ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
最初の方の話を加筆修正したりしていますが、改行を追加したりすると皆様にして頂いた"ここたま!"……ではなくて"ここすき"がズレてしまうことに気がついてぐぬぬぬぬになっております。
改行せずに加筆修正するか、上手く余白の改行を消したり追加したりしてそのままにするか……
ちなみにですが、ルビコン解放戦線の標準機(アーキテクトby61ニーサン)ですが、
・ミサイルはリロードできたのを視認したら取り敢えず撃つ
・アタッシュのトリガーはリロード関係なく引きっぱなし
の縛りを設けた上で対エアちゃんSランククリアできました(2回目の挑戦)
脳死で垂れ流すのは真人間の戦い方としては最適と……
そして、それをしても大丈夫なだけの弾薬生産能力を確保するためにフラットウェルに入れ知恵をする必要があったんですね()
Cランク帯でも勝率1/4切ってるって本気ですか?
それでも私はお兄様機体で戦い抜くと決めたんだ……!
例え重ショに削られようとも、垂直プラミサに焼かれようとも……!
Side 612
解放戦線のAC部隊にウォッチポイント・アルファの入口を防衛してもらう交渉がまとまり、いよいよ探索が再開されることになった。
当の惑星封鎖機構はアーキバスをメインで叩いているらしい。
星外からの大規模な物資輸入を試みた結果、封鎖艦隊の全力出撃など大規模な戦闘が起こっているそうだ。
ベイラム襲撃の損失分を手っ取り早く補うために輸入に踏み切ったのだろうな。ACのハイエンドパーツともなれば、必要な部品の一部はルビコンで生産できていない可能性もある。
ベイラムも便乗して色々と送ろうとしているようだが、やはり質の問題で"流れ星"になる割合が高いそうだ。
……ハウンズにも衛星データリンク基地襲撃の名指し依頼が入っているが、ミシガンからでは無くベイラム上層部からの依頼なので無視している。このままベイラム上層部派の戦力を追加補充させず、レッドガンの離反をやりやすくしているのだろう。
前回の探索で設置した監視用のデバイスには何も引っかかっていない。危惧していた隠し通路とかは無さそうだ。ただ、バッテリー残量の問題でそろそろ交換しないといけない。
さらに、今回はより深くまで進むことになる。わざわざ監視用デバイスのバッテリーを交換するために戻ったり入ったりするのも面倒なので、RaDの技術者を派遣してもらい即席の電源ネットワークと通信ネットワーク構築も同時に行う。
そのため、今回は618もいつものアセンで参加することになる。
さて、ブリーフィングと行くか。
「今回の探索は前回の続きから行う。」
「防衛兵器……エンフォーサーを排除できたが、まだ他の防衛兵器が残っている可能性はある。訓練で相手にしたアイビスはその1つだ。」
「前回と同じように監視用の機材を設置しながらの探索になるが、それはRaDの人員が行う。618は戦闘用のアセンで臨むように。」
「今回は戦える。……体が闘争を求めている。」
「それなら訓練で相手にするアイビスを増やすか?」
真顔になって首をフルフルと振っている。もちろん横にだ。
そんな姿も可愛いが、話を元に戻す。
「……話が逸れたな。」
「奥深くまで進むとなれば、引き際を間違えるとそのまま壊滅する可能性がある。弾薬不足、パーツの些細な違和感だろうと、不安要素は必ず報告するように。」
前回ほどは悲観的な雰囲気にはなっていないな。封鎖機構の主力が対アーキバスで出払っていて、想定戦力がそこまで大きくないからだろう。
ただ、これが深度探査(だったか?)のPart3に相当する以上、炉心内部に閉じ込められてエフェメラを相手にする可能性がある。ゲームだったときは2分程度の猶予があったが、閉じ込めてからの即爆破だって有り得る。
……自爆ドローンを多めに持って行って破壊するか。RaDの整備班に持たせて、現地に着いたら618に操縦してもらえば良いだろう。
「出撃は明後日の朝からだ。準備を確実に整えておくように。」
ブリーフィングを終えて、私が真面目な雰囲気を崩すと617たちに囲まれる。
……囲まれると言うよりは、抱き着かれたり吸われたりだが。
あっ待って首筋を甘噛みするのはやめッ 耳の甘噛みもやめ……620?!なんで恍惚とした表情で見ているの?!さては……ドSだったか?!
……全然アリだな。寧ろ大歓迎だ。*1
流石に昨日の見張りはカーラとチャティに任せて、ハウンズ全員が機体の確認と休養する時間を確保できた。
……休養と言ったが、吸ったり吸われたりしてしただけだ。いや、ちゃんと休養になっているな。*2
ここまで来ると依存の域に達していると言われても反論できない。
ウォルターから見れば、仕事が終わったあとの"普通の人生"を考えれば渋い顔をするかもしれない。……仲の良い兄妹ってことで納得してもらおう。そう、これはどこからどう見たって仲の良い兄妹なだけなんだ。
……正直に言えば、"普通の人生"を送れる自信は無い。
617たちに依存している自覚はある。独占欲も自覚している。
前世から転生してきて"家族"と呼べる存在がいなくなったのはあるだろう。だが、それはキッカケに過ぎない。
今の私は、愛情を注いで心が満たされることを知ってしまった。
愛情を注がれて心が満たされることを知ってしまった。
何があっても裏切りたくないと誓えるだけの人を見つけてしまった。
何があろうとも裏切られないと確信を抱いた人を見つけてしまった。
ゲームとしてのアーマードコアを遊んだ人間がこの世界に来たのであれば、ウォルター生存ルートを模索するだろう。その時には解放戦線側のキーパーソンとしてラスティと関係を構築しようとするだろう。
だが、私がそうしていないのは……617たちを汚されたくないからだろうな。
他の男に見られて欲しくない。他の男を見て欲しくもない。
声を聞かれるのも、聞かされるのも嫌だ。
それどころか存在を知られることでさえも。
もはや今の私にとって、ハウンズ、そしてウォルターと親しい人以外は全て不純物としか思えていない。
……一応エリーは"責任を取らないといけない枠"だから、ある意味イレギュラーだな。
コーラルを放置すれば、火が着くかコーラルリリースを起こすかのどちらかで安寧な生活が壊される。それと、ウォルターも重荷を背負ったままになってしまう。
故に様々な勢力に武力を振るい、交渉を持ちかけ、目的を果たそうとしている。
……心情とやっていることだけを列挙すれば、もはや"ヤンデレ"と形容するより他は無いだろうな。
そして、やりたいことをやりたいようにやるだけの力もある。617たちも私のことを受け入れてくれている。
こうなれば私に止まる動機も、選択肢も無い。
だから、邪魔になるアーキバスと封鎖機構と(解放戦線に寝返らなかった分の)ベイラムには消えてもらおう。
「ハウンズ、準備は良いな。」
「今回の探査で技研都市を見つけるところまで行ければ上出来……と言ったところか。防衛兵器と罠に警戒しながら進むぞ。」
前回エンフォーサーを撃破したところまでは何の障害も無く到達できた。
途中の渓谷の広さであれば隠し通路の1つや2つはありそうなものだが、あったとしてもウォッチポイント・アルファの奪還に戦力を割かずにアーキバスの方に振り分けているのだろう。
となると、追加の戦力は星外から調達するつもりなのか?あるいはここでハウンズを確実に抹殺できるだけの防衛体制が整っているか。
RaDの随伴員が偵察用ドローンのセットを終え、618に操作権限が移された。
「この先にとても広い空間がある。それと……多分レーザー障壁も。真ん中の建物は発電設備?」
この辺りは原作通りか。
「そのようだな。周辺の防衛体制を調べてくれ。」
「了解。……見た感じは固定レーザー砲台がたくさん。後は機体も。流石に遠すぎて判別はできない。」
「一応通路はあるにはあるが、遮蔽が一切無いな。ACの武装では安全圏からチマチマ削るのは不可能か。」
流石に安全圏から狙えるだけのミサイル砲台は持ち込んでいない。別にウォッチポイント・アルファを新たな拠点にするつもりは毛頭ないからな。
「お兄様、それなら私のパルスシールドで無理矢理突破するのはどうでしょう。」
あまり617たちを前面にするようなことはしたくないが、私が先頭に立っても後列を狙われれば意味が無くなる。
相手の懐に飛び込まざるを得ない以上はそうするか無さそうだ。
「……わかった。その案で行く。衝撃値がある程度溜まったらパルスアーマーを貼るんだ。」
「619は途中の機体を処理してくれ。硬い敵がいたら621に任せろ。」
「私と618と620は、接近して射程圏内に捉えたら可能な限り速やかに固定砲台を排除する。機体は後回しだ。」
「常に足元に注意しろ。間違っても下に落ちないように。……可能な限りABでの移動とQB回避を抑えて、いざとなったときの上昇用に温存しろ。」
『『『『『了解(です)(ですわ)(よ)』』』』』
この接近攻撃は上手くいった。固定砲台や無人機体の排除を全て完了し、弾薬とリペアキットの補充をした。*3
「次はこのレーザー障壁だが……ここで電力を作っているのだろうな。」
『内部に突入しますか?』
「……可能なら避けたい。まずは偵察用ドローンで様子見からだ。618はドローンの準備を。他は護衛の準備だ。」
内部に3機無人機体がいて、さらにその奥……炉心内部にも3機だ。取り敢えずは原作通りだな。
「制御中枢は炉心のさらに奥にあるようだな。手前の3機も炉心内部の3機を撃破した後にここに戻ってくる。その後に自爆ドローンで最奥部にあるだろう制御中枢を破壊する。」
『兄さん、直接SONGBIRDSを撃ち込んだりするのは?』
「炉心内部に閉じ込めてそのまま……なんて手段を取られかねない。よって、物理的に遮断されることのない手前の通路までを限度にする。」
確かに敵の配置は原作通りかもしれない。だが、アレは"クリアさせるために作られた"ゲームでしかない。
ハウンズの脅威をどの程度で見積もっているかにもよるが、撃破に全力を注ぐのであれば即爆破くらいは実行してもおかしくない。
念の為にシャッターや隔壁の類が無いことを確認し、炉心近くまで進む。途中の3体程度の無人機は路傍の石未満だ。
「炉心の中に無人機が3機……ハウンズ各員はスキャンをしてミサイルを撃ち込め。絶対に中には入るな。」
ミサイルで中の無人機も破壊し、制御中枢までの道が拓かれた。
「618、偵察用ドローンでこの奥も偵察してくれ。」
『了解。…………多分これが制御中枢。』
「見た目からして変圧チャンバーと言ったところか。これを破壊すれば炉は機能を停止するだろう。」
「外の通路に移動してから自爆ドローンで破壊する。準備しろ。」
618が自爆ドローンを流し込んで変圧チャンバーを破壊する。
途端に鳴り響く警報。やはり備えていたか。
しかし既に外にいるため何もできないだろう。それでも距離は大きく取るが。
"強…執……ステム 最終……トコル"
"非…弁……鎖 炉心…解…速"
確かゲームでは深度探査3の開始地点になっていた辺りまで戻り、通路に入って完全に退避した。
変圧チャンバー破壊からは時間にして1分が経過するかしないかだろう。その時に高炉が爆発した。
ターミナルアーマー持ちのアイツを相手にしていたらマズイ事態になっていたかもしれないな。ゲームとしての知識は参考に留め、全力で対応策を練らねば足元を掬われるだろう。
この後はレーザー障壁に妨げられていた先に進み、ラスティが追いついてくるなんて事は当然無く、技研都市に辿り着いた。
「ウォルター、ビル群を確認した。……これが……」
『……そうだ。俺たちが探し求めていた技研都市だ。ここに集積コーラルはある。』
「ここまで深くなるとウォッチポイント・アルファ内に設置した電源網は使えない。通信回線の確保のためにこれまで使っていた機材を流用して環境を構築する。」
『そうしてくれ。ただ、疲労が溜まる前に帰還するんだ。現在の情勢では集積コーラルに辿り着けても、コーラルリリース*4のプラント建設はできない。焦らず、着実に探査を進めるんだ。』
「了解した。」
とうとうここまで来たか……
ゲームなら、集積コーラルに到達してアイビスを倒した後にスネイルによる襲撃がある。だが、それはカタフラクトの鹵獲だったりで対処している。
いざとなれば解放戦線の標準機として組んだもの(自分でテストするための分)に乗って逃走することもできるだろう。それこそ逃走ではなくて闘争でも構わない。
ウォッチポイント・アルファの監視用機材のメンテナンスに必要という名目でRaDの人員を呼んでいる。その中にはカーラとチャティも含まれている。
これなら現存するヴェスパー全員で襲撃しない限りは原作の二の舞ンドにならないだろう。そしてそれだけの部隊を動員すれば察知できる。
できるだけの対策はした。……もちろん、何も起こらないのが最善だ。
「ハウンズ、帰投するぞ。」
「かなり降りてきたからな……上昇用ブースターの確認は念入りに行え。いざとなれば即席でエレベーターの設置を要請することになる。」
無事に帰投しコックピットから降りた途端に吸われそうになったが、流石に出撃後なのでシャワーの後にしてもらった。
今回は61ニーサンの心情描写回&原作の深度探査-3と未踏領域探査に相当する回でした。
まさか61ニーサンも相当な拗らせ方をしているとは……このルビコンのコル・カロリの目をもってしても!!()
サブタイトルの元ネタは当然「地中探査 -深度3」ですが、"地中"を省くことで61ニーサンの心の奥底も併せて表現しました。
決してミッション名を間違えた訳ではないです。いいね? アッハイ
ランクマでのお兄様機体ですが、相手に合わせて引き撃ちとガン攻めを切り替えないといけないのが難点ですね。場合によっては「〇〇を使ったからここで攻めに」みたいな切り替えも必要に……
そこさえしっかりできれば万能……裏を返せば、間違えればただのカモ……
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
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