ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
カーラのビジュは人それぞれ十人十色な解釈がされていますが、私の中でのカーラのイメージは
実年齢と比べてかなりの若作り(ACに乗るために強化人間ほどでは無いが体を弄っている。その時についでで見た目も弄った。)
作業の邪魔にならないように体のラインに沿い目な服装
時々スパナとかを胸に挟んで一時的な置き場にしたりしている
紙タバコが似合いそうな見た目
になっています。
集団幻覚が定着したオマちゃんがイレギュラーということで……
良かったね!レイヴンと同じイレギュラーの称号が貰えそうだよ!
Side ウォルター
「オールマインド、現在のコーラルの総量は推定できるか?」
『……地表に湧き出ている分からある程度の推測はできますが、相対誤差が60%近くあるため参考にはならないかと。』
「最悪のケースだとどうだ。」
『……猶予は短くて1年程です。最良のケースであれば10年程度ではありますが。』
「……地表に湧出しているコーラルを全て消費し尽くせれば、破綻は半永久的に防げるか?」
『コーラルの増殖スピードが周辺環境にどれだけ左右されるのかに依存しています。これについては、コーラルを実際に入手して実験をする必要があります。』
「……やはりアイビスの火で研究資料を焼失したのが痛いか。コーラルの集積地についての情報はあるか。」
『そちらについては既に調査済みです。群知能性を考慮した上で企業の観測データなどを元にした結果、中央氷原またはその近傍に集積地があると思われます。』
「そうか。ならば中央氷原へのアクセスを確保するプランを立てる。」
『参考までにですが、船舶などは惑星封鎖機構の無人機体による襲撃に対応できない可能性があるため、可能な限り高速飛行での移動を推奨します。』
「頭に入れておこう。」
「カーラ、中央氷原への足はあるか。」
「どうしたんだい急に。……コーラルの在処でもわかったのかい。」
「いや、オールマインドから提供された企業の観測データを分析すると、中央氷原かその近辺にある可能性が高い。」
「なるほど、あのAIね……私はデータ観測や物性研究の畑じゃないから知らないだけかもしれないけど、オールマインドなんてAIは技研で聞いたことがない。気を付けな。」
「それは重々承知している。だが、まだ企業が本格的に手を付けていないのも事実だ。仮にそこに眠っているのなら大きなアドバンテージになる。」
「……こりゃ企業が本格的に手を付けていない理由から洗った方が良さそうだね。惑星封鎖機構の妨害が激しいからってことなら"クロ"に近いよ。いや、コーラルだからアカか。」
「それもそうだな。……企業のサーバーへのハッキングはできるか?」
「現状だと厳しいね。せめて何かの形でバックドアが欲しい。物理的にサーバーに忍び込んで機器を取り付けられれば文句無しさ。」
「ハウンズができるのは警備部隊を蹴散らすところまでだな。正確にはMTと汎用兵器までだが。生身の警備兵は流石に無理がある。」
「良くも悪くも大型兵器だからねぇ……大雑把に撃って大雑把に壊すことしかできない。」
「ドローンをミッションに追随させ、修理が可能な程度に撃破されたMTにバックドア作成のウイルスを仕込む。修理のために工廠に送られたらそこのネットワークから侵入……これならどうだ?」
「それをやるなら綺麗にコアだけ撃ち抜いたりしないとダメだね。手足を丸ごと再利用させて、ドローンで仕込んでおいたデバイスを接続させてバックドア作成……こんなところかね。」
「しかし、あのオールマインドはどうやって企業のデータを抜いているんだ?」
「企業のサーバーを一部無断拝借しているそうじゃないか。既に内側に潜り込めているのなら話は簡単になる。」
「いや、だとすれば最初に潜り込んだ時の手段だ。初期の頃で脆弱性が残っている段階で侵入したか、AI故に極めて高いハッキング能力を持っているか……」
「……なるほどね。ただのデータ管理用AIにハッキング関連のデータを学習させている訳が無い、と考えると大分きな臭くなってくるね。」
「あるいは初めから破綻が起きる前提で設計し、その後のために学習させていたかだな。その場合は……強化人間を生み出した前例がある。ソイツはまともではない何かに手を出していた可能性がある。」
「企業へのハッキングも視野に入れていたから完全に独立したサーバー群を与えたけど、大正解だったかもしれないね。ウチの中身を荒らされていたらたまったもんじゃ無かったよ。」
Side 612
「さて、忠犬たち、アンタたちに仕事だよ。」
「内容は、アーキバスとベイラムへのハッキング補助。」
「企業のMTをコアだけ撃ち抜いて手足は再利用できる形で残すんだ。そうしたら、このドローンが手足パーツの中にハッキングで使う物理デバイスを取り付ける。」
「もちろん、怪しまれないようにある程度の偽装……カバーストーリーの作成はする。」
「解放戦線からの依頼で企業MTと交戦することになったときにさっきの作業をしてもらう。そうすれば、企業の連中は解放戦線が再利用可能なパーツを欲しがっていると認識するはずさ。」
「もちろん、再利用可能なパーツは解放戦線にそのまま渡して構わない。……どうせ修理は一部がウチに流れてくる。金儲けの機会が増えるさ。」
「で、解放戦線側は持ってきたコンテナの量が足りなくて仕方なく一部を回収せずに放棄……こんなところさ。」
「それで話は最初に戻るが、コンテナに詰め込めなかった分にコイツを取り付けるってワケさ。」
「特にランセツやダケット辺りならこの仕事には最適だと思うね。」
「ACや惑星封鎖機構のデカブツを相手にしないだけ楽な仕事だとは思わないかい?」
「……わかった。その仕事引き受けよう。ウォルターの目的のためにも必要なことなんだろう?」
「頼もしいねぇ。」
そう言ってカーラは私の頭をワシャワシャと撫で……ちょっと抱き締めるのは聞いていないんですけど?!
背後から全裸で中央氷原に立たされたような凍てつく視線を感じる。
「アッハハハ!話には聞いていたけど、本当に感情を取り戻したのかい。……正直ちょっとやり過ぎたかね。このままだと後ろから刺されそうだよ。」
そう言って解放された私を背中で庇うように617たちが動く。
なんかこう……犬耳と「ガルルルル…」というような幻覚と幻聴が……
「……お父様の知り合いなので今回は見逃します。」
「次やったらその髪を素敵なアフロヘアーにする。」
「ちょっと待ちな618、それってEN武器で頭を焼くってことかい?!」
「正解。」
うん、妹たちの嫉妬が可愛いな!
今日の夜寝る時は身動きがとれないくらい両脇を固められそうだが可愛いから許す。
妹からの嫉妬が……焼かれた脳にスーっと入ってくる……。
あれ?脳をコーラルで焼かれて、今度は嫉妬の炎で焼かれてない?まあ妹たちに刺されるなら良いか()
「それでお兄様?どうだったんですか?」
「どうって……」
「やっぱり大きい方が……」
「いや…その…ね?どのくらいが良いかとかは人それぞれだしね?」
「……こうなったら結論は1つですわ。お兄様を襲って好みのタイプを捻じ曲げてしまえば解決ですわ。」
「サラッととんでもない事を言わないで!?それに君たちのことは妹として愛しているからね??」
妹たちが頬を赤く染めながら体をクネクネさせている。
うん、可愛いから良しとしよう。
その日の夜は619と620に両脇を固められて耳元で囁かれ続けた。幸せがキャパオーバーして脳みそがパチパチ弾けた。
それを聞いた617と618には翌日に同じことをされた。コーラルをキメるよりもよっぽど依存性があるだろう。
用法用量を守って正しくお使いください?それを実行できるだけの理性が残っていると良いですね(無理だった)。
妹たちに脳みそをパチパチさせられた翌日、カーラからの依頼をこなす日になった。
「こちらハウンズリーダー、ルビコン解放戦線の回収担当部隊の責任者へ繋いで欲しい。」
『こちらルビコン解放戦線。了解しました。少々お待ちください。』
『……こちらルビコン解放戦線回収担当部隊責任者です。現在は作戦予定区域の3km南西で待機中です。』
「了解した。そちらは戦場にならないはずだが、念の為にIFFの識別信号を送付する。全員に適用させてくれ。」
『了解しました。……全機への適用完了です。』
「こちらでも確認した。回収できるのは2脚MT15機程度が限度で合っているか。」
『はい。』
「これよりアーキバス補給部隊への襲撃を行う。」
『AC!あの機体は……ハウンズリーダー!』
『なんでこんな時に出てくるんだよ!』
『本部に通報完了しました。ホーキンス第4隊長が増援に来てくれるようです!時間は15分。』
『何とか耐えるぞ!』
「さて、一応降伏勧告だ。武装解除して端に避けていれば攻撃はしない。……なに、今すぐ機体を捨てろとは言わない。生身だと流れ弾で死ぬかもしれないからな。」
『どうせ降伏したら再教育センター送りだ!時間をとにかく稼げ!』
「……残念だ。まぁ余裕があれば武装解除の上での降伏には戦闘中でも応じるとしよう。」
『クソッ……舐めやがって……』
今回はコア部分だけを破壊したいので、ランセツの射撃をメインに立ち回る。
『シミュレータでの戦型よりも消極的……多分増援を呼んだことはバレてそうですね。』
『無線は傍受されてる前提で考えろ。訓練通りにやれば陣形は無線で伝えずとも維持できるはずだ。』
読みは合ってるが、残念。こちらは強化人間が動かしているACだ。
たがたが30機程度の2脚MTで止められる訳もない。
盾持ちはSONGBIRDSやミサイルで吹っ飛ばすがまぁ良いだろう。
「さて……降伏したのは5機か……。もう戦闘は終わったし機体は捨ててもらおうか。ああそうだ、近くに解放戦線のジャンク回収部隊がいるらしい。早く逃げないと捕まるぞ?」
「それと、そこのトラック1台なら好きに使え。」
「ルビコン解放戦線回収部隊、戦闘は終わった。だが、これからV.IV ホーキンスが来る見込みだ。やや離れた場所で迎撃はするが手早く終わらせるんだ。」
『了解した。行くぞ、お前ら。』
回収部隊が戦闘に巻き込まれないように、巡航モードで5分ほど離れたところで迎撃を開始した。
『補給部隊が襲われていると聞いてやって来たけど、もしかしてもう終わったりしたのかい?』
「そうだが?あぁ、降伏した人間は生かしてある。トラックも使わせてやったから生きて帰れるはずだろうな。」
『そうかい、それは感謝するよ。ただ、それとこれとは別だ。君には痛い目を見てもらおうか。』
「できると良いな。」
ホーキンスの機体構成でやっかいなものがあるとしたら、ミサイルの残留プラズマとレーザーブレード辺りだろうか。
「皮肉なものだな。守る部隊がいなくなった結果引き撃ちで戦えるようになっているのは。」
『全くその通りだね。でも君と真正面から撃ち合ったら命がいくつ合っても足りない。』
「とはいえその引き撃ちは所詮、付け焼き刃か。2脚ACと組んでの援護がメインで単独戦闘訓練はそこまでやってないだろう?」
『フロイト君はこんなのを相手にして勝つか負けるかの戦いをしていたのか……いや、フロイト君と同程度の君の方がおかしいと言った方が良いのかな?』
「さて、戦闘中だが降伏勧告だ。今なら機体を捨てれば捕虜にはしないでおこう。機体は解放戦線かベイラム辺りに売りつけさせてもらうがな。輜重部隊の隊長サマともなれば再教育センターにぶち込まれることは無いだろうさ。」
『随分と余裕たっぷりだねぇ。実際そうなんだろうけれども。このままだとスネイルに怒られそうだ。せめて一矢報いるくらいはしないと……ねっ!』
ここで引き撃ちをやめてこちらにAB突撃、チャージしたレーザーブレードの攻撃をしてくるが、そこに合わせて斜め後方から突撃してきている機影も捉えていた。
後出しAAをするために事前にリペアキットで回復。無駄はあるが保険のためだ。
『っ!下がりなさい!』
だが遅い。チャージしたレーザーショットガンの刺突を喰らうが、ホーキンスのブレードはきっちり躱す。位置取りの調整を終えた段階でカウンターAAで2機ともスタッガーさせる。そのまま闖入者にぶった斬り2発とキック、SONGBIRDSのオマケも付けてやる。ホーキンスからの蹴りを貰うが必要経費だ。
「さて、ヴェスパーが2人目……V.Ⅷ チェーホフか。4脚と2脚の協働のセオリー通りなら……お前から落とすか。」
レーザーショットガンを喰らわないように頻繁にQBを使いながらサテライトで削る。
中距離での火力だけなら向こうが上(そこに追加でホーキンスの援護)だが、フロイトが使っていたFCSの欺き方も使いダメージレースで優位に立つ。
ホーキンスのレーザーキャノンのチャージショットを躱すついでにV.Ⅷに蹴りを叩き込む。よろめいた所にミサイルを放ち、QBで躱すのを目視してから回避先にSONGBIRDS。スタッガーを取れたので再びぶった斬る。最後のリペアを消費させた。
こちらにはリペアがまだ1個残っていて、ホーキンスも残り1個だろう。
『チェーホフ君、2対1でも勝てなさそうだ。流石に撤退しようか。』
『了解です。……フロイト隊長が「シミュレータでは全く再現出来ていない」と言っている意味がわかりました。』
「引かせると思うか?」
ABに左右QBを挟み射撃を回避しながら距離を詰める。ぶった斬りを起動し詰めるが、QBキャンセルの後にSONGBIRDS。着地していなかったためEN回復はできず、ぶった斬りでの追撃はしない。その代わり、チェーホフはチャージレザショの刺突を空振ったためダメージレースは依然として有利を保ち続けている。
『ホーキンス隊長、リペア無しでAPが心もとないです。前衛をお願いします。』
『わかったよ。他のヴェスパーも呼んであるからそれまで凌ぐしか無さそうだね。』
となると早めにケリを付けねば。チェーホフを落としてホーキンスを撤退させる方針で行こう。
後ろに下がられはしたが、ミサイルなら狙える距離ではある。こちらは地上ブースト移動をメインにして、チェーホフにはミサイルでQB回避を強要、EN切れを狙って突撃が上策か。恐らくホーキンスもそれには気づいているだろうから対策を取ってくるはずだが……
いや、それを釣りにしてホーキンスを落とすか。
「COM、ミサイル発射権限移譲。リロード間隔を3等分して2発ずつ発射。対象はチェーホフ。」
『権限移譲並びに条件受諾。』
『チェーホフ君、君が優先的に狙われているみたいだ。もっと距離を取りなさい。』
『了解です。ですがこれ以上離れるとホーキンス隊長への援護射撃ができなくなります。』
『なに、まだリペアキットは1つ残っているからね。そう直ぐには落とされないよ。』
チェーホフは残りAPが2割まで追い詰められていて、ミサイルの一発も命取りになるところまで来ている。予想通りミサイルもQBを使って確実に回避している。
予想が正しければ……
「COM、ミサイルを連続的に発射。対象は変わらず。」
『了解しました。』
『グッ、QBを使いすぎたか……ENが!』
『チェーホフ君!』
ここでABでチェーホフに突撃。ブレードを振り被り……
『それはさせないよ!』
読み通りホーキンスが斜め右後ろから蹴りで邪魔をしてくるが読み通りだ。
後方へのQBでブレードキャンセルし、そのままホーキンスを正面に捉える。
今度こそ本命の攻撃だ。ぶった斬りを叩き込む。
『釣られたか!』
PAを展開するが、それに被せてAA。スタッガーしたところにSONGBIRDSからの蹴りを叩き込む。冷却が完了したブレードでぶった斬る。
『リペアキットを使わせてくれなかったか……』
リコンフィグのコア部分が爆散するが、直前にコックピット部分が射出されるのが見えた。脱出はされたようだ。
『降伏勧告をするのは今日で3回目だな……V.Ⅷ チェーホフ、機体を捨てて降伏しろ。そうすればお前たち2人の命は助けてやる。身代金代わりに機体は貰っていくがな。』
『こちらV.Ⅱ スネイル。……V.Ⅷ チェーホフ、降伏勧告を受諾しなさい。今回は不幸な事故として査定には影響させません。』
『……承知しました。降伏勧告を受諾します。』
『ハウンズリーダー、今はそちらにV.Ⅶ スウィンバーンが向かっています。身柄はその2人に引き渡すように。あぁ、あなたならお分かりでしょうけれども、万が一裏切ってその2人を殺害したりすれば……』
「守るものが無くなったスウィンバーンとの戦闘になる、仮にそれを退けてもアーキバスの総力を挙げてハウンズを潰す、だろう?」
『その通りです。くれぐれも変な気は起こさないように。』
「こちらも独立傭兵だ。何の落ち度もない交渉を破ったとなれば信用がガタ落ちだ。その程度は弁えているとも。無論、そちらが不義理を働くようなマネをしない限りはな。」
『えぇ。企業にとっても信用は大事なものです。無粋な真似はしませんよ。』
「そうだろうな。依頼で消耗させたところを後ろから撃ったりするようなマネをすれば、独立傭兵は依頼を受けなくなりぶっつけ本番で精鋭を投入せざるを得なくなる。それほど愚かなことは無いな。」
『さて、そろそろスウィンバーンが到着します。識別コードを30分間の使い捨てで送付します。適用しておきなさい。』
「少し待て……」
(COM、物理的に切り離された記録デバイスで受信、解凍、適用をしろ。作戦終了後に切り捨てる準備もだ。)
どうせあの陰険クソメガネカタツムリ野郎のことだ。その識別信号に何らかのマルウェアを仕込むくらいのことはやっていそうだ。
取り越し苦労で済めば良いが、スネイルだ。信用も信頼も最低値だ。
(了解しました。)
「適用が完了したはずだ。確認しろ。」
『こちらV.Ⅶ スウィンバーン。ホーキンス隊長とチェーホフ隊長の信号並びにハウンズリーダーの識別コードを確認した。回収作業に移る。』
こうしてホーキンスとチェーホフの2人を退け、機体を鹵獲(損傷が激しいので鹵獲とは言えないかもしれないが)できた。
「解放戦線回収部隊に通達、そこから回収用トレーラーで1時間程の地点にヴェスパーの隊長機2機が放棄されている。報酬に色を付けてくれれば譲ろう。損壊状況については今画像を送付した。参考にしてくれ。」
『少し待ってくれ。上に確認する。……武装の状態が比較的良好なように見える。2機で50万COAMでどうだろうか。とのことだ。』
「それで手を打とう。」
『回収部隊が向かうまでおよそ30分程度かかる。その間ジャンカーに奪われないように護衛を頼んでもいいだろうか。』
「出張買取の手間賃代わりだ。引き受けよう。」
『感謝する。』
こうして解放戦線のヘリがACを回収して行くのを見届けた。
その後、最初に補給部隊を襲撃した地点に戻ってカーラから依頼の合ったハッキング補助ツールの取り付けを行い帰投。
任務完了だ。
Side スネイル&オキーフ
「あの駄犬め……企業に対して舐めた真似を……!」
「それよりもスネイル、お前が立てていた例の計画を察知されていた可能性がある。それは承知しているだろう。」
「えぇ。依頼で消耗したところを後ろから……オキーフ、どう見ます。」
「可能性としては3つほどだな。」
・スパイによる漏洩
・ハッキングによる漏洩
・アーキバスのやり口を知っているからカマをかけた
「待ちなさい、ハッキングは有り得ないはずです。全て紙に手書きで──
「いや、その紙が監視カメラに写っていればそこから情報を拾われる可能性がある。その場合は切り離されているはずの監視カメラ用ネットワークに侵入されていることになるが。」
──なるほど。それは盲点でした。しかし、解像度の問題からそれは厳しいのでは?」
「解像度が足りないことを、ある種のモザイクがかけられた映像だと捉えれば多少は解読できるのかもしれん。そこから計画の概要だけでも理解できれば……」
「なるほど。納得できました。この件の検証と対処については貴方に一任しても構いませんね?」
「……わかった。事の重大さを鑑みて最優先事項にする。ただのドーザー集団のような脅威度が低いところの監視の目は減るが構わないな?」
「構いません。いざとなれば殲滅してその必要性を無くしてしまえば良いのです。事前に相談してくれれば戦力の割り振りは融通しましょう。」
「それでは早速仕事に取り掛かるとしよう。」
「頼みましたよ。」
「……思い通りに動かない駄犬共、そんな奴らに勝てない隊長共、勝てるはずだが奔放すぎてまともに使えないフロイト、そして無能な上層部。どいつもこいつもこの私を苛立たせる……」
「……あぁ、アーキ坊や。あなただけが癒しです……」
スネイルの胃は好きなだけスタッガーさせても良い。
古事記とOFFICIAL ART WORKSにもそう書いてありますからね。
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
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C4-617
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