ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
ランクマッチの記録も兼ねてYouTubeのライブ配信をやってみましたが……
OBSの設定を間違えたせいで、動きが激しい部分の画質がががががが
OBSの対処も終わったことを… 報告しましょう(ザイレム制御修正のAM並感)
「AC6 お兄様」で検索したら出てくるはずです(唐突な宣伝)
Side 612
ここ最近、アーキバスが何かを企んでいる動きをしている。
星外からの輸入が活発になっていること自体は問題ない。惑星封鎖機構にベイラム、解放戦線と敵対勢力が3つもあるからだ。
ただ、輸入した物資の一部が隠匿されていた。正確には、コンテナの体積から推測される内容物と若干の乖離があった。
輸入量が大幅に増えたものとして、娯楽品がある。士気の高揚に使っていることは確認できているので、ここは問題ないだろう。
そして、娯楽品が輸入された影響か、対惑星封鎖機構の作戦では末端のMTパイロットも含めてかなり乗り気になっている。
「惑星封鎖機構を叩けば、生活水準が上がる。」随分と分かり易い図式だ。
単に士気高揚のために輸入量を増やしたのなら問題は無い。
問題は、これが何かの計略の一部、あるいは計略を悟られないようにするための工作だった場合だ。
封鎖機構を徹底的に叩いて、その後に"本命"の何かを輸入する……としても、問題は"本命"が何かわからないことだ。
最悪の場合は対ハウンズの切り札かもしれないが、その見当が付かない。アーキバスバルテウスにするための改修パーツかもしれない。あるいはHCを改修するためのパーツかもしれない。
最悪の場合は、"ゲーム"では登場しなかった未知の兵器か。
これは……ホーキンス辺りを襲撃して妨害する方が良さそうだな。計略が控えているにしろ、いないにしろ、兵站線が乱されるのは組織にとって大ダメージだ。
何とかして引きずり出したいが……余程のことが無い限りは出てこないだろうな。いっそのこと、ウォッチポイント・アルファにアーキバスを侵入させて、ヴェスパー部隊伏撃の再現をするか?
……却下だな。万が一、億が一でも技研都市まで来られるとマズい。ましてや防衛兵器はハウンズで排除してしまったからな。
仮に補給路を散発的に襲撃したとしても、ホーキンスではなくて他のヴェスパー部隊が出てくる可能性の方が高い。フロイト辺りなら喜んで出撃するだろうしな。
ぐぬぬ……悩みどころだ。
あっ、丁度いいところに619が。*1
「619、すまないが保管している兵器のリストを持ってきて欲しい。」
「……お兄様?(ハイライトオフ)」
「ハハハ、わかってる。アレだろう?」
「それなら良いのですわ!!(オメメキラキラ)」
もちろん、この後は妹吸いをした。*2
その後にプランを策定し、実行の許可をウォルターに取りに来た。
──という事で、アーキバスの兵站基地を襲撃したい。」
「確かに、輸入量が一部不自然だな。コンテナとなれば隙間を作る意味も無い。むしろ、荷崩れの危険性が高まるだけだ。誤魔化している可能性は十分にある。」
「それで、プランは立ててあるのか?」
「これを見てくれ。」
・戦略的目標
兵站網の混乱を起こし、混乱を収束させる中で不自然な動きが無いか観察。それによって企みの有無を判断すること。
最優先目標
V.Ⅴ ホーキンス
優先目標
その他ヴェスパー部隊隊長
・第1段階
ハウンズによる輸送経路への全体的かつ散発的な奇襲
目的:護衛を増強させること。理想はヴェスパー隊長格の派遣。
第2段階への移行条件:輸送経路の護衛増強(最低でも非隊長格のACの派遣。)
・第2段階
護衛が特に手厚くなった経路への強襲
目的:意識を"輸送経路"に向けること。
第3段階への移行条件:兵站基地の警備兵減少。
補足:この段階で、アーキバス側には「戦力の釣り出し、各個撃破が目標である」と誤認させる。
・第3段階
兵站基地への打撃
目的:基地に駐屯しているACを排除すること。
補足:ネペンテス破壊のために購入した爆弾の残りを用いる。
補足事項
・作戦中止の判断
目的が達成されなかった場合は作戦を中止する。
また、パーツ交換が必要になるほどの損害が発生した場合も作戦を中止する。
・その他工作
ルビコン解放戦線からの依頼の形をとる。(ハウンズに全戦力を集中させた襲撃を防ぐため。)
「……なるほど。兵站の責任者を排除することで混乱を起こすのか。」
「これに乗らなかったとしても、兵站網が一部分麻痺し、戦力が弱体化する箇所が出てくるはずだ。解放戦線にその箇所を伝え、襲撃させるように仕向ける。」
「どちらに転んでもアーキバスに打撃を加えられるプランか。だが、アーキバスを削った結果、封鎖機構の盛り返しに繋がる可能性がある。そこはどう見ている?」
今のルビコンは
惑星封鎖機構>アーキバス>ベイラム≒解放戦線+ハウンズ
の構図になっている。なので、ウォルターの懸念は尤も至極だ。
「封鎖機構が中央氷原で最大勢力を維持しているのは、アイスワームの存在が大きい。アーキバスを削って一時的に身動きを封じ……その隙にアイスワームを討つ。」
これにはウォルターも驚いたような表情をしている。
「お前がそう言うからには、何か策があるんだな?」
また原作知識を使わせてもらうとしよう。少し改良は加えるが。
「カーラの腕にかかっているが……アイスワームの装甲をぶち抜ける砲を作る。あの潜水艦に積んでいたオーバードレールキャノン……それのさらなる拡大版を作り、ぶち抜く。」
「運用に必要な電力は、ウォッチポイント・アルファの高炉を復旧させて賄う。この作戦が終わった後は、稼働を停止させるなり、何らかの工場の電力を賄わせるなりすれば良い。」
「随分と壮大な計画になったな……。高炉の復旧ともなればそれ相応の資材も必要になる。……ああ。だから工場の電力を賄わせるつもりなのか。」
察しが良くて助かる。ルビコン解放戦線にも産業を拡大する余裕が出てきている。また、食料を生産するためにも温室はあればあるだけ良い。それらの稼働には当然電力が必要だ。
「少なくとも、高炉の復旧に関しては、作戦がどう転んだとしても進めて良いはずだ。解放戦線にとっては地盤を固める好機になる。」
「わかった。カーラとの調整はこちらで行う。場合によっては、アイスワームの体側装甲のデータを入手するために出撃してもらうかもしれん。」
「ハウンズの調整は私の方で行う。」
「頼んだ。」
まさか、ウォッチポイント・アルファを攻略して、アイビスも撃破した後になってアイスワームを討伐する(かもしれない)事態になるとはな。
だが、封鎖機構もアーキバスも弱体化の糸口は掴めた。ベイラムは言うまでもない。解放戦線の強化も果たされつつある。
情勢は、ハウンズ……いや、オーバーシアーの目的を果たせる方へ転がりつつある。
ちなみにだが、ウォルターがカーラにオーバードレールキャノン(原作準拠の方)を話したところ、
「あの"量産性"や"調達性"にうるさいほど拘る忠犬1号がワンオフ兵器を求めるなんてね……最高に笑える展開じゃないか。何より、あんなデカブツをぶち抜く想像だけで滾るのさ!」
「資金も人材も資源も設備も十分。これで作れなかったら二度とスパナを握ったりしないさ!」
「アイツに伝えな。"ハウンズの出る幕無しで終わらせてやろうじゃないか"ってね。」
と"笑って"いたらしい。チャティからそう伝えられた。*3
Side ?????
「駄犬共め……今度は兵站線への奇襲ですか。解放戦線も姑息な手を使う……」
「ホーキンス隊長も苦虫を噛み潰したような顔をしていました。……ところで、苦虫ってどんな虫なのでしょうか。」
「……それよりも、今日あなたを呼んだ本題を話します。」
「はっ。」
「あの駄犬共への名指し依頼は全て停止するように。また、ばら撒き依頼を受注しても拒否するように。」
「承知しました。……理由を伺っても?」
「駄犬共は大きくなりすぎました。依頼を装って始末しようとしても悉く看破されています。」
「もはや、封鎖機構やベイラムを削ぐペースが多少落ちることよりも、駄犬共にアーキバスの資金を渡すことの方が大きなリスクになっています。」
「そういうことですか……納得しました。」
「ところで、あの駄犬共の長を相手にした場合、勝てる見込みはありますか?」
「無いですね。」
「……フロイトが増援に来る前提で、遅滞戦闘に徹した場合は。」
「3分持てば良い方でしょう。」
「あの機体に比べれば、あなたの機体は対AC単機の戦闘に向いているはずです。それでもですか?」
「はい。どう言えばいいのでしょうか……ああ、思い付きました。」
「ほう?」
「間合いの取り方の熟練度です。遠くからミサイルを撃ったかと思えば、いつの間にかブレードを振りかぶっている。迎撃しようにも離れられ、ライフルを撃ち込まれる。"どこで"戦うかの主導権を握られ続けています。」
「では、どのように対処を?」
「シュナイダーから導入した新型機体ですが、あれを10機程度用意し、ひたすらミサイルで引き撃ちに徹します。」
「やはり、フロイト隊長の見立ては正しかったですね。"あそこまでピーキーな機体だ。使い方を間違えなければ面白いことになる。"と言っていましたが。」
「……本題の2つ目です。あなたとメーテルリンクには兵站線の護衛をしてもらいます。散発的な奇襲に留めていますが、裏を返せば迎撃されたくないからこうしているのでしょう。」
「MT程度の護衛しかいないと思わせ、私が油断した相手を狩ると。ですが、兵站の責任者はホーキンス隊長です。ホーキンス隊長を出撃させないのですか?」
「彼には"より重要な物資"の護衛を任せます。ですので、今は動かせません。」
「わかりました。」
「以上です。下がって構いません。」
「はっ。失礼します。」
──
「随分とあの機体を持て囃しているが……少しの被弾が致命傷になるようなあの機体を信用できるわけが無い。貴重なAC乗りを流れ弾の被弾で失うようなリスクは許容できない。」
「頭の悪いシュナイダー開発陣、シミュレータでの性能に踊らされて現実を見れていない隊長共、そして何よりもここまで手こずらせる駄犬共……」
「どいつもこいつも、この私を苛立たせる!」
「……このままでは脳の血管が切れてもおかしくないと医者に言われていましたね。アーキ坊やのぬいぐるみはどこだ… 戯れなければ…」
ハウンズがアーキバスを怪しみ始めましたが……果たして真相に辿り着くことはできるのでしょうか。
スネ……ゲフンゲフン。Side ?????の登場人物の1人の様子がおかしくなっていた気がするかもしれませんが、きっと気のせいです。ええ、きっと。
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
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