ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話   作:CVn-α:コル・カロリ

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戦闘描写は苦手じゃ……
スピード感は失いたくないけれども、頭の中で映像が組み立てられるくらいにはしっかり書きたい……
バランスが難しい……

それと、次話は半分以上書き上がっているので、早ければ明日の日中にでも投稿できるかもしれません。

今夜では無いのは……10年ぶりに狩人になるからですね。
ブラボではなくてモンハンの方です()



Road to "V.I"ct──

 

Side 621

 

フロイトが強化人間手術を受けていた。機体操作がこれまでよりも格段に上手くなっているわね……

 

兄さんみたいにレーザードローンをミサイルで撃ち落とそうと思っても、小回りを効かせて回避される。……ミサイルは本体を"動かす"ために使う方が良いわね。

 

衝撃値がかなり溜まったから、一度AB逃げを挟んで冷やす。レーザードローンの冷却中を狙ったからキッチリ冷やせた。

 

 

『形成が不利なときは引くか……。なるほど、アイツの子犬らしいな。』

 

 

空いていた距離を……レーザーブレードのブレードキャンセルで詰めてきた。そのままチャージ斬りのモーションが始まったことを確認して、ジャンプからの前方QBで躱……

 

 

『強化人間だとこんな動きもできるのが面白い。』

 

 

チャージ斬りをキャンセルして、QBの移動先を読んだ拡散バズーカを喰らってしまう。

レーザードローンの追撃も来て、またチャージ斬りのモーション……このままだとスタッガーから即撃破されかねないわね。

 

アサルトアーマーで無理やり距離を空けさせる。ただ、パルスアーマーと違って衝撃値は冷やせないから全力で引く。

 

 

強化人間手術を受けたとしても、この成長の速さは異常ね。

戦闘機動の手札が増えただけじゃない。反応速度が向上しただけでもない。

その2つを統合して、"戦術"まで昇華させられている。

正直に言えば、模擬戦で戦っている兄さんよりも強いわね。

 

 

……このリリースプラント防衛戦は失敗で終わらせないといけないから、そこの調整を考えましょう。

 

兄さんがゲルニカを倒せるのなら、私がギリギリフロイトを撃破、戦闘は続行不可能になるくらいがちょうど良いわね。

……もしも、兄さんがゲルニカを倒せないのなら……早めにフロイトを片付けて兄さんのところに。そして、フロイトとの連戦になったから戦闘は続行不可能。

これが丁度いい落とし所かしら。

 

 

『随分と消極的だな……ああ、俺を少ない損害で倒して、親犬の援護に行くつもりか。』

『……一つだけ教えておこう。ゲルニカは俺よりも強いぞ?』

 

 

……え?

 

 

『模擬戦で始めは俺が優勢だった。だが、学習されて……強化人間の手術を受ける前だと、1:9程度まで差を広げられた。ああ、勝った本数ではなくて、与えたダメージ量の方だ。』

『手術を受けてからはマシになったが……それでも1:4程度にしかならなかった。』

 

 

確かに、前のゲルニカは常人ではできないような動きをしていた。武器もどこかおかしかった。

……再教育センター、あるいは少しだけ聞き覚えのある"ファクトリー"。そこで作られた存在だったって訳ね。

 

でも、それにしても"今回のゲルニカ"は異常じゃないかしら。

フロイトとのダメージレースで1:4……この話が本当だとすると、私が戦ったら……多分、1:3程度になる計算ね。

 

兄さんが危ないわ。……なるべく早く、余力を残した状態で排除しないといけないわね。

 

 

SONGBIRDSの発射直前にミサイルを撃つ。1回目のQBでSONGBIRDS、2回目のQBでミサイルを回避させる。

QB回避の間にABで接近して蹴りを入れようとする。またQBを使わせる。

カウンターの蹴りを予測して交差。ランセツをチャージで撃ってアラートを鳴らさせる。……これに引っかかってQB回避を切ったわね。

ENが切れて足が止まったところにチャージしていないパイルバンカーを打ち込む。

 

スタッガーこそ取れなかったけれども、衝撃値が8割近く溜まっている。これならランセツの射撃でスタッガーさせられそうね。

……と思ったのも束の間、今度はフロイトがABで全力で引いた。

単なるABではなく、左右QBも織り交ぜられているから射撃を当てられない。……互いに衝撃値はリセットされたわね。

 

ダメージレースはギリギリ私の有利。隠している手札が無ければ勝てる見込みは十分にある。けれども、そんな楽観的な見通しは捨てるべきよ。

 

 

互いに遮蔽を使ってレーザードローン/ミサイルを防いでいる。遮蔽から出てくるであろうタイミングを読んで拡散バズ/SONGBIRDSを撃ち込む。射線が通ればライフルでの撃ち合いに。

状況は膠着している。互いに格闘武器を警戒して近付けず、ダメージを抑えたり衝撃値を回復するために動きが消極的になっている。

そして、この状況で不利なのは……私の方ね。

兄さんの援護に向かいたいけど、それで焦れば刈り取られる。でも、フロイトには時間的な余裕がある。

 

姉さんたちが早めに決着を付けてこっちに来てくれるのなら話は別……だけれども、私のところに来るくらいなら兄さんの援護に向かって欲しいわね。

 

……覚悟を決めましょう。

 

 

マニュアルエイムモードを起動する。ランセツを当てるのは無理でも、SONGBIRDSなら大体合っていれば爆風に巻き込める。

 

地上付近のABで距離を詰める。拡散バズーカで迎撃されるけれども……砲身がこっちを向いた瞬間にABを中断、発射アラートに合わせてQB回避。……上手く行ったわね。全弾避けられたわ。

 

今度は私がSONGBIRDSを撃つ。1発目はほんの少しだけ右寄りに。2発目は左にズラす。

マニュアルエイムにもキッチリ対応されてQBで回避するけれども……狙い通りね。2発目が至近弾になった。

 

ミサイルも撃ってABでの距離詰めを再開。KIKAKUブースターの格闘攻撃圏内まで近付く。

チャージしていないパイルバンカーで距離を詰める。QBで躱される。

パイルキャンセルでもう1回詰める。QBで躱される。

もう1回パイルキャンセル……と見せかけて近付いてから瞬間AB即キック。QB回避では距離を広げられずに命中。

 

反撃で蹴りを入れようとしてきたけれども、チャージパイルの準備モーションを見て中断。後方QBで下がりつつ、レーザードローンと拡散バズーカの射撃。

私もチャージパイル中断のためにQBを使い、同時に拡散バズーカも躱す。オマケでレーザードローン数機を体当たりで破壊できた。

 

ランセツの射撃で衝撃値を維持、ミサイルでQB左右回避を強要させて距離を取らせない。私はレーザードローンの射撃を前方QBで回避したりして、積極的に距離を詰め続ける。

 

 

"1周目"に戦ったときは、スタッガーしそうになったらパルスアーマーを貼っていた。でも、今回はまだ貼っていない。……もしかして、アサルトアーマーに交換している?

どちらにせよ、密着状態だったとしても後出しできれば問題は無いわね。

 

 

ランセツの射撃でスタッガーを取れた。そのままABで詰めてチャージパイルを……背中からのスパーク!少し余裕はあったから後方に回避する。

……パルスアーマーの方だったわね。チャージパイルを差し込まれても耐えられる。アサルトアーマーだとしても、スタッガーから復帰してその後のチャージパイルまでは差し込めない。どう転んでもチャージパイルを差し込まれない選択を取られたのね。

 

パルスアーマーを貼られたら、普通は全力で引いて無くなるのを待つ。けれども、引いた後にまた詰めて……となると、時間をたっぷり使わされてしまう。

なら、付かず離れずの距離を保って射撃戦を続けるしかないわ。

 

 

『……引かないか。猟犬らしい嗅覚だ。目の前の1対1を捌くことだけに絞れば、お前はハウンズリーダーを超えているな。』

 

 

多分、タイマンに限れば私の方が兄さんよりも強いって言いたいのよね?

それと、タイマン以外なら兄さんの方が上だとも。

 

 

『アイツは周りを見るだけじゃない。その上で調整するのが上手い。……アイツと一緒に出撃したらとても面白いことになるだろうな。』

『いっそのこと、消耗したゲルニカを俺が倒して、アイツを捕虜として連れて帰るのも悪くはないな。』

 

 

……まだフロイトは兄さんを狙って(?)いるのね。

ここで殺さないといけない理由が1つ増えたわね。

 

 

射撃戦は私の方が微妙に不利な状況になっている。本来ならルドローの射撃は横移動で躱せるはずだけど、偏差をマニュアルエイムで取っているのか結構当てられている。

左右への切り返しやQBで逃れても、所詮は一時的なものに過ぎない。

やっぱり接近戦が1番太い勝ち筋ね。

 

ABで距離を詰める。拡散バズーカの砲身がこっちを向いたから中断。発射アラートに合わせてQB回避……撃たれていない?

そう思った次の瞬間には、今度こそ撃たれていた。反応が少し遅れて、1発だけ直撃してしまったわ。

……なるほどね。発射をQBでキャンセル、直後にマニュアルエイムに切り替えてアラート無しでの発射ってワケね。

 

まだ衝撃値に余裕はある。AB突撃を再開する。

レーザーブレードのチャージモーション……AB突撃への迎撃ね。これは後方QBとジャンプで距離を取って、振り始めたことを確認してからSONGBIRDS。2発とも命中して衝撃値を危険域まで溜められた。

 

ENを回復させるためにも、着地してランセツとミサイルで衝撃値維持に回る。ランセツ1発でスタッガーを取れるところまで追い込んで、またAB突撃。

スタッガーを取る直前にリペアキットを使われる。APは6割近く残っていて無駄はあったけれど、それが1番の"正解"ではあるのよね。……私としては取られたくない一手ではあるけれども。

 

スタッガー状態でチャージパイルバンカーが綺麗に決まった。

一気に6割程度を削る。蹴りの追撃まで含めれば7割以上を削れた。

 

……おかしい。スタッガー中で攻撃はできなかったはずなのに、ダメージも衝撃値も溜まっている。

まさかと思って背後を確認すると、どこかに隠されていたであろうレーザードローンが浮かんでいた。

 

慌ててリペアキットを使ったけれども、レーザードローンに気を取られている間にマニュアルエイムの拡散バズーカを撃たれてスタッガーを取られてしまった。そのまま追撃のチャージレーザーブレードで残りAP2割まで削られた。

蹴りの追撃は躱せた。もう一度リペアキットを使ってAP残り約8割。

 

 

 

ここでオープン回線での通信が入ってきた。

内容は────

 





フロイト戦の途中ですが、ここで次の話に移ります。

─────

フロイトが強化人間手術を受ける伏線ですが、


『舞踏会の時間は終わった。地獄の釜が開くぞ!』で、
・『まだ俺にも強くなる余地が残されていたとはな。気分が良い……』の発言
・フロイトが撤退させられるときにスネイルに要望を出していたこと。

『地獄の釜は開いた。自殺の予定が無ければ物陰で亀になれ!』で、強化人間手術の技術更新を数百人単位の実験体を確保してでもしようとしていたこと。

惑星封鎖機構による封鎖で大型兵器の持ち込みはできないこと。

スネイルが異常なまでに、第1段階(10世代の強化人間手術)成功率100%に拘っていたこと。

フロイトが補給線撹乱の時に出撃しなかったこと。(手術を控えていて大人しくしていた。)

フロイトの動向が追跡できなくなったこと。(このタイミングで手術を受けていた。)


となっていました。(もしかしたら作者である私でも忘れている伏線があるかもしれませんが……)



フロイト真人間過激派閥の方がいましたらごめんなさい。
でも、フロイトが自分から強化人間手術を受けさせろと言ってきたので許して下さい。

ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)

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