ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
ACfA買いました。
操作が難しいですわ!!カメラが敵を追い切れない……QBの後の振り向きは速すぎて通り過ぎる……
ランク29にすら苦戦するアリサワ……じゃなくて有様ですわ!
やっぱり私の脳みそはコーラルで汚染されているのでコジマが入り込む余地は無いんですね(白目)
Side 612
「ハウンズ、アーキバスから依頼が入っている……受けるか受けないか、内容を確認するんだ。」
「こちらはV.Ⅷペイター。独立傭兵集団ハウンズ、あなたたちに依頼です。」
「内容は、中央氷原のバートラム宇宙港襲撃。」
「我々アーキバスは中央氷原におけるコーラルの調査を大規模に実施するために、橋頭堡を確保することを決定しました。」
「ですが、最大の障害は言うまでも無く惑星封鎖機構です。」
「そのため、惑星封鎖機構の補給拠点であるバートラム宇宙港に甚大な損害を与え、中央氷原での橋頭堡を確保するための時間を作り出す計画です。」
「アーキバスからは、V.IV ラスティとV.Ⅴ ホーキンスを出撃させます。あなたたちには両名とは別の経路から侵攻をしてもらいます。」
「HC改修型を筆頭にSG含め強力な機体が多数配備されている事が確認されています。我々は、それらに対して追加の撃破報酬を設定しました。」
「ブリーフィングは以上です。色好い返事をお待ちしております。」
「なるほど……出撃するのはラスティとホーキンスのみか……これなら"騙して悪いが"案件ではなさそうだな。仮にされても、両名も惑星封鎖機構の相手で消耗しているはずだ。落とされることは無いだろう。」
「他のヴェスパーも秘密裏に中央氷原入りしている可能性はありませんか?」
アーキバスなら、こちらを油断させる為にもそれはやる可能性はあるだろう。もちろん対策は考えてある。
「それについては、エアに各機体の位置を追跡してもらうことで対応する。出勤記録を改竄して所在を眩ませることができても、ACが無ければ何もできない。」
「わかりました。それについてはお任せ下さい。例え辺境の基地のトイレの隅に逃げ込もうと位置を特定してみせます。」
「……そうか。それは……頼もしいな……うん。」
さて、今回の依頼は渡りに船だ。
精々IA-02起動のお膳立てにさせてもらおう。
……起動させてしまえば、後はどうとでもなるはずだ。カーラにオーバードレールキャノン*1を作るよう依頼もできるだろう。
いや、逆に考えるんだ。撃破しないで企業の足止めに使えば良いと。高速ヘリで物資輸送や離脱をすれば多分大丈夫……だろう。
その辺りは"実際に"対峙したことがないから何とも言えないのがな……
Side 619
バートラム宇宙港襲撃の当日になりました。
今回は、余程の大物が出てこない限りは2チームに分けて襲撃をするプランですわ。
・ケルベロス1:612,618,621
・ケルベロス2:619,617,620
今回はケルベロス2の指揮を任されましたわ。お兄様が遠中近をバランス良く組んでくれたので戦いやすいですわね。
ケルベロス1は近中近になっていますが……まあお兄様ですし何の問題もありませんわね。*2
カタフラクト2機くらいならまとめて相手できそうなお兄様、カタフラクト1機なら確実に落とせる621、エクドロモイの単独撃破実績のある618……相手が不b*3…可哀想ですわね。
『こちらV.IV ラスティ。バートラム宇宙港近傍に到着した。』
『こちらハウンズリーダー。6人全員到着済みだ。』
『良し。事前計画通りに通信設備への奇襲から始める。こちらの攻撃に合わせてそちらも適宜動いてくれ。』
『了解した。大物狩りなら任せてくれ。その分小物は任せるぞ。』
『随分と美味しいところだけ持っていくじゃないか……こちらとしては楽ができそうで助かるが。』
『なに、人数だけなら3倍はいるんだ。それに見合うだけの戦果は約束しよう。』
『それは頼もしい。』
『全く……味方になるとこうも頼もしいとはねぇ。ハウンズを雇っておけば"敵はハウンズを使うという最大の切り札を失った"ってセリフが使えるねぇ。ラスティ君。』
『その通りだな。……さて、お喋りはこのくらいにしておこうか。敵を片付ければ好きなだけ時間は作れるだろうしな。』
『襲撃を始めるまで……3、2、1、今。』
こうして開戦の号砲が鳴らされました。
砲と言うには少し小さいですけれども。*4
『コード15!AC2機。識別名はV.IV ラスティ、V.Ⅴホーキンスです!』
『システムの承認前だがHCを起動しろ!明らかに防衛戦力に対して少ない。別方面からの襲撃に厳重警戒するんだ。』
『こちらV.IV ラスティ。ハウンズ、HCが起動されると厄介だ。先に撃破を頼めるか。』
『こちらハウンズリーダー。ケルベロス1で整備ドックを襲撃する。少し時間がかかる見込みだ。横槍に来れないように機動力の高いLCを中心に撃破してくれると助かる。』
『了解した。』
『619、ケルベロス2の指揮は任せた。損害を抑えて敵を削れるだけ削れ。』
「619、了解ですわ!」
「ケルベロス2は南東の敵を片付けます。お兄様たちの退路は確実に保持し続けますわよ。」
『617、了解。』
『620、了解。』
『なっ?!起動準備中のHCが襲われています!!識別名……ハウンズリーダー?!クソっ!コイツらかよ!!』
『コード78Eを上申!……IA-02の起動申請もだ!』
『整備士!稼働前チェックは全部飛ばせ!普段の整備でしっかりやっているから動くはずだ。調整は戦いながらする。』
『……わかりました。ご武運を。』
『ケルベロス1、HCのお出ましだ。4機なら……1人1機頼んだぞ。』
『兄さん、1機足りないわよ?』
『私が2機貰っていくぞ。』
『全く……たまには私たちに分けてくれたって良いじゃない。』
『コイツら……舐めやがって……!!』
『少佐、落ち着け!冷静さを失えば相手の思うつb
『仲間の忠告は聞いておくものだぞ?』
『クソっ!アサルトアーマーか!』
『ほら621、パスだ。』
『ナイスパスよ。兄さん。*5』
『ふむ……これで1人1機になったな。続けようか。』
ケルベロス1の方は大丈夫そうですわね。さて、私たちの方は……
「LC4機に取り巻きSGが40機……4個小隊といったところですわね。建物で射線を切りながら確実に1個小隊ずつ落としていきますわよ。」
『ミサイルだ!回避!』
『随分と教育が行き届いているようですね。まぁ、その教育のお陰で動きは手に取るように分かってしまうのですが。』
私のミサイルで回避を強要、動く先を読んで617のガトリング、離れた敵は620のぶった斬りで対処。小隊間での連携訓練はそもそも無いのか、瞬く間に敵が溶けていきますわ。
『なんでこんな寄せ集めに……!』
『連携を碌に取れていない惑星封鎖機構は寄せ集め未満……掃き溜めでしょうか?』
『貴様ら……っ!!』
『少尉!落ち着け!』
どこかで見たことのある展開ですわね。具体的には5分ほど前ですけれども。
620の挑発に乗ったLCが襲い掛かりますが、キックで出鼻を挫かれてぶった切られましたわね。追撃の617のガトリングでコックピットであろう部分が無惨な姿に変わりましたわ。
……617のガトリング接射は得意技な気がしてきましたわ。あの腕部でも密着すれば外さない……もしかして理に叶っている?
そうこうしている内に4個小隊は片付けられ、ケルベロス1*6もHCを片付け終わっていました。
『こちらハウンズリーダー、HCは全て排除した。残りはLC改修型辺りが最大の脅威といったところだな。まあ問題は無いだろう。』
『こちらV.IV ラスティ。遠方から強襲艦が増援として派遣されているのを捉えた。軽量2脚と4脚のこちらで受け持つつもりだがそれで構わないか?』
『構わない。寧ろ頼もうと思っていたところだ。残りの地を這う敵はこちらで全て受け持とう。』
『了解した。この戦いが終わったら、君とは是非話してみたいものだ。』
『すまないがそちらの第2隊長からは随分と恨みを買っている自覚はあってね。"アーキバスの人間"とあまり話すつもりは無い。』
『そうか……いつか君と"話ができる"ことを願っている。』
『ふむ……行ったか。ハウンズ、残りの敵は少ない。だが油断はするな。確実に仕留めていけ。』
確信は持てませんが、恐らくお兄様とあのラスティとか言う男……言外に何かを伝えあっていましたわね。
621の話から察するに……いつかアーキバスを裏切るつもりであると伝えたのかもしれないですわね。
お兄様がエルカノに色々と提供──実戦でのデータや、RaD経由での技術と資金提供をしているので、そこからラスティとかいう男はお兄様を協力者としたい……といった説が濃厚ですわね。
そんなことを考えている内に敵は全滅しました。
『さて、敵は全滅したか。……懸念材料があるとすれば、起動をシステムに上申していてIA-02だが……』
『システムより承認。IA-02を起動します。』
『噂をすれば……とはこの事か。どんな奴かはわからないが*7、何かしらの兵器が来るぞ。最初は回避に集中しろ。』
「……すごく……大きいですわ……」
621から話は聞いていましたが、実物の威圧感は凄まじいですわね……
『ひとまず攻撃は遠距離に限定しろ。EN管理を怠るなよ。回避分は絶対に切らすな。』
『ダメ、攻撃が通ってないみたい。』
『……撤退する。奴が追いかけてこなくなったらヘリで帰還するぞ。それまでは鬼ごっこだな。』
『エア、地中に潜った奴の位置はわかるか?』
『はい。マーカーに表示します。』
『助かる。』
こうして私たちはバートラム宇宙港襲撃を(アーキバスからの依頼分は)成功させて帰還しました。
Side 612
帰還してから報告を終えると、議題は自然とアイスワームについてのものになった。
「さて……あのバケモノをどうするかだが……ハッキリ言って撃破するビジョンが全く見えない。強固な物理装甲が体全体を覆っている。それをぶち抜く手段が無い。」
「前に潜水艦に積んでいたレールキャノンでも無理だろうね。それにアイスワームの装甲をぶち抜けるサイズにしたら移動もままならない……企業にとっては格好の的になっちまう。」
「惑星封鎖機構のデータベースのハッキングが終わりました。……体側の強固な物理装甲は、強襲艦の底部レールキャノンの直撃を数十発は耐えるレベルです。」
「全く……笑えないものを作り出してくれたね。あぁ、私はアレには関わっていないさ。もっと"笑える"ものを作りたかったからね。」
「……一体何を作ったのかは聞かないでおく。」
もしもこれでヘリアンサス(設計:カーラ)となったら、チャティの目覚ましボイスを爆音にするイタズラを1週間は続ける自信がある。
「アイスワームを撃破できないとなれば、ウォッチポイント・アルファの探索は見送るべきだろうな。他の場所を探索するのと並行してアレの撃破方法を考えるしか無いだろう。」
そう言えば、原作だとシュナイダーもルビコン解放戦線に付いていたな……
上手いことシュナイダーにも資金を横流しできるかもしれないな。
「いや、アイスワームは企業の足止めとして使う。少々不安は残るが、シュナイダー辺りに連絡を取って高速の物資輸送機を調達すれば兵站面の不安は減らせるはずだ。」
「617たちの練度ならやれるだろう。無論、安全マージンはいつもより多めに確保する。……リペアキットを1つ使ったら補給するレベルで確保するつもりだ。」
「実際に前に立つのはお前たちだ。……お前たちが良いのならそれで構わん。」
「了解した。計画を策定したら提出する。」
良し。シュナイダーへの支援もまともな取引の形で実現できそうだ。*8
……しかしシュナイダーは何故アーキバスを裏切ったんだろうな。
もしかして……空力を前面……いや、全面に押し出した製品開発をして止められた恨みから裏切ったか?あるいはコーラルを燃料として使おうとしたからか?
理由はわからないが、とにかく"速さ"に注ぎ込む情熱に関しては本物だ。もしも人命軽視な設計になっていたらカーラに手直ししてもらおう。
何故このタイミングでシュナイダーからの営業メールが……
は?ラマーガイアーが完成したから買わないかだと?
「エア……聞こえているか?」
通信端末にエアからの返信が表示される。
"どうかしましたか?"
「頭がどうかしている連中からのメールだが……届いていなかったことにしてくれ。無視したいが既読無視だと何かと面倒なことになりそうな気がする。」
"……わかりました。やっておきます。"
「助かる。」
一応は逆脚でお世話になっているからな。そう無下には扱わないさ。……無下にならない努力はするが、扱わない努力も同じくらいにするが、な。
あっ、オマちゃんに中量逆関節開発させれば良いじゃないか。
私の(ゲームとして楽しんでいた頃の)機体は頭βに胴α、芭蕉腕に中逆と4分の3がオマちゃん製だったしな。
さて、オールマインドのところに向かうとしようか。
『私に何か用でしょうか。』
「ACのパーツについて聞きたいことがあってな。」
『ACのパーツ…ですか。私よりもあなたの方が詳しいと思うのですが……』
「他の企業の調査もあるからな。情報収集、分析を頼むことになるかもしれない。」
『なるほど。そういう事でしたら可能な限り力を貸しましょう。』
ふむ、力を"貸します"ではなくて"貸しましょう"か。もしや人間を舐めている?*9
いや、一から学習したAIならその辺りのニュアンスまでは学習していない可能性があるのか。今はまだシュレディンガーのオールマインドだから警戒に留めておくが……
「それで、だ。現行の逆関節脚部はシュナイダーの軽量クラスとRaDの重量クラスしかなくてな……その中間が欲しい。」
『中量の逆関節脚部ですか……元より自然界では様々な動物がこの形状の関節を有しています。ですので、モーションのサンプルは豊富にあるため開発はそこまで難航しないでしょう。』
『ですが、逆関節に求められる能力が"機動力"であるため、軽量機体への採用例、または重量機体の瞬発力確保のための採用例しか見られませんでした。』
「つまるところ、中量逆関節はメリットが薄いと?」
『はい。そのように推測しています。』
『また、逆関節故の安定性能の低さも噛み合いを悪くしています。』
「"当たらなければどうということはない"な軽量機体と、当たってもどうということはない重量機体だから欠点を補えていただけで、中量機体では中途半端になってしまうと。」
『その通りです。……明日また来て下さい。現行の軽量と重量の性能から中量逆関節脚部の性能を大まかに見積もり、それをシミュレーション上に実装します。それを用いて戦闘訓練を行うことで有用性を検証してみるのはどうでしょうか。』
「そうさせてもらおう。」
「なるほど、それで私たちにシミュレーションの相手になって欲しいという訳ね。」
「頼んだ。」
「まずは……同じぶった斬り使いとして620、それを617でサポートする形で試してみるか。」
「「わかりました。」」
キックの回避方向を読んでキックを……?!威力が上がっていますね……
中々スタッガーが取れないですね。いつもより当てやすくはなった気がしますが。
ちょっと待って下さいブレードキャンセルの詰めるスピードがアッ
『地上でのQBを多用しているようでしたので、水平方向への跳躍性能を高めるチューニングを施しています。どうでしょうか?』
これは良いな。距離を詰めやすくなった。
待ってください617が落とされたら……QB交差されると振り向きが追いつかなアッ
「これ、兄さんが強いのか中量逆関節との噛み合いが良いのかわからないわね。」
『次は現行のシュナイダー逆関節を水平跳躍方向にチューニングしたデータで試してみましょう。』
キックで壁際に追い詰められて……これが壁ドン??
ちょっと620!羨ま…変なことを言ってないで動きなさい!
戦闘中にお喋りとは随分余裕だな?っと足元へのグレか。悪くはない。
逆関節だから上への跳躍で躱されアッ
これ、軽量中量関係無しにお兄様が強いだけでは?
あっQBで弾幕躱されると引き撃ちでも追いつかrアッ
「正直に言えば、シュナイダー逆関節を水平方向にチューニングした方が使いやすかったな。どちらかというと、頭部パーツあたりで姿勢制御の性能を高めてもらう方が良いな。」
『こちらとしても貴重な実験データになりました。オールマインドで独自にパーツを開発してそれを販売することを検討します。』
ゲームの時にはパーツのチューニングなんてできなかったからな……シュナイダー逆関節を水平方向チューニングする発想は無かった。
待てよ?これでシュナイダーにパーツ開発を依頼すれば
・シュナイダーへの資金提供(全うな業務なので怪しまれない)
・オールマインドパーツに依存しないで済む
と一石二鳥なのでは?*10良し、この方針で行こう。
それと、シュナイダーとミドル・フラットウェルに繋がりがあるのならこれを使わない手は無い。
選ばない奴とは敵にも味方にもなれない。
サム・ドルマヤンの警句「コーラルよ、ルビコンの内にあれ」を守るのか、ルビコン解放に協力する対価としてコーラルを星外企業に差し出すのか……
オマちゃん
「私の計画が……612をオールマインド製のパーツでズブズブにして逆らえないようにする計画が……」
オマちゃんって、裏方とかサポート役としては有能そうなので、ダメ男を養っている絵面が簡単に想像できるんですよね。
それはそれとして、自分が矢面に立ったり計画を一から練ったりするとポンコツになっちゃうからちゃんと管理してあげましょうね♡
619以外の妹の視点を考えるのが難しい……
ケルベロス2の指揮を執るのが619だから"動かす側の視点"となると619になってしまう……
あれ?こんな時間に一体誰が……
617ト618ト620?!ナンデココニ!?アッ、チョットマッテア"ア"ア"ア"!!!!
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
-
C4-617
-
C4-618
-
C4-619
-
C4-620
-
C4-621