ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
キリのいい所まで……と思っていたら、8000文字程度になっていました。
まあ、長い分には良いですよね?という事で……
それと、サブタイトルの元ネタは有名なアレですね。この後に\デデッ!/て聞こえてきそうですね。
最近は回線の様子見などで配信をしていませんでしたが、お兄様機体でA昇格を今期もできました(前期に続いて二期目)
A0 重2 ガトハリ 耳鳴ワーム→負け
B0 軽2 ハリラド 3プラ垂プラ→勝ち
1試合目と同じ人→負け
B4 Wダケ 6プラダガー→勝ち
A0 軽2 ランハリ 3プラ垂プラ→負け
A4 重2 ハリラン スープコラミサ→負け
A2 中2 W重ショ レザドロ盾→勝ち
直前と同じ人→勝ち
B3 重逆 唐澤コラブレ WLCB→勝ち
B2 軽2 ラン(AR)エツ Wオーロラ→勝ち
勝率
A:2/6
B:4/4
う〜ん……Aランク相手の勝率ががががが
その代わり、直近でシングルSプレート持ちのAランク2人を倒せているのでセーフという事で()
証拠というわけではありませんが、気が向いたら昇格戦の様子をノーカット(30分越え)でYouTubeに上げておこうかなと……
ただ、4K60FPSで録画をしたのでサイズが8GB弱に……
Side ラスティ
私は今、ザイレムに搭乗している。
上層部にある建築物を大きく取り払って積載量を確保し、"コーラルクローズ"計画のための蓋を運んでいる最中だ。
コーラルが噴出している大穴は、直径で約10km。ザイレムの全長に比べると半分未満だが、円形か船型かで違う以上、単純な比較は難しい。
「それにしても……大きいな。」
ザイレムの下部に吊り下げられている蓋……の半分をACのコックピット越しに見て、思わず声が漏れてしまう。
直径11kmの球……を4等分して、もう少し平べったくしたもの。今運んでいるそれが、"蓋の一部"だ。左右反転したものがもう1つ準備しされていて、それとセットで大きな蓋とする計画だ。
左右反転させたもう1つの"蓋の一部"は、これから急ピッチで加工される予定になっている。
……コーラルが宇宙に漏れ出す"破綻"を止められなくなるまで、残り30日程度。10日でもう1つの"蓋の一部"を完成させて、2日で運搬。そして3日で蓋を閉じ、溶接。最後に土砂で埋めて計画は完遂される。
これだけ聞くと、15日程度の猶予があるように思われるかもしれないが、実際は違う。
既に噴出したコーラルは地表に残ったままだ。そして、そのコーラルも増殖をし続けている。……このコーラルをどうにかしない限り、"破綻"を止めることはできない。
とは言えども、蓋が完成して機能すれば、"破綻"までの猶予が2ヶ月程度伸びる。それだけあれば……ルビコンの地表で小分けに焼くことでギリギリ間に合うと見積もられている。
"コーラルクローズ"計画の動き出しは早かった。それに、封鎖機構の強襲艦を接収したことで作業効率も大幅に上がっていた。
これだけの幸運が重なっても、ギリギリの綱渡りを強いられている。
……正直に言えば、オーバーシアーにはアーキバスを撤退……いや、壊滅してもらった恩があるから敵対はしたくない。だが、再びアイビスの火を起こすのであれば話は別だ。
それでも、"コーラルクローズ"計画に費やしたこれまでのリソースを見る限り、そんなことは考えていないように思われる。──いや、そう思いたい私がいる。
『こちらカーラ。ラスティ、聞こえているかい?』
通信が来た。……恐らく、アレだろう。
「こちらラスティ。聞こえている。」
『ザイレムを動かしているラムジェットエンジンに異常が発生したみたいでね。ACで飛んで行って確認してもらいたい。』
「了解した。場所を送信してくれ。」
「幸いなことに、今はACのコックピットの中だ。直ぐに向かおう。」
MAPデータと位置情報が送られてきた。ご丁寧に経路まで添えられている。
……事前に貰ったデータによると、"アレ"の位置は……なるほど。経路の途中にある。
「ACを動かす。経路上に人や壊してまずいものはあるか?」
『いや、無いことを確認してから経路を送ったからね。心配しなくても大丈夫さ。他の乗組員に通達も済んでいる。気にせず全力で飛ばしな。』
「了解した。」
ザイレムの下部からABを吹かして飛び立ち、途中でENを回復させながら上層部へ向かう。
建物が解体されて殺風景になった上層部に着き、そこからは一直線にターゲットマーカーに飛んでいく。
……なるほど。あれが農耕プラントか。殺風景になった上層部ではあるが、有り余るスペースを使って移設したようだな。
『ここからアンタが飛んでいるのが見えるよ。ラムジェットエンジンの片方だが……出力が落ちているのが目に見えるだろう?』
「そうだな。」
『今から停止させて再起動させる。もしも再起動しなかった場合は……今位置情報を送った。そこにある制御装置にアクセスして、そっちで再起動のプロセスを進めてもらいたい。』
ラムジェットエンジンが設置されている構造物の側面にターゲットが表示された。ACの通信機能を使ってアクセスしろということか。
「到着した。こちらの準備は大丈夫だ。」
『……異常が発生したラムジェットエンジンの停止を確認。再起動シーケンス開始。……今のところは正常に進んでるね。すまないが、もう少し待機を頼むよ。』
「了解した。……そう言えば、先程ここに来るときに農耕プラントらしきものを見かけたのだが……」
……果たして、何と言うのだろうか。
その返答で、私の取るべき選択が……変わる。
『ああ、それかい。ウチの……正確にはRaDの拠点の近くでもコーラルが湧き出し始めてね。とりあえずザイレムに乗せて避難を……と思っていたら、コイツの出番が来たから降ろす暇が無くなったのさ。』
「なるほど。確かに、コーラルまみれの野菜は好ましくないからな。……ちなみにだが、コーラルを与えると大きく成長したりはしないよな?」
『私たちは別に技研じゃないからね。それを試すほど頭のネジは外れちゃいないさ。……あぁ、元ではあるけど技研ではあるから説得力は無いか。』
事前に貰っていたデータでは、そのコーラル噴出は……農耕プラントに直ちに影響を与えることは無いはずだと記載されていた。影響を与えるにしても、噴出ペース的には半年後。つまり、"破綻"の方が先に来る。
……間違い無い。"オーバーシアー"は……再びコーラルを焼き払おうとしている。
Side ミドル・フラットウェル
"オーバーシアー"の一員たるオールマインドから通信があった。
内容は……"オーバーシアー"が再びアイビスの火を起こそうとしている証拠だった。
フル稼働を未だに続ける爆薬プラント。ザイレムに運び込まれた物資目録、同じく農耕プラント。
そして何より……星外にて行っている"コーラルの危険性の流布"。
最後の流布については、我々の方でも行う予定ではあった。だが、それは惑星封鎖機構を撤退させるために必要な"裏工作"の範疇であり、ここまで大々的にする予定ではない。
情報の拡がり方も、政府高官から漏れたような拡がり方ではなく……逆に、大衆を巻き込むために計画されたかのような拡がり方だ。
アイビスの火を再び起こしたときに、"オーバーシアー"の行いを正当化するための工作だろう。……仮にそうだとすれば、大穴からのコーラル噴出が始まった直後には2度目のアイビスの火も選択肢に入れていたことになる。
そして、紙ベースの資料で"オーバーシアーを排除した後の進捗計画書"まで渡された。既に設計や道具の確保は完了しているため、"オーバーシアー"の人員がいなくなったとしても完遂は十分可能だと示されている。
……一番の驚きは、これを持ってきたのがラスティだということなのだが。
「フラットウェル、私は……オールマインドに協力することを決めている。裏で何か計画を練っていないとは言い切れないが、少なくともアイビスの火を止めなければどうにもならない。」
「だが、"オーバーシアー"……いや、ハウンズを敵に回すのは可能な限り避けたい。アーキバスのヴェスパーを討ち取ったあの戦いの映像に影響されて、ハウンズの名声が高まっている。」
「あぁ、ハウンズリーダーは前にこんなことを言っていた。《サム・ドルマヤンは、武功によって人気を得た国王だと思えば良い》と。……その言葉がこんな形で返ってくるとはな。」
「……なるほど。なら、彼らにアイビスの火を起こす一切の手段を放棄させた上で、我々の監視下に置くか、星外で待機してもらうよう要求するのはどうだ。呑めば、作業がほんの僅かに遅れるだけだ。呑まなければ……」
なるほど。ある種の"絵踏"のようなことをさせるわけか。
信仰のような内面的なものではなく、"アイビスの火"という具体的な事象だから、「踏めば助かるのに」のような正論は通らない。
……どういう訳か知らないが、頭の中に変な機械の絵が思い浮かんできた。……無視するとしよう。
「わかった。……"オーバーシアー"に最後通牒を出す。人民からの反発を最小限に抑えるために、この事を公表するのは要求を蹴られてからだ。」
「了解した。私はいつでも出撃できるように準備を整えておく。……まぁ、ハウンズリーダーの足止めくらいは果たしてみせるさ。だから……詰め切るだけの戦力準備を頼んだ。」
オールマインド、お前は真にルビコンを憂いる者か、或いは目的のために我々を使い捨てようとする者か……
Side 612
「……クソっ!してやられた!!」
オーバーシアー宛に、ルビコン解放戦線のフラットウェルから最後通牒が届いた。
内容を要約すると、
・"オーバーシアー"がアイビスの火を再び起こそうとしていることは知っている。証拠も掴んでいる。
・以下の①と②、あるいは①と③を呑まない場合、ルビコン解放戦線としてオーバーシアーに宣戦布告する。
①アイビスの火を起こす手段の1つとしてザイレムが考えられる。そのため、ザイレムの完全な制御権をルビコン解放戦線に引き渡すこと。
②ルビコン解放戦線による身柄の拘束を受け入れること。
③少なくともルビコンの大気圏外か、それよりも遠いところで待機すること。
・返答期限は今から24時間以内とし、こちらの要求を断る場合、あるいは期限までに返答無き場合には、返答期限が過ぎた段階で宣戦布告したものとする。
となっていた。
奴の暗躍能力を甘く見積もりすぎていた。
エアで探れなかったということは、情報のやり取りは全て紙ベースで行い、監視カメラにも映らないように工夫していたことになる。……ある意味、エアの諜報能力を知られていたことが仇になったか。
まだ計画は協力者を探している段階だと思っていたが、予想を遥かに悪い意味で裏切られた。
「612!状況は把握しているか?!」
ウォルターとカーラがこれまでに無い慌て具合でやってきた。ドアを開ける前のノックすら無し……と言えばわかるだろう。
「把握している。最悪の中の最悪の事態……ルビコン全てが敵に回る寸前だろう。そして首謀者は……オールマインドだ。」
「首謀者がオールマインドだって?!私が見張っていたはずだが……」
「……独断になっていたのはすまないが、技研製AIという事でそこまで信用していなかった。それこそ、"意識のコーラルリリース"を引き起こすために作られたAIでないかとすら疑っていた。」
「故に……エアにも見張りを頼んでいた。だが、今になってようやく点と点を線で結べた。」
本当は"原作知識"として知っていたような状態だが……そんなことは口が裂けても言えない。ましてや今は余計な混乱を招くだけだ。
だから、今は……《オールマインドを疑っていたから2人よりも少しだけ早く真相に辿り着けた》ということにしなければならない。
「恐らく、オールマインドの狙いはコーラルリリース。そして、それを全力で妨げるオーバーシアーの排除。」
「今のルビコンにはコーラルが様々なところで充満している。それを使って引き起こすつもりだろう。……そして、どこかのタイミングで、向こうもCパルス変異波形と交信する人間を引き入れたのかもしれない。」
「……なるほど。確たる証拠が無かったから俺たちにも相談できなかった訳か。推測でも構わん。他にも考えられることは全部話してくれ。」
ここからは、
・オーバーシアーを排除できると踏んだ理由
・オールマインドがこのタイミングでリークした理由
を推測ではあるが話した。
オーバーシアーを排除できると踏んだ理由は、エルカノが急造したACの設計要件と、遠隔溶接用ドローンの軍事転用可能性を根拠として説明した。
また、リークタイミングについては、この争いによって"コーラルクローズ"計画に遅延が生じた場合、破綻の回避ができなくなるであろうことを根拠として説明した。
「なるほどね。確かにそれなら、最初から疑ってかからないと気づくのはまず無理だね。……あんたでも今になって理解したくらいだ。私たちじゃまず無理だろうよ。」
「破綻が避けられなくなったところでCパルス変異波形と交信している人間を誑かし、コーラルを1箇所に集中させる。本人たちは良かれと思ってやっているが、コーラルの相変異を起こすことになる……という筋書きか。」
ウォルターの予想したプランも有り得るが、"原作"と同じようにCパルス変異波形を取り込もうとする可能性もある。
この取り込みに関しては、"原作"で明確な描写がされていないから推測材料はほとんど無い。
どうやって行っているのか、どんな条件下でならできるのか。
……そして、Cパルス変異波形を取り込んだ場合、本人(本波形?)の意思を無視してリリースを起こせるのか。
最悪のシナリオとしては、
・Cパルス変異波形と交信できる人間をオーバーシアーとの戦闘に投入する
・その人間が撃破……いや、殺される
・その直後にオールマインドがCパルス変異波形を取り込む
・本波形の意思を無視してコーラルリリース
となる。
例え敵だとしても、Cパルス変異波形と交信していない確証が得られない限り殺せない。……実に嫌な一手だ。
仮にここで、ルビコン解放戦線との交戦を避けて、「大気圏外での待機」を選んだらどうなる?
今の進捗状況であれば、"蓋"の設置はほぼ間違い無く成功する。設計にはカーラも関わっている。ここで失敗することはまず無いはずだ。
……だが、まだサブプランが用意されているだろう。
大気圏外での待機が選ばれたら、Cパルス変異波形と交信している人間を"始末"して、オーバーシアーが介入できない間にコーラルリリースを起こせば良い。ただそれだけの話になってしまう。
「……ルビコン解放戦線側の人間にCパルス変異波形と交信している人間がいないことを確認できた後でなら、星外待機は受諾しても良いと考えている。」
「だが、向こうがそれを呑むかわからないこと。それと……オールマインドによって隠蔽される可能性があるから実効性は極めて薄い。」
「……つまり、最後通牒は呑めない。ルビコン全てを敵に回すしかない……あんたはそう言いたいんだね?」
「……あぁ。」
もはやこうなったら覚悟を決めるしかない。現在取れるであろう最善のプランは
・ザイレムと強襲艦1隻を確保した上で星外に自主退避
・退避後は、基本的に手出しはせずに静観
・ただし、"破綻"が確定的なものになったら躊躇無く焼き払う
・"破綻"を防げた場合は、そのままルビコンに戻る。
だろう。
"破綻"を防いでから戻ったとすれば、解放戦線側も敵対する理由は無くなっている。修復できるか怪しいレベルの劣悪な関係になるだろうが、直ぐさま武力行使をするレベルの敵対にはならないはずだ。
「前にも言ったが、ルビコン全てを敵に回して勝てる見込みは全くの0だ。よって、ザイレムの維持と強襲艦1隻の確保を最優先とし、達成したら即座にルビコンの大気圏外へ離脱する。それと並行して、オールマインドを見つけ出して抹殺する。このプランを提案する。」
「わかった。戦闘指揮など諸々はお前に任せる。俺は……政治的な工作の方に注力する。解放戦線側にいるCパルス変異波形と交信している人間を見つけるためにな。」
「それじゃあ私は……解放戦線側の戦力動向をハッキングで掴もう。それと、ウォルターの政治工作にも情報戦で噛む。エアには、オールマインド辺りの情報工作を押さえ込む役割を任せたい。」
『すいません。今の話は携帯端末から勝手に聞かせてもらいました。……オールマインドに関しては私にお任せ下さい。』
それぞれが得意分野を担当することで話はまとまった。
ハウンズはザイレム維持と強襲艦奪取、ウォルターは政治工作、カーラとエアで情報戦だ。
恐らく、「Cパルス変異波形と交信している人間がいないことを確認してから星外に退避する」との返答であれば、時間稼ぎと思われて宣戦布告されるだろう。
だが、オールマインドにも裏で企んでいることがあると思わせることができれば、解放戦線も一枚岩ではなくなる。特に、ドルマヤン辺りはコーラルリリースを警戒して動くはずだ。それだけでも戦力的には随分と違う。
……さて、まずはハウンズに緊急招集だ。
戦力の質だけで言えば、ヴェスパーを全投入されたあの戦いを超えることは無い。だが、頭数の比だけで比べれば……これまでで一番不利な戦いになる。
ACだけで言えば、
オーバーシアー
最大10機(ハウンズ&RaDに加え、ウォルターとエアも搭乗した場合)*1
ルビコン解放戦線
最低10機(G1〜G6,G9,G12,ラスティ,フラットウェル)+ドルマヤン,フレディ+その他雑多なACパイロット*2
ここにMT辺りも含めると差はさらに広がる。……というよりも、そちらの頭数の差が一番辛い。
だが、どれだけ不利な戦いであろうとも、ハウンズ──いや、オーバーシアーからの死者は1人として許されない。
「ハウンズ……アーキバスは既にルビコンから姿を消したが、また戦いだ。」
「お兄様、既にエアから話は聞いています。」
「オールマインド……やっぱり何か企んでた。621の"これまで"でわかっていたけれども。」
「……関係ありませんわ。私たちの敵になるなら、実力行使で白黒つけるだけですわ。」
「えぇ。私たちの敵になるのなら、"お仕置き"の価値すらありません。ただ排除するだけですね。」
「……火を、点けることになるのね?」
エアが既に話していたようだ。
……617たちに精神的な動揺は見られない。記憶容量を割くことすら今後の人生を過ごす上で勿体無いクソ野郎のやらかしを見て、その時から既にこうなることを覚悟していたのかもしれないな。
ん?記憶(略)だと元の名前より長くなって面倒じゃないのかって?
あぁ、もう記憶から消した*3*4からな。こう表現しないと伝えられないんだ。
……こんな大事な場面なのに私は何を考えているんだ。これまでの疲れがあるのかもしれない。これが終わったら……丁度良い。全員そろっているから吸うか。*5
「……まだ確定はしていない。だが、オールマインドによるコーラルリリースの懸念が拭えない限り、火を点けることにはなるだろう。」
"コーラルクローズ"計画が完遂され、なおかつオールマインドを抹殺できれば火を点けずに済む。
ただ、オールマインドはポンコツな部分もあるが、根はAIだ。どこかにバックアップが隠されているかもしれない以上、"抹殺できた"と確信を得られなくてもおかしくはない。
「作戦を伝える。」
・最優先目標:ザイレム確保状態の維持(必須)
・第2目標:強襲艦1隻の確保(最大限努力目標)
・第3目標:オールマインドの抹殺(努力目標)
「質としてはヴェスパーが全投入されたあの戦いの方が上だろう。だが、今回はルビコン全てが敵だ。物量で勝ち目は無い。」
「勝利を掴むことを考えるな。我々は、ザイレムと共に大気圏外まで"逃げ出せれば"それで目的は達成される。……文字通り、逃げるが勝ち、だな。」
「「「「「了解(ですわ)(よ)。」」」」」
正直な話をすれば、"戦い"を起こさずに済むのならそれが良い。それが、平和的な解決か……赤く燃やし尽くす"解消"かは問わないが。
だが、私にはこのルビコンで守らねばならないものが出てきた。……いや、正確に言えば、このルビコンに骨を埋めるべき理由だが。
そのためにも、"解消"はできるだけ避けたい。
おかしいな。本当ならもっとスムーズにアイビスの火を覚悟するプロットだったのに……
ウォルターを筆頭にオーバーシアーの面々が頑張ったからここまで話が拗れることになってしまった……
本当なら
オーバーシアー
「あかん。アイビスの火しか無い。」
オマちゃん
「アイビスの火起こされるで(リーク)。」
解放戦線
「なっ、なんだってー!(宣戦布告)」
の予定だったのですが、
オーバーシアー
「頑張ればアイビスの火を起こさなくても行けるやん!……兆が一で保険はかけるけど。」
オマちゃん
「アイビスの火を起こそうとしています!(兆が一の保険であることは伏せておきながら)」
解放戦線
「今ならオーバーシアーを切ってもギリギリ間に合う。ただ、敵対はしたくないからな……大人しくしていてもらえばええか。」
オーバーシアー
「オールマインドが何やらかすかわからんからそれは無理や。ただ、星外への自主的な退避くらいならしてもええで。」
解放戦線
「アイビスの火を起こす手段を確保したままじゃねーか!!……宜しい。ならば戦争だ。」
本当に……本当に、どうしてここまで拗れた?!?!
その分、各勢力の思惑だったり裏でのやり取りだったりを、ご都合主義で解決せずにじっくりねっとり描写できているということで……()
それと、この"4周目"の終わらせ方がほぼほぼ固まったことも お伝えしておきます(ザイレム制御修正のオマちゃん並の報告)
サブタイトルも決まりました。
……いや、まだその間に1、2話挟む予定なので、それをお披露目するのは少しだけ先になりそうですが()
正直な話、この作品の売りが
「ドロドロとした感情渦巻くシスターズ」
ではなくて、
「ドロドロとした策謀渦巻くシチュエーション」
になっている気がするんですよね()
もしかして、タイトル詐欺になっちゃっている……?!?!
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
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C4-617
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C4-618
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C4-619
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C4-620
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C4-621