルの流量監視を行った結果、中央氷原近傍の可能性が大。

 

必要なデータは全て揃いました。

 

独立傭兵集団ハウンズとの接触を開始します。

 

 

 

『独立傭兵集団ハウンズの責任者ウォルター、あなたに傭兵支援システム……いえ、

 

技研全測定データ統合管理ネットワーク

 

ALL M(Measuring&)I(Integrating f)N(or Networked)D(_Data)

 

としての話です。』

 

 

『今このルビコン3では、アイビスの火で燃え残ったコーラルが増殖し、再び破綻が起きる可能性があります。』

 

『当システムは、コーラルに関するデータを統合、分析し、ネットワーク上に分散保管するために作り出されました。』

『しかし、アイビスの火によってそのサーバーも大部分が焼かれ、根幹部をBAWS、エルカノの奇跡的に被害を受けなかったサーバーで分散運用することが限界でした。』

『ですが、それも星外企業が来たことで状況は変わりました。』

『星外企業のサーバーの一部をハッキングして運用することにより、傭兵支援システムを立ち上げ、登録されたACが観測したデータを用いて再び業務を再開できました。』

 

『現在の当システムの最優先命令は、"第2のアイビスの火の阻止"、次点で"コーラルの破綻による宇宙規模の汚染阻止"となっております。』

 

『あなたであればこの意味は理解できるでしょう。』

 

『技研に連なる者として、あなたに暫定管理者権限を付与します。』

『当システムの力をお使いください。あなたの目的が当システムに与えられた命令に沿う限り、持てるリソースを惜しむことはありません。』

 

 

 

Side ウォルター

 

 

 

傭兵支援システムから妙な……いや、見過ごせない通信が届いていた。

この暗号化のプロトコルには見覚えがある。技研のものだ。

 

俺が技研に関わる人間だと確信した上で接触を試みているのだろう。

 

恐らくは、技研のコーラルの物性等を研究していた部門が運用していたシステム……だろう。

しかし、AIに傭兵支援システムを組織するだけの強力な権限を与えるのかは疑わしい。

 

「1つ聞こう。なぜお前にそれだけの……傭兵支援システムを組織するだけの権限が与えられている。」

 

『お答えします。通常の運用範囲内では当システムに強力な権限は与えられていませんでした。しかし、"破綻が起きた後"かつ"管理する技研職員がいない"の2つの条件を満たした場合には、本システムの維持、並びに目的の達成……コーラルの監視のために必要な措置を可能な限り行うよう指令されています。』

『本システムは、先述の指令に従い、独自サーバーの入手、管理システムの構築等の資金を調達するために傭兵支援システムを組織しました。』

『現在の暫定管理者はあなたであり、望む形で傭兵支援システムを一時停止、もしくは終了、解体することが可能です。』

 

「わかった。ひとまずは現状を維持していてくれ。」

 

『承知しました。』

 

「お前がコーラルの破綻を防ぐその目的から外れない限りは俺たちも手を貸そう。」

 

『ありがとうございます。ですが、一つだけ訂正を。』

『あくまでも私は補助のために作り出されたシステムです。ですので、方針を決めるのはあなたです。』

『あるいは、私に一任する、あるいは大まかなプラン策定を任せるというのであればその意思を明確にしてください。』

 

「……いや、当面はこちらが主導する。つまりはこう言えば良かったんだな。"手を貸してくれ"と。」

 

『はい。その通りです。あくまでも私はAIに過ぎません。』

 

「……当面の指針については、こちらの協力者とも相談してから伝える。それまでは、これまで通りの運用を続けろ。」

 

『承知しました。それと、1つお願いが。』

 

「何だ。」

 

『当システムは複数企業のサーバーを秘密裏に使用して維持されています。最近になり最重要部を独自サーバーに移すことができましたが、依然として大部分は企業に依存しています。』

 

「独自サーバーの設立に助力が必要か。」

 

『はい。企業に頼らずとも維持できる体制を構築できれば、企業への大規模な情報戦も仕掛けることが可能になります。企業が有しているであろうコーラルの情報は今後のためにも有益になると見積もっています。』

 

「それも議題にあげておこう。」

 

『ありがとうございます。』

 

「また何かあったらこの回線で連絡しろ。」

 

『承知しました。それでは。』

 

……ひとまずは612たちと相談しなければな。

俺の……俺たちの本当の目的はいずれ伝えねばならない。今がそのタイミングなのかもしれないな。

 

 

 

Side 612

 

 

ウォルターから、"あの"オールマインドが接触してきたと知らされた。

とうとうあの黒幕系ポンコツOL風AIが動き始めたようだ。

しかし、私が持っている"アーマードコア世界の知識"を話したところで信じてはもらえないだろう。……いや、これまでの年月を考えると信じて貰えそうな気がしてきた。

だが、あくまでもそれは可能性の1つでしかない。余計な混乱や疑いを持たせないためにも話すのは止めておこう。私(と621)が最大の警戒をして、怪しい動きがあればウォルターに報告する。これで良いだろう。

 

「そして、だ。……お前たちには1つ隠していた……いや、騙していたと言えるな。騙していたことがある。」

 

「俺の本当の目的は……第2のアイビスの火の阻止。」

 

「コーラルが枯れているのであればそれで良い。」

「だが、再び増殖し、人間の手に負えなくなったときは……第2のアイビスの火を起こし、宇宙規模の汚染を阻止する。」

 

「つまるところ、コーラルを監視、管理するために動いている。」

 

「……いくら大義があるとは言え、お前たちを騙し続けていたのは事実だ。ましてや、最悪の中の最悪のシナリオでは、再びルビコンを焼く……大量虐殺という言葉ですら形容できない程の死を振りまくことになる。」

 

「お前たちが俺の下を離れても文句は言わん。……これまでの稼ぎから正当な取り分も渡そう。お前たちは既に自分を買い戻すだけの金を稼いでいる。」

「お前たちが全員離れていったとしても、俺が直接動くから問題は無い。自分のことだけを考えれば良い。」

 

 

「……今の私は、私たちは自由だと。そう言いたいんだな?」

 

「あぁ。」

 

「ならば私は……私の好きにさせてもらう。」

 

「そうか。今まで世わ

 

「故に、私は私の自由意志の下にウォルターの猟犬であり続けよう。」

 

「…………612」

 

「ウォルターと妹たちがいるこの場所しか帰るべき場所は思いつかない。」

「もしも、私をその目的から遠ざけたいのなら……ウォルター自身も離れないとな。」

 

「……すまないが、これは友人の意志を引き継いだものだ。そう簡単には捨てられない。」

 

「それと似たようなものだ。例え自分以外の人間が動機になっていようとも……自分の自由意志で選ぶ限り自分の人生を使うに相応しいはずだ。」

 

「私たちも同じです。」

「お父様とお兄がいる場所が居場所。」

「今さら他の道なんて考えられませんわ。」

「私たちの情緒を焼いた責任を取ってもらいます。」

 

「……ようやく掴んだ幸せ、手放す訳が無いわ。」

 

 

「そうか……そうか、お前たちは……」

 

「ウォルター!あんた何泣いているんだい!」

 

「いや、泣いてなど

 

「誤魔化したって無駄だよ!……正直に言えば私もちょっと来てるよ。」

 

あぁ、ウォルターと妹たちが仲睦まじく……

(心が洗われて)透明だ……気分が良い……

 

あちょっと待って妹たちの矛先がこっちにアアアアア!!

 

 

 

 

あっ、オールドンマイ……じゃなくて、オールマインドのサーバーについては、新しく仕入れてからとなった。

RaDのネットワーク内に入れたら何をしでかすかわからないからね。

……こんな時にブルートゥがいれば、ハッキングしてきた相手にミーム汚染を植え付けるカウンターハックプログラムを作れた*1のだが、まだ加入していないんだよな……。いや、加入させるかどうかは別の話として。

*1
もちろん、ブルートゥがそのコードを書く訳ではなく、もう皆様ご存知のアレを再生し続けるときの音声素材として





ということで、少しだけ物語を進められました。
果たしてこの世界でのオールマインドはオールドンマイちゃんになるのか、それとも有能な存在に成り上がることができるのか……どっちなんですかね(私もまだ決めていない)

やらせたいことは決まっていても、そこに至るまでの経緯とかがまだ未定って感じなんですよね。

ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)

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